デザイナーベビー

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受精卵の段階で遺伝子操作を行い、望まれる外見や体力・知力等を持たせた人間の総称。その他の呼び方としては「デザイナーチャイルド」や「ジーンリッチ」、あるいは「ドナーベビー」等。

一部のクローン人造人間も誕生の過程で遺伝子調整が行われることがあるため、それに該当する人物も広義でのデザイナーベビーになる。

登場する作品

機動戦士ガンダムΖΖ
グレミー・トトギレン・ザビニュータイプ女性の間の試験官ベビーとされることがある。
新機動戦記ガンダムW
コロニーの新生児は宇宙に適応するために遺伝子を調整されているという設定がある。『EPISODE ZERO』ではマグアナック隊メンバーおよびカトルの姉全員が試験管ベビーであることが明かされる。
機動戦士ガンダムSEEDおよび関連作品
コーディネイターが該当。コーディネイターとそうでないナチュラルとの対立が作品の根幹となっている。
機動戦士ガンダム00
ソーマ・ピーリスチームトリニティが該当。劇中では「デザインベビー」と呼ばれている。
機動戦艦ナデシコ劇場版
ホシノ・ルリマキビ・ハリラピス・ラズリが該当。遺伝子操作によって生まれている。
冥王計画ゼオライマー
幽羅帝八卦衆が該当。全員が木原マサキのクローンであり、受精卵に手を加えられている。
デトネイター・オーガン
神先未知が該当。コンプリペント計画によって生まれた天才児(厳密に言えば、その計画で生み出された親の遺伝子を受け継いだ存在)。
蒼穹のファフナー
皆城総士や、真壁一騎らが該当。
総士は竜宮島ミールの因子を遺伝子レベルで移植されているため極めて高いシナジェティック・コード値と同化耐性を持つ。
一騎を始めとしたほとんどのアルヴィスのファフナーパイロットはノートゥング・モデルに搭乗するために必要なシナジェティック・コードが形成可能になるよう遺伝子操作を施され、人工子宮で産み出されている(近藤剣司のみ母体出産。カノンは蒼穹作戦の際に自らの意思でフェストゥムの因子を体内に注入してマークドライに搭乗したため該当しない)。
また、日野道生遠見弓子狩谷由紀恵らもフェストゥム因子を埋め込まれていたが、技術が未熟であったこともあってか他の同級生達は次々と死亡し、TVシリーズの頃には彼ら3人しか残らなかった。
コードギアスシリーズ
本編では明らかにされていないがルルーシュナナリー兄妹は母親であるマリアンヌの意向でギアス能力を高めるための因子を胎児の時期に植え付けられている。
キャプテン・アース
キルトガングが地球上で活動する際の肉体であるアバターは遺伝子操作を受けて誕生しており、デザイナーズチャイルドと呼ばれている。
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス
チームラビッツの面々はMJP計画に基づき、MJP機関による遺伝子操作を受けて生み出された。
勇者王ガオガイガーFINAL覇界王 ガオガイガー対ベターマン
アルエット・ポミエは母親の胎内にいた際にバイオネットによって遺伝子操作を受け、超天才児として産まれた。

関連用語

人造人間
有性生殖とは異なる方法で生み出された人間の総称。デザイナーベビーも広義での人造人間に相当する。
クローン
人間の体細胞を培養することによって生み出された、その人物と同一の遺伝子を持つ別個体。
ハイブリッド・ヒューマン
シヴァー・ゴッツォによって開発・生産された人造人間の一種。遺伝子改良やクローン技術等が使用されている模様。
コーディネイター
機動戦士ガンダムSEED』シリーズにおけるデザインベビーを指す用語。遺伝子操作によって高い身体能力を得る等の利点が存在する一方で、それに伴う次世代の出生率低下が問題視されている。
スーパーコーディネイター
ユーレン・ヒビキ博士が研究を進めていた「最高の能力を持ったコーディネイター」。その唯一の成功例が、キラ・ヤマトである。
イノベイド
イオリア・シュヘンベルグが革新者「イノベイター」を模して創造した人造人間。彼に協力した科学者達の遺伝子情報が使用されている。