ドライストレーガー

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ドライストレーガーは、『スーパーロボット大戦30』の登場メカ

ドライストレーガー
外国語表記 Dreisstrager
登場作品

バンプレストオリジナル

デザイン 宮武一貴
初登場SRW スーパーロボット大戦30
SRWでの分類 機体
母艦
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スペック
正式名称 ドライストレーガー級万能戦闘母艦1番艦「ドライストレーガー」
分類 戦艦
生産形態 改修機
全長 2021m
動力 大型ヘリカル・レーザタンデム圧縮光量子熱核融合炉
開発 地球連邦軍
所属 地球連邦軍
所属部隊 ドライクロイツ
主な搭乗員

ミツバ・グレイヴァレー【艦長】
レイノルド・ハーディン【副長】

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概要

地球連邦軍が秘密裏に建造したドライストレーガー級万能戦闘母艦の1番艦。多種多様の人型機動兵器を搭載する空母としての機能と戦術の中心となる戦艦としての機能を融合させている。

全長2km超えという超巨大なトリマラン(三胴)艦で、各部に機動兵器の発進ゲートを有し、全長100m以上のスーパーロボットを数機搭載することも可能。乗員たちの居住区画や研究設備まで搭載されており、機体と兵員に対して様々な効果を与える「次世代型有機的組織運用システム」ことAOSにより経験を積めば積むほど強力化していくのが最大の特徴。

地球防衛の切り札とされるが、開発計画の責任者であるファイクス・ブラックウッド准将の強引な手腕や計画に秘密も多く、問題視する声も少なくない。

第30士官学校の秘密工場にて建造されていたが、謎の機動兵器による襲撃を受けた際に本来の乗員が全員死亡し、第30士官学校の生徒たちをクルーとして発進し、ドライクロイツの旗艦となる。

その正体は神文明エーオスの生き残りであるオルキダケアによってヒュッケバイン30と共にもたらされた素体艦を改修した艦で、メインシステムにはオルキダケアが宿っていた。本来はエーオスを滅ぼしたクエスターズへの復讐のために用意されたものであり、機関部から発する「支配の波動」により服従遺伝子を持つ人間を支配化に置くための装置で、乗員は服従遺伝子の素養が高い者を選んで専門的に育成されており、最初から第30士官学校の生徒たちを乗せることが決まっていた(上記の本来の乗員に関しても、実際には存在すらしていなかった)。

南極での戦いで乗員の大半が支配化に置かれてしまうが、自力で支配を脱したファイクス准将と乗員たちの見張り役だったレイノルド、地力で真実に気付いたメイヴィーらにより支配の波動を打ち破られた。

素体艦自体は神文明エーオスの遺産ではなく、ある次元において勃発した星間戦争にて運用された戦艦であり、その艦をオルキダケアが見つけ自身の艦としたのが真相である。

艦尾のロケットエンジンクラスターはOGのスペースノア級そっくりであり、虚憶を通じてかSRXチームのリュウセイからは見たことがある気がすると言われている。

登場作品と操縦者

単独作品

スーパーロボット大戦30
初登場作品。上述のように、建造の裏にはオルキダケアが関与しているが、ルートによって異なる形で最終的にドライクロイツの完全所有となる。
矯正実行ルートでは、地球人への怒りからクエスターズに降ったオルキダケアがいなくなる形で、抹消実行ルートでは、オルキダケアがドライストレーガーのメインフレームの最深部に封印され、艦の制御を別個で制作されていたサブシステムに移動する形となっている。
AOSアップデートを進めると機体性能向上・特殊能力の追加に加えて味方機全体へのパッシブ強化能力も獲得するため、最終的には「部隊の中核」と呼ぶにふさわしい本作最強の母艦となる。その分、初期段階では物足りない点もあり、特に移動力はたったの4しかない。ミツバが早期に加速を習得し、推進力強化1段階目と8段階目で+1(合計+2)できるので、カバーは比較的容易ではある。また他の多くの戦艦と同じく移動後使用可能な武器がないので、ミツバにヒット&アウェイを覚えさせた上で射程アップ系の強化パーツを付ける、火器管制システムをアップデートする(射程最大+2)などして補助することが望ましいだろう。遺産ミッションなどの特殊なミッション以外では必ず強制出撃するため、しっかり強化しておきたい。
なお、3Lと最も大きいサイズにも関わらず、何故か「ミサイル・キャニスター」(MAP)と「艦首超大型重粒子砲」に特殊効果サイズ差補正無視」が付いている。
ちなみに、本作の資金はドライストレーガーから提供されている他、強化パーツの設計図(+おそらく作成のための資材)もドライストレーガーから提供されている。また『V』のヤマトのように、一部のキャラクターの普段着はドライストレーガーのシステムで作られている。

装備・機能

武装・必殺武器

近接75ミリ五砲身ガトリング砲
艦体各部に搭載された機関砲。搭載された兵装では一番小型だが、それでも並みの戦艦の主砲サイズになる。
下記のMAP兵器を除き、隣接マスに攻撃可能な唯一の武装。戦艦の機銃系武装やMSのバルカンに倣い、照準値低下付き。
サイズ差補正の影響もあり、小型機相手ならこれでも十分な火力を叩き出せる。
ミサイル・キャニスター
艦上から射出される多弾頭ミサイル。位置指定型のマップ兵器版も搭載。
ドライストレーガーの武装では貴重な海適応A(他はB)
AOSアップデートが進むとカウンター属性が追加される。
連装重粒子衝撃砲
艦体上部と下部に6基搭載した連装ビーム砲。初期の最強武器。
気力制限が無く、消費ENも少なめで気軽に使っていける。必殺技の弾数が心許ないため、終始お世話になる武器である。もしかすると、本艦どころか『30』で最も多用される武装かもしれない。
艦首超大型重粒子砲
艦首先端に搭載された主砲。使用時には艦橋がシャッターで守られる。砲身の上部は大出力マスドライバー兼スーパーロボット用カタパルトとしても使用可能。
キーミッション「戦いの宇宙へ」または「戦いの大地へ」と、ヒュッケバイン30のダブル・グラビトン・ライフルと同ミッションで追加される最強武装。
必要気力130、EN100消費(ミツバがEセーブL1所持なので実際は初期消費EN90)+弾数2発と制限が多く、雑魚戦で使うのは勿体ない。加えて射程3~9と近距離に大穴が空いているため位置取りにも注意が必要。
その分威力は折り紙付きで、無改造6700とスーパー系必殺技並の攻撃力(超電磁スピンが初期6600)とサイズ差補正により1万越えのダメージを熱血無しで軽々と叩き出せる。
さらに通信システム5段階目「空中・宇宙に居る敵への援護攻撃によるダメージ減少無効化」を獲得し、援護攻撃とサポートアタックも修得すれば強敵相手の切り札としても磨きがかかる。
主人公機やジェイデッカーエルガイムMk-IIといった、射程が噛み合う長射程・高火力機体がいるのも環境と相性が良い。
これで援護できない射程1の武装も本作ではごくわずかであり、それもレンジエクステンダーを被援護側につければギリギリ補填可能。

特殊能力

HP回復(小/中/大)
EN回復(小/中/大)
修理装置(最大2マス)
補給装置(最大2マス)
バリア・フィールド
いずれもAOSアップデートを進めることで追加・強化されていく。

移動タイプ

サイズ3Lの母艦だが、移動タイプは空専用ではなく、地上を這うことが可能。こうでなければヒュッケバイン30への援護が出来ないからであろうが、周辺への影響は想像を絶するものになりそうである。

サイズ

3L
連邦軍が所有する戦艦の中で最大級であるゼネラル・レビルを超え、マクロス級やジュピトリスに比肩する、史上有数の巨大戦艦である。当然ながら、このような物をそう簡単に建造可能な筈もなく、サイズ自体が一種の伏線であった。

カスタムボーナス

強化パーツスロット+1
初期スロット数は1枠なので早めに獲得したい。なおAOSアップデートの出力強化「ドライストレーガーの強化パーツスロット+1」、補給設備「全ユニットの強化パーツスロット数+1」(両方とも8段階目)を合わせると最大4スロットまで拡張可能

機体BGM

「我が航路、無窮なり」

余談

  • カラーリングは主役機であるヒュッケバインと対になるように、グルンガストを意識したカラーリングとなっている。
  • 2021mという全長は、覚えやすいように本作の発売年である2021年に合わせたとのこと。