根性は、精神コマンドのひとつ。
概要
自機のHPを最大値の30%回復させる。主にスーパー系パイロットや、戦艦の艦長かサブパイロットが持つ。戦艦系ユニットの場合は応急処置に役立つ。だが最前線で戦うユニットは、他のユニットに修理装置や信頼等で回復してもらい、SPを節約した方がいい。
パイロットの防御値と装甲が固く底力が高レベルの場合は、あえて使わないのも手。
現在ではリアル系パイロットが所持していた場合ハズレ精神扱いされるコマンドの筆頭となっているが、リアル系もそれほど回避性能が高くなかった初期の作品(『第2次』から『EX』)ではアムロやカミーユといったリアル系エースパイロットまでもが根性を修得している事が多かった。
登場作品
- ほぼ全ての作品
- 消費SPは大体15~25前後。最近の作品では全回復版のド根性とあまりSP差がなく、相対的にコストパフォーマンスが悪くなっている。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- イベントでは、敵のブロッケン伯爵やガルーダも使う。
- スーパーロボット大戦GC
- 部位ダメージ制のある同作ではBODY部位のHPのみが回復する。
- スーパーロボット大戦XO
- 全部位のダメージを30%ずつ回復するよう変更された。
- スーパーロボット大戦W
- 効果は普段通り。しかし習得者が3人にまで落ち込むという激レア精神だった(ちなみにド根性習得者は15人)。
- スーパーロボット大戦NEO
- Lv1~3のレベル制で、レベルが上がるとHP回復量が大きくなるが、消費SPも増える(Lv1で消費SP15、HP回復30%)。この仕様のため、同作ではド根性が廃止されている。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 『NEO』同様Lv1~3のレベル制で、レベルが上がるとHP回復量が大きくなるが、消費SPも増える。今作では敵の数が多く、システム上被弾しやすいためスーパー・リアル問わず使用頻度は高い。敵ターンの反撃時にも使用可能なため、多人数乗りスーパーロボットならば鉄壁等との併用で極めて高い生存率を誇る。
- 無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
- 本家より効果が強化され、自分のHPを最大値の50%回復する。消費SPはハーケン・ブロウニング、錫華姫共に20。同作は敵の攻撃を喰らうことが前提のゲームバランスなので、出番が多い。
- 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
- 前作と同様に、自分のHPを最大値の50%回復する。前作ではド根性を習得していた小牟と、新主人公のアレディ・ナアシュが習得。前作で根性を習得していたハーケン・ブロウニング、錫華姫は信頼に変更された。消費SPは30。
- スーパーロボット大戦X
- 上位コマンドの「ド根性」が不採用となった関係で、回復量が50%に増加した。また、従来作と比較して本コマンドの所持者が増加している。
- スーパーロボット大戦DD
- 回復量は30%。上位コマンドの「ド根性」の効率が悪くなった(回復量50%・回数1回)ため本コマンドの使用頻度が上がっている。
主な使用者
- タカヤノリコ
- 彼女が根性を持っているのは、劇中よく努力と根性と言われることからか(作品によっては上位版のド根性を修得している事も)。
- 『F完結編』ではガッツにより消費SPが少ないので使いやすい。
- 竹尾ワッ太・柿小路梅麻呂
- 同作のEDの歌詞にもある通り、竹尾ゼネラルカンパニーの社訓は「一に根性、二に努力」。故に努力共々両者の初期修得精神。
- 結果として、精神がかぶる第3次Zでは同一タッグにはしづらい面も。
- ボス
- 言わずもがなというべきか、無類の生残力とヒロインに対するメゲない精神が表れている。
- 旧シリーズ以来の圧倒的な参戦回数を誇るだけにド根性の差し替え習得も多いが、近年でも『BX』などでは根性を習得。『第2次Z 再世篇』では、「エースボーナスで根性が勇気に変わると、むしろバランスを損なう」という、ある意味、スパロボ最古参のコメディリリーフらしい身の張り方で根性の価値を示してくれる。
- 桃井いぶき、青山圭一郎
- ダイ・ガードのサブパイロット。メインパイロットの赤木駿介がド根性を持つので使い道がほぼ無かったが『第3次Z』ではド根性とエースボーナスの相性が悪いのでエースになっていれば役に立つ。
- ワイリーナンバーズ
- 『X-Ω』での参戦時、該当する全ユニットが共通して習得している。
- ファ・ユイリィ
- 全くの素人だったにも関わらずエゥーゴ、ティターンズ両陣営で戦死者が多く出たグリプス戦役を生き抜いたからか、参戦作で高確率で習得する。習得しない作品でも、代わりに信頼を習得する特徴も持つ。