グーリー・タータ・ガルブラズ

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グーリー・タータ・ガルブラズは『スーパーロボット大戦V』の登場人物。

グーリー・タータ・ガルブラズ
外国語表記 Ghuli Tarta Galbras
登場作品

バンプレストオリジナル

声優 田中一成
デザイン 渡邉亘
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
正式名称 グーリー:S3429Y
分類 アンドロイド
性別
開発 システム・ネバンリンナ
髪色
所属組織 超文明ガーディム
所属部隊 ガーディム第8艦隊
軍階級 二等武官
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概要

ガーディム第8艦隊に所属する二等武官(部隊長)。モヒカンの様な髪型や鋭い目付き、袖が破れた軍服を裸の上半身に着込んだ容姿が特徴。

性格は好戦的で、合理化・効率化の実現手段として「スピード」の追求を信条としており、その邪魔をする者の存在を許さず、自分より遅い者をノロマと蔑み見下すことを辞さない。また、スピードを追求するがあまり、結果までの過程をも早く終わらせたがる傾向がある。

見た目通りの荒々しい言動・態度をとるが、上官にはそのような態度を抑えるなど、意外に上からの命令には忠実。また、戦士としてのプライドは強く、卑怯な手段を取らず真っ向勝負を好む。

実は生身の人間ではなく、同名のガーディム人をベースに開発されたアンドロイド。自分を人間であると認識させられており、有用なデータを得られるまで何度も再生産され、その際に不必要な記憶などは消去されていた。

主人公と何度も戦闘を繰り返し敗れ去ったが、後にソルジャータイプとして自我や性格に調整を加えられて量産された。しかし、意思や感情を完全には消去する事は出来なかったようで、ソルジャータイプの内の一体は制御を振り切り、元のグーリーの意識が覚醒した。

自我を取り戻したグーリーはスリニバーサに捕らえられた主人公達を救出し、決着を付けるためマーダヴァ・デグに乗り込んで最後の戦いを挑み、敗北。思う存分に戦い、宿敵である主人公達と全力で戦えた事に満足しながら散って行った。

登場作品と役柄

VXT三部作

スーパーロボット大戦V
初登場は第19話。その見た目と性格とは裏腹に、正統派のライバルキャラとして主人公の前に立ちはだかる。
地味に初登場シーンでは、今作のラスボス曲の「覚醒する鉄女神」が流れている
担当声優の田中一成氏は発売前の2016年10月10日に亡くなっており、このグーリー役が遺作となった。
スーパーロボット大戦T
エキスパンションシナリオにて第2話から登場。先述の通り田中一成氏が鬼籍に入っていたため、音声はライブラリ出演となっている。
当初はソウジやチトセ達に関する記憶を失っていたが、宇宙ルート第8話「ガーディム再誕」にて記憶を取り戻し、敗北後にソウジやチトセ達に自分の知り得る情報を全て伝えようとしたが、背後からアールフォルツの攻撃を受け、落命してしまう。

パイロットステータス

精神コマンド

VT
加速突撃必中閃き気合

特殊スキル

V
ダッシュ底力L5、闘争心L3、気力限界突破L2、見切りL2、サイズ差補正無視L1
T
ダッシュL1、底力L6、闘争心L3、気力限界突破L2、見切りL2、サイズ差補正無視L2
『V』と比べて、微妙に強化されている。

エースボーナス

移動力+2
V』、『T』で採用。

人間関係

叢雲総司如月千歳
幾度かの交戦を経て、因縁めいたものを築いていく。最終的には彼らからの影響によりアールフォルツの呪縛を振りほどく。
アールフォルツ・ローム・ハルハラス
上官。彼から調整を受け自我を制限されていた。
T』のエキスパンション・シナリオでは彼に粛清されてしまう。
ジェイミー・リータ・スラウシル
上官。
ソルジャー
自身を基に開発された部隊長型アンドロイド。
魔獣エンデ
『T』のエキスパンション・シナリオでは記憶を一部封印された状態で魂を復活させられた。

名(迷)台詞

戦闘台詞

「俺なら定刻もダイヤもすっ飛ばしてやるぜ!」
舞人に対する特殊戦闘台詞。どこかの運行部長が聞いたら怒りそうである。
「スピードの向こう側…! そこまで付き合ってもらうぜ! 俺の生きた証のためにな!」
マーダヴァ・デグのDフォール・ブレイク使用時の台詞パターンの一つ。勇ましく、どこか哀しい。
「いいスピードだったぜ、俺達…」
49話での撃破時の台詞。

シナリオ

「足りねえな、知性も品性も強さも…そして、何よりスピードが足りねえ」
『V』第19話ソウジ編「宇宙を切り裂くもの」orチトセ編「嘘と想い」より。初登場して超スピードでヴァングレイに一撃を与えて。
この台詞の元ネタは『スクライド』に登場するストレイト・クーガーの名台詞「お前に足りないものは、それは~ 情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ! そしてェなによりもォ――――― 速さが足りない!!」である。
「…推測通りの馬鹿ぞろいのようだな」
「お前等の都合のいいように素直に名乗って、素性までべらべらしゃべると思っているんなら、救いようのない無能共だ」
同上。鉄也に「何者だ?」と聞かれた際の返答。
「俺が…機械…!? 馬鹿な! 俺はグーリー・タータ・ガルブラズ! ガーディムの兵士だぞ!」
「俺は…俺は…!」
『V』第34話より。戦いの末に敗れ、自分の正体が明らかになり、激しく動揺した。
「よう」
ソウジ「何だ?」
「その機体の名前…もう一度、聞かせろよ」
ソウジ「ヴァングネクスグランヴァング)だ」
「いいスピードだったぜ…」
ソウジ「あばよ、グーリー…。もう出て来るなよ」
その後イベント戦闘で退場する際のソウジ編でのやり取り。チトセ編でもだいたい同じやり取りである。
「この機体で俺は、これまでの俺を超える!今度こそ、スピードの向こう側へ行ってやる!」
「来やがれ、(主人公名)! 俺はお前を…全てをぶち抜く!!」
『V』第49話「落日の星」より。 己を取り戻したグーリーは決着を付けるべくマーダヴァ・デグに乗り込み、主人公に最後の戦いを挑んだ。
「…くそ…、また俺の負けかよ…」
「俺は俺なりに、この命を燃やしたんだ…。悪くない人生だった…ありがとうよ、(主人公名)…。お前に会えて、楽しかったぜ」
同上。激闘の末、全力で戦えた事に満足しながら機体と共に散って行った。

搭乗機体

ブラーマグ
二等武官が操縦する上級攻撃機。
マーダヴァ・デグ
終盤、ソルジャーから覚醒したグーリーが主人公との決着の為に乗り込んだ。