惑星ラクスとは、『マクロス7』に登場する天体。
概要
地球と同じ大気成分がある惑星。
先に名付け親であるマクロス5船団が入植していたが、バロータ軍の襲撃に対抗できずに壊滅。そして立ち寄ったマクロス7船団もまたバロータ軍の襲撃で足止めされる。バロータ軍側では「惑星GGT(ゲー・ゲー・テー)」と呼称されており、スピリチアファームを作る上での実験場とみなされていた(ゲペルニッチ曰く「約束されし惑星」)。
この惑星の海中にはプロトカルチャーの遺跡が隠されていた。遺跡の扉は封印されていたが、人間とゼントラーディの平和の証、すなわち双方の混血であるミレーヌ・フレア・ジーナスの血に反応して封印が解かれ、プロトデビルンの資料を入手することに成功した。
その後、バロータ軍によって包囲されたマクロス7船団は惑星上でのフォールドを敢行し脱出するのだが、これはプロトデビルンのギギルの暴走に乗じた上のことで、直後に惑星ラクスは消滅した。
登場作品
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 原作とほぼ同じ扱い。中盤の外宇宙ルート第32・33話の舞台となる。プロトデビルンだけでなくバッフ・クランや帝国監察軍までもが集まり、第33話はグラビル、バルゴ、ダラム、ギジェ、エツィーラと強敵が揃う。ただし、無限増援があり、ライディーンが「ゴッドボイス」と「ムートロンエネルギー解放」を習得するイベントがあるため、上手くやれば稼ぎ場になる。
- なお、ラクス・クラインと同じ名前であり、サブシナリオ「バサラ放浪」においてムウが一言漏らしている。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 原作終了後なので直接の登場はしないが、中盤のクォーター選択ルートで此処と同じく、人間とゼントラーディとの混血によって扉の封印が解かれるプロトカルチャーの遺跡が存在する惑星ネオ・ラクスが登場する。ゼントラーディの血を引くランカによって遺跡深部の扉を開かれ、その奥に存在したプロトカルチャーの意志から1万と2000年の環に関する情報を聞くが、ギャラクシー船団によってコントロールされたバジュラの攻撃を受け、その意志は消滅してしまった。αシリーズ同様、ラクス・クラインと同じ名前であるためにキラやシンが反応する場面がある。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- バロータルートでは最初の面。地上面であり、敵が遺跡に侵入すると敗北になるので、飛行ユニットの投入が求められる。