勇者ガラダブラ | |
---|---|
外国語表記 | Hero Garadoubla |
登場作品 | |
声優 | 吉開清人 |
種族 | 機械神 |
性別 | 男 |
所属 | オリュンポス |
概要
『マジンカイザー』にも登場した機械獣「ガラダブラMk01」をモチーフとした機械神。劇中ではケドラの記憶の世界で甲児達の前に立ちはだかる事となる。
本作においてはガラダK7とダブラスM2の本来の姿という設定で、現代においてDr.ヘルがその残骸を用いて二体の機械獣を産みだすという経緯になっている。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 少しだけ人間を認めたハーデス神がZ-BLUEの力を試すため、彼を復活させた。ミケーネ神とは違い、唯一の武装「勇者の怒り」の性能は「移動後使用可能・全体攻撃・切り払い不可」になっている。勇者こそ無いものの、毎回勇者の印を装備している。
- 異名に相応しい性格をしており、正々堂々とZ-BLUEを迎撃する。ハーデス神を含む機械神達が人間を見下し高圧的な態度を取る中、潔く人間の力を認めて散っていく様子はZ-BLUEからも評価されていた。
- また、彼もボン太くんとの会話対象の一人である。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- ハーデス神によって復活する。ルートによっては一度も出会わないまま終わることも。中盤を少し過ぎたあたりでマジンガー、ゲッターと同行するルートなら確実に遭遇するが戦闘の機会は二回のみ。
- 二回目の最終戦はSRポイントの取得条件が少々厳しく、超短期戦を強いられるため出番としては不遇といえるも、散り際はまさに勇者そのもの。前作同様、見下した態度は取らずにあくまでも好敵手として戦いを挑んでくる。最期は自軍の力を大いに認めた上で御使いの打倒を託して散っていく。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- イベント「降臨!異界の神々」にてミケーネの神々を率いて出現、カイルスを圧倒するも、鉄也の機転により敗北を喫する。
- スーパーロボット大戦V
- あしゅら男爵の血の儀式で復活する。その後一度は決着をつけるも、困難ルートでは闇の帝王の手により二度目の復活を果たす。
装備・機能
武装・必殺武器
- 勇者の怒り
- 唯一の武器。長射程、移動後攻撃可能、高火力と三拍子そろったALL武器。ガラダブラの能力値が高く、2回行動持ち、極めつけに常時『勇者の印』による補正が付いているため非常に強力。
- 戦闘演出ではダブラスM2の頭部部分から放つ強力なビームをお見舞いした後、直接攻撃を仕掛ける。対空攻撃の場合、最初のビームで相手をたたき落としてから直接攻撃に移る。
移動タイプ
サイズ
- 1L
人間関係
他作品との人間関係
スパロボシリーズの名台詞
Zシリーズ
時獄篇
- 「感じる……感じるぞ、お前達から獣の血を!」
- 対葵。
- 「水の交わり!! 奴らめ、全ての時代を集めて、ここを静止した楽園にするつもりか!?」
- 対アマタ。
- 後に天獄篇では哀しみのサクリファイが静止した楽園の構築にあたり、シンカの道のりを示す5つの時代の化身というべき存在を集めようとしていた事が判明しており、聖天使学園がいきなり転移してきたのはこれが理由らしい。
- 「人間め! 風の行く先も知らずに戦っているか!」
「滅びの意味を知らんとは! ならば、この勇者ガラダブラが引導を渡してくれるわッ!!」 - 対シモン。「ドリルの示す『風の行く先』は破滅だ」という見解はガドライトも口にしている。
- ちなみに、ヴィラルからは「一度死んだお前に勇者の名は相応しくない」と一刀両断されている。
- ガラダブラ「人形遊びの時間は終わりだ! 人間自慢のガラクタは、この勇者ガラダブラが叩き潰してくれる!」
正太郎「そうはさせるか! 鉄人は太陽の使者、僕達の希望だ!」
ガラダブラ「太陽の使者だと!? なるほどな! お前達は、滅びとシンカの入り口に立っているということなのか!」 - 対正太郎。「太陽の使者」というワードから「太陽の輝き」を連想しての台詞だと思われる。
- 「ならば、向かってくるがいい! この勇者ガラダブラを倒したなら、その名をお前達にくれてやろう!」
- 第3次Z時獄篇第50話「神殺しの魔神」より。やはりと言うべきか、ヴィラルが真っ先に興味を示した。
天獄篇
- 「…全力は出し切った。貴様達に敗れるのなら、それも本望…」
「オリュンポスの神…その中でも勇者と呼ばれる我を破った鋼の戦士よ!貴様達が勇者を名乗るがいい!」
「そして願わくば、奴等に…!御使いに鉄槌を!!」 - 天獄篇53話「歪んだ進化」にて、撃破直後の今際の際の言辞。自らが好敵手と認めたZ-BLUEに敗れ去ることを悔いるどころか「本望」と受け入れ、勇者の名を譲った上で自分たちが成し遂げられなかった「御使い」打倒の宿願を彼らに託し、オリュンポスの勇者は散った。
- 勇者の名に相応しく、思い残すことは無いと従容として死に就いたその姿勢はゼウスをして「見事」と言わしめ、願いを託された甲児は「お前のためじゃない」としながらも、「必ず御使いを倒す」と爆発の光の中へと消え去った好敵手に誓うのだった…。