プリマーダ

  • 外国語表記:Primarda
  • 登場作品勇者王ガオガイガー
  • 声優:紗ゆり
  • 種族:車両形態ゾンダリアン
  • 性別:女
  • 所属:ゾンダー・機界四天王
  • 身長:1.7m
  • 全幅:0.6m
  • 体重:推定1.1t
  • 最高速度:推定180.0km/n
  • キャラクターデザイン:木村貴宏

概要

機界四天王の一人。ゾンダーメタルに支配された異星人・ゾンダリアン。「愛の踊り子」を自称し、バレリーナ風の出で立ちで踊りながら標的に接触。主に自動車に関係した人物をゾンダー化する傾向にある。

容姿は車のパーツを模しており、胸部はライト・肩はタイヤ・スカートは縁状・カチューシャはハンドルとワイパーをかけ合わせている。人間態は赤い帽子とワンピースを着用し、イヤリングは鍵型。

地球人とは異なった独特の美意識の持ち主でもあり、ゾンダーロボに「プリティホイラー」や「ラブリー・プティ」など名前をつける趣味があるが、こちらのセンスも地球人とは異なるようである。GGGの勇者ロボに対しては、炎竜を「不細工」と称し、プライヤーズやゴルディーマーグといった橙色で無骨なタイプに対しては、「ガラクタ」(プライヤーズに対して)と貶しながらも、好意的な発言もしている。

その正体は原種に最初に機界昇華された紫の星の住人で、ポロネズとはゾンダリアン化する前から夫婦の関係である。

第28話において、無数の自動車と融合しEI-29となる。高速移動で勇者ロボを翻弄するも、最後はEI-28と激突させられ敗北。辛うじて復活した後、大破した超竜神に生身で襲いかかるが、露出していたGSライドの光を浴びて、対消滅を起こした。浄化後に本来の肉体もそのまま消滅してしまったのは、ゾンダリアンとして過ごした時間が長すぎたためらしい。

登場作品と役柄

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α
ゾンダーとの最終決戦時にEI-29となって現れる。ルートにより、ポロネズと小隊を組む場合と組まない場合があり、前者は援護防御を、後者はポロネズを先に撃墜するとを使用する。最期は原作と違い、に襲い掛かった際に浄解を受け、肉体が耐え切れずに消滅する(ポロネズと小隊を組まないステージで先に撃墜した場合はそのまま消滅)。レオナルド・メディチ・ブンドルとは美的センスが逆である。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦W
原作とは違い、ポロネズ共々元の人格を取り戻す。その後、ピッツァの呼び掛けに応じてポロネズと共にパスダーに特攻して散る。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

第2次α
加速脱力集中祝福かく乱

特殊技能(特殊スキル)

第2次α
底力L9、援護攻撃L2、連携攻撃援護防御L2、戦意高揚
W
底力L7、マルチコンボL2

小隊長能力(隊長効果)

命中率+30%
第2次α』で採用。

人間関係

パスダー
上司。
ポロネズ
同僚。元は夫。
ピッツァペンチノン
同僚。

他作品との人間関係

レオナルド・メディチ・ブンドル
第2次α』では彼とは美意識が正反対。

名台詞

「プリマーダ、もう待ちくたびれましたわ」
第2話登場時の台詞。
「くだらないガラクタ、プライヤーズ…でも、ちょっぴり美しかったわよ」
第17話より。策略によりディバイディングフィールドにガオガイガーを閉じ込めることに成功したが、ディバイディングドライバーに対するセーフティーツールであるプライヤーズの活躍で脱出されてしまう。
苛立ち紛れに吐き捨てるが、プライヤーズのデザインは気に入ったらしく、頬を染めていた。
「あなた…」
第28話より。超竜神のむき出しのGSライドを浴びたプリマーダはポロネズの手で、超竜神から引き離され、ポロネズと抱き合おうとするが、時すでに遅く消滅した。消滅間際の台詞からポロネズとは夫婦であったことが判明。

スパロボシリーズの名台詞

「地球人のロボットにしては、なかなかどうして…」
「素晴らしい色彩バランス…キッチュなデザインセンス…さらに造形美の極限に挑戦したボディ…」
「何て………」
「…美しい」
第2次α』第45話「ビムラーの意志」より。ケルナグールが満を持して投入した戦国恐神ゴーナグールへの賛辞。色彩バランスという辺りゴーショーグンとしっかり区別している。