天獄戦争(てんごくせんそう/The end of heaven war)とは、『第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇』における一連の戦いのこと。
概要
蒼の地球と翠の地球を舞台に勃発した、新多元世紀0001年11月11日に始まる世界規模の戦争。
具体的には、
- エタニティ・フラットの崩壊によりサイデリアルの本隊が蒼の地球へ侵攻。
- 新多元世紀0002年2月初頭には蒼の地球のおおよそ7割が制圧。「新地球皇国」が設立され、蒼の地球が植民地と化す。
- ニア・サードインパクト発生。これによりNERVの存在した世界が多元世界から消失。
- ネオ・ジオンフロンタル派およびクロノ保守派がサイデリアルと結び、地球人類と敵対。
- プラント最高評議会がネオ・ジオンの支援と地球との交戦を決定。
- 宇宙怪獣の別種が翠の地球近海に出現。
- 特務部隊Z-BLUE再集結。帝都ラース・バビロンの攻略に打って出るも敗退。
- 第2新東京市にてアマルガムによる時空震動発生。これによりZ-BLUEの一部が銀河中心領域へ転移。
- アマルガムの攻撃によりミスリルが壊滅。メリダ島陥落。
- 銀河中心部にてサイデリアルの本隊と思われる謎の勢力が確認される。
- 謎の金属生命体ELSが襲来。
- 翠の地球にてギャラクシー船団が出現。バジュラのインプラント制御を行っていることが確認される。
- 世界各地に謎のロボット軍団が出現。
- アドヴェント率いるクロノ改革派が突如敵対。
- ズール皇帝および宇宙魔王、ハーデス神が復活。
等、地球側劣勢のまま推移したが、
- 宇宙の大崩壊のメカニズム判明。
- 翠の地球近海での戦闘にてジェミニオン・レイ起動。これに伴い一連の戦いのキーワードであるスフィアについての情報が徐々に判明。
- D.O.M.E.にて黒歴史の真相が発覚。
- 新種の宇宙怪獣が進化したバスターマシンであったことが判明。バスターマシン7号の再起動により地球防衛行動へ移行。
- ネオ・ジオンシャア派が離反、Z-BLUEに合流。
- プラント主戦派が拘束。国防委員長レイ・ザ・バレルはZ-BLUEに合流。
- アマルガムによる時空修復が強行されるも、阻止に成功。
- 謎のロボット軍団が多元戦争の個体とは別のガイゾック旗下の軍勢であったことが判明。
- インダストリアル7にてラプラスの箱が公開。総帥フル・フロンタルの戦死によりネオ・ジオンは戦力を喪失。
- 並行世界を含め、地球人類の歴史がサイデリアルによって管理されたものであったことが公表。
- 特務部隊Z-BLUE、ラース・バビロン攻略に成功。皇帝アウストラリスこと次元将ヴィルダークの撤退により新地球皇国崩壊。
- ELSとの対話に成功。以後の戦闘において共同戦線を取る。
- 宇宙怪獣殲滅作戦開始。「銀河殴りこみ艦隊」編成。
- 多元戦争から続く一連の戦いの裏にいた「御使い」の存在が発覚。
- ギャラクシー船団壊滅。別の群れのバジュラは再世戦争で出現した群れとランデブー、戦闘行動を停止。
- インベーダーの殲滅に成功。
- 銀河中心部にて新バスターマシン3号起動、宇宙怪獣の殲滅に成功。
- 特務部隊Z-BLUE、御使い打倒のためカオス・コスモスへ侵攻。
以上の出来事が起こり、最終的にハーデス神・ズール皇帝・宇宙魔王から成る暗黒の軍団は惑星エス・テラン近海にて壊滅。御使いもエス・テラン北部にて打倒され、最終的にはアドヴェントの顕現させた至高神Zの撃破と超時空修復により終結。多元世界構造は旧来の多くの世界のパッチワークから、世界そのものが天柱を通じて重なる「超次元世界」へと再構築。地球近海に設置されたゲートを基点に、時空冒険者「ゲートトラベラー」達による開拓が進められている。