概要
獅子王麗雄の兄。弟と同じく世界十大頭脳のひとり。プライヤーズやマイクサウンダースシリーズの開発者である。
奥手な弟と違って、女にだらしがなく7人の女性と浮名を流し、28人の子供には愛憎混じった感情を向けられることもしばしば。但し、ルネ・カーディフ・獅子王と阿嘉松滋の年齢が親子並みに離れていたり、ルネの母親フレールのように自身の事情で身を引いた恋人もいたりする為、一概に浮気性とは断言できず、非があるとは言いきれない。
服のデザインと素行の悪さ(とはいえ、全ての妻とその息子・娘を隔たり無く愛している)はあるが、科学者としての実力は折り紙付き。 兄弟揃って独特の顔立ちをしているが、凱やルネはどちらも母親似であり遺伝しなかったようだ。 息子の滋にはグリアノイドをプレゼントに贈ったり、瀕死の状態で発見された娘のルネには、娘を想う一心で高温に発熱したサイボーグ体に手術を敢行する(そのため雷牙の手は焼けただれ手袋を常時着けるようになった)などしているが、弟の麗雄には兄弟ゆえの気安さからか、無断でデータを盗み出したり借りたサンプルをそのまま無断で破壊実験したりしている(当然弟が激怒して大喧嘩になる)。
70歳も過ぎた老人でありながら性格はファンキーでハイテンション。室内でジェットの着いたジェットボードを乗り回し、弟の麗雄と喧嘩してドツキ合う。得意技はライガー・アッパー。
登場作品と役柄
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。女好きも原作通り再現されており、GGGに合流して早々αナンバーズの若い女性たちに目を付けている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- ミユキ生存フラグを満たせば、瀕死の重傷を負ったミユキを彼が治療する事となる。EDでは五感を失ったアキトの為にリハビリメニューを作成した事が判明した。
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場は第2話「決意! 引き継がれる意志」。また第25話よりBXに同行することになる。
人間関係
- フレール・カーディフ
- バイオネットのエージェントで、彼の内情などを探る役割を持って接近していたが、いつしか愛情を抱くようになる。しかし、組織によって粛清される。ノベライズでのみの登場…というよりはすでに故人。
- ルネ・カーディフ・獅子王
- フレール・カーディフが雷牙から身を引いた後に出産した娘であるため、雷牙はそもそもルネの誕生を知らなかったが、バイオネットに改造された娘を救うためには自身の危険も顧みない愛情を持つ。ただし、娘の方からは一時は憎まれ、今はある程度関係は修復したもののあまり好かれてもいない。
- 獅子王麗雄
- あまりに良く似た顔立ちなので双子と誤解されがちだが、2歳違いの弟。普段は同族嫌悪のように喧嘩ばかりしている。Wでは第一部のクライマックス付近で麗雄が地球に帰還した際は「木星で死ぬと思っていた」というシャレになっていない発言をしている(原作では実際、木星で死亡しているので…)。
- 獅子王凱
- 甥。弟が亡くなった後はその遺志を継いで見守っている。
- マイク・サウンダース13世
- 自身が開発した勇者ロボ。
- スタリオン・ホワイト
- NASA勤務時代からの助手。マイクのAIコピー元でもある。
- スワン・ホワイト
- 「FINAL」では、兄スタリオンと一緒にGGGアメリカに引き抜いた。
他作品との人間関係
ベターマン
スーパー系
- 弓さやか、早乙女ミチル、南原ちずる
- 第3次αの序盤では、オービットベースにて初対面早々に女好きの虫が騒いで、自己紹介すると同時に彼女たちに目を付けた。
- ボス
- 第3次αトウマルート序盤では彼からのマイクの機能に関する追求を、のらりくらりとかわしてブームロボ形態の秘密を守る。
- サコン・ゲン
- 第3次αでは共にQパーツの解析作業に当たるべく、彼をオービットベースに招聘するが…。
リアル系
- 相羽ミユキ
- Wにて不完全なテッカマンである為に余命幾ばくもなかった彼女の治療をした。自分の娘同然とか妻にならないかとか言っていたりもする。
- バルザック・アシモフ
- Wでは彼は左遷された後、雷牙博士の使いをしていた。また、ミユキの面倒も見ている。
- テンカワ・アキト
- WのEDにて五感を失った彼の為にリハビリメニューを作成した。
バンプレストオリジナル
余談
名前の由来となったライガーの雄は生殖能力を持たない。