バーンズ・ガーンズバック(Burns Gernsback)
木星帝国のステーションの防衛部隊隊長を務めていたモビルスーツパイロット。ジュピトリス9から脱出するトビア・アロナクスの意図を僅かな異常で見抜くなど、観察眼に優れている。息子を酸素工場の爆発事故で亡くしており、それ以来出撃時にヘルメットをかぶらないことを信条としている。
木星の過酷な生存環境に木星帝国の意義を認める一方、人命を軽んずるような規律には反発しており、トビアとの戦いでは事故により亡き息子を重ね合わせ、彼を見逃す。しかし優秀さを買われ、その行動で処刑(規律に反対したものは処刑される)されることなく、死の旋風隊に編入。防御を担当し、トトゥガを操縦する。地球におけるトビアとの戦いで敗北し、自殺しようとしたギリを止める。さらにクラックス・ドゥガチの真の目的が地球の滅亡にあることを知り、トビアらに希望を見出した彼はジュピトリス9の弱点を教えた。それ以外にも離反したザビーネへの拷問を見た時も眉を顰めたり、人を人とも思わないギリに対して不信を漏らすなど、木星帝国の軍人の中でも良識ある人物として描かれた。
なお、『機動戦士クロスボーン・ガンダム』本編では数少ない木星帝国側の人間でファミリーネームが設定されていたキャラである(ギリやローズマリーは『鋼鉄の7人』で設定された)。
登場作品と役柄
αシリーズ
人間関係
- ローズマリー・ラズベリー
- 死の旋風隊の1人。援護担当。
- ギリ・ガデューカ・アスピス
- 死の旋風隊の1人。
- ザビーネ・シャル
- 直接の会話は無いが、専用のバタラに乗り、バスターランチャーを担いだ(≒ザンバスター等が使えない)X2との近距離戦で互角に戦い唸らせる。後にザビーネに対する拷問に立ち会っている。
- トビア・アロナクス
- トビアに亡き息子の面影を見出だす。