フィオナ・グレーデン

2016年7月18日 (月) 19:26時点における61.26.254.83 (トーク)による版 (→‎OGシリーズ)

フィオナ・グレーデン(Fiona Greden)

スーパーロボット大戦R』の女主人公。父が開発したエクサランスを駆る。明るい性格で気が強く、作中ではラージ・モントーヤミズホ・サイキを引っ張っていく描写が強い。また生活能力も高くしっかり者で、料理上手という一面も。幼馴染であるラージへ淡い想いを寄せていたが、エンディングにてめでたく結ばれる。

男主人公のラウル・グレーデンとは同一の立ち位置にあり共存しないキャラだったが、OGシリーズではラウルと双子の兄妹という設定になった。ラウルとの性格の差異をつける為か、しっかり者の一面が更に強くなった。その為、ラウルの妹でありながら彼の姉のように振る舞う所もある。

また、やたらと巨乳キャラの多いスパロボオリジナルキャラの中では、アイビス・ダグラスと並び希少な貧乳キャラで、Rの劇中では仲間達からミズホと比べられて気を悪くするシーンがある。

スーパーロボット大戦R

デュミナスとの接触により時流エンジンが暴走して、過去の世界へと飛ばされる。ラージから過去の世界への干渉するなと念を押されるのだが、過去の干渉よりも、自分達の立場を理解した上でラウンドナイツに協力することとなる。やがてデュミナスが今回の戦乱に関わっていたことを知る。ラージとミズホがデュミナス一派に誘拐され、最終フレームが破壊されるが、ラウンドナイツの協力によりエターナルフレームを修復。そして過ちを犯すデュミナスを倒し、現代へと戻るが既に平行世界となっていた。ラー・カイラムルートでは、その後はラージらと協力して時流エンジンを外宇宙航行用に改良して宇宙へと旅立った。またナデシコルートではラージと結婚して専業主婦になっている。

OGシリーズ

兄のラウルや、ラージとミズホと共に時流エンジンの研究をしていたが、それに目をつけたシャドウミラーとの戦闘で時流エンジンが暴走して次元の狭間に飛ばされてしまう。しかし、ラウルらも転移した平行世界コンパチブルカイザーGサンダーゲートのOGエンジンの共鳴により帰還に成功する。ラウルとフィオナとの時間差は無く、怪我を治療してラウルからラージとミズホが誘拐されたことを知り、ラウルの友人であるコウタ・アズマと共に協力関係となる。そして既に完成したエクサランス・エターナルと共に戦乱に立ち向かい、修羅デュミナスダークブレインらを倒した。

戦後はその危険性ゆえに時流エンジンを解体し、こちらの世界で生きて行く決意をする。そして親しい仲間たちとL&Eコーポレーションを設立した。役職は営業だが、実質的には彼女が会社を仕切っている。なお、Rで存在したラージとの恋愛関係は現在のところ明示されていない。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦R
女主人公。彼女を選んだ場合、男主人公であるラウル・グレーデンは出現しない。Rを全て遊ぶと相当なツンデレである事が判明する。射撃・回避・命中がラウルよりも高い。援護でも活躍できる。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
2.5版で登場。今作ではラウルとは双子の兄弟という設定。先に「あちら側の世界」のシャドウミラーとの戦いで登場。OG2シナリオ冒頭で時流エンジンの暴走に巻き込まれ、そのまま行方不明となってしまう。本格的な参戦はOG外伝からとなる。なお、上記の通りラウルとフィオナが二人揃って登場するのはこれが初めて。
スーパーロボット大戦OG外伝
流れは2.5版と同じ。コンパチブルカイザーGサンダーゲートのOGエンジンの共鳴によりラウルらが飛ばされた「こちら側の世界」に帰還した。その後、ラージとミズホの二人が拉致されている時にラウルと再会、最後まで自軍で戦ってくれる。参戦が遅く、ラウルのエクサランス・ライトニングと比べると、サブパイロットがいない分だけ爆発力には欠けるが、再動の消費SPを下げるエースボーナスや、エクサランス・エターナルの援護攻撃役としての相性の良さにより、直接戦闘も援護もこなすサポート役として非常に優秀。
第2次スーパーロボット大戦OG
第1話「星なき空」からの出演。サブパイロットとしてレスキューを操縦する兄を補佐する。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
当初はレスキューのサブパイロットだが、ガンストライカーに搭乗するようになってからはメインパイロットになる。

パイロットBGM

「OVER THE WORLD WALL」
OGSより正式なタイトルが付いた。フィオナ専用BGM。第2次OGではフィオナはサブパイロットだが、このBGMは登録される。

人間関係

ラージ・モントーヤ
エクサランス開発メンバーの一人。RのEDでめでたく結ばれる。
ラウル・グレーデン
OGSでは双子の兄である。都合の良い時だけ『お兄ちゃん』扱いをしており、普段はフィオナの方が姉のように振る舞っている。
ミズホ・サイキ
エクサランス開発メンバーの一人。フィオナ編では親友となる。
デスピニス
デュミナスの人造人間「テクニティ・パイデス」であり敵だったが、OG外伝では生き残り、ラウルやコウタと心を通わせて仲間になる。
デュミナス
スパロボRでは因縁の相手なのだが、OGシリーズでは単なる敵である。
マリオン・ラドム
OG外伝でエクサランス・エターナルの『スラッシュ・ディメンジョン』を格闘戦仕様にして使っていた事を指摘し、フィオナが『射程が長い武器ばかりだと心許なくて……』と返答したところ、『いい心がけですわ』と高く評価した。

名台詞

R

「・・・わかっちゃいたけど、私、ときどきあんたが嫌いになるわ」
第20話「ダブルエックス起動!」より。出撃に気付かずレーダーを作っていたラージに対しての台詞。フィオナの本心が透けて見える台詞。

OGシリーズ

フィオナ「(中略)あたしの性格は知ってるでしょ?」
ラージ「……気は優しくて、力持ち」
フィオナ「そうそう、力仕事もバッチリなの~って、なにいってんのよ!」
OGS第1話でノリツッコミを入れた時の台詞。結構ノリがいい性格なのが垣間見える。
「デュミナス……時を遡ったって、何の解決にもならないのよ!!」
OG外伝でのデュミナスとの特殊戦闘台詞。Rならこれでいいのだろうが、OG外伝でのデュミナスは次元転移が目的なので、やや的外れな台詞に。
「次元転移装置を巡る争いが起きる可能性を、少しでも減らすためにも……そして、あたし達自身の未来のためにも」
OG外伝のEDで時流エンジンの解体を決意した時の場面。