ロッド・バルボア

2015年9月25日 (金) 12:31時点におけるXE (トーク | 投稿記録)による版

ロッド・バルボア(Rod Valbore)

GAILの創設者ロイ・バルボアの孫で3代目社長の座を約束された男。一見、冷徹なクールガイを気どっているが、同時に変化とスリルを好み保守性と平穏と停滞、偽善的なものを嫌う一面を持ち、内には熱い感情を秘めた人物。

祖父からオウストラル島支社長の任を命じられ島に赴任するが、島に隠された秘密の究明が遅々として進まない状況を打開しようと自ら前線に赴く行動派。ジェット機、ジェットヘリ、クルーザー等の操縦にも通じ、事あるごとに副支社長のゴトーを引き連れ現場を視察する。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
初登場作品。池田秀一氏が演じるキャラとしては初のガンダムシリーズ以外のキャラとなった。敵としてはボス仕様ガンシップに搭乗して何度か自軍と対峙するが、終盤に自軍に参戦し、戦術指揮の担当も可能になる。本作では自費でクォーター艦隊を用意するなど、ブライティクス参入後は自身の財力も惜しまずに駆使して自軍部隊を助ける。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

BX
加速集中直感幸運

特殊技能(特殊スキル)

BX
底力援護攻撃援護防御全体攻撃

戦術指揮

プレイヤーフェイズ時の攻撃力上昇、クリティカル率上昇、シナリオクリア時に資金+30000
BX』で採用。進撃に有効なかつ強力な効果を2つ持ち、最後の資金獲得も悪くない。「○○(特定勢力)への攻撃力上昇」で1枠埋めている事が多い本作の戦術指揮において、群を抜いて癖がなく使いやすい指揮といえる。

人間関係

ロイ・バルボア
祖父。大企業「GAIL」の創設者にして、現会長。
レイディ・リンクス
かつての恋人で、後に復縁する。
サムエル・ゴトー
旧オウストラル支社長。己の保身以外に興味が無い故に、革新的な思考を持つオウストラル新支社長のロッドと対立する。
田神悠宇
競合相手だったが、最終的には共闘。彼の身体能力の高さを見て「ニンジャの子孫」と評したことも。
ベーム

他作品との人間関係

オードリー・バーン
『BX』では彼女から「この声の主、好きにはなれませんね」と言われてしまう。
フル・フロンタル
『BX』では声が似ていることから、彼との特殊戦闘会話が用意されている。
アカツキ・ナガレ
色々と似た側面を持った人物で、『BX』ではGAILネルガルの関係もあり、互いに特殊戦闘台詞が用意されている。
ジョルディ・ボーダー
『BX』では、オウストラル島の危機の際に頭を下げてブライティクスに救援を依頼した事を彼に覚えられていた。

スパロボシリーズの名台詞

「田神ジュニア! 大人しくその人型を渡して貰おうか!」
BX』における対ゴーグ田神悠宇)への特殊戦闘台詞
余談だが、本作のPV1.5弾で紹介された上記のロッドvs悠宇の対戦カードは、「(成人後の)シャア vs (少年時代の)キャスバル[1]であるとネタにされている。
「あの坊や達が教えてくれた、人の持つ暖かさってヤツを俺も信じてみたいのさ!」
『BX』での対フロンタルの特殊戦闘台詞。「人の心の光」の中心にいたあの男を意識した台詞だろう。
「相変わらずの芝居がかったセリフだな。政府のプロパガンダ映画じゃあるまいし」
『BX』第12話「それぞれの決意」より。騎士ガンダムの前口上を聞いて。
「飛ぶ事に関しちゃそれなりの自信があるんだろうが、地球製の航空技術もバカにはできないぜ!」
同ステージでのリオンとの戦闘前会話より。彼のガンシップの防御性能を見ればそれも頷けるというものである。

脚注

  1. 田神悠宇役の声優・田中真弓氏は、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』にてロッド・バルボア役の声優・池田秀一氏が演じたシャア・アズナブルことキャスバル・レム・ダイクンの少年時代を演じている。