ゼット・ライト(Zet Light)
オーラマシン(オーラバトラー)の開発主任としてドレイク・ルフトに従っていたアメリカ人。
ショット・ウェポンと共にオーラマシンを開発し、ショットはロボット工学を、ゼット自身はインターフェイスを担当。実のところはオーラマシンのシステム系はすべてゼットの開発によるものだったのだが、それらを含めショットにその栄光を掠め取られてしまう。オーラマシンが実用化された辺りでショットはドレイクの懐刀に納まり、政治家になってしまう。そのため地位や名誉から程遠い生活を強いられ、破損したオーラマシンの修理や整備に忙殺される。地上に出てからは戦士に志願し[1]、各地を転戦。最後は自らが設計したオーラファイター・ガラバで戦うが無念にも戦死する。
登場作品と役柄
その名前自体は、『第4次』の頃からロボット大図鑑に記載されてはいたのだが、本人がゲーム本編に登場したのはその21年後となった。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場作品。乗機は赤いズワァース→ガラバ。キャンペーンマップにて自軍側でも使用可能。
- 地上に上がった所からの再現となるため、既にショットに蹴落とされ技師としての活躍は殆ど無くなっている。
- 高性能機を駆り一応、聖戦士もオーラ力も所有しており、能力も格闘、技能は高いのだが、オーラバトラーの生命線である肝心の命中回避が微妙で、戦ってもあまり強く感じられない。
関連作品
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- ショット・ウェポン
- 同僚であったが彼に手柄を取られ、世渡り上手なショットが自分より厚遇されていることに不満を抱いている。
- ガラリア・ニャムヒー
- 互いに利用する存在であった一方、彼女に惚れているような素振りも見せていた。
- 黒騎士(バーン・バニングス)
- 仲間。互いに世渡り下手で武骨な職人気質だったことに気付き、お互いの技術屋魂と騎士道精神とを認め合う。
他作品との人間関係
- ムジカ・ファーエデン
- 『リアルロボット戦線』の主人公。捕虜にしたゼットを仲間に加えるが、ゼットは「必ず逃げ出してやる!」と反抗的だった。
- ドク・ディンティス
- 同じく『リアルロボット戦線』の登場人物。ゼットを「自分の元で、使えるメカニックに育ててやる」と豪語する。ゼットは既に、オーラマシンを開発した「使えるメカニック」なのだが…。
名台詞
- 「ふ、良いもんだ。俺が作ったオーラバトラーが地上でこうも発揮するとなあ。世界制覇などという夢物語もあり得るな」
- 第35話より。現用戦闘機を自身のオーラバトラーで圧倒する様を評して。
- 「ダンバインを開発したの誰だと思う、この俺だよ」
「ショットの奴は政治家なんだよ。しかし、俺はただの技術者なんだ」 - 第43話より。黒騎士と仲間を集めチェスに嵌っている内にショットの不満を漏らした。黒騎士にガラバならば性能差でダンバイン(ビルバイン)に勝利できると後押しした。直後の出撃でゼットのガラバはビルバインに撃墜、死亡してしまうが、最終的に黒騎士のガラバはダンバインとビルバインに勝利を収めた。
搭乗機体・関連機体
作中のオーラマシンはほぼゼットが設計したもの。
脚注
- ↑ オーラ・ロードを通って召喚されたことから、聖戦士として登用された他の地上人達には及ばないにしても、それなりのオーラ力は持っていた。