ガンダムスローネツヴァイ

2015年8月22日 (土) 17:42時点における210.132.145.235 (トーク)による版 (→‎武装・必殺武器)

GNW-002 ガンダムスローネツヴァイ(Gundam Throne Zwei)

アレハンドロ・コーナーが独自開発したガンダムスローネシリーズの2号機。射撃戦用のガンダムスローネアインとは逆の格闘戦用機体で大型の実体剣「GNバスターソード」と遠隔誘導兵器「GNファング」を主体とした近距離・中距離戦を展開。

チームトリニティの次男ミハエル・トリニティがパイロットを務め、ミハエルの性格も相まって、荒々しい武力介入を展開していった。

後にアレハンドロ・コーナーに雇われたアリー・アル・サーシェスがチームトリニティと接触した際に、ミハエルを銃殺して本機を強奪。リボンズ・アルマークヴェーダを介してバイオメトリクスを書き換えたことで、サーシェスが新たなパイロットになる。初起動時は国連軍との戦いの後だったために粒子残量が残り少なく、殆んど戦闘を行える状態ではなかった上、サーシェスは「慣れないと扱いづらい」と発言したが、サーシェスはスローネツヴァイの武装・特性をすぐさま把握。ヨハン・トリニティガンダムスローネアインを撃破した後、ネーナ・トリニティガンダムスローネドライも撃墜しようとしたが、刹那・F・セイエイガンダムエクシアが乱入。そのエクシアを圧倒するもトランザムシステムを発動させたエクシアのハイスピードに翻弄され、撤退を余儀なくされた。

合流した国連軍の手で修復され、ソレスタルビーイングとの最終決戦を展開。ロックオン・ストラトスガンダムデュナメスを大破させるも、損壊したGNアーマーを用いたロックオンの捨て身の攻撃で撃破された。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
最初はNPCだが、後に敵ユニットとして登場する。原作通りミハエルが乗り、後にサーシェスが乗る。ミハエル搭乗時は他のトリニティ同様さほど大した敵ではない。
しかし、サーシェスがミハエルを銃殺して搭乗すると、途端に強敵と化し、彼が改造を施したのか、HPも大幅にアップする。サーシェスの気力状態によっては、下手に攻撃するとスーパーロボットでも大ダメージ、最悪は撃墜される危険もあるので要注意。パイロットの変化による強弱の落差が激しいため「サーシェスが搭乗してからが本番」などと言われている。唯一の弱点はガンダムなので、刹那エースボーナスを習得していれば大幅に倒しやすくなること。

装備・機能

武装・必殺武器

GNバスターソード
スローネツヴァイの特徴的な武装の一つである巨大な実体剣。刀身からGN粒子を放出することで、GNビームサーベルのように扱う事もできる。
GNハンドガン
左腕下部に装備されたビーム砲。ガンダムスローネアインのGNメガランチャー/GNハイメガランチャー使用の際のエネルギー供給コードとしても用いられる。
GNファング
遠隔操作が可能な誘導式ビーム砲。先端部にビーム刃を発生させ「ファング」の名の通り敵機を貫くこともできる。両腰バインダーに8基を搭載(通常は6基使用し、残りの2基は緊急用)その外見や使用方法は宇宙世紀シリーズのサイコミュ誘導兵器「ファンネル」を連想させるが、GN粒子の効果によりファンネルと違って大気圏内での使用も可能。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動。
EN回復(小)
擬似GNドライヴの恩恵により回復する。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

対決・名場面

オーバーフラッグ
レイフ・エイフマンの暗殺を終えて撤収しようとするチームトリニティだったが、ミハエル・トリニティは自分の出番がなかった鬱憤を晴らすかのように、グラハム・エーカーの部隊と交戦。技量の差からグラハム隊が優位に立っていたが、接近戦を挑んできたハワード・メイスンのオーバーフラッグをフェイントからのGNファングで撃破した。
ガンダムスローネアイン&ガンダムスローネドライ
初めての搭乗にも関わらず、サーシェスは高い技量で、スローネアインおよびスローネドライを圧倒する。そして、スローネアインはスローネツヴァイからの集中攻撃を受けて大破。ヨハンは戦死する。
なお、スローネドライは乱入してきた刹那によって助けられ、戦場を離脱している。
ガンダムエクシア
当初は技量の勝るサーシェスの方が刹那を押していく。ついに、エクシアにトドメを刺そうとしたその瞬間、エクシアのトランザムシステムが発動。たちまちのうちに形勢が逆転し、武器を失ったサーシェスは撤退を余儀なくされた。
ガンダムデュナメス
初めはスローネツヴァイとデュナメスの両機は互角の戦いをしていたが、戦闘の途中でサーシェスはロックオンの弱点(右眼の負傷)を見抜き、デュナメスを戦闘不能に追い込む。だが、ロックオンはなおも諦めず、GNアームズの残骸を利用してスローネツヴァイへの狙撃を目論む。
その結果、両者相討ちに終わり、ロックオンは戦死。サーシェスもまた、スローネツヴァイと共に宇宙の屑と化したと思われたが…

関連機体

アルケーガンダム
ガンダムスローネツヴァイのデータを基にイノベイターによって開発されたアリー・アル・サーシェス専用機。
ガンダムスローネアイン
スローネシリーズ1号機。長距離専用の機体。
ガンダムスローネドライ
スローネシリーズ3号機。支援型の機体。
GN-X
スローネのデータが反映されている。

余談

  • ツヴァイはドイツ語で「2」を意味する。名前の由来はアインドライと同じく、天使「座天使"Thrones"」と思われる。

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