ドートレス

2012年10月5日 (金) 18:35時点における202.148.255.101 (トーク)による版

DT-6800 ドートレス(Daughtress)

第7次宇宙戦争時に旧連邦軍が主力として量産したモビルスーツ。汎用性が高く、バリエーション機も含めてバルチャー、アルタネイティヴ社、農村の自警団などに用された。新連邦軍でも主力として量産され、ノーザンベル国攻略の際には高空からパラシュートなどの装備もなしに着地、特に支障もなく戦闘してみせた辺りにその機体強度の高さが伺える。その後は、次世代機であるドートレス・ネオバリエントの登場で前線からは退いていった。

宇宙世紀作品におけるジムの立ち位置を占める機体。ただしジムを含めた宇宙世紀量産機系と違いバルカン系の火器を装備していない。機体名は量産機体→大量に同じ形のものが出て来るという連想で、アニメ用語である「同トレス」(すでに描いてある動画をトレス台で透かし、同じ線をなぞること)から。また、第二次世界大戦時の米海軍の急降下爆撃機・ダグラスSBDの愛称「ドーントレス」のもじりでもある。

登場作品と操縦者

スーパーロボット大戦R
エクサランスの性能テスト用に無人機が登場した。その後もバリエーション機と共に敵のザコ機体として多数登場。

装備・機能

戦後世界の機体はジェネレータ出力や整備の都合等でビームライフルは装備していないが、機体性能は新型の登場までは十分なレベルであった。15年前の回想戦闘シーンではエアマスターのバスターライフルと同形状のライフルを持った機体が確認されている。ただバスターライフルの説明に”通常のライフルより軽量~”の記述がある為、形状が似ているだけの旧連邦の通常型ビームライフルの可能性が高い。

武装も平均的な物が揃っている扱いやすい機体といえる。

90mmマシンガン
ザク改のMMP-78マシンガンに酷似したマシンガン。
ビームサーベル
新連邦のドートレスにのみ装備される。一般的出力のサーベル。
シールド
長方形に近いジム型のシールド。
バズーカ
エスタルド戦で使用。

移動タイプ

関連機体

DT-6800A
アルタネイティブ社で生産している所謂「戦後生産型」。戦時中の機体より軽量化されており、プレーンな通常仕様では上記のスペックより若干軽量な7.0tである。後述のドートレス・コマンドやウェポンは初出がこのアルタネイティブ社仕様のオプション版である為か、重量スペックがそちらに準じた仕様で設定されている。
DT-6800W ドートレス・ウエポン
右肩に500mmキャノンを装備した支援タイプ。キャノン砲搭載による重量バランスのせいか機動性に難がある。ちなみに重量は7.3tであるが、これは前述の通りアルタネイティブ社仕様を基準とした設定である可能性が高い。
DT-6800C ドートレス・コマンド
指揮のため通信機能を強化し、頭部の形状とアンテナ本数が異なる。それ以外は通常のドートレスと何ら変わりはない。やはり前述のアルタネイティブ社仕様を基準としている様で、重量は7.1tである。
DT-6800F ドートレス・フライヤー
空中を飛行可能なドートレス。重いため機動性に難があったが、戦後は飛行可能な兵器のほとんどが失われていたため、そこそこの戦果を挙げた。重量は8.1t。これは初出がアイムザットが擁する新連邦の純正機体である為、先に挙げた連邦本来のドートレスの重量を基準にしているものと思われる。
DT-6800HMC ドートレスHMC ワイズワラビー
ドートレスの地上での機動性向上を狙って開発されたバリエーション。HMCは「High Mobility Custom(高機動型改造)」の意。外見上の特徴は極端に大型化した脚部と、性能向上型に変更された頭部。
劇中ではエニルの駆る青い機体のみ登場したが、青が正式カラーかは不明。
DT-6800HM DHMファイヤーワラビー
ザコット一味が使用したバリエーション。HM(High Mobility、すなわち高機動機)化した上に火炎放射器を装備し、炎の時計部隊の異名をとった。頭部は通常のドートレスに近いデザイン。
カラーリングはブラウン系。

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資料リンク

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