シズラー黒

2015年3月1日 (日) 12:53時点における106.150.58.11 (トーク)による版 (量産機としての扱い)

NCC-1701DACBE シズラー黒(Sizzler Black)

ガンバスターの量産モデルで、正式名称は「シズラー」。 宇宙怪獣に対して全くの無力だったRX-7に代わる地球帝国宇宙軍の主力量産機である。

合体機能を排除し、一人乗りの他はほぼガンバスターを基本としている。ガンバスターと同様のダイレクト・モーションを採用しているため、マシーン兵器に分類される。 所属部隊ごとに黒・白・銀のパターン色が存在し、他にガンバスターと同じ色の試作型がある。(いずれもSRW未登場)

番外編「シズラー・プロジェクト」によると、新技術の搭載によって大型化せざるを得なかったガンバスターの機能を見直し小型軽量化に成功させたもので、実用性ではガンバスターを上回っているという。担当技術者は「量産機が先行試作機より性能が高いというのはロボットアニメによくある嘘」「ガンバスターはオーバースペックでしかない」と言っており、ドラグーンと同じく「試作機より強い量産機」として設定されていることが分かる。

原作最終話において銀河中心殴り込み艦隊の主力として配備され、ヱルトリウムの艦載機として宇宙怪獣と戦闘を行った。 RX-7とは異なり宇宙怪獣とも互角に渡り合ったが、それでも最終的には一万機以上が失われている。

頭部の形は大映の特撮映画『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』に登場した怪獣ギャオスがモデル。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

スーパーロボット大戦F完結編
シズラー・ブラック」名義。全長80m、ガンバスターとほぼ同じ武装を使用できるなど、SRW出演に際して上記の設定が用意された。
ユングと共に隠しユニット扱いで、条件は「隠し要素/F・F完結編」を参照。武装はガンバスターと同じで、攻撃力が下がったくらい。終盤戦の最終局面での参戦なので、使える期間は少ないが、そこらのスーパーロボットと同等の能力を持つ。性能が悪くないのだが、ユングが必中熱血を持たないため、使いにくいと言わざるを得ない。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
シナリオ「進路に光明、退路に絶望」で登場。参戦は暫く後。機体の性能はすこぶる高い。運動性もリアル系ユニット並みに高い。しかし、殆どの武装の地形適応が空・陸ともにBなため、地上戦では適正が下がるので注意。本作ではユングが必中熱血を覚えるため扱いやすくなった。ユングが激闘を覚えるため、必中+激闘を使用してシズラービームで反撃というスタイルもとれるようになった。ガンバスター同様、本作よりイナーシャルキャンセラーを実装。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
PS版に準拠。シズラービームの射程が伸びたため最大射程が長くなり、ジャコビニ流星アタックが射程1-3となり非常に使いやすくなった。
第3次スーパーロボット大戦α
シナリオ「果てなき旅路の始まり」でガンバスターと同時配備。流石に能力値は高く、必殺技も何の憂いもなく使える。唯一の難は編成コストの高さだが、小隊長でも小隊員でも第一線を張れる戦闘能力を持つ。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

基本的にはガンバスターからブラッシュアップした兵装を持つ。

シズラーミサイル
指から光子ミサイルを発射。
シズラートマホーク
基本武装の一つ。
ホーミングレーザー
掌からレーザーを広域放射。
マップ兵器扱い。
チェーンナックル
腕をチェーンで打ち込む。
バルカンブラスター
腕の甲が分離して、ビームバルカンを放つ。
元ネタは特撮『流星人間ゾーン』のミサイルマイト。
プラズマランサー
マシーン兵器が使用した武器で、所謂ツインランサー。ユングが愛用。
シズラービーム
頭部から冷凍光線を発射する。
シズラーコレダー
両腕に電圧ボルトが内蔵。本編にはないスパロボオリジナル技。
第3次αでは未採用。

必殺技

ジャコビニ流星アタック
ユングの必殺技で、ランサーで連続突き。
元ネタは言うまでもなく『アストロ球団』の登場人物、球五のジャコビニ流星打法。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動。
イナーシャルキャンセラー
正面に展開するバリア

移動タイプ

飛行可能だが、適正は低い。本領は宇宙

サイズ

2L(LL)

機体BGM

「トップをねらえ!~Fly High~」
「全艦発進せよ(M30)」

関連機体

ガンバスター
シズラーはこの機体の量産モデル。