FB隊員(ファイヤバグたいいん / A Member Of Firebug)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 声優:田中完、矢部雅史、池田知聡
- 種族:地球人
- 所属:ファイヤバグ
- 階級:一般兵
- 主な搭乗機:アクシオ・バーグラー
ファイヤバグの兵士。隊長であるマリリンを「姫」と呼んで崇拝しており、カイメラとは別の意味でぶっ飛んだ集団。
それでも、ピーキーなアクシオ・バーグラーを乗りこなすだけあって技量は高い。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 第15話から登場。隊員達はマリリンの指揮官効果+ジャミング機能の相乗効果のせいで、かなり鬱陶しい。
- 顔アイコンが3種類存在し、そのうち1つはおよそパイロットに向かないであろう肥満体の男性である。特殊戦闘台詞は獣人に負けぬインパクトを誇り、肥満体がやはり目立つ。特に、彼のマリリンに対する言動と相まって、まるでアイドルオタクの集団のような印象を受ける。
- なお、最終的には全員居なくなっているが、全滅したわけではない(続編で「マリリンが最終決戦前に解散させたため」と説明された)。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 隊員たちの一部が残党として活動している。…が、姫と雇い主を失ったためか、その悪名も過去のものとなっており著しく凋落。所々テープで修繕されたボロボロのパイロットスーツと無精ヒゲがその落ちぶれぶりを物語っている。また、『フルメタル・パニック?ふもっふ』関連のエピソードに登場することが多いため、ギャグキャラとしての印象が強くなった。
- とはいえ、アクシオ・バーグラーが相変わらずの回避力と命中力なので、落ちぶれてもその強さは健在である。
人間関係
名(迷)台詞
戦闘台詞
- 「続くぜ、ベックの兄貴!」「ベックの兄貴は俺が守る!」
「フォローするぜ、ゲイツ先輩!」「ゲイツ先輩の盾になる!」
「どいてな、カン・ユー!」「引っ込んでろ、カン・ユー!」 - ベック、ゲイツ、カン・ユーを援護する際の台詞。ベックとゲイツはともかく、カン・ユーに対する人望は(やはりというか)皆無であった。
- 「このリア充集団が!」
「戦場で恋愛ごっこをやっているな!」 - アクエリオンに対する戦闘台詞。
- なお、「リア充」とは現実世界での生活が充実している――とりわけ「恋人がいる」人間を指すネットスラングであるが、アクエリオン勢ではその半数が該当している。なんか、大人げない…。
- 「EVAってんじゃねえよ、この!」
「そのケーブルで縄跳びしてやるぜ!」 - エヴァンゲリオンとの戦闘台詞。前者は「威張っている」とのダジャレであろう。
シナリオデモ
- 「クロウ・ブルースト……」
「姫のお気に入りだからって調子に乗りやがって!」
「粛清だ! 粛清だ! S・Y・U・K・U・S・E・I! 粛清してやる!」 - 再世篇第15話でクロウが現れた際の台詞。三番目は上述の肥満体が発したもの。
- 「気高く、強く…そして、ちょっぴりイジワル…。我々には姫が必要なのだ!」
- 時獄篇にて新たな姫を求める際の台詞だが、発言するのはやはり肥満体である。
- 「人の事をブタ野郎とか、アブノーマルとか、奇行種とか、ののしってんじゃねえぞ!」
- 時獄篇第42話B「仁義なきファンシーZ」にて、自分たちを「酷いな」と一蹴したアンナロッタに対し肥満体が発した台詞。
- ちなみに「奇行種」というのは、漫画『進撃の巨人』に登場する変人めいた行動が特徴の巨人の事。
- 「見つけたぞ、Z-BLUE!」
「今こそ我等の新たな姫を迎え入れる時!」
「テッサた~ん!」
カレン「…ここにはいないよ」
「何っ!?」
「それでは俺達は何のために…!?」
「はい、解散! もうこんな所に用はない!」 - 時獄篇ボーナスシナリオ「強きことは美しき哉」にて、AG主催のミスコンに乱入したときの台詞。
- が、目当ての人物がいない事を知った途端、ほかの女性陣を無視してとっとと撤収しようとした。しかし…
- スズネ「…待ちなさい」
マオ「これだけの美女が揃っているのにテッサがいなきゃ帰るだって?」
葵「あんたたちの目は節穴かい!」
クラン「お前たちも私を女だと認めないのか!」
「な、何だ…!?」
「い、いつもと様子が違う…!?」
「も、もしかして、俺達…Y・A・B・A・I!?」 - 彼らの態度が女性陣の怒りに火を付いてしまい、その矛先を向けられた彼らは地雷を踏んだことを悟った…。こうして、前作で同じく女性陣の怒りを買ったスケベ伯爵と同じ轍を踏むのであった……。
- (姫に捨てられてからの我々は受難の連続だったが、あの三人組を迎えてから、さらに悪化した…)
(あいつ等…疫病神か!)
(ああ…俺達の新たな姫はいずこに…) - 時獄篇第55話「飛べ、宇宙へ」にて、Z-BLUEを足止めすべく増援として登場し、カン・ユーが気勢を上げている一方で彼含む拾った三人に対して内心毒付いた発言。最低最悪の放火魔達ですらこの言い様。
- 再世篇でマリリンの下で好き放題していた頃と比べて、時獄篇では彼女を失ってからは状況が悪くなって迷走し落ちぶれていく様はどこか哀愁を漂わせる。過去の悪行の報いと言えばそれまでだが。