アーサー・グッドマン
アーサー・グッドマンは『機動戦士ガンダム00』の登場人物。
アーサー・グッドマン | |
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外国語表記 | Arthur Goodman |
登場作品 | |
声優 | 江川央生 |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 49歳 |
身長 | 176cm |
体重 | 108kg |
血液型 | O型 |
所属 | 地球連邦平和維持軍→アロウズ |
軍階級 | 准将 |
概要
アロウズの司令官ホーマー・カタギリの側近であり、組織内ではNo.2。一目で肥満体型と分かる、典型的な中年男性。
キャラクターの総評
その傲慢な態度や組織のNo.2という立ち位置から『機動戦士Ζガンダム』におけるティターンズの強硬派であったバスク・オムとよく比較されるが、度々ジャミトフ・ハイマンの意向を無視して独断専行に走ったバスクとは異なり、グッドマンはあくまでもホーマー司令ら上層部の命令通りに動く軍人である。ただし、「上司の意図をまるで理解していない」という点では一致している。
また、失態を犯した部下に小言を言いはするが、自身に忠実なアーバ・リントにもやや反抗的であったカティ・マネキンと同様に責める等、意外にも部下に対しては相応に公平な人物でもあった。
登場作品と役柄
Zシリーズ
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
エースボーナス
- HP+30%以下で、移動力+3
- 『第2次Z再世篇』で採用。
人間関係
- ホーマー・カタギリ
- アロウズの司令であり、上司。
- アーバ・リント
- 部下。殲滅戦を好むリントとは、特にウマが合ったようである。
- リー・ジェジャン
- 副官。
- カティ・マネキン
- 部下だが、後に離反される。
- バラック・ジニン、アンドレイ・スミルノフ、ルイス・ハレヴィ
- 部下。
- リヴァイヴ・リバイバル、ヒリング・ケア
- アロウズの指揮下で対ソレスタルビーイング戦に参戦するイノベイド。ライセンサーとして好き勝手に振る舞う上に、碌な戦果も挙げられずに撃墜されて帰って来る彼等を心中では軽蔑していた。最終的に不必要と見なす。
- もっとも、イノベイドの彼等もまた、内心では人間であるグッドマンを見下していたのだが。
他作品との人間関係
ガンダム系
- トレーズ・クシュリナーダ、ミリアルド・ピースクラフト
- 『第2次Z再世篇』終盤に付く相手の一部で、ミリアルドは黒の騎士団ルートの三代目地球連邦政府代表にして暴君役でもある。
- グッドマンは、トレーズ達の真の目的が「敗れる事」である事を知らなかった。
リアル系
- ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア
- 『第2次Z再世篇』終盤のゼロ離脱ルートではリボンズ戦死後に彼の側に付く。無論、こちらの真意はトレーズとほぼ同じ。
名(迷)台詞
- 「可憐だ…」
- 2nd第8話より。ティエリア・アーデを見た時の台詞。しかし、それが女装だとは知らないようだ…。
- 非道な作戦を行うことに意を介さないグッドマンには珍しいコミカルな台詞。
- 「メメントモリ…。期待以上の戦果を挙げてくれた。この力があれば、反政府勢力を一蹴できる。そう、本当の意味で『世界から戦争が消える』のだ」
- 2nd第11話冒頭、衛星兵器メメントモリの凄まじい威力を目にして。
- 「圧倒的な武力によって反政府勢力を撲滅させることが、恒久和平につながる」というグッドマンの考えがわかる台詞。
- だが、彼はメメントモリの一撃によって、反政府勢力とは無関係な多くの非戦闘員を犠牲にした事実に気付いていない。
- 「反乱分子・カタロン。そして、ソレスタルビーイング…。まとめて受けるがいい、神の雷をなぁ」
- 2nd第16話エピローグより。グッドマンはメメントモリ2号機で、アフリカタワー(軌道エレベーター)を占拠するハーキュリー率いるクーデター派の殲滅を図ろうとしていた。
- 「刮目せよ! 一世紀以上かけて造り上げた人類の英知が滅びる様をな!」
- 2nd第17話より。未曾有の大惨事が起きることも省みず、アフリカタワーに対してメメントモリ2号機の掃射を決定する。
- 神気取りの発言をするグッドマンの悪意に満ちた表情が、印象的である。
- 「ビームサーベルだとぉ!」
- 同上。ダブルオーライザーから発せられたトランザムライザーソードを目の当たりにして。
- メメントモリ2号機を狙ったダブルオーライザーの粒子ビームが外れた…と思っていたものが突然軌道を変えたのを見て、グッドマンはそれが超巨大なビームサーベルである事実に気付く。グッドマンはもちろんの事、視聴者もまた驚愕した瞬間である。
- ちなみに、当時の多くの視聴者は「メメントモリ2号機が一部爆破された事を以ってグッドマンは退場した」と思っていたようだが、次回2nd第18話にてグッドマンの無事が確認されている。
- 「何とかせんかあああああぁぁぁぁぁぁ!!」
- 2nd第22話より。最期の台詞。行動不能になりマネキン艦隊の盾にされた味方艦を見捨て砲撃を指示しようとするが、実行されなかった。
- そして、刹那に攻撃され、この言葉を叫びつつブリッジから離れようとしていた。
- 嬉々として大量殺戮を繰り返しておきながら、死が迫って目尻に涙を浮かべながら、必死に逃げ出そうとする姿は、リントに劣らぬ無様且つ情けない散り方であった。