差分

83行目: 83行目:  
;「もちろん、俺達は今もカネで人の命を売り買いするろくでなしだ」<br/>「ただ、そのろくでなしにも背負うモノはある。その背負うモノと信念に照らし合わせて、命に値段をつけるんだ。安くはないぜ?」
 
;「もちろん、俺達は今もカネで人の命を売り買いするろくでなしだ」<br/>「ただ、そのろくでなしにも背負うモノはある。その背負うモノと信念に照らし合わせて、命に値段をつけるんだ。安くはないぜ?」
 
:27話のIMにて、ギャラクシー船団救出を依頼して来たシェリルに対して。自ら「ろくでなし」と称するリチャードではあるが、それがゆえに彼は命の重みと意味を誰よりも知っている。だからこそ、彼らUXの依頼料は半端ではない。それは即ち、命の重さそのものなのだから。
 
:27話のIMにて、ギャラクシー船団救出を依頼して来たシェリルに対して。自ら「ろくでなし」と称するリチャードではあるが、それがゆえに彼は命の重みと意味を誰よりも知っている。だからこそ、彼らUXの依頼料は半端ではない。それは即ち、命の重さそのものなのだから。
 +
;「おっと、そいつは俺の役目だ!」
 +
:31話の第二次重力炉阻止作戦にて、ウイングクロスした[[マジンカイザーSKL]]が重力炉もろとも[[アイアンカイザー]]を破壊しようとしたその時、通信越しで彼らを呼び止め、長らく使われることのなかった[[ライオットB]]で出撃した。
 +
:そしてリチャードは[[ライオットB]]の動力炉である陽子ジェネレータならば[[アイアンカイザー]]や重力炉を対消滅できると告げたが、それはリチャードが死ぬことを意味していた…。これには[[海動剣|海動]]や[[真上遼|真上]]も少なからず動揺するが…。
 +
;「お前さんたちには、まだまだこれからやるべきことがあるだろう?」<br/>「こっちはどうせ、くたばりかけのろくでなしだ。 死に場所ぐらい、自分で決めさせてくれや」
 +
:リチャードは彼らをこの台詞で諭した。今までの戦いにより、死にかけの肉体となってしまったリチャード。
 +
:ならばやるべきことは一つ、重力炉を対消滅させる役割は「まだ戦うことができる」彼らではなく、「もう戦うことができない」自分が引き受ける――ただそれだけだった。自分の運命にけじめを…そして世界を救うべく、サヤに自分を撃つように命令するが…。
 +
;「フ、フフ…ありがとよ、少尉…」
 +
:感情が芽生えてきたサヤは彼を撃つ事が出来なかった。アーニーは「'''例え任務でも、子供が親を撃つなんてあってはならない'''」と見かね、慟哭したサヤの代わりに介錯することにした。彼に「志を受け継ぐ」と言われたリチャードは不器用ながらも感謝の言葉を述べた。そして…。
 +
;「さよならだ、サヤ…」
 +
:オルフェスの一撃はライオットBを貫き、アイアンカイザーや重力炉を対消滅に巻き込めることに成功した。
 +
:死の間際にアーニーに娘であるサヤと世界の未来を託し、たった一人の娘に別れを告げた…。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==