「溝口恭介」の版間の差分
(10人の利用者による、間の24版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
− | = | + | {{登場人物概要 |
− | * | + | | 読み = みぞぐち きょうすけ |
− | * | + | | 登場作品 = |
− | + | *{{登場作品 (人物)|蒼穹のファフナー}} | |
− | + | *{{登場作品 (人物)|蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH}} | |
− | + | | 声優 = 土師孝也 | |
− | + | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|平井久司}} | |
− | + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦K}} | |
− | + | }} | |
− | |||
− | |||
− | |||
+ | {{登場人物概要 | ||
+ | | タイトル = プロフィール | ||
+ | | 種族 = [[種族::地球人]](日本人) | ||
+ | | 性別 = [[性別::男]] | ||
+ | | 生年月日 = 2104年2月17日 | ||
+ | | 年齢 = [[年齢::42]]歳(TV版)<br />[[年齢::44]]歳(劇場版) | ||
+ | | 身長 = [[身長::191 cm]] | ||
+ | | 体重 = [[体重::95 kg]] | ||
+ | | 血液型 = [[血液型::O]]型 | ||
+ | | 所属 = [[竜宮島]]・[[アルヴィス]] | ||
+ | }} | ||
+ | '''溝口恭介'''は「[[蒼穹のファフナー]]シリーズ」の登場人物。 | ||
+ | |||
+ | == 概要 == | ||
[[アルヴィス]]の特殊工作員。陽気な性格で、普段は飲んだくれの怠け者を装っている(持ち歩いているスキットルの中身はただの水)。優秀な工作員であり、銃器や航空機の扱いにも長ける。 | [[アルヴィス]]の特殊工作員。陽気な性格で、普段は飲んだくれの怠け者を装っている(持ち歩いているスキットルの中身はただの水)。優秀な工作員であり、銃器や航空機の扱いにも長ける。 | ||
− | 喫茶店「楽園」の常連客だったが、経営者であった春日井夫妻が島を追放されてからはその経営を引き継いだ。 | + | 喫茶店「楽園」の常連客だったが、経営者であった春日井夫妻が島を追放されてからはその経営を引き継いだ。 |
+ | |||
+ | [[真壁紅音]]の[[同化]]に居合わせており、その折に夫と子の助けになるように頼まれ、10年以上の長きに渡って約束を果たし続けている義に厚い男。 | ||
− | ファンの間では'''作中屈指の死亡フラグクラッシャー'''として有名で、ただでさえ[[死亡フラグ]]が回収されやすいこの作品において「[[主人公]]たちの身近にいる壮年の男+お調子者+子供達に助言をする大人」「銃器で[[フェストゥム]] | + | ファンの間では'''作中屈指の死亡フラグクラッシャー'''として有名で、ただでさえ[[死亡フラグ]]が回収されやすいこの作品において「[[主人公]]たちの身近にいる壮年の男+お調子者+子供達に助言をする大人」「銃器で[[フェストゥム]]と戦おうとする」といった死亡フラグがこれ以上ないほど濃厚な男なのだが、何度危険な場所に赴いても必ず生還するキャラクターとして描かれている。スタッフ、プロデューサーの間でもそういう認識で、脚本の冲方氏をして「'''こいつ、どうやっても死なねぇ'''」と言わしめた凄まじいキャラクターである。'''真剣に殺す気で脚本を書いても結局生き残る'''らしいが、代わりに他のキャラクターにとばっちりがいったりしてしまう(氏やキャストも後から『代わりに別の人が犠牲になっている』と述べている)ので、ファンからは[[異能生存体]]扱いされている。 |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦K}} |
− | : | + | :初登場作品。 |
− | ; | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}} |
:原作通りの役回りをこなすが、見せ場(またの名を死亡フラグ)である真矢を伴ってのモルドヴァ行きや蒼穹作戦での輸送担当がピックアップされないので、少し影が薄い感もある。 | :原作通りの役回りをこなすが、見せ場(またの名を死亡フラグ)である真矢を伴ってのモルドヴァ行きや蒼穹作戦での輸送担当がピックアップされないので、少し影が薄い感もある。 | ||
43行目: | 56行目: | ||
== 名(迷)台詞 == | == 名(迷)台詞 == | ||
;「本日付で客からマスターに昇格しちまったよ」 | ;「本日付で客からマスターに昇格しちまったよ」 | ||
− | : | + | :第9話「同化~わかれ」より。春日井夫妻追放後に彼らが経営していた喫茶店の前を通りかかった[[遠見真矢|真矢]]に対して。 |
− | ;「あ~ | + | ;「あ~ そういやここんとこずっと働き詰めで休暇がだいぶ残ってたなぁ~ 今からしばらく第三待機にさせてもらうぜ?」<br />「ちょいと羽を伸ばしてくるわ。モルドヴァ辺りまでよ」 |
− | :[[真壁一騎|一騎]]を救うためだけに竜宮島を危険にさらすわけにはいかないと救出を渋る[[真壁史彦|史彦]]を見かねての一言。 | + | :第12話「不在~あせり」より。[[真壁一騎|一騎]]を救うためだけに竜宮島を危険にさらすわけにはいかないと救出を渋る[[真壁史彦|史彦]]を見かねての一言。 |
;「紅音ちゃん……!? 間違いねえ! 紅音ちゃんだ! おい、洋治! どういう事だ!?」 | ;「紅音ちゃん……!? 間違いねえ! 紅音ちゃんだ! おい、洋治! どういう事だ!?」 | ||
− | :[[マークザイン]]のコクピットにいた[[ミョルニア]]の姿を目撃して。 | + | :第14話「覚醒~せんりょう」より。[[マークザイン]]のコクピットにいた[[ミョルニア]]の姿を目撃して。 |
− | ;「俺がデータ書き換えました~」<br/> | + | ;「俺がデータ書き換えました~」<br/>「お嬢ちゃんのスリーサイズを調べてたら操作を間違えちまってな~はははははは! 上から8…あれ?」 |
− | : | + | :第18話「父親~おもいで」より。真矢の適正データを改竄した[[遠見弓子|弓子]]の裁判にて。本人は悪気はないが、傍から見ればセクハラ発言を言っているようにしか見えないため、竜宮島の大人たちはもちろん真矢からも引かれてしまい、裁判長である[[西尾行美|行美]]に厳しい口調で着席を命じられてしまう羽目に。いいのかそれで。 |
− | ; | + | ;「俺達ごと消す気か…バカヤロウ…同じ…人間が、ここにいるんだぞ…!」 |
:劇場版の最終盤にて、[[竜宮島]]ごと[[フェストゥム]]を[[核ミサイル|核攻撃]]する[[人類軍]]に対して。TV版の頃から常に余裕や自信を見せ子供たちを支えてきた溝口が怒りを露わにする、稀有なシーン。 | :劇場版の最終盤にて、[[竜宮島]]ごと[[フェストゥム]]を[[核ミサイル|核攻撃]]する[[人類軍]]に対して。TV版の頃から常に余裕や自信を見せ子供たちを支えてきた溝口が怒りを露わにする、稀有なシーン。 | ||
:UXでは[[真上遼]]がこれをアレンジした台詞を言うが、こちらは体の自由を奪った[[キバの輩|同じ]][[ガラン軍兵士|人間]]をUXに対する[[特攻]]兵器に仕立て上げるという残酷な作戦を行った[[ハザード・パシャ|ハザード]]に対しての怒りであるため、意味合いは違ったものとなっている。 | :UXでは[[真上遼]]がこれをアレンジした台詞を言うが、こちらは体の自由を奪った[[キバの輩|同じ]][[ガラン軍兵士|人間]]をUXに対する[[特攻]]兵器に仕立て上げるという残酷な作戦を行った[[ハザード・パシャ|ハザード]]に対しての怒りであるため、意味合いは違ったものとなっている。 | ||
+ | ;「最後の最後で…島が…俺たちを守った…」 | ||
+ | :劇場版最後の台詞。 | ||
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
;「いいねえ、女房役が傍にいて。 あ、それとももう付き合ってるのか?」 | ;「いいねえ、女房役が傍にいて。 あ、それとももう付き合ってるのか?」 | ||
− | : | + | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第41話「再来-みさお-」シナリオデモより。一騎が真矢に介護される姿を見て茶化す。一騎から「もう、からかわないでくださいよ…」と言われる。 |
;「いいねえ、両手に華ってのは」 | ;「いいねえ、両手に華ってのは」 | ||
:[[羽佐間翔子|翔子]]生存時はこちらに差し替わる。何せ一騎は、翔子と真矢に介護されているので。 | :[[羽佐間翔子|翔子]]生存時はこちらに差し替わる。何せ一騎は、翔子と真矢に介護されているので。 | ||
63行目: | 78行目: | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | + | *後年、溝口役を演じた土師孝也氏は冲方丁氏原作の[[映画|劇場アニメ]]『マルドゥックスクランブル』にてアシュレイ・ハーヴェストというキャラクターを演じた。子供を導く大人、という条件で選ばれた役であり適任とされていたのだが声質のせいでプロデューサー、音響監督から'''アシュレイではなく溝口さんと呼ばれていた。'''オーディオコメンタリーでも言っており、冲方氏が慌ててフォローしていた。 | |
{{DEFAULTSORT:みそくち きようすけ}} | {{DEFAULTSORT:みそくち きようすけ}} | ||
[[Category:登場人物ま行]] | [[Category:登場人物ま行]] | ||
[[Category:蒼穹のファフナー]] | [[Category:蒼穹のファフナー]] |
2024年5月30日 (木) 14:21時点における最新版
溝口恭介は「蒼穹のファフナーシリーズ」の登場人物。
溝口恭介 | |
---|---|
読み | みぞぐち きょうすけ |
登場作品 | |
声優 | 土師孝也 |
デザイン | 平井久司 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦K |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
生年月日 | 2104年2月17日 |
年齢 |
42歳(TV版) 44歳(劇場版) |
身長 | 191 cm |
体重 | 95 kg |
血液型 | O型 |
所属 | 竜宮島・アルヴィス |
概要編集
アルヴィスの特殊工作員。陽気な性格で、普段は飲んだくれの怠け者を装っている(持ち歩いているスキットルの中身はただの水)。優秀な工作員であり、銃器や航空機の扱いにも長ける。
喫茶店「楽園」の常連客だったが、経営者であった春日井夫妻が島を追放されてからはその経営を引き継いだ。
真壁紅音の同化に居合わせており、その折に夫と子の助けになるように頼まれ、10年以上の長きに渡って約束を果たし続けている義に厚い男。
ファンの間では作中屈指の死亡フラグクラッシャーとして有名で、ただでさえ死亡フラグが回収されやすいこの作品において「主人公たちの身近にいる壮年の男+お調子者+子供達に助言をする大人」「銃器でフェストゥムと戦おうとする」といった死亡フラグがこれ以上ないほど濃厚な男なのだが、何度危険な場所に赴いても必ず生還するキャラクターとして描かれている。スタッフ、プロデューサーの間でもそういう認識で、脚本の冲方氏をして「こいつ、どうやっても死なねぇ」と言わしめた凄まじいキャラクターである。真剣に殺す気で脚本を書いても結局生き残るらしいが、代わりに他のキャラクターにとばっちりがいったりしてしまう(氏やキャストも後から『代わりに別の人が犠牲になっている』と述べている)ので、ファンからは異能生存体扱いされている。
登場作品と役柄編集
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦K
- 初登場作品。
- スーパーロボット大戦UX
- 原作通りの役回りをこなすが、見せ場(またの名を死亡フラグ)である真矢を伴ってのモルドヴァ行きや蒼穹作戦での輸送担当がピックアップされないので、少し影が薄い感もある。
人間関係編集
他作品との人間関係編集
名(迷)台詞編集
- 「本日付で客からマスターに昇格しちまったよ」
- 第9話「同化~わかれ」より。春日井夫妻追放後に彼らが経営していた喫茶店の前を通りかかった真矢に対して。
- 「あ~ そういやここんとこずっと働き詰めで休暇がだいぶ残ってたなぁ~ 今からしばらく第三待機にさせてもらうぜ?」
「ちょいと羽を伸ばしてくるわ。モルドヴァ辺りまでよ」 - 第12話「不在~あせり」より。一騎を救うためだけに竜宮島を危険にさらすわけにはいかないと救出を渋る史彦を見かねての一言。
- 「紅音ちゃん……!? 間違いねえ! 紅音ちゃんだ! おい、洋治! どういう事だ!?」
- 第14話「覚醒~せんりょう」より。マークザインのコクピットにいたミョルニアの姿を目撃して。
- 「俺がデータ書き換えました~」
「お嬢ちゃんのスリーサイズを調べてたら操作を間違えちまってな~はははははは! 上から8…あれ?」 - 第18話「父親~おもいで」より。真矢の適正データを改竄した弓子の裁判にて。本人は悪気はないが、傍から見ればセクハラ発言を言っているようにしか見えないため、竜宮島の大人たちはもちろん真矢からも引かれてしまい、裁判長である行美に厳しい口調で着席を命じられてしまう羽目に。いいのかそれで。
- 「俺達ごと消す気か…バカヤロウ…同じ…人間が、ここにいるんだぞ…!」
- 劇場版の最終盤にて、竜宮島ごとフェストゥムを核攻撃する人類軍に対して。TV版の頃から常に余裕や自信を見せ子供たちを支えてきた溝口が怒りを露わにする、稀有なシーン。
- UXでは真上遼がこれをアレンジした台詞を言うが、こちらは体の自由を奪った同じ人間をUXに対する特攻兵器に仕立て上げるという残酷な作戦を行ったハザードに対しての怒りであるため、意味合いは違ったものとなっている。
- 「最後の最後で…島が…俺たちを守った…」
- 劇場版最後の台詞。
スパロボシリーズの名台詞編集
余談編集
- 後年、溝口役を演じた土師孝也氏は冲方丁氏原作の劇場アニメ『マルドゥックスクランブル』にてアシュレイ・ハーヴェストというキャラクターを演じた。子供を導く大人、という条件で選ばれた役であり適任とされていたのだが声質のせいでプロデューサー、音響監督からアシュレイではなく溝口さんと呼ばれていた。オーディオコメンタリーでも言っており、冲方氏が慌ててフォローしていた。