「ジム・クゥエル」の版間の差分
(12人の利用者による、間の28版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
− | + | {{登場メカ概要 | |
− | + | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | |
− | * | + | *{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY}} |
− | * | + | *{{登場作品 (メカ)|機動戦士Ζガンダム|機動戦士Ζガンダム A New Translation}} |
− | * | + | *{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムNT}} |
− | + | | デザイン = {{メカニックデザイン (登場作品別)|カトキハジメ|機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY}} | |
− | + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}} | |
− | + | | SRWでの分類 = [[機体]] | |
− | + | }} | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | [[地球連邦軍]]が開発した[[量産型]][[モビルスーツ]] | + | {{登場メカ概要 |
+ | | タイトル = スペック | ||
+ | | 分類 = [[分類::モビルスーツ]] | ||
+ | | 生産形態 = [[量産機]] | ||
+ | | 型式番号 = [[型式番号::RGM-79Q]] | ||
+ | | 頭頂高 = [[頭頂高::18.0 m]] | ||
+ | | 本体重量 = [[重量::39.8t]] | ||
+ | | 全備重量 = [[重量::56.3t]] | ||
+ | | 動力 = [[動力::核融合炉]] | ||
+ | | ジェネレーター出力 = 1,420kW | ||
+ | | スラスター推力 = 27,000 kg×2(背部)<br />1,870 kg×4(足部裏側) | ||
+ | ;総推力 | ||
+ | :61,480 kg | ||
+ | | 装甲材質 = [[装甲材質::チタン合金セラミック複合材]] | ||
+ | | 開発 = [[開発::地球連邦軍]] | ||
+ | | 所属 = {{所属 (メカ)|ティターンズ}} | ||
+ | | 主なパイロット = [[ティターンズ兵]] | ||
+ | }} | ||
+ | '''ジム・クゥエル'''は『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]]』の[[登場メカ]]。 | ||
+ | == 概要 == | ||
+ | [[地球連邦軍]]が開発した[[量産型]][[モビルスーツ]]。 | ||
+ | |||
+ | 「クゥエル」は「鎮圧する」という意味であり、「[[地球]]の法と権限を行使する('''Q'''ualified to '''U'''se '''E'''arthly '''L'''aw)」の頭文字でもあるとされる。 | ||
+ | |||
+ | [[ジム・カスタム]]を基にしており、連邦軍で開発された技術のみで製造されている。主に[[スペースコロニー]]内での治安維持などを運用目的としており、対MSより対人戦闘を重視している。そのため頭部メインカメラの改良に加え、足首に対地マルチセンサーを装備、左胸部にもセンサーが追加されている。また、腕部にはムーバブルフレームの前身とも言うべき機構が採用されるなど、新たな技術も幾つか投入されている。 | ||
本機は[[ティターンズ]]の初期主力量産機として配備され、[[グリプス戦役]]時にも本機の姿が確認されている。 | 本機は[[ティターンズ]]の初期主力量産機として配備され、[[グリプス戦役]]時にも本機の姿が確認されている。 | ||
− | |||
− | |||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
25行目: | 41行目: | ||
;[[スーパーロボット大戦α]] | ;[[スーパーロボット大戦α]] | ||
:本作では直接の登場はないが、[[ガンダムMk-II]]に乗った[[ジェリド・メサ]]の台詞に名前のみ出てくる。 | :本作では直接の登場はないが、[[ガンダムMk-II]]に乗った[[ジェリド・メサ]]の台詞に名前のみ出てくる。 | ||
− | ; | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}} |
− | : | + | :初登場作品。SDなので少しわかりにくいが、[[ジム・カスタム]]の色違いではなくしっかりと書き分けられている。 |
− | : | + | :序盤にティターンズが使う敵仕様と、難易度『難』の際に[[マウンテンサイクル]]で入手する味方仕様が登場。敵仕様は命中補正が高めというくらいしか特徴は無いが、味方仕様は全体的な性能の上昇にライフルにP属性が付いたりと、完全にジム・カスタムの上位互換と言える性能になっている。 |
+ | :地上ルート5話で[[ベルナルド・モンシア|モンシア]]らが搭乗するのは敵対時も自軍復帰後も敵仕様。なお、敵の間に撃墜してもデメリットは無い。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
− | === | + | === 武装・[[必殺武器]] === |
+ | ==== 武装 ==== | ||
;60mmバルカン砲 | ;60mmバルカン砲 | ||
:頭部に2門内蔵。 | :頭部に2門内蔵。 | ||
37行目: | 55行目: | ||
;HFW-GR・MR82-90mm ジム・ライフル | ;HFW-GR・MR82-90mm ジム・ライフル | ||
:本機の主兵装。ジム・カスタムの物と同一。 | :本機の主兵装。ジム・カスタムの物と同一。 | ||
+ | ;RGM・M-Sh-ABT/S-0019S シールド | ||
+ | :ジム・カスタムの物と同一の実体盾。耐ビームコーティング処理が施されており、数度のビーム攻撃なら防御可能。 | ||
+ | |||
+ | ==== オプション装備 ==== | ||
;BAUWA・BR-S-85-C2 ビームライフル | ;BAUWA・BR-S-85-C2 ビームライフル | ||
:ジムIIの物と同一の武装。 | :ジムIIの物と同一の武装。 | ||
− | ; | + | ;XBR-M84a ビームライフル |
− | + | :Eパック方式を採用したショートバレルタイプのビームライフル。 | |
− | |||
− | : | ||
=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
51行目: | 71行目: | ||
;[[陸]] | ;[[陸]] | ||
: | : | ||
− | + | ||
− | + | === [[サイズ]] === | |
+ | ;M | ||
+ | : | ||
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
;[[ジム]] | ;[[ジム]] | ||
− | : | + | :ジム系の大本。 |
− | ;[[ジム・カスタム | + | ;[[ジム・カスタム]] |
:開発の元となった機体。 | :開発の元となった機体。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[GUNDAM:ガンダムTR-1[ヘイズル]|ガンダムTR-1[ヘイズル]]](SRW未登場) |
− | : | + | :小説『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』(SRW未参戦)の主役機。ジム・クゥエルを改修して造り上げた実験機。 |
− | + | ||
− | + | == 余談 == | |
− | + | *漫画や小説などでは結構活躍しているものの、映像作品では『0083』『劇場版Ζ』『NT』のいずれにおいても殆ど一瞬しか映っていない上、床に寝かされているか立たされているだけという扱い。何とも不憫な機体であるが、小説『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』(SRW未参戦)では主役機の素体となるなどクローズアップされている。プラモデル「HGUC ジム・クゥエル」も『ADVANCE OF Ζ』に合わせた発売である。 | |
+ | *『0083』に登場する機体は準備稿を元に作画された物であり、後に公開された設定画とでは細部のデザインが異なる。この機体は後に『A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-』(SRW未参戦)で初期生産タイプと設定された。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
<amazon>B000LP5C0C</amazon><amazon>B00030EV98</amazon><amazon>B004W24VGG</amazon> | <amazon>B000LP5C0C</amazon><amazon>B00030EV98</amazon><amazon>B004W24VGG</amazon> | ||
+ | |||
+ | == 資料リンク == | ||
+ | *[[GUNDAM:ジム・クゥエル]] | ||
{{ガンダムシリーズ}} | {{ガンダムシリーズ}} | ||
− | {{DEFAULTSORT:しむ くうえる}} | + | {{DEFAULTSORT:しむ くうえる}} |
[[category:登場メカさ行]] | [[category:登場メカさ行]] | ||
[[category:ガンダムシリーズの登場メカ]] | [[category:ガンダムシリーズの登場メカ]] | ||
[[category:機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]] | [[category:機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY]] |
2024年11月27日 (水) 02:01時点における最新版
ジム・クゥエルは『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の登場メカ。
ジム・クゥエル | |
---|---|
登場作品 | |
デザイン | カトキハジメ |
初登場SRW | スーパーロボット大戦α外伝 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | RGM-79Q |
頭頂高 | 18.0 m |
本体重量 | 39.8t |
全備重量 | 56.3t |
動力 | 核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 1,420kW |
スラスター推力 |
27,000 kg×2(背部)
|
装甲材質 | チタン合金セラミック複合材 |
開発 | 地球連邦軍 |
所属 | ティターンズ |
主なパイロット | ティターンズ兵 |
概要編集
「クゥエル」は「鎮圧する」という意味であり、「地球の法と権限を行使する(Qualified to Use Earthly Law)」の頭文字でもあるとされる。
ジム・カスタムを基にしており、連邦軍で開発された技術のみで製造されている。主にスペースコロニー内での治安維持などを運用目的としており、対MSより対人戦闘を重視している。そのため頭部メインカメラの改良に加え、足首に対地マルチセンサーを装備、左胸部にもセンサーが追加されている。また、腕部にはムーバブルフレームの前身とも言うべき機構が採用されるなど、新たな技術も幾つか投入されている。
登場作品と操縦者編集
αシリーズ編集
- スーパーロボット大戦α
- 本作では直接の登場はないが、ガンダムMk-IIに乗ったジェリド・メサの台詞に名前のみ出てくる。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 初登場作品。SDなので少しわかりにくいが、ジム・カスタムの色違いではなくしっかりと書き分けられている。
- 序盤にティターンズが使う敵仕様と、難易度『難』の際にマウンテンサイクルで入手する味方仕様が登場。敵仕様は命中補正が高めというくらいしか特徴は無いが、味方仕様は全体的な性能の上昇にライフルにP属性が付いたりと、完全にジム・カスタムの上位互換と言える性能になっている。
- 地上ルート5話でモンシアらが搭乗するのは敵対時も自軍復帰後も敵仕様。なお、敵の間に撃墜してもデメリットは無い。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
武装編集
- 60mmバルカン砲
- 頭部に2門内蔵。
- XB-G-1065H ビームサーベル
- 背部に1本マウントされている。ジム・カスタムの物のマイナーチェンジモデル。
- HFW-GR・MR82-90mm ジム・ライフル
- 本機の主兵装。ジム・カスタムの物と同一。
- RGM・M-Sh-ABT/S-0019S シールド
- ジム・カスタムの物と同一の実体盾。耐ビームコーティング処理が施されており、数度のビーム攻撃なら防御可能。
オプション装備編集
- BAUWA・BR-S-85-C2 ビームライフル
- ジムIIの物と同一の武装。
- XBR-M84a ビームライフル
- Eパック方式を採用したショートバレルタイプのビームライフル。
特殊能力編集
移動タイプ編集
サイズ編集
- M
関連機体編集
- ジム
- ジム系の大本。
- ジム・カスタム
- 開発の元となった機体。
- ガンダムTR-1[ヘイズル](SRW未登場)
- 小説『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』(SRW未参戦)の主役機。ジム・クゥエルを改修して造り上げた実験機。
余談編集
- 漫画や小説などでは結構活躍しているものの、映像作品では『0083』『劇場版Ζ』『NT』のいずれにおいても殆ど一瞬しか映っていない上、床に寝かされているか立たされているだけという扱い。何とも不憫な機体であるが、小説『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』(SRW未参戦)では主役機の素体となるなどクローズアップされている。プラモデル「HGUC ジム・クゥエル」も『ADVANCE OF Ζ』に合わせた発売である。
- 『0083』に登場する機体は準備稿を元に作画された物であり、後に公開された設定画とでは細部のデザインが異なる。この機体は後に『A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-』(SRW未参戦)で初期生産タイプと設定された。
商品情報編集