「ボアザン星人」の版間の差分

 
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== ボアザン星人(Boasanian) ==
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'''ボアザン星人'''とは、『[[超電磁マシーン ボルテスV]]』に登場する[[異星人]]
[[超電磁マシーン ボルテスV]]』において[[地球]]に侵略してきた[[異星人]]。星の名前の元ネタはフランス語で隣人を意味する単語(Voisin)だが、スペルには反映されていない。
 
  
[[ボアザン星]]に本拠を持ち皇帝を頂点とした帝制(ボアザン帝国)で、角の有無により貴族と労奴に区別され、角のない労奴は苦境の生活を送っていた。更なる資源と労働力を欲し、「'''角のない異星人は労奴にも劣る下等生物だから、角のあるボアザン貴族の指導下におくべきである'''」との大義名分を掲げて、[[宇宙]]に植民地を広げている。
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== 概要 ==
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[[地球]]に侵略してきた[[異星人]]。星の名前の元ネタは[[フランス語]]で隣人を意味する単語(Voisin)だが、スペルには反映されていない。
  
上述の価値観ゆえ、[[プリンス・ハイネル]]率いる地球征服軍は、地球人を「それなりの科学力を持つ'''哺乳類'''」と見なしていた。故に、[[ド・ズール]](スパロボではカザリーンが代役することもある)が「地球人には愛情の概念がある」と報告した際、「犬や猫と同レベルの地球人にそんな概念があるわけがない」と幹部総出で爆笑した。
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[[ボアザン星]]に本拠を持ち皇帝を頂点とした帝制(ボアザン帝国)で、角の有無により[[貴族]]と[[労奴]]に区別され、角のない労奴は苦境の生活を送っていた。この角は概ね血統による影響が大きい節こそあれど、稀に貴族の両親から角の無い子供が産まれる事もある。ただし両親が貴族であっても角の有無は絶対であり子供は労奴扱いされる事が決まっており、後述のラ・ゴールは身分を偽る為に偽の角を取り付けられるはめになっている。
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更なる資源と労働力を欲し、「'''角のない異星人は労奴にも劣る下等生物だから、角のあるボアザン貴族の指導下におくべきである'''」との大義名分を掲げて、[[宇宙]]に植民地を広げている。この価値観ゆえ、[[プリンス・ハイネル]]率いる地球征服軍は、地球人を「それなりの科学力を持つ'''哺乳類'''」と見なしていた。故に、[[ド・ズール]](SRWではカザリーンが代役することもある)が「地球人には愛情の概念がある」と報告した際、「犬や猫と同レベルの地球人にそんな概念があるわけがない」と幹部総出で爆笑した。
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貴族による統治が敷かれているという意味ではある意味[[クロスボーン・バンガード|貴族主義]]ではあるものの、所謂ノブレスオブリージュが浸透しているとは言い難く、その実態は貴族主導の帝国主義及び奴隷制度と言って良く、下記の一斉蜂起の際は大多数の貴族が逃亡や投降を行う醜態を晒していた。
  
 
最終的に、ボルテスチームがボアザン本星に乗り込んだのを契機に、労奴たちが一斉蜂起し、貴族たちを拘束する。以後は、[[剛健太郎|ラ・ゴール]]が中心になって再建に着手することとなった。
 
最終的に、ボルテスチームがボアザン本星に乗り込んだのを契機に、労奴たちが一斉蜂起し、貴族たちを拘束する。以後は、[[剛健太郎|ラ・ゴール]]が中心になって再建に着手することとなった。
  
 
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
原作のようにボアザン本星まで殴り込みをかけるのは[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]のみで、それ以外の作品では[[地底城]]攻略で決着をつけている。
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原作のようにボアザン本星まで殴り込みをかけるのは『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』のみで、それ以外の作品では地底城攻略まで描かれている。『A』、『J』では決着がつかない。元々「星間国家」という設定ゆえか、'''他作品の星間国家'''をより強大に見せるべく、帝国がまるまる支配下に置かれている場合が目立つ。
 
 
元々「星間国家」という設定ゆえか、'''他作品の星間国家'''をより強大に見せるべく、帝国がまるまる支配下に置かれている場合が目立つ。
 
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
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;[[スーパーロボット大戦α]]
 
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:ゼ・バルマリィ帝国([[エアロゲイター]])の支配下。
 
:ゼ・バルマリィ帝国([[エアロゲイター]])の支配下。
:「角のない異星人」であるバルマー人に屈服したためか、他のスパロボよりかは地球人への偏見が薄れている。そのため、[[ド・ズール]]の「地球人には愛情の概念がある」という報告も、「考えられぬ話ではない」と、すんなり受け入れていた。
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:「角のない異星人」であるバルマー人に屈服したためか、他のSRWよりかは地球人への偏見が薄れている。そのため、[[ド・ズール]]の「地球人には愛情の概念がある」という報告も、「考えられぬ話ではない」と、すんなり受け入れていた。
 
:身分制度については言及されるのだが、本作中のボアザン貴族たちは「ゼ・バルマリィ帝国に酷使される人々」という印象が強く、原作ほど傲慢には見えない。
 
:身分制度については言及されるのだが、本作中のボアザン貴族たちは「ゼ・バルマリィ帝国に酷使される人々」という印象が強く、原作ほど傲慢には見えない。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
:ゼ・バルマリィ帝国の支配下から脱したが、ハイネル曰く「皇帝[[ズ・ザンバジル]]により腐敗しきった」とのこと。[[暗黒ホラー軍団]]と手を組み、[[ド・ベルガン]]率いる軍勢を地球に派遣し、[[バーム星人|小バーム]]の[[オルバン大元帥]]を支援した。
 
:ゼ・バルマリィ帝国の支配下から脱したが、ハイネル曰く「皇帝[[ズ・ザンバジル]]により腐敗しきった」とのこと。[[暗黒ホラー軍団]]と手を組み、[[ド・ベルガン]]率いる軍勢を地球に派遣し、[[バーム星人|小バーム]]の[[オルバン大元帥]]を支援した。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
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;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
 
:[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]、[[キャンベル星人]]と手を組み、[[星間連合]]を形成した。本作で初めてボアザン本星と皇帝ズ・ザンバジルが登場し、ボアザン星の解放が再現された。
 
:[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]、[[キャンベル星人]]と手を組み、[[星間連合]]を形成した。本作で初めてボアザン本星と皇帝ズ・ザンバジルが登場し、ボアザン星の解放が再現された。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦A]]
 
;[[スーパーロボット大戦A]]
:[[ベガ星連合軍]]に従属する。角を持つもの同士で[[百鬼帝国]]と提携する。
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:[[ベガ星連合軍]]に従属しており、角を持つもの同士で[[百鬼帝国]]と提携する。皇帝の話題も少し出るがボアザン星に行く手段がない為かエンディングでボルテスチームがボアザン星に旅立つシーンで終わる。
 
;[[スーパーロボット大戦R]]
 
;[[スーパーロボット大戦R]]
 
:[[ミケーネ帝国]]、[[恐竜帝国]]、[[キャンベル星人]]と手を結ぶ。
 
:[[ミケーネ帝国]]、[[恐竜帝国]]、[[キャンベル星人]]と手を結ぶ。
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:作中では地底城陥落までしか描かれておらず、ハイネルとカザリーンは存命のまま地球を去った。歴史が変わったエピローグでは[[高杉三郎太|サブロウタ]]の口から「[[月臣元一朗|月臣]]が復興に手を貸している」と語られているので、原作同様に貴族制は崩壊したらしい。その後、キャンベル星人、[[アルクトス|アルクトス星人]]と共に地球と友好を結んだ。
 
;[[スーパーロボット大戦J]]
 
;[[スーパーロボット大戦J]]
 
:原作の貴族意識を反映してか、他の勢力とは手を結ばず基本的には単独の勢力。[[グラドス軍]]と交戦したこともある。
 
:原作の貴族意識を反映してか、他の勢力とは手を結ばず基本的には単独の勢力。[[グラドス軍]]と交戦したこともある。
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:[[剛健太郎|剛博士]]、[[浜口博士]]がズ・ザンジバルを倒すためにソーラーファルコンでボアザン星に行く計画を立てるシーンがあるがその後の展開は不明。
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;[[スーパーロボット大戦L]]
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:名前のみ登場。ソーラーファルコンの帰還から始まるため、既に倒されているが、脳波解析技術が[[ルド・グロリア]]に悪用される。
  
 
=== 単独作品 ===
 
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;[[新スーパーロボット大戦]]
 
;[[新スーパーロボット大戦]]
:[[ゼ・バルマリィ帝国|バルマー帝国]]の支配下。身分制度関係への言及はあまりない。[[グラドス軍]]に比べると扱いが悪いが、[[暗黒ホラー軍団]]よりは優遇されている印象。
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:初登場作品。[[ゼ・バルマリィ帝国|バルマー帝国]]の支配下。身分制度関係への言及はあまりない。[[グラドス軍]]に比べると扱いが悪いが、[[暗黒ホラー軍団]]よりは優遇されている印象。
 
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
 
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
 
:地球に襲来したが、人類間の戦争と宇宙からの侵略者、[[クレディオ|ホロルンゴ]]の出現により地球での状況が混沌してしまい、事態を静観する立場をとってボアザン本星へと引き上げた。
 
:地球に襲来したが、人類間の戦争と宇宙からの侵略者、[[クレディオ|ホロルンゴ]]の出現により地球での状況が混沌してしまい、事態を静観する立場をとってボアザン本星へと引き上げた。
:そして並行世界が融合し、それでも無くならない戦いで地球が疲弊していることを知ると、[[ガルファ帝国]]と手を組んで再び侵攻を開始した。
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:そして並行世界が融合し、それでも無くならない戦いで地球が疲弊していることを知ると、[[機械帝国ガルファ]]と手を組んで再び侵攻を開始した。
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;[[スーパーロボット大戦DD]]
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:ワールド2世界における敵勢力の一つ。『J』同様に同盟者無しで単独での地球侵攻を進めている。こちらでも度を越した貴族意識による侵略行為を他作品のキャラ達から辟易されており、また、似た様なやり方で他国を侵略する[[神聖ブリタニア帝国]]が所属する第4世界の地球をボアザン星と同じにしてしまう可能性を健一が憂慮する一幕がある。
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:3章part14にて原作通り内輪揉めにより地底城が陥落し、生き残りは地球から撤退する。
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;[[スーパーロボット大戦30]]
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:直接登場しないが、[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC2]]を購入してキーミッション「そびえたつ光」を進めると、健一が[[カールレウム・ヴァウル]]の姿と言動からボアザン貴族を思い出している。
  
 
== 人物 ==
 
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:剛三兄弟の父である[[剛健太郎]]の正体。
 
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;[[プリンス・ハイネル]]
 
;[[プリンス・ハイネル]]
:ラ・ゴールこと剛健太郎の子で、地球侵攻軍の司令官。
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:ラ・ゴールこと剛健太郎の息子で、地球侵攻軍の司令官。剛三兄弟とは異母兄弟に当たる。
 
;[[グルル]]
 
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:皇帝から重用される将軍。
 
:皇帝から重用される将軍。
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;[[ダンゲ]]
 
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== 関連する用語 ==
 
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== 他作品の関連人物・組織 ==
 
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;[[キャンベル星人]]
 
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:[[スーパーロボット大戦α|α]]』では[[ゼ・バルマリィ帝国]]、『[[スーパーロボット大戦A|A]]』ではベガ星連合軍と、そろって他国の支配下に置かれる。
:[[スーパーロボット大戦R|R]]では同盟を結ぶ。
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;[[バーム星人]]
 
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:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]では結託する。
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:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では結託する。
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:『A』では、同じく[[ベガ星連合軍]]の支配下に置かれる。
 
;[[妖魔帝国]]
 
;[[妖魔帝国]]
:[[新]]では同じくバルマー帝国傘下。
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;[[暗黒ホラー軍団]]
 
;[[暗黒ホラー軍団]]
:[[新]]ではバルマー帝国に占領され、同じ辺境方面軍第8艦隊に組み込まれる。
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:『新』ではバルマー帝国に占領され、同じ辺境方面軍第8艦隊に組み込まれる。
:[[αシリーズ]]では結託する。
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:[[αシリーズ]]』では結託する。
 
;[[グラドス軍]]
 
;[[グラドス軍]]
:[[新]]ではバルマー帝国に占領され、同じ辺境方面軍第8艦隊に組み込まれる。
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:『新』ではバルマー帝国に占領され、同じ辺境方面軍第8艦隊に組み込まれる。
:[[スーパーロボット大戦J|J]]では敵対する。
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;[[ベガ星連合軍]]
 
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:[[スーパーロボット大戦A|A]]では、キャンベル星人、バーム星人とともに支配下に置かれる。
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;[[百鬼帝国]]
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:『A』でベガ星連合軍の仲介により同盟関係となる。
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:基本的に他の異星人、特に角の無い種族を見下す傾向のあるボアザン星人だが、同じく角を持つ種族であるため一目置き、対等の立場で接している。
 
;[[ゼロ (電童)]]
 
;[[ゼロ (電童)]]
:[[CC]]では客将の扱いを受けるが、角を持たないが故にあまり信頼されてはいない様子。
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;バルマー帝国
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;[[バルマー帝国]]
:[[]]では、この帝国の辺境方面軍第8艦隊に組み込まれる。新参者ゆえ「暗黒ホラー軍団以上、妖魔帝国並、グラドス軍以下」の待遇を受ける。
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:『新』では、この帝国の辺境方面軍第8艦隊に組み込まれる。新参者ゆえ「暗黒ホラー軍団以上、妖魔帝国並、グラドス軍以下」の待遇を受ける。
 
;[[ゼ・バルマリィ帝国]]
 
;[[ゼ・バルマリィ帝国]]
:[[スーパーロボット大戦α|α]]ではこの帝国に占領され、[[]]以上に酷使される。
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:『α』ではこの帝国に占領され、『新』以上に酷使される。
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== 関連用語 ==
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;[[獣士]]
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:所謂「今週の怪獣」。ボアザンの優秀な兵士たちを巨大化させた生物と合体させたサイボーグであり、獣士に選抜されることは大変な名誉らしい。
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:;[[鎧獣士]]
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::後半に開発されたより強力な獣士。強力な[[マキシンガル合金]]を装甲に搭載し、[[突撃兵士]]の脳を移植。
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;[[地底城]]
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:地球の前線基地。
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:SRWではボアザン星へボルテスチームが向かう機会が非常に少ないので、地底城陥落がボアザン軍の敗北となるケースが多い。
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;[[スカールーク]]
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:ボアザン軍の母艦。
 +
;[[ボアザン円盤]]
 +
:量産型の攻撃円盤。
 +
;[[攻撃司令艦ザンタル]]
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:皇帝[[ズ・ザンバジル]]保有の巨大戦艦。
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;[[守護神ゴードル]]
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:ボアザンの守護神と称される最強のロボット。本作の実質的な[[ラスボス]]機。
  
=== 余談 ===
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== 余談 ==
「ボルテスVの続編」として描かれた漫画作品『第41話 逆襲する貴族』(長谷川裕一:作)では、殖民星の貴族が評議会を結成し本国奪還を目論んでいること、労奴改め市民と貴族の争いが深刻化していることが言及されている。
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*「ボルテスVの続編」として描かれた漫画作品『第41話 逆襲する貴族』(長谷川裕一:作)では、殖民星の貴族が評議会を結成し本国奪還を目論んでいること、労奴改め市民と貴族の争いが深刻化していることが言及されている。
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*この作品は非公式だが、後に長谷川氏が手掛けた漫画『超電磁対戦ビクトリーファイブ』にて一部設定が流用されている(直接話が繋がっている訳ではない)。
  
この作品は非公式だが、後に長谷川氏が手掛けた漫画『超電磁対戦ビクトリーファイブ』にて一部設定が流用されている(直接話が繋がっている訳ではない)。
 
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2024年10月19日 (土) 22:48時点における最新版

ボアザン星人とは、『超電磁マシーン ボルテスV』に登場する異星人

概要編集

地球に侵略してきた異星人。星の名前の元ネタはフランス語で隣人を意味する単語(Voisin)だが、スペルには反映されていない。

ボアザン星に本拠を持ち皇帝を頂点とした帝制(ボアザン帝国)で、角の有無により貴族労奴に区別され、角のない労奴は苦境の生活を送っていた。この角は概ね血統による影響が大きい節こそあれど、稀に貴族の両親から角の無い子供が産まれる事もある。ただし両親が貴族であっても角の有無は絶対であり子供は労奴扱いされる事が決まっており、後述のラ・ゴールは身分を偽る為に偽の角を取り付けられるはめになっている。

更なる資源と労働力を欲し、「角のない異星人は労奴にも劣る下等生物だから、角のあるボアザン貴族の指導下におくべきである」との大義名分を掲げて、宇宙に植民地を広げている。この価値観ゆえ、プリンス・ハイネル率いる地球征服軍は、地球人を「それなりの科学力を持つ哺乳類」と見なしていた。故に、ド・ズール(SRWではカザリーンが代役することもある)が「地球人には愛情の概念がある」と報告した際、「犬や猫と同レベルの地球人にそんな概念があるわけがない」と幹部総出で爆笑した。

貴族による統治が敷かれているという意味ではある意味貴族主義ではあるものの、所謂ノブレスオブリージュが浸透しているとは言い難く、その実態は貴族主導の帝国主義及び奴隷制度と言って良く、下記の一斉蜂起の際は大多数の貴族が逃亡や投降を行う醜態を晒していた。

最終的に、ボルテスチームがボアザン本星に乗り込んだのを契機に、労奴たちが一斉蜂起し、貴族たちを拘束する。以後は、ラ・ゴールが中心になって再建に着手することとなった。

登場作品編集

原作のようにボアザン本星まで殴り込みをかけるのは『第3次α』のみで、それ以外の作品では地底城攻略まで描かれている。『A』、『J』では決着がつかない。元々「星間国家」という設定ゆえか、他作品の星間国家をより強大に見せるべく、帝国がまるまる支配下に置かれている場合が目立つ。

αシリーズ編集

スーパーロボット大戦α
ゼ・バルマリィ帝国(エアロゲイター)の支配下。
「角のない異星人」であるバルマー人に屈服したためか、他のSRWよりかは地球人への偏見が薄れている。そのため、ド・ズールの「地球人には愛情の概念がある」という報告も、「考えられぬ話ではない」と、すんなり受け入れていた。
身分制度については言及されるのだが、本作中のボアザン貴族たちは「ゼ・バルマリィ帝国に酷使される人々」という印象が強く、原作ほど傲慢には見えない。
第2次スーパーロボット大戦α
ゼ・バルマリィ帝国の支配下から脱したが、ハイネル曰く「皇帝ズ・ザンバジルにより腐敗しきった」とのこと。暗黒ホラー軍団と手を組み、ド・ベルガン率いる軍勢を地球に派遣し、小バームオルバン大元帥を支援した。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
ムゲ・ゾルバドス帝国キャンベル星人と手を組み、星間連合を形成した。本作で初めてボアザン本星と皇帝ズ・ザンバジルが登場し、ボアザン星の解放が再現された。

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦A
ベガ星連合軍に従属しており、角を持つもの同士で百鬼帝国と提携する。皇帝の話題も少し出るがボアザン星に行く手段がない為かエンディングでボルテスチームがボアザン星に旅立つシーンで終わる。
スーパーロボット大戦R
ミケーネ帝国恐竜帝国キャンベル星人と手を結ぶ。
作中では地底城陥落までしか描かれておらず、ハイネルとカザリーンは存命のまま地球を去った。歴史が変わったエピローグではサブロウタの口から「月臣が復興に手を貸している」と語られているので、原作同様に貴族制は崩壊したらしい。その後、キャンベル星人、アルクトス星人と共に地球と友好を結んだ。
スーパーロボット大戦J
原作の貴族意識を反映してか、他の勢力とは手を結ばず基本的には単独の勢力。グラドス軍と交戦したこともある。
剛博士浜口博士がズ・ザンジバルを倒すためにソーラーファルコンでボアザン星に行く計画を立てるシーンがあるがその後の展開は不明。
スーパーロボット大戦L
名前のみ登場。ソーラーファルコンの帰還から始まるため、既に倒されているが、脳波解析技術がルド・グロリアに悪用される。

単独作品編集

新スーパーロボット大戦
初登場作品。バルマー帝国の支配下。身分制度関係への言及はあまりない。グラドス軍に比べると扱いが悪いが、暗黒ホラー軍団よりは優遇されている印象。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
地球に襲来したが、人類間の戦争と宇宙からの侵略者、ホロルンゴの出現により地球での状況が混沌してしまい、事態を静観する立場をとってボアザン本星へと引き上げた。
そして並行世界が融合し、それでも無くならない戦いで地球が疲弊していることを知ると、機械帝国ガルファと手を組んで再び侵攻を開始した。
スーパーロボット大戦DD
ワールド2世界における敵勢力の一つ。『J』同様に同盟者無しで単独での地球侵攻を進めている。こちらでも度を越した貴族意識による侵略行為を他作品のキャラ達から辟易されており、また、似た様なやり方で他国を侵略する神聖ブリタニア帝国が所属する第4世界の地球をボアザン星と同じにしてしまう可能性を健一が憂慮する一幕がある。
3章part14にて原作通り内輪揉めにより地底城が陥落し、生き残りは地球から撤退する。
スーパーロボット大戦30
直接登場しないが、DLC2を購入してキーミッション「そびえたつ光」を進めると、健一がカールレウム・ヴァウルの姿と言動からボアザン貴族を思い出している。

人物編集

ズ・ザンバジル
ボアザン帝国皇帝。
ラ・ゴール
剛三兄弟の父である剛健太郎の正体。
プリンス・ハイネル
ラ・ゴールこと剛健太郎の息子で、地球侵攻軍の司令官。剛三兄弟とは異母兄弟に当たる。
グルル
皇帝から重用される将軍。
ド・ズール
ド・ベルガン
リー・カザリーン
ルイ・ジャンギャル
ダンゲ
突撃兵士
労奴

他作品の関連人物・組織編集

キャンベル星人
α』ではゼ・バルマリィ帝国、『A』ではベガ星連合軍と、そろって他国の支配下に置かれる。
R』では同盟を結ぶ。
バーム星人
第2次α』では結託する。
『A』では、同じくベガ星連合軍の支配下に置かれる。
妖魔帝国
』では同じくバルマー帝国傘下。
暗黒ホラー軍団
『新』ではバルマー帝国に占領され、同じ辺境方面軍第8艦隊に組み込まれる。
αシリーズ』では結託する。
グラドス軍
『新』ではバルマー帝国に占領され、同じ辺境方面軍第8艦隊に組み込まれる。
J』では敵対する。
ベガ星連合軍
『A』では、キャンベル星人、バーム星人とともに支配下に置かれる。
百鬼帝国
『A』でベガ星連合軍の仲介により同盟関係となる。
基本的に他の異星人、特に角の無い種族を見下す傾向のあるボアザン星人だが、同じく角を持つ種族であるため一目置き、対等の立場で接している。
ゼロ (電童)
CC』では客将の扱いを受けるが、角を持たないが故にあまり信頼されてはいない様子。
バルマー帝国
『新』では、この帝国の辺境方面軍第8艦隊に組み込まれる。新参者ゆえ「暗黒ホラー軍団以上、妖魔帝国並、グラドス軍以下」の待遇を受ける。
ゼ・バルマリィ帝国
『α』ではこの帝国に占領され、『新』以上に酷使される。

関連用語編集

獣士
所謂「今週の怪獣」。ボアザンの優秀な兵士たちを巨大化させた生物と合体させたサイボーグであり、獣士に選抜されることは大変な名誉らしい。
鎧獣士
後半に開発されたより強力な獣士。強力なマキシンガル合金を装甲に搭載し、突撃兵士の脳を移植。
地底城
地球の前線基地。
SRWではボアザン星へボルテスチームが向かう機会が非常に少ないので、地底城陥落がボアザン軍の敗北となるケースが多い。
スカールーク
ボアザン軍の母艦。
ボアザン円盤
量産型の攻撃円盤。
攻撃司令艦ザンタル
皇帝ズ・ザンバジル保有の巨大戦艦。
守護神ゴードル
ボアザンの守護神と称される最強のロボット。本作の実質的なラスボス機。

余談編集

  • 「ボルテスVの続編」として描かれた漫画作品『第41話 逆襲する貴族』(長谷川裕一:作)では、殖民星の貴族が評議会を結成し本国奪還を目論んでいること、労奴改め市民と貴族の争いが深刻化していることが言及されている。
  • この作品は非公式だが、後に長谷川氏が手掛けた漫画『超電磁対戦ビクトリーファイブ』にて一部設定が流用されている(直接話が繋がっている訳ではない)。