「クーロンガンダム」の版間の差分

(カテゴリを「ガンダムシリーズの登場メカ」に変更)
(→‎概要: 文を追記しました。)
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
(14人の利用者による、間の37版が非表示)
1行目: 1行目:
== GF13-001NH クーロンガンダム(KOWLOON GUNDAM) ==
+
{{登場メカ概要
 +
| 外国語表記 = [[外国語表記::KOWLOON GUNDAM]]<ref>[http://www.g-gundam.net/mf/09.html モビルファイター紹介]、機動武闘伝Gガンダム、2022年2月10日閲覧。</ref>
 +
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 +
*{{登場作品 (メカ)|機動武闘伝Gガンダム}}
 +
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
 +
| SRWでの分類 = [[機体]]
 +
}}
  
*登場作品:[[機動武闘伝Gガンダム]]
+
{{登場メカ概要
*分類:第13回GF用[[モビルファイター]]
+
| タイトル = スペック
*形式番号:GF13-001NH (第13回大会)/GF12-035NH(第12回大会)
+
| 分類 = [[分類::モビルファイター]]
*頭頂高:16.4m
+
| 生産形態 = ワンオフ機
*本体重量:8.0t
+
| 型式番号 = [[型式番号::GF12-035NH]](第12回大会)<br />[[型式番号::GF13-001NH]](第13回大会)
*装甲素材:ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材、レアメタルハイブリット多層材、DG細胞
+
| 頭頂高 = [[頭頂高::16.4 m]]
*メインエンジン:熱核融合炉
+
| 本体重量 = 8.0 t
*所属:ネオ・ホンコン
+
| 動力 = [[動力::熱核融合炉]]
*主なパイロット:[[東方不敗マスター・アジア]]
+
| 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]]スーパーセラミック複合材<br />レアメタルハイブリッド多層材<br />[[DG細胞]]
 +
| 開発 = [[香港|ネオ・ホンコン]]
 +
| 所属 = {{所属 (メカ)|香港|ネオ・ホンコン}}
 +
| ガンダムファイター = [[パイロット::東方不敗マスター・アジア]]
 +
}}
 +
'''クーロンガンダム'''は『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の[[登場メカ]]。
  
=== 機体概要 ===
+
== 概要 ==
第13回大会ガンダムファイトにおけるネオ・ホンコン代表の[[MF]]。<br />
+
第13回大会[[ガンダムファイト]]における[[香港|ネオ・ホンコン]]代表の[[モビルファイター|MF]]
[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]が第12回大会から引き続き搭乗している。そのため他の機体と比較すると機体性能的にやや古い事を劇中に本人が述べていたが、第12回大会では他のMFよりも一歩抜きん出た性能を誇り、第13回大会のMFと比較しても遜色のない性能を持っていた。<br />
 
第12回大会では、第9回大会から3連覇を果たしたネオ・イングランド代表のブリテンガンダムを破り、決勝ではネオ・ジャパン代表の[[ウルベ・イシカワ|ウルベ]]が搭乗するガンダムを打ち破り優勝した。東方不敗の動きを完全にトレースするため、格闘戦用にセッティングされた機体で、当時火器重視のファイトスタイルが主流となっていたガンダムファイトにおいて、正統派格闘技スタイル旋風を巻き起こした。<br />
 
本機は[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]がシャッフル同盟時代に乗っていたMF「シャッフルハート」(SRW未登場)が元になっていると言われている。後に[[DG細胞]]の力で[[マスターガンダム]]へと変貌する。
 
  
=== スパロボシリーズにおいて ===
+
[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]が第12回大会から引き続き搭乗している。そのため他の機体と比較すると機体性能的にやや古い事を劇中に本人が述べていたが、第12回大会では他のMFよりも一歩抜きん出た性能を誇り、第13回大会のMFと比較しても遜色のない性能を持っていた。
スパロボでは既に[[マスターガンダム]]に乗っていることが多いのであまり見ることのない機体。
 
  
== 登場作品 ==
+
第12回大会では、第9回大会から3連覇を果たしたネオ・イングランド代表のブリテンガンダムを破り、決勝ではネオ・ジャパン代表の[[ウルベ・イシカワ]]が搭乗するガンダムを打ち破り優勝した。東方不敗の動きを完全にトレースするため、格闘戦用にセッティングされた機体で、当時火器重視のファイトスタイルが主流となっていたガンダムファイトにおいて、正統派格闘技スタイル旋風を巻き起こした。
<!-- :作品名:解説 -->
+
 
 +
本機は東方不敗が[[シャッフル同盟]]時代に乗っていたMF「シャッフルハート」(SRW未登場)が元になっていると言われている。
 +
 
 +
マスター・アジアがデビルガンダム軍団に加入後、本機はDG細胞によって[[マスターガンダム]]に変異し、新宿で正体が露見するまで本機に擬態していた。
 +
 
 +
== 登場作品と操縦者 ==
 +
SRWでは既に[[マスターガンダム]]に乗っていることが多いため、あまり見ることのない機体。
  
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
:イベントにのみ登場。超級覇王電影弾を使用するが、その反動で大破する。
+
:初登場作品。イベントにのみ登場。超級覇王電影弾を使用するが、その反動で大破する。
;[[スーパーロボット大戦F]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}
 
:イベントのみ登場。デモムービーで原作での超級覇王電影弾のシーンが再現された。
 
:イベントのみ登場。デモムービーで原作での超級覇王電影弾のシーンが再現された。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[新スーパーロボット大戦]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦}}
:イベントにのみ登場。使用する事も倒す事もできない。
+
:イベントにのみ登場。早々に[[マスターガンダム]]へと姿を変えてしまう。
;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]
+
:;{{参戦作品 (メカ)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}
:おまけマップにて、味方ユニットとして出撃させることができる。本マップのボスは東方不敗の[[マスターガンダム]]だが、この機体を出撃させるとボスが[[ル・カイン]]の[[ザカール]]に変化する。
+
::フリーバトル、おまけマップに登場。おまけマップでは通常の味方ユニットとして使用可能だが、機体は宇宙Cで性能に優れたところも無いため、戦力としては微妙なところ。
 +
::なお、おまけマップで本機を出撃させると、ボスユニットが[[マスターガンダム]]から[[ザカール]]に変更される。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
+
=== 武装・[[必殺武器]] ===
=== 武装・必殺攻撃 ===
+
==== 武装 ====
 
 
==== 射撃兵装 ====
 
 
;マシンキャノン
 
;マシンキャノン
 
:胸部に内蔵された本機唯一の内蔵火器兵装。原作では使用されなかった。
 
:胸部に内蔵された本機唯一の内蔵火器兵装。原作では使用されなかった。
 
==== 格闘兵装 ====
 
;剣覇千王気炎弾
 
:パンチを連打する技。新ではクーロンクロスと同様のアニメーションだった。
 
 
;クーロンストライク
 
;クーロンストライク
 
:格闘戦を行う。
 
:格闘戦を行う。
 
;クーロンクロス
 
;クーロンクロス
:流派東方不敗の布を使用した闘法。
+
:[[流派東方不敗]]の布を使用した闘法。
;王家・策命穏霊拳
+
 
:[[新スーパーロボット大戦]]では気弾を連射する技。王家・索命陰霊拳の誤植では無いかと思われる。
+
==== 必殺技 ====
 +
;剣覇千王気炎弾(けんはせんおうきえんだん)
 +
:パンチを連打する技。劇中では未使用。
 +
:[[新スーパーロボット大戦|新]]』ではクーロンストライクと同じアニメーションになっている。
 +
;王家・策命穏霊拳(おうけ・さくめいいんれいけん)
 +
:王家・索命陰霊拳の誤植では無いかと思われる技。
 +
:『新』では気弾を連射する。
 
;超級覇王電影弾(ちょうきゅうはおうでんえいだん)
 
;超級覇王電影弾(ちょうきゅうはおうでんえいだん)
:自ら気のエネルギー渦となって相手に体当たりを駆ける。[[スーパーロボット大戦F]]ではデモムービーで登場。
+
:自ら気のエネルギー渦となって相手に体当たりを駆ける。
 +
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』ではデモムービーで登場。
 
;クーロンフィンガー
 
;クーロンフィンガー
:SRW未登場。流派東方不敗のフィンガー系の技。
+
:流派東方不敗のフィンガー系の技。SRW未実装。
 
 
=== [[特殊能力]] ===
 
  
 
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
63行目: 76行目:
 
:
 
:
  
=== サイズ ===
+
=== [[サイズ]] ===
 
;M
 
;M
 
:
 
:
 +
 +
== 名場面 ==
 +
;超級覇王電影弾!
 +
:第12話より。登場するなり[[デスアーミー]]を生身で撃破した東方不敗の快進撃は、ガンダムに乗っても止まらない。「一機一機に構っていても仕方ない」とばかりにクーロンガンダムをエネルギーの渦で覆い、[[シャイニングガンダム]]の手を借りて放たれる超級覇王電影弾。「[[ガンダムタイプ|ガンダム]]が中年男性の顔のついた巨大な光の弾となり、無数の敵をなぎ倒す」シーンは、それまでの『リアルガンダム=[[宇宙世紀]]』という固定概念にも、良くも悪くも強烈な刺激を与えることになる。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[マスターガンダム]]
 
;[[マスターガンダム]]
:本機のDG細胞による変異後の姿。
+
:デビルガンダム軍団における本機の真の姿。
;シャッフルハート
+
;[[GUNDAM:シャッフル・ハート|シャッフル・ハート]](SRW未登場)
 
:シャッフル同盟時代の[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]の愛機。本機の原型となった機体でもある。
 
:シャッフル同盟時代の[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]の愛機。本機の原型となった機体でもある。
;ヤマトガンダム
 
:[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]の若かりし頃の愛機。
 
<!-- == 対決 == -->
 
  
== 名場面 ==
+
== 余談 ==
;超級覇王電影弾!
+
*本機はガンプラ化されていないが、『新SD戦国伝 超機動大将軍』(スパロボ未参戦)において、マスターガンダムがモチーフの'''魔星大将軍'''には、クーロンガンダムに酷似した軽装タイプが備わっており、ガンプラでも再現されている。
:超級覇王電影弾によりデスアーミーの大群を一蹴。
 
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 +
<amazon>B000XOHSDK</amazon>
  
*<amazon>B000XOHSDK</amazon>
+
== 脚注 ==
<!-- == 話題まとめ == -->
+
<references />
<!-- === チャットログ === -->
 
<!-- == 資料リンク == -->
 
  
== リンク ==
+
== 資料リンク ==
 +
*[[GUNDAM:クーロンガンダム]]
 +
{{ガンダムシリーズ}}
 +
{{DEFAULTSORT:くうろんかんたむ}}
 
[[category:登場メカか行]]
 
[[category:登場メカか行]]
 
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]
 
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]
{{DEFAULTSORT:くうろんかんたむ}}
+
[[category:機動武闘伝Gガンダム]]

2024年1月7日 (日) 19:34時点における最新版

クーロンガンダムは『機動武闘伝Gガンダム』の登場メカ

クーロンガンダム
外国語表記 KOWLOON GUNDAM[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦G
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 モビルファイター
生産形態 ワンオフ機
型式番号 GF12-035NH(第12回大会)
GF13-001NH(第13回大会)
頭頂高 16.4 m
本体重量 8.0 t
動力 熱核融合炉
装甲材質 ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材
レアメタルハイブリッド多層材
DG細胞
開発 ネオ・ホンコン
所属 ネオ・ホンコン
ガンダムファイター 東方不敗マスター・アジア
テンプレートを表示

概要編集

第13回大会ガンダムファイトにおけるネオ・ホンコン代表のMF

東方不敗が第12回大会から引き続き搭乗している。そのため他の機体と比較すると機体性能的にやや古い事を劇中に本人が述べていたが、第12回大会では他のMFよりも一歩抜きん出た性能を誇り、第13回大会のMFと比較しても遜色のない性能を持っていた。

第12回大会では、第9回大会から3連覇を果たしたネオ・イングランド代表のブリテンガンダムを破り、決勝ではネオ・ジャパン代表のウルベ・イシカワが搭乗するガンダムを打ち破り優勝した。東方不敗の動きを完全にトレースするため、格闘戦用にセッティングされた機体で、当時火器重視のファイトスタイルが主流となっていたガンダムファイトにおいて、正統派格闘技スタイル旋風を巻き起こした。

本機は東方不敗がシャッフル同盟時代に乗っていたMF「シャッフルハート」(SRW未登場)が元になっていると言われている。

マスター・アジアがデビルガンダム軍団に加入後、本機はDG細胞によってマスターガンダムに変異し、新宿で正体が露見するまで本機に擬態していた。

登場作品と操縦者編集

SRWでは既にマスターガンダムに乗っていることが多いため、あまり見ることのない機体。

旧シリーズ編集

第2次スーパーロボット大戦G
初登場作品。イベントにのみ登場。超級覇王電影弾を使用するが、その反動で大破する。
スーパーロボット大戦F
イベントのみ登場。デモムービーで原作での超級覇王電影弾のシーンが再現された。

単独作品編集

新スーパーロボット大戦
イベントにのみ登場。早々にマスターガンダムへと姿を変えてしまう。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトル、おまけマップに登場。おまけマップでは通常の味方ユニットとして使用可能だが、機体は宇宙Cで性能に優れたところも無いため、戦力としては微妙なところ。
なお、おまけマップで本機を出撃させると、ボスユニットがマスターガンダムからザカールに変更される。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

武装編集

マシンキャノン
胸部に内蔵された本機唯一の内蔵火器兵装。原作では使用されなかった。
クーロンストライク
格闘戦を行う。
クーロンクロス
流派東方不敗の布を使用した闘法。

必殺技編集

剣覇千王気炎弾(けんはせんおうきえんだん)
パンチを連打する技。劇中では未使用。
』ではクーロンストライクと同じアニメーションになっている。
王家・策命穏霊拳(おうけ・さくめいいんれいけん)
王家・索命陰霊拳の誤植では無いかと思われる技。
『新』では気弾を連射する。
超級覇王電影弾(ちょうきゅうはおうでんえいだん)
自ら気のエネルギー渦となって相手に体当たりを駆ける。
F』ではデモムービーで登場。
クーロンフィンガー
流派東方不敗のフィンガー系の技。SRW未実装。

移動タイプ編集

サイズ編集

M

名場面編集

超級覇王電影弾!
第12話より。登場するなりデスアーミーを生身で撃破した東方不敗の快進撃は、ガンダムに乗っても止まらない。「一機一機に構っていても仕方ない」とばかりにクーロンガンダムをエネルギーの渦で覆い、シャイニングガンダムの手を借りて放たれる超級覇王電影弾。「ガンダムが中年男性の顔のついた巨大な光の弾となり、無数の敵をなぎ倒す」シーンは、それまでの『リアルガンダム=宇宙世紀』という固定概念にも、良くも悪くも強烈な刺激を与えることになる。

関連機体編集

マスターガンダム
デビルガンダム軍団における本機の真の姿。
シャッフル・ハート(SRW未登場)
シャッフル同盟時代の東方不敗の愛機。本機の原型となった機体でもある。

余談編集

  • 本機はガンプラ化されていないが、『新SD戦国伝 超機動大将軍』(スパロボ未参戦)において、マスターガンダムがモチーフの魔星大将軍には、クーロンガンダムに酷似した軽装タイプが備わっており、ガンプラでも再現されている。

商品情報編集

脚注編集

  1. モビルファイター紹介、機動武闘伝Gガンダム、2022年2月10日閲覧。

資料リンク編集