「デボネア」の版間の差分
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*名前の由来は三菱自動車工業が製造していた「デボネア」から。 | *名前の由来は三菱自動車工業が製造していた「デボネア」から。 | ||
*原作には登場しないアニメオリジナルキャラクターであるが、後にCLAMPが手掛けた漫画『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』にて、デボネアをモデルとしたキャラ・秘妖(キイシム)が登場するなど、変わった形で逆輸入された。なお、同作のアニメ版ではデボネア名義となっているが、『レイアース』の時のような残虐性は影を潜め、冷徹さと慈悲深さが合わさった性格となっている。 | *原作には登場しないアニメオリジナルキャラクターであるが、後にCLAMPが手掛けた漫画『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』にて、デボネアをモデルとしたキャラ・秘妖(キイシム)が登場するなど、変わった形で逆輸入された。なお、同作のアニメ版ではデボネア名義となっているが、『レイアース』の時のような残虐性は影を潜め、冷徹さと慈悲深さが合わさった性格となっている。 | ||
+ | *彼女のみならず、基本的にCLAMP作品には一部のキャラクターを除き、毒親や毒家族などが結構いる。 | ||
+ | **『カードキャプターさくら』の主人公・木之本桜の親友・大道寺知世の母親・大道寺園美は娘の知世をかつての想い人・木之本撫子のコピー扱いしている。『×××HOLiC』の五月七日小羽の母親は娘の超能力を悪用してインチキ商売をしていた。『聖伝-RG VEDA-』の舎脂は主人公・阿修羅を「化け物」と呼び生まれてすぐに捨てた。 | ||
== 脚注 == | == 脚注 == |
2024年2月11日 (日) 15:51時点における最新版
デボネア | |
---|---|
登場作品 | 魔法騎士レイアース |
声優 | 高畑淳子 |
デザイン |
CLAMP(原案) 石田敦子(アニメ版) 山根理宏(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦T |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 不明 |
性別 | 女 |
所属 | デボネア一派 |
概要編集
第二章から登場。ノヴァを操り、裏側からセフィーロを混乱させる謎の魔女。原作漫画版には登場しないアニメオリジナルキャラクター。
その正体は柱が消えたことでセフィーロの人々が抱いた恐怖や絶望といった負の感情が具現化した存在。心が全てを決めるセフィーロの理によってこのような現象が発生した。
負の感情の化身であり、セフィーロを負の感情で満たして絶望と闇に落とすことを目的としている。 最終決戦ではノヴァが光に吸収されたことで操縦者のいなくなった魔神レガリアに封じられていた本体と融合し、魔法騎士たちの前に立ちはだかるが、セフィーロの人々の願いにより発現した閃光の剣を突き立てられ、消滅した。
登場作品と役柄編集
参戦した作品全てで、オリジナル系ラスボスと肩を並べる存在になるなど破格の扱いを受けており、プレイヤーからは「怨念と憎悪って怖い」と戦々恐々とされている。
VXT三部作編集
- スーパーロボット大戦T
- 初登場作品。担当声優の高畑淳子氏は本作でスパロボ初参加、津嘉山正種氏、上川隆也氏に続いての大物俳優参加となった。なお公式ラジオにおいて、事前に収録を行ったことを寺田プロデューサーが明言していた。
- 本作ではショット・ウェポンが協力するなど、『ダンバイン』勢からも仇敵扱いとなっており特殊戦闘台詞も存在する。
- また、セフィーロの民のみならず地球の人々の恐怖心からも影響を受けるなどズール皇帝を思わせる程に強大化し、デビルガンダム事件やゾンダー襲来の遠因ともなっているなど、ワイズマンと並んで本作の戦乱の元凶の片割れとなっており、扱いは非常に大きい。
- なお戦闘前会話では「年増」だの「オバサン」だのと言ってくるメンバーがやたらと多い。また、魔法騎士への特殊戦闘台詞が何故かランティス相手にも発生する。
- 敵ユニットとしては第49話で交戦することになる。HPを60%以下まで削るとイベントが発生して弱体化する。ある程度削った後一気に十数万ダメージを与えれば撃墜可能で、イベント後は復活するので[1]二回分の資金やTacPを獲得できる。
- エキスパンション・シナリオでは光と影の反転した宇宙に存在する「闇のザ・パワー」と呼ぶべき力によって復活を遂げ、同シナリオの戦いを引き起こした最大の元凶として立ち回る。同質の存在と呼ぶ魔獣エンデを『T』世界に召喚し復活させ、彼と彼が呼び寄せたネバンリンナと共に暗躍し、この世界の人々の希望となったT3に加え地球艦隊・天駆やエクスクロスの打倒を企てるが、セフィーロでの決戦にて再び敗北し消滅した。
- 戦闘ではExpn第11話で交戦することになり、ある程度削るとイベントが発生するが、本編と異なりイベント後も弱体化はしない。こちらでも強化次第では撃墜可能でイベント後に復活するので、やはり二回分の資金とTacPを獲得できる。
- エキスパンション・シナリオにおいては自軍と敵対するキャラクターが殆んどがバンプレストオリジナルのキャラクターである中、数少ない復活を遂げた版権作品の悪役キャラとなっており、尚且つ『T』本編のラスボスに代わり過去作のオリジナルラスボスと肩を並べる存在として扱われるなど、総じて本編での扱いも併せて本作において最も破格の扱いを受けた版権作品の悪役キャラクターといえる。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦30
- 登場は終盤。本作ではジャロウデクの異世界侵攻を扇動していた黒幕という立ち位置で、アクシズ・ショックにより発せられた「人の希望の光」の影として発生した存在。
- キーミッション「ハートtoハート」もしくは「光あふれる未来へ」でドライクロイツの前に姿を現し、フィルツォイク親子の憎しみを増幅することで自らの力を高め、互いに強化するという文字通りの「負のループ」を作り出す。しかし、「柱」としての力に目覚めた光と勇太の示した勇気で闇を振り払われて敗北した。
- その後、エクストラチャプターにて復活を遂げサイクラミノスに力を与えていたが、アルシオーネの命懸けの策により表に引き摺り出され、再びドライクロイツに討ち滅ぼされた。
装備・機能編集
イベント前のHP基本値は24万で、難易度ノーマルの激闘ルートという条件下ではラスボスであるダイガイアン1号2号よりHPが多い。イベントが発生すると半分以下になる他装甲値も大幅に低下するので、早々に条件を満たそう。イベント後には武器の射程が10から11に強化されている点に注意。『T』攻略本では射程が10のままと誤記されている[2][3]。
エキスパンション・シナリオでは数値こそ42万以上となっているが、イベントで一度全回復するうえにこの手のイベントのお約束たるイベント戦闘でHPが減るという事もない為、実質68万以上となる。
武装・必殺武器編集
- 暗黒の力
- 体中から暗黒のエネルギーを放つ。MAP兵器版もあり。デボネアは射撃より格闘の方が28も高いのだが、どう言うわけか射撃武器である為、折角の高い格闘値があまり生かされていない。
- 通常版には行動不能の特殊効果があるが、イベント後にはなくなる。
特殊能力編集
サイズ編集
- 2L
カスタムボーナス編集
パイロットステータス編集
精神コマンド編集
特殊スキル編集
エースボーナス編集
人間関係編集
- ノヴァ
- 一人でいた彼女を拾い、光や彼女の大切な人を殺すように吹き込む。お母さまと呼ばれ慕われているが、デボネアの方は内心道具としか思っていない。最終的には光達に敗れた彼女をあっさり見捨て、諸共に殺害しようとした。
- アルバー、セビル
- 自身が創り出した魔物達。
- アルシオーネ
- セフィーロから姿を消していた彼女を配下に加えていた。セフィーロ側に敗北して捕虜になっていた彼女がデボネアの居場所を漏らそうとした時、黒い霧に飲み込ませて消し去るという、容赦のない粛清を行う。
- 獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風
- 人々の希望の象徴である宿敵。
- イーグル・ビジョン
- 終盤でのランティス救出の際に致命傷を負った彼にトドメを刺し殺害する。
他作品との人間関係編集
- ショット・ウェポン
- 『T』での協力者。最終的に自らを取り込ませる形で融合する。
- ラバーン・ザラマンド
- 『T』において利用し、彼の憎しみを増大させた。
- デビルガンダム(アルティメットガンダム)
- 『T』においては彼(?)が「悪魔」へと変貌する元凶となる。
- 魔獣エンデ
- 『T』のエキスパンション・シナリオでは彼の魂を呼び寄せて復活させ、協力者となった。
- ネバンリンナ
- 『T』のエキスパンション・シナリオではエンデが呼び寄せた彼女とも協力関係となる。
- アムロ・レイ、シャア・アズナブル
- 『30』では彼らが見せた人の心の光によって誕生した。
- エルネスティ・エチェバルリア
- 『30』では彼が転生した人間であることを把握しており、因果を曲げる存在と危険視していた。
- クリストバル・ハスロ・ジャロウデク
- 『30』では彼を利用してジャロウデク軍を動かす。
- エヴァ・フォルツォイク、ノイバー・フォルツォイク
- 『30』ではフォルツォイク親子の憎しみを増幅し、自身の力に変えていた。なお、エヴァとは「母親を名乗りながら子供と呼ぶ者を操り人形にする」という共通点がある。
- サイクラミノス
- 『30』での同志。彼女の復活に関わっており、結託して以降互いに助力し合っていた。
スパロボ シリーズの名台詞編集
戦闘台詞編集
スパロボ シリーズの迷台詞編集
- 「諦めろ…! 諦めろ、諦めろ、諦めろ! 世界は終わりを迎える!」
「何だと…!? それは何だ!?」 - アムロ・レイとの戦闘前会話。自身が力の根源を大幅に失った状態でもあるためか、放つ一言に焦りの色が滲み出ている点が目立つ。逆に彼から「お前がどれだけ絶望を振りまこうとも俺とベルトーチカには希望がある!」と反論され、驚いた表情でその内容を問い質すが直後に「お前のような奴に教えられるか!」と一蹴されてしまう。
- 「お前は世界の崩壊をこの程度と言うのか!?」
- サイゾウ・トキトウとの戦闘前会話。デボネアに気押しされ気味なラミィへ対してサイゾウが「業績不振やプロジェクト頓挫の危機を乗り越えて来たことに比べればこの程度の危機は恐れるに足らずだ」と諭すように語りかけたため、驚きと呆れが混じった表情を見せる形でツッコミに近い一言を思わず発してしまう。この後、彼からは「サラリーマンとはそういうものだ」とにべもなく返されてしまった。
- 「私の存在を無視するつもりか!?」
- エキスパンション・シナリオの第11話「光と影の向こうに」における地球艦隊・天駆勢との戦闘前会話。自信満々に「お前達の死と絶望をネバンリンナに捧げてくれる!」と発言するものの、肝心の総司・千歳・ナインはネバンリンナの逆恨みと相変わらずな独善振りに辟易しており、その意識もデボネアよりはネバンリンナへ向きがちだった(千歳自身「こうなったら直接文句を言いにいく」とまで言い出すほど)。
- だが、この様子を見ていてかデボネアは『自分を差し置いて勝手に盛り上がるな』と言わんばかりに上述の台詞を発してしまう。
対決・名場面編集
関連機体編集
- 魔神レガリア
- ノヴァに与えた魔神。その鎧の下に本体を隠していた。
余談編集
- 名前の由来は三菱自動車工業が製造していた「デボネア」から。
- 原作には登場しないアニメオリジナルキャラクターであるが、後にCLAMPが手掛けた漫画『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』にて、デボネアをモデルとしたキャラ・秘妖(キイシム)が登場するなど、変わった形で逆輸入された。なお、同作のアニメ版ではデボネア名義となっているが、『レイアース』の時のような残虐性は影を潜め、冷徹さと慈悲深さが合わさった性格となっている。
- 彼女のみならず、基本的にCLAMP作品には一部のキャラクターを除き、毒親や毒家族などが結構いる。
- 『カードキャプターさくら』の主人公・木之本桜の親友・大道寺知世の母親・大道寺園美は娘の知世をかつての想い人・木之本撫子のコピー扱いしている。『×××HOLiC』の五月七日小羽の母親は娘の超能力を悪用してインチキ商売をしていた。『聖伝-RG VEDA-』の舎脂は主人公・阿修羅を「化け物」と呼び生まれてすぐに捨てた。