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「MART」内では表向き、「アメリカ軍が開発した高性能[[AI]]搭載のDT」と認識されていた。また本来の情報を教えてもらった者達の一部は、「天空の巨人」の[[異名]]で呼んでいる。 | 「MART」内では表向き、「アメリカ軍が開発した高性能[[AI]]搭載のDT」と認識されていた。また本来の情報を教えてもらった者達の一部は、「天空の巨人」の[[異名]]で呼んでいる。 | ||
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| − | : | + | :初登場作品。本作の主人公機。担当声優の阿座上洋平氏は[[一般兵]]役を経て、初のネームドキャラ役としての出演となる。前述の通り人間態への変身能力を有するため、スパロボシリーズ初の主人公と主人公機を兼ねた存在となる<ref>そのためパイロット養成の際には、[[鋼鉄ジーグ]]同様に人間態ではなく機体そのものが表示されている。</ref>。 |
| − | : | + | :序章にて加入。どのワールドを選択しても、第1話にて加入する。攻撃＆防御タイプ。また、数少ない通常攻撃が特殊属性の機体なので、削り要員としては重宝される。必殺技はタイプ通り攻撃力を中心にステータスを上昇させるものが多く、特に命中時に「[[覚醒]]」を付与し疑似的な[[2回行動]]を実現できる「カアス・ハーマー」が強力であり、ディーダリオンのメインにセットすると弱体効果を受けなくなる追加効果まで存在するため是非とも揃えたい。 |
| − | + | :ストーリー2章Part4より進化形態の「[[ディーダリオン・ザアム]]」が実装。システム的には[[乗り換え]]扱いで、通常のディーダリオンとは別機体となる。ディーダリオンのSSR必殺技はザアムでも使えるが、逆は不可能。そのため実装後は基本ザアムに役割を譲ることになるが、上述の「カアス・ハーマー」はザアムにおいても需要の高いパーツとなっている。 | |
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| − | : | + | :『DD』でのSSR必殺技はエレク・ヘレブのみが選出。戦闘アニメは『DD』の演出を純粋に家庭用作品向けにブラッシュアップしたものになっている。立ち絵は『DD』で使用されている公式画像を拡大しバストアップにしたもの。 |
| − | : | + | :ユニット能力自体には目立った能力はないが、パイロット側の特殊スキル「ディカアス」が強力で、エースボーナス獲得後はHP50%以下で被ダメージ0.8倍に与ダメージ1.2倍。これを前提に、HPを意図的に減らしての運用が基本となる。 |
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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;オウル・シェラフ | ;オウル・シェラフ | ||
| − | : | + | :腕から発射する光弾。敵に突き刺さった後、爆発する。『30』でも採用。 |
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==== 必殺技 ==== | ==== 必殺技 ==== | ||
;オウル・ハーガー | ;オウル・ハーガー | ||
| − | : | + | :『DD』で斬撃属性のSSR必殺技として登場。左足にエネルギーを溜め、踵のブレードを展開、そのまま踵落としで敵を蹴り砕く。最後に爆発を背景にポーズを決める。 |
| − | : | + | :メインアビリティは「Dの衝動」。防御力が増加し、さらに自分のアクション時のみ攻撃力が増加する。サブアビリティは「攻撃力・防御力アップIII」。 |
;エレク・ヘレブ | ;エレク・ヘレブ | ||
| − | : | + | :『DD』で打撃属性のSSR必殺技として登場。両腕から発現した蛇腹剣で敵を絡め取り、貫いたのちに十字に切り裂く。本人も「刃」と称し相手を切り裂くが、打撃属性。射程が唯一ディーダリオンの武装の中で1~4と長い。『DD』のSSR必殺技の中でも、唯一『30』でも採用されているが、貫くだけになっている。 |
| − | : | + | :メインアビリティは「天空の巨人」。必殺技威力が増加し、さらに戦闘回数に応じて攻撃力が増加する。サブアビリティは「必殺技威力アップIII（打撃）」。 |
;カアス・ハーマー | ;カアス・ハーマー | ||
| − | : | + | :『DD』で打撃属性のSSR必殺技として登場。敵に向かって突撃しパンチとキックの連打で打ち上げると同時にディラーマーを発射、「D」の紋章が浮かぶフィールドで敵を拘束し、炎を纏った拳で打ち砕く。 |
| − | : | + | :メインアビリティは「ディ・レヴ（Lv1）」。移動力が増加する。気力が10上昇毎に攻撃力・防御力・照準値が増加する。カアス・ハーマー命中時、自分に「[[覚醒]]」「[[直撃]]」を発動する。気力130以上のとき、一定の確率で新たに受けるアビリティによる弱体効果を無力化する。被ダメージ時の気力上昇量が増加する。サブアビリティは「必殺技威力アップIII（打撃）」。 |
| + | :必殺技スロットの装備時効果は全てザアムでも使用可能であり、命中時に発動する精神が非常に有用であるため、先述の通りザアム登場後も本パーツが運用の核として用いられている。 | ||
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=== カスタムボーナス === | === カスタムボーナス === | ||
;全ての武器の攻撃力+200。EN+50。 | ;全ての武器の攻撃力+200。EN+50。 | ||
| − | : | + | :『30』で採用。攻撃性能が純粋に強化される嬉しいボーナス。 |
== 機体BGM == | == 機体BGM == | ||
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:『DD』にてディーダリオン関係のイベントで流れていたBGM。 | :『DD』にてディーダリオン関係のイベントで流れていたBGM。 | ||
:『30』では専用BGMとして採用され、曲名が判明した。 | :『30』では専用BGMとして採用され、曲名が判明した。 | ||
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== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
;[[メラフディン]] | ;[[メラフディン]] | ||
| − | : | + | :ディーダリオンをベースとして、その護衛機ないし監視役として開発された機体。 |
== 余談 == | == 余談 == | ||
*人間態から機動兵器サイズへの[[変身]]・巨大化は「ウルトラシリーズ」のオマージュと思われる。 | *人間態から機動兵器サイズへの[[変身]]・巨大化は「ウルトラシリーズ」のオマージュと思われる。 | ||
| − | **実際、作中でも[[流竜馬 (OVA)|竜馬]] | + | **実際、作中でも[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]が「まるで特撮番組のヒーローだぜ」などと発言している<ref>ちなみに、[[ゲッターロボシリーズ]]原作者の石川賢氏は、『[[ゲッターロボ]]』を手掛ける前年に『ウルトラマンタロウ』の[[漫画|コミカライズ]]を担当しており、ウルトラマン達の力の源であるディファレーター光線に対し、[[ゲッター線]]の原型と思しき独自解釈を行っている。</ref>。 |
*武器名や第二形態である「ディーダリオン・ザアム」に使用されている単語は、[[ゼ・バルマリィ帝国]]や[[カドゥム・ハーカーム]]でおなじみ[[ヘブライ語]]である。このことから関連性を指摘する見方もある。 | *武器名や第二形態である「ディーダリオン・ザアム」に使用されている単語は、[[ゼ・バルマリィ帝国]]や[[カドゥム・ハーカーム]]でおなじみ[[ヘブライ語]]である。このことから関連性を指摘する見方もある。 | ||
2024年8月31日 (土) 15:43時点における最新版
ディーダリオンは『スーパーロボット大戦DD』の主人公。
| ディーダリオン | |
|---|---|
| 外国語表記 | Didarion[1] |
| 登場作品 | |
| 声優 | 阿座上洋平 |
| デザイン | 大張正己 |
| 初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
| SRWでの分類 |
機体 パイロット（ディドを参照） |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | 改造されたネピリアン |
| 全長 | 20.3 m |
| 動力 | ディ・レヴ |
| 次形態 | ディーダリオン・ザアム |
| 所属 |
MART ディバイン・ドゥアーズ |
| 変身者 | ディド |
概要編集
南極氷床下調査隊「MART」が異星人の戦艦「エルツァード」の中から発見された巨人。「ディ・レヴ」と呼ばれる高出力の動力源を持ち、高い戦闘能力を有している以外の全貌は不明。
自我を有しており記憶を失っているが、生命ある人間を守るため行動する。非戦闘時はディドと呼ばれる人間態になる。
「MART」内では表向き、「アメリカ軍が開発した高性能AI搭載のDT」と認識されていた。また本来の情報を教えてもらった者達の一部は、「天空の巨人」の異名で呼んでいる。
その実態はアンギルオンやマービュオンと同じ巨人型生命体「ネピリアン」であり、エガリ文明の神・エギリゴの改造を受け現在の姿となった。「善意ある生命を守る」という使命もその際に植え付けられたものとされる。これをネピリアン側から見ると、同胞の一人が改造洗脳されて自分たちの敵になったということになる。
登場作品と操縦者編集
単独作品編集
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。本作の主人公機。担当声優の阿座上洋平氏は一般兵役を経て、初のネームドキャラ役としての出演となる。前述の通り人間態への変身能力を有するため、スパロボシリーズ初の主人公と主人公機を兼ねた存在となる[2]。
- 序章にて加入。どのワールドを選択しても、第1話にて加入する。攻撃＆防御タイプ。また、数少ない通常攻撃が特殊属性の機体なので、削り要員としては重宝される。必殺技はタイプ通り攻撃力を中心にステータスを上昇させるものが多く、特に命中時に「覚醒」を付与し疑似的な2回行動を実現できる「カアス・ハーマー」が強力であり、ディーダリオンのメインにセットすると弱体効果を受けなくなる追加効果まで存在するため是非とも揃えたい。
- ストーリー2章Part4より進化形態の「ディーダリオン・ザアム」が実装。システム的には乗り換え扱いで、通常のディーダリオンとは別機体となる。ディーダリオンのSSR必殺技はザアムでも使えるが、逆は不可能。そのため実装後は基本ザアムに役割を譲ることになるが、上述の「カアス・ハーマー」はザアムにおいても需要の高いパーツとなっている。
- スーパーロボット大戦30
- 2021年12月の無料アップデートにて追加参戦。アップデートの追加エリアミッション「Dimension Diver」にて登場。家庭用作品初参戦のため、ボイスは新規収録が行われている。
- 『DD』でのSSR必殺技はエレク・ヘレブのみが選出。戦闘アニメは『DD』の演出を純粋に家庭用作品向けにブラッシュアップしたものになっている。立ち絵は『DD』で使用されている公式画像を拡大しバストアップにしたもの。
- ユニット能力自体には目立った能力はないが、パイロット側の特殊スキル「ディカアス」が強力で、エースボーナス獲得後はHP50%以下で被ダメージ0.8倍に与ダメージ1.2倍。これを前提に、HPを意図的に減らしての運用が基本となる。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
- オウル・シェラフ
- 腕から発射する光弾。敵に突き刺さった後、爆発する。『30』でも採用。
- 『DD』では特殊属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「ガッツ I」で、サブアビリティは「攻撃力・防御力アップ I」。
- ディラーマー
- 頭部から発射するビーム。『30』でも採用。
- 『DD』ではビーム属性のR必殺技。メインアビリティは「底力 I」で、サブアビリティは「防御力アップI」。
- ヘレブ・ネガー
- 肘に沿って発するビームソード。『30』でも採用。
- 『DD』では斬撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「アタッカー II」で、サブアビリティは「HPアップII」。
必殺技編集
- オウル・ハーガー
- 『DD』で斬撃属性のSSR必殺技として登場。左足にエネルギーを溜め、踵のブレードを展開、そのまま踵落としで敵を蹴り砕く。最後に爆発を背景にポーズを決める。
- メインアビリティは「Dの衝動」。防御力が増加し、さらに自分のアクション時のみ攻撃力が増加する。サブアビリティは「攻撃力・防御力アップIII」。
- エレク・ヘレブ
- 『DD』で打撃属性のSSR必殺技として登場。両腕から発現した蛇腹剣で敵を絡め取り、貫いたのちに十字に切り裂く。本人も「刃」と称し相手を切り裂くが、打撃属性。射程が唯一ディーダリオンの武装の中で1~4と長い。『DD』のSSR必殺技の中でも、唯一『30』でも採用されているが、貫くだけになっている。
- メインアビリティは「天空の巨人」。必殺技威力が増加し、さらに戦闘回数に応じて攻撃力が増加する。サブアビリティは「必殺技威力アップIII（打撃）」。
- カアス・ハーマー
- 『DD』で打撃属性のSSR必殺技として登場。敵に向かって突撃しパンチとキックの連打で打ち上げると同時にディラーマーを発射、「D」の紋章が浮かぶフィールドで敵を拘束し、炎を纏った拳で打ち砕く。
- メインアビリティは「ディ・レヴ（Lv1）」。移動力が増加する。気力が10上昇毎に攻撃力・防御力・照準値が増加する。カアス・ハーマー命中時、自分に「覚醒」「直撃」を発動する。気力130以上のとき、一定の確率で新たに受けるアビリティによる弱体効果を無力化する。被ダメージ時の気力上昇量が増加する。サブアビリティは「必殺技威力アップIII（打撃）」。
- 必殺技スロットの装備時効果は全てザアムでも使用可能であり、命中時に発動する精神が非常に有用であるため、先述の通りザアム登場後も本パーツが運用の核として用いられている。
移動タイプ編集
サイズ編集
- M
カスタムボーナス編集
- 全ての武器の攻撃力+200。EN+50。
- 『30』で採用。攻撃性能が純粋に強化される嬉しいボーナス。
機体BGM編集
- 「Dezarm」
- 『DD』にてディーダリオン関係のイベントで流れていたBGM。
- 『30』では専用BGMとして採用され、曲名が判明した。
関連機体編集
- メラフディン
- ディーダリオンをベースとして、その護衛機ないし監視役として開発された機体。