「マリーベル・メル・ブリタニア」の版間の差分

 
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普段の物腰こそ穏やかだが、切れ者でもあり、状況判断や戦略の立案に優れ、異母兄の[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア]]に勝るとも劣らない明晰な頭脳の持ち主。司令官でありながら自らグリンダ騎士団の母艦である浮遊艦「グランベリー」に乗り込んで前線で陣頭指揮を執ることも多く、滅多に乗り込むことはないが、[[ナイトメアフレーム]]パイロットとしても驚異的な操縦技量を備えており、劇中でも[[ランスロット]]系統のナイトメアである[[ランスロット・トライアル]]を駆って一人で戦局を覆す活躍を見せている。その行動と心情に興味を示した異母兄の[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]]からは興味を持たれ、新型の試作機を優先的に配備される等といった形で支援も得ている。
 
普段の物腰こそ穏やかだが、切れ者でもあり、状況判断や戦略の立案に優れ、異母兄の[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア]]に勝るとも劣らない明晰な頭脳の持ち主。司令官でありながら自らグリンダ騎士団の母艦である浮遊艦「グランベリー」に乗り込んで前線で陣頭指揮を執ることも多く、滅多に乗り込むことはないが、[[ナイトメアフレーム]]パイロットとしても驚異的な操縦技量を備えており、劇中でも[[ランスロット]]系統のナイトメアである[[ランスロット・トライアル]]を駆って一人で戦局を覆す活躍を見せている。その行動と心情に興味を示した異母兄の[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]]からは興味を持たれ、新型の試作機を優先的に配備される等といった形で支援も得ている。
  
部下である騎士達には、表面上の穏やかさやその能力の高さもあって概ね慕われているが、その実個人的にも親しい親友である[[オルドリン・ジヴォン]]以外には心を開いていない。テロ対策に心血を注いでいる一方、テロリストとの戦闘では「ブリタニアの魔女」と恐れられる異母姉の[[コーネリア・リ・ブリタニア]]以上に苛烈な指揮手法を以て臨むことが多く、時にそれが行き過ぎて、部下や無関係な一般人達の命を省みないような指示を下してしまう事もあり、それを良しとしないオルドリン達騎士団の進言にも聞く耳を持とうとさえしない為に、齟齬や対立が深まっていく事になってしまっている。あまりにも目に余る独善的なやり方に、見兼ねたシュナイゼルからも「部下の意見に耳を傾ける事が出来るのも指揮官の資質だよ」と諭されているのだが、結局の所効果は無く、むしろ彼にまで感情を抑え切れない程の反感を抱いている。また、ルルーシュに似た過去を持つ反面、ブリタニアから追放され下野に下される経験が無かった為か、その本質は他のブリタニア人の大半と同様、ナンバーズに対する根強い差別・偏見意識を持っており、これがルルーシュとの決定的な違いとなっている。エリア11で[[黒の騎士団]]残党から暴行を受けそうになった後は、彼等のブリタニアを憎む心境にまるで理解を示さないばかりか、ナンバーズへの差別意識を排他的思想にまで悪化。「テロリストの脅威から民衆を守る」という目的で設立したはずのグリンダ騎士団の方針も、から「民衆を犠牲にしてでもテロリスト達やその関係者に到るまで徹底的に排除する」へと逸脱していく事になる。
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=== 来歴 ===
 
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:初登場作品。[[ランスロット・トライアル]]に搭乗している。[[グランベリー]]の艦長としても登場し、第14章クリアで入手できる。
 
:初登場作品。[[ランスロット・トライアル]]に搭乗している。[[グランベリー]]の艦長としても登場し、第14章クリアで入手できる。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
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:2章Part1から登場するシナリオNPC。グリンダ騎士団を率いてユーロ・ブリタニアに協力している。
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:音声初収録。2章Part1よりシナリオNPCとして登場。その後、Part10より支援ユニットパーツとして実装された。
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:Part1ではグリンダ騎士団を率いてユーロ・ブリタニアに協力しているが、Part7で[[ルルーシュ・ランペルージ|ジュリアス・キングスレイ]]と入れ替わるような形でユーロ・ブリタニアを後にする。Part10では[[ディバイン・ドゥアーズ]]の介入によって救われる一幕があるが、テロ組織として扱われている「黒の騎士団」や[[ソレスタルビーイング]]に与している事から警戒する素振りを見せている。2章時点では行き過ぎた苛烈な面は描写されず、オルドリンと対立していないが、3章Part1からは『O2』設定となり、原作通りの残忍さが出るようになる。
  
 
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
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;グリンダ騎士団団長
 
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:SSR。状態異常の敵に対してダメージ大アップ。
 
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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:敵。当初は憎むべきテロリストの一人であったが、エリア11で黒の騎士団の末端員に捕らえられて暴行を受けていた所を、彼に救われる。その際に、オルドリンと酷似した容姿の彼に興味を持った結果、オルドリンとの対立を深めたのも重なって、トトの死に際のギアスで記憶を失った彼を、新たな筆頭騎士に据えてしまう。
 
:敵。当初は憎むべきテロリストの一人であったが、エリア11で黒の騎士団の末端員に捕らえられて暴行を受けていた所を、彼に救われる。その際に、オルドリンと酷似した容姿の彼に興味を持った結果、オルドリンとの対立を深めたのも重なって、トトの死に際のギアスで記憶を失った彼を、新たな筆頭騎士に据えてしまう。
 
:O2では肉体関係を持つほどの仲になるが、男性として愛する一方でオルドリンの身代わりとしての側面も求めていた。しかし、最終的には一人死のうとした自分に寄り添おうとしてくれた彼の想いに、涙ながら心からの笑顔を見せる事になった。
 
:O2では肉体関係を持つほどの仲になるが、男性として愛する一方でオルドリンの身代わりとしての側面も求めていた。しかし、最終的には一人死のうとした自分に寄り添おうとしてくれた彼の想いに、涙ながら心からの笑顔を見せる事になった。
;ヨハン・シュバルツァー
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:マリーベルの側近と軍事顧問を務める将軍。厳しくも軍人として実直な人物であったのだが、それ故にマリーベルからは煩わしい存在としか見なされなかったらしく、『02』ではマリーベルのギアスによって彼女の意に従うだけの冷酷非道な指揮官となってしまった。最後まで自我を取り戻す事が無いまま、最終的には死亡する事になる。
 
:マリーベルの側近と軍事顧問を務める将軍。厳しくも軍人として実直な人物であったのだが、それ故にマリーベルからは煩わしい存在としか見なされなかったらしく、『02』ではマリーベルのギアスによって彼女の意に従うだけの冷酷非道な指揮官となってしまった。最後まで自我を取り戻す事が無いまま、最終的には死亡する事になる。
 
;リドール・ナイツ
 
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:皇帝即位時にはその場にいなかった為に彼のギアスを免れており、同時に彼がギアス能力者であると気付いていた模様。即位後、スペインに戻ったエリア24諸共軍門に下ってKGFエルファバを受領し、互いの最終目的をそれとなく察して協力し合う。
 
:皇帝即位時にはその場にいなかった為に彼のギアスを免れており、同時に彼がギアス能力者であると気付いていた模様。即位後、スペインに戻ったエリア24諸共軍門に下ってKGFエルファバを受領し、互いの最終目的をそれとなく察して協力し合う。

2023年4月9日 (日) 11:40時点における最新版

マリーベル・メル・ブリタニアは『コードギアス 双貌のオズ』の登場人物。

マリーベル・メル・ブリタニア
登場作品

コードギアスシリーズ

声優 内田真礼
デザイン 木村貴宏
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
愛称 マリー
異名 英雄皇女
種族 地球人
性別
年齢 17歳
所属 グリンダ騎士団
役職 騎士団長
称号 第88皇女
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概要編集

神聖ブリタニア帝国の第88皇女。対テロ対策機関「グリンダ騎士団」を率いる騎士団長を務める。

テロリストに果敢に挑む姿勢から「英雄皇女」と呼ばれるようになるが、過去にテロで母と妹を失った事による苛烈なまでの憎しみが、マリーベルだけでなく、幼馴染みのオルドリン・ジヴォンやその兄であるオルフェウス・ジヴォン、そして数多くの人間の運命をも狂わせる事になっていく。

コードギアス 反逆のルルーシュ 劇場版』では逆輸入の形でカメオ出演している。

人物 編集

普段の物腰こそ穏やかだが、切れ者でもあり、状況判断や戦略の立案に優れ、異母兄のルルーシュ・ヴィ・ブリタニアに勝るとも劣らない明晰な頭脳の持ち主。司令官でありながら自らグリンダ騎士団の母艦である浮遊艦「グランベリー」に乗り込んで前線で陣頭指揮を執ることも多く、滅多に乗り込むことはないが、ナイトメアフレームパイロットとしても驚異的な操縦技量を備えており、劇中でもランスロット系統のナイトメアであるランスロット・トライアルを駆って一人で戦局を覆す活躍を見せている。その行動と心情に興味を示した異母兄のシュナイゼル・エル・ブリタニアからは興味を持たれ、新型の試作機を優先的に配備される等といった形で支援も得ている。

部下である騎士達には、表面上の穏やかさやその能力の高さもあって概ね慕われているが、その実個人的にも親しい親友であるオルドリン・ジヴォン以外には心を開いていない。テロ対策に心血を注いでいる一方、テロリストとの戦闘では「ブリタニアの魔女」と恐れられる異母姉のコーネリア・リ・ブリタニア以上に苛烈な指揮手法を以て臨むことが多く、時にそれが行き過ぎて、部下や無関係な一般人達の命を省みないような指示を下してしまう事もあり、それを良しとしないオルドリン達騎士団の進言にも聞く耳を持とうとさえしない為に、齟齬や対立が深まっていく事になってしまっている。あまりにも目に余る独善的なやり方に、見兼ねたシュナイゼルからも「部下の意見に耳を傾ける事が出来るのも指揮官の資質だよ」と諭されているのだが、結局の所効果は無く、むしろ彼にまで感情を抑え切れない程の反感を抱いている。また、ルルーシュに似た過去を持つ反面、ブリタニアから追放され下野に下される経験が無かった為か、その本質は他のブリタニア人の大半と同様、ナンバーズに対する根強い差別・偏見意識を持っており、これがルルーシュとの決定的な違いとなっている。エリア11で黒の騎士団残党から暴行を受けそうになった後は、彼等のブリタニアを憎む心境にまるで理解を示さないばかりか、ナンバーズへの差別意識を排他的思想にまで悪化。「テロリストの脅威から民衆を守る」という目的で設立したはずのグリンダ騎士団の方針も「民衆を犠牲にしてでもテロリスト達やその関係者に到るまで徹底的に排除する」へと逸脱していく事になる。

来歴編集

ブリタニアの皇女として生を受けたマリーベルは、母・フローラや妹・ユーリアと共に穏やかな日々を過ごしていた。しかし、母が自分よりも妹を構うのにちょっとした嫉妬心を抱いていたマリーベルは、ちょっとした悪戯心のつもりで離宮に現れた帽子を被った少年を通してしまい、それが原因で、彼が持ち込んでいた爆弾によって母と妹は死亡してしまう事になった。その後、マリーベルはシャルル・ジ・ブリタニアに真相究明を求めて直談判を行い、無碍にされたと思い激昂した事で剣まで向けてしまった結果、皇位継承権を剥奪され、ギアスで記憶を書き換えられてしまい、帽子の少年を招き入れたのが自分では無くオルドリンだったと思い込んでしまう事になる。また、更にそれが原因となる形で、事件の真相を知っていてマリーベルを庇っていたオルドリンの身にもある悲劇が起きている。その後、皇位継承権を失ってもテロに対する憎しみを抱き続けたマリーベルは、軍学校に入って戦う術を徹底的に学び、皇帝に直接掛け合った末に、皇位継承権第88位として復帰。グリンダ騎士団の創設までに至っている。

後にV.V.から送り込まれた使者であるジェレミア・ゴットバルトにギアス・キャンセラーを掛けられた影響で、ギアスによって改竄されていた母と妹の死の真相を思い出し、それをきっかけとしてゼロレクイエムと併行したウィキッド・セレモニーを計画する。

登場作品と役柄編集

単独作品編集

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。ランスロット・トライアルに搭乗している。グランベリーの艦長としても登場し、第14章クリアで入手できる。
スーパーロボット大戦DD
音声初収録。2章Part1よりシナリオNPCとして登場。その後、Part10より支援ユニットパーツとして実装された。
Part1ではグリンダ騎士団を率いてユーロ・ブリタニアに協力しているが、Part7でジュリアス・キングスレイと入れ替わるような形でユーロ・ブリタニアを後にする。Part10ではディバイン・ドゥアーズの介入によって救われる一幕があるが、テロ組織として扱われている「黒の騎士団」やソレスタルビーイングに与している事から警戒する素振りを見せている。2章時点では行き過ぎた苛烈な面は描写されず、オルドリンと対立していないが、3章Part1からは『O2』設定となり、原作通りの残忍さが出るようになる。

パイロットステータス編集

精神コマンド編集

X-Ω
感応
パイロットパーツ装備時
直感信念正義

艦長スキル編集

英雄皇女の号令
SR。戦艦のHPが満タンのとき、味方全体の移動速度アップ。

サポートアビリティ編集

グリンダ騎士団団長
SSR。状態異常の敵に対してダメージ大アップ。

支援効果編集

パーツ メイン効果 サブ効果 精神コマンド 専用演出対応
薙ぎ払う鋼鉄の箒 斬撃強化III タイプ強化V・ダメージ増加(攻撃)(オルドリン・ジヴォン) 奇襲 ランスロット・グレイル
オルドリン・ジヴォン

人間関係編集

オルドリン・ジヴォン
部下であり親友で、過去の経緯から、唯一心を開いている相手。しかし、彼女はマリーベルに対し盲目的になり過ぎている部分があり、後にブリタニアが他国にとって侵略者でしかない事実や自分達がテロリストとして切り捨てている者達が民衆の代表であったという真実に気付いてしまった結果、思想が合わずに対立を深めていき、最終的には離反される。
最後はルルーシュと同じく彼女に呪いをかける道を選ぶ事になる。もっとも、本人はそれは呪いではなく願いと解釈している。
レオンハルト・シュタイナーソキア・シェルパティンク・ロックハート
部下。騎士団のKMF部隊の中心戦力であるパイロットたち。オルドリン離反後も従っていたが、自分達の進言に全く耳を貸さなくなった上に越権行為が目立つ様になり、更にはナンバーズを人間とすら見なさず無差別虐殺紛いな戦略ばかりを重視する考えについていけなくなった結果、彼等にも離反されていく。
オルフェウス・ジヴォン
敵。当初は憎むべきテロリストの一人であったが、エリア11で黒の騎士団の末端員に捕らえられて暴行を受けていた所を、彼に救われる。その際に、オルドリンと酷似した容姿の彼に興味を持った結果、オルドリンとの対立を深めたのも重なって、トトの死に際のギアスで記憶を失った彼を、新たな筆頭騎士に据えてしまう。
O2では肉体関係を持つほどの仲になるが、男性として愛する一方でオルドリンの身代わりとしての側面も求めていた。しかし、最終的には一人死のうとした自分に寄り添おうとしてくれた彼の想いに、涙ながら心からの笑顔を見せる事になった。
ヨハン・シュバルツァー
マリーベルの側近と軍事顧問を務める将軍。厳しくも軍人として実直な人物であったのだが、それ故にマリーベルからは煩わしい存在としか見なされなかったらしく、『02』ではマリーベルのギアスによって彼女の意に従うだけの冷酷非道な指揮官となってしまった。最後まで自我を取り戻す事が無いまま、最終的には死亡する事になる。
リドール・ナイツ
『絶対服従』のギアスで洗脳した女性騎士のみで編制した直属部隊。88機のヴィンセント・グリンダが配備されており、圧倒的な戦力で敵対者を殲滅する。人格を消去されてしまった結果、その戦いぶりは苛烈かつ残虐な物となっており、殺した敵の死体を晒し物にしたり、降伏した相手も見境い無しに虐殺する殺戮集団として恐怖と憎悪の的となっている。
シュナイゼル・エル・ブリタニア
マリーベルに興味を寄せている支援者。資金面・戦力面の双方で彼女をバックアップしており、彼の旗下の研究機関からも高性能の試作機が優先的に提供されている。
しかし、苛烈で部下の意見にも耳を貸さない独善的なやり方から彼やその腹心のカノン・マルディーニからも危険視されていき、マリーベルも部下に対する思い遣りに欠けている事を指摘されたのを機に、反感を抱き始める。
シャルル・ジ・ブリタニア
父親。母と妹を失った爆破事件で彼に二人の事を詰られ、その怒りで剣を向けた報いとして彼のギアスによって事件の詳細に関わる記憶を消される。
カリーヌ・ネ・ブリタニア
同じ皇族。本編ではナナリーに対して辛辣な態度を見せていたカリーヌだが、旧知であるマリーベルに対しては自らが所有するランスロット・トライアルを提供するなど、協力の姿勢を見せた。
V.V.
「絶対服従」のギアスを与えてくれた相手。しかし、自らのギアスに関する真実が公になれば破滅を免れられないと考えたのか、後に自らが討つべき者の一人としてその行方を追い始めるが、逆にジェレミアを差し向けられ、自らの過去の真相を思い出す事になる。実の伯父でもあるが、その事実には気付いていない。
ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア
皇帝即位時にはその場にいなかった為に彼のギアスを免れており、同時に彼がギアス能力者であると気付いていた模様。即位後、スペインに戻ったエリア24諸共軍門に下ってKGFエルファバを受領し、互いの最終目的をそれとなく察して協力し合う。
幼少時はユーフェミアとナナリーを交えて一緒に遊んでおり、それなりに仲は良かった模様。
フローラ・メル・ブリタニア、ユーリア・メル・ブリタニア
母と妹。母フローラは貴賤の交わりを貴ぶ皇妃だったが、それを疎んじた者に暗殺され、妹も巻き添えで命を落とす。
実はオルドリンが離宮に招き入れたとされているのは彼女が着いた嘘で、母が妹ばかりに構うのが面白くなかったマリーベルが突然の来客で少し困らせてやろうという幼い故の悪戯心で爆弾を持った少年を離宮に招いてしまったというのが真相。後に自分が母と妹を死なせた真相を思い出し、同時に親友恋人を復讐の道具にした事実に絶望してしまった。
ウィザード/オイアグロ・ジヴォン
オルドリンとオルフェウスの叔父。自らの起こした事件が原因で、オルドリンを守ろうとした彼が姉でありオルドリンの母であったオリヴィアを殺害してしまうに到っている。彼自身も、その事に強い罪悪感を抱いており、後のウィキッド・セレモニーでは、真相を聞かされて絶望した自身の筆頭騎士として仕える事になる。
ノネット・エニアグラム
自らの越権行為の繰り返しに等しいやり方を危険視したシュナイゼルによって、監視役として送り込まれる。そして後に、エリア11を強襲してきた黒の騎士団の殲滅を名目に、復帰したオルドリンを始めとする古株の騎士達を奪われてしまう。

搭乗機体・関連機体編集

ランスロット・トライアル
グランベリー
エルファバ
『O2』終盤にて搭乗したナイトギガフォートレス。SRW未登場。