「0ガンダム」の版間の差分
細 (→概要) |
(→対決・名場面) |
||
(7人の利用者による、間の10版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
{{登場メカ概要 | {{登場メカ概要 | ||
| 読み = オーガンダム | | 読み = オーガンダム | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::0 GUNDAM]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::0 GUNDAM]]<ref>[http://www.gundam00.net/tv/ms/01l.html MS]、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。</ref> |
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム00}} | *{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム00}} | ||
26行目: | 26行目: | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[ソレスタルビーイング]]が開発した最初の[[ガンダム]]で、全ての[[GNドライヴ]]搭載型[[モビルスーツ]]の原型となった機体。 | + | [[ソレスタルビーイング]]が開発した最初の[[ガンダムタイプ|ガンダム]]で、全ての[[GNドライヴ]]搭載型[[モビルスーツ]]の原型となった機体。 |
− | + | 初のガンダムという事で技術的に未成熟な部分は多いが、それでも旧来の兵器を超える能力を持ち、ガンダムとしての基本的なスペックは既に実現されている。 | |
− | + | 第3世代機の武力介入が開始されて以降は支援組織「フェレシュテ」にて保管されており、0ガンダムのGNドライヴは第2世代機に使い回された(詳しくは、公式[[外伝]]『機動戦士ガンダム00F』を参照)。[[国連|国連軍]]との決戦後はソレスタルビーイングに戻され、0ガンダムのGNドライヴは開発中の[[ダブルオーガンダム]]に流用された<ref>ちなみに、0ガンダムの[[GNドライヴ]]は[[ダブルオーガンダム]]([[ダブルオーライザー]])の左肩部分に搭載された。</ref>。 | |
− | [[イノベイター]]との決戦時には予備戦力として[[プトレマイオス2]] | + | [[リボンズ・アルマーク]]を首魁とする[[イノベイド|イノベイター]]との決戦時には予備戦力として[[プトレマイオス2]]に配備され、GNドライヴの代わりにGN粒子貯蔵タンクを搭載した「'''実戦配備型'''」となる。この時にカラーリングは従来のグレー系統から[[ガンダム|トリコロールカラー]]に変更されている。予備マイスターの[[ラッセ・アイオン]]が搭乗するが、貯蓄粒子が尽きたために機体を放棄された。 |
+ | |||
+ | その後はリボンズが乗り捨てられた本機体を発見し、[[ダブルオーライザー]]の左肩部分から奪い取ったGNドライヴ<ref name="Left shoulder">すなわち、0ガンダムの[[GNドライヴ]]である。</ref>を再装備して再起動する。[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の[[GUNDAM:ガンダムエクシアリペアII|ガンダムエクシアリペアII]]と最終決戦を繰り広げた。 | ||
+ | |||
+ | === 強化装備形態 === | ||
+ | ;[[GUNDAM:フルアーマー0ガンダム|フルアーマー0ガンダム]](SRW未登場) | ||
+ | :公式[[外伝]]『機動戦士ガンダム00V』に登場する、0ガンダムに装甲を追加した強化形態。ガンダムの強化形態[[フルアーマーガンダム]]のオマージュである。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
50行目: | 56行目: | ||
:Eカーボン製の盾。 | :Eカーボン製の盾。 | ||
;GNフェザー | ;GNフェザー | ||
− | : | + | :背部スラスターからGN粒子を放出し、巨大な[[V2ガンダム|光の翼]]のように展開する。防御や姿勢制御、[[ジャミング機能|電波撹乱]]に使用する。 |
− | : | + | :敵への威嚇効果も考えられているが、得られる効果に対して粒子消費量が大きすぎるため、第2世代以後のガンダムには採用されなかった<ref>ただし、[[イノベイド|イノベイター]]が0ガンダムの後継機を意識して独自に開発した[[GUNDAM:1ガンダム|1ガンダム]](SRW未登場)には、GNフェザーが搭載されている。</ref>。 |
==== 必殺技 ==== | ==== 必殺技 ==== | ||
67行目: | 73行目: | ||
;天使降臨 | ;天使降臨 | ||
:『00』1st第1話プロローグ。紛争が続く中東・クルジスに1機のモビルスーツ「ガンダム」が武力介入を行使した。 | :『00』1st第1話プロローグ。紛争が続く中東・クルジスに1機のモビルスーツ「ガンダム」が武力介入を行使した。 | ||
− | : | + | :背中からGNフェザーを放出する0ガンダムの姿は、当時紛争に参加していた[[刹那・F・セイエイ|とある少年兵]]にとって「[[天使・悪魔|天使]]」に見えていた。 |
+ | :一方、[[リボンズ・アルマーク|0ガンダムのパイロット]]は、その「天使」を凝視する少年兵を見た事で野心に火が点く。 | ||
;再生 | ;再生 | ||
− | : | + | :『00』2nd最終話より。リボンズは激闘の末に[[ダブルオーライザー]]の左肩部分の[[GNドライヴ]]<ref name="Left shoulder" />を奪う事に成功するも乗機である[[リボーンズガンダム]]のダメージも大きかった。そこでリボンズは乗り捨てられ、[[宇宙]]空間を漂流していたかつての愛機0ガンダムに[[乗り換え]]、奪取したGNドライヴを搭載する。一方、刹那もまた、最初の愛機を回収したガンダムエクシアリペアIIへと乗り換え、両者の対決は始まりの機体同士で再開された。 |
+ | :両機体は激しい激闘の末、最終的にはビームサーベルとGNソード改が互いのGNドライヴを貫通・大破。リボンズは散るも<ref>余談だが田口央斗氏の[[漫画|漫画版]]『[[機動戦士ガンダム00]] セカンドシーズン』最終話では、TVアニメ本編と決着の仕方が異なっており、ビームガンを上に構えて([[GUNDAM:ガンダムエクシアリペアII|ガンダムエクシア]]に向けて)発射する0ガンダムの場面がある。これは『[[機動戦士ガンダム]]』の名場面「ラストシューティング」のオマージュである。</ref>刹那は奇跡的に生還するのだった。 | ||
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
− | ;[[ | + | ;[[GUNDAM:1ガンダム|1ガンダム]](SRW未登場) |
− | : | + | :公式外伝『機動戦士ガンダム00P セカンドシーズン』に登場する、[[イノベイド|イノベイター]]が独自に開発した0ガンダムの後継機。 |
+ | :機体名は'''アイガンダム'''と読み、「0(オー)を継ぐ1(アイ)」との意味を持つ。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
*『[[機動戦士ガンダム00]]』の裏テーマとして「[[ガンダムシリーズ]]のオマージュ」というものがあり、0ガンダムはデザインが『機動戦士ガンダム』の[[ガンダム|ファーストガンダム]]をモチーフとしている。 | *『[[機動戦士ガンダム00]]』の裏テーマとして「[[ガンダムシリーズ]]のオマージュ」というものがあり、0ガンダムはデザインが『機動戦士ガンダム』の[[ガンダム|ファーストガンダム]]をモチーフとしている。 | ||
− | |||
− | + | == 脚注 == | |
<references /> | <references /> | ||
+ | |||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
− | <amazon> | + | <amazon>B002K74NVI</amazon><amazon>B07H5LBG9M</amazon><amazon>B001RE0TX6</amazon><amazon>B06XCCV457</amazon> |
− | + | ||
== 資料リンク == | == 資料リンク == | ||
*[[GUNDAM:0ガンダム]] | *[[GUNDAM:0ガンダム]] |
2024年3月20日 (水) 17:53時点における最新版
0ガンダムは『機動戦士ガンダム00』の登場メカ。
0ガンダム | |
---|---|
読み | オーガンダム |
外国語表記 | 0 GUNDAM[1] |
登場作品 | |
デザイン | 大河原邦男 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 第1世代ガンダム(モビルスーツ) |
生産形態 | 専用機 |
型式番号 | GN-000 |
頭頂高 | 18.0 m |
重量 | 53.4 t |
動力・推進機関 |
GNドライヴ GN粒子貯蔵タンク(実戦配備型) |
エネルギー | GN粒子 |
装甲材質 | Eカーボン |
開発者 | リボンズ・アルマーク |
所属 | ソレスタルビーイング → イノベイド |
パイロット |
リボンズ・アルマーク ラッセ・アイオン |
概要編集
ソレスタルビーイングが開発した最初のガンダムで、全てのGNドライヴ搭載型モビルスーツの原型となった機体。
初のガンダムという事で技術的に未成熟な部分は多いが、それでも旧来の兵器を超える能力を持ち、ガンダムとしての基本的なスペックは既に実現されている。
第3世代機の武力介入が開始されて以降は支援組織「フェレシュテ」にて保管されており、0ガンダムのGNドライヴは第2世代機に使い回された(詳しくは、公式外伝『機動戦士ガンダム00F』を参照)。国連軍との決戦後はソレスタルビーイングに戻され、0ガンダムのGNドライヴは開発中のダブルオーガンダムに流用された[2]。
リボンズ・アルマークを首魁とするイノベイターとの決戦時には予備戦力としてプトレマイオス2に配備され、GNドライヴの代わりにGN粒子貯蔵タンクを搭載した「実戦配備型」となる。この時にカラーリングは従来のグレー系統からトリコロールカラーに変更されている。予備マイスターのラッセ・アイオンが搭乗するが、貯蓄粒子が尽きたために機体を放棄された。
その後はリボンズが乗り捨てられた本機体を発見し、ダブルオーライザーの左肩部分から奪い取ったGNドライヴ[3]を再装備して再起動する。刹那のガンダムエクシアリペアIIと最終決戦を繰り広げた。
強化装備形態編集
- フルアーマー0ガンダム(SRW未登場)
- 公式外伝『機動戦士ガンダム00V』に登場する、0ガンダムに装甲を追加した強化形態。ガンダムの強化形態フルアーマーガンダムのオマージュである。
登場作品と操縦者編集
単独作品編集
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2020年12月のイベント「世界の行く末」にて実戦配備型が実装。大器型SSRアタッカー。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
武装編集
- ビームガン
- 携行式ビーム砲。
- ビームサーベル
- 背部に1基装備。
- 『X-Ω』では通常攻撃に採用。
- ガンダムシールド
- Eカーボン製の盾。
- GNフェザー
- 背部スラスターからGN粒子を放出し、巨大な光の翼のように展開する。防御や姿勢制御、電波撹乱に使用する。
- 敵への威嚇効果も考えられているが、得られる効果に対して粒子消費量が大きすぎるため、第2世代以後のガンダムには採用されなかった[4]。
必殺技編集
- ビームサーベル(コンボ)
- 『X-Ω』での必殺スキル。ビームサーベルでの連続攻撃パターン。
移動タイプ編集
サイズ編集
- M
対決・名場面編集
- 天使降臨
- 『00』1st第1話プロローグ。紛争が続く中東・クルジスに1機のモビルスーツ「ガンダム」が武力介入を行使した。
- 背中からGNフェザーを放出する0ガンダムの姿は、当時紛争に参加していたとある少年兵にとって「天使」に見えていた。
- 一方、0ガンダムのパイロットは、その「天使」を凝視する少年兵を見た事で野心に火が点く。
- 再生
- 『00』2nd最終話より。リボンズは激闘の末にダブルオーライザーの左肩部分のGNドライヴ[3]を奪う事に成功するも乗機であるリボーンズガンダムのダメージも大きかった。そこでリボンズは乗り捨てられ、宇宙空間を漂流していたかつての愛機0ガンダムに乗り換え、奪取したGNドライヴを搭載する。一方、刹那もまた、最初の愛機を回収したガンダムエクシアリペアIIへと乗り換え、両者の対決は始まりの機体同士で再開された。
- 両機体は激しい激闘の末、最終的にはビームサーベルとGNソード改が互いのGNドライヴを貫通・大破。リボンズは散るも[5]刹那は奇跡的に生還するのだった。
関連機体編集
余談編集
- 『機動戦士ガンダム00』の裏テーマとして「ガンダムシリーズのオマージュ」というものがあり、0ガンダムはデザインが『機動戦士ガンダム』のファーストガンダムをモチーフとしている。
脚注編集
- ↑ MS、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。
- ↑ ちなみに、0ガンダムのGNドライヴはダブルオーガンダム(ダブルオーライザー)の左肩部分に搭載された。
- ↑ 3.0 3.1 すなわち、0ガンダムのGNドライヴである。
- ↑ ただし、イノベイターが0ガンダムの後継機を意識して独自に開発した1ガンダム(SRW未登場)には、GNフェザーが搭載されている。
- ↑ 余談だが田口央斗氏の漫画版『機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン』最終話では、TVアニメ本編と決着の仕方が異なっており、ビームガンを上に構えて(ガンダムエクシアに向けて)発射する0ガンダムの場面がある。これは『機動戦士ガンダム』の名場面「ラストシューティング」のオマージュである。
商品情報編集