「天元突破グレンラガン (TV)」の版間の差分
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− | 『'''天元突破グレンラガン''' | + | 『'''天元突破グレンラガン'''』はガイナックス制作のテレビアニメ作品。 |
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | 『[[トップをねらえ!]]』『[[新世紀エヴァンゲリオン]] | + | 『[[トップをねらえ!]]』『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』で有名なガイナックスが生み出したロボットアニメ。監督は今石洋之で同氏のTVアニメ初監督作品。 |
− | + | 今石氏による「ドリル」を主題とした物語を、人気劇団・劇団☆新感線の座付作家である中島かずき氏が脚本を手がけ、構成した作品で、熱く豪快な作風と主人公・[[シモン]]の成長劇が特徴となっている。 | |
ストーリーは2部2編構成となっており、第1話-第15話と第17話-第27話の間には7年の年月が経過している(第16話は総集編)。 | ストーリーは2部2編構成となっており、第1話-第15話と第17話-第27話の間には7年の年月が経過している(第16話は総集編)。 | ||
− | また、特撮や漫画・アニメ、邦画などのパロディやオマージュとした描写も多く、特に[[漫画]]『[[ゲッターロボシリーズ|ゲッターロボ]] | + | また、特撮や漫画・アニメ、邦画などのパロディやオマージュとした描写も多く、特に[[漫画]]『[[ゲッターロボシリーズ|ゲッターロボ]]サーガ』を初めとした石川賢作品群のオマージュとして基点が築かれている<ref>中島氏によると自分が見たかったゲッターロボの続きであり、自分なりの『虚無戦記』であるとのこと。</ref>。 |
2008年には『[[劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇]]』が、2009年には『[[劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇]]』がそれぞれ公開された。 | 2008年には『[[劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇]]』が、2009年には『[[劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇]]』がそれぞれ公開された。 | ||
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=== スーパーロボット大戦への参戦 === | === スーパーロボット大戦への参戦 === | ||
− | バンダイナムコグループとは競合関係にあるゲーム会社・コナミがスポンサーを務め版権表記に名を連ねるうえ、同社からゲーム版も発売された作品であるため、とりわけスパロボシリーズへの参戦は困難と噂されていた。『[[第2次Z]] | + | バンダイナムコグループとは競合関係にあるゲーム会社・コナミがスポンサーを務め版権表記に名を連ねるうえ、同社からゲーム版も発売された作品であるため、とりわけスパロボシリーズへの参戦は困難と噂されていた。『[[第2次Z]]』にて参戦が発表されるにあたり、原作者の一人である中島かずき氏は「認識宇宙よりも強靱な版権の壁を突破しました。」とTwitterで述べている<ref>[https://twitter.com/k_z_ki/status/22912501783990272 2011年1月6日の投稿] 2023年9月23日閲覧。</ref>。 |
− | + | [[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]プロデューサーは、本作の終盤に向けて広がっていく世界観規模が尋常ではないスケールと知って「これをいったいスパロボでどうしろと……」と戦慄した旨を語っている<ref>[http://blog.spalog.jp/?p=5925 謹賀新年! スパロボ20周年!! 第2次Z!!!] 2020年2月9日閲覧。</ref>。この件は原作DVDのオーディオコメンタリーでも出演者に「ここまでスケールでかいとスパロボ出れませんよね」という質問に対して、「その辺考えてあるんだけどなぁ、出れないかなぁ」と答えていた。 | |
− | + | 寺田Pは原作終盤でロボットが銀河よりも大きくなる「天元突破」をゲーム上でどう再現するか悩んだが<ref>『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇 パーフェクトバイブル』638頁。</ref>、中島氏から「みんなで天元突破ですよ」との回答を得た<ref name="電ファミ3">[http://news.denfaminicogamer.jp/kikakuthetower/170728/3 【寺田P×奈須きのこ:対談】決戦!『スパロボ』VS『Fate』――と思いきや、奈須きのこのスパロボ愛が炸裂して、寺田Pから濃ゆい制作秘話が聞けちゃった!] 2020年2月9日閲覧。</ref>。また中島氏からは「こことここは原作から絶対に変えないでほしい」という要望もあった<ref name="電ファミ3" />。 | |
== ストーリー == | == ストーリー == | ||
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これが、シモンとカミナ、そして二人の愛機「グレンラガン」の地底から天に至る壮大な冒険の始まりであった。 | これが、シモンとカミナ、そして二人の愛機「グレンラガン」の地底から天に至る壮大な冒険の始まりであった。 | ||
− | カミナ達「[[ | + | カミナ達「[[グレン団]]」は仲間を増やして獣人達に立ち向かっていくがカミナが戦死。シモンは喪失感と仲間を失う不安から自棄になっていたが、謎の少女・[[ニア・テッペリン]]との出逢いをきっかけに全てを受け入れて再起を果たし、リーダーを継承。様々な困難に見舞われながら戦いに身を投じて行くのだった…。 |
== 登場人物 == | == 登場人物 == | ||
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*[[シャク]] | *[[シャク]] | ||
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== 登場メカ == | == 登場メカ == | ||
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以下のメカは現時点では武器演出でのみ登場。 | 以下のメカは現時点では武器演出でのみ登場。 | ||
*アインザー | *アインザー | ||
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*キッドナックル | *キッドナックル | ||
*ソーゾーシン | *ソーゾーシン | ||
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*[[アシュタンガ級]] | *[[アシュタンガ級]] | ||
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;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | ||
:前作から劇場版前半に加えて[[劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇|後半]]も同時参戦。原作第17話以降のストーリーが描かれる。他の作品と比べて時間経過が大きいためどのような処置がされるかが注目されていたが、舞台である[[暗黒大陸]]が時空震動により封印された事があらすじとプロローグで語られ、外で1年の月日が経つ中、暗黒大陸では10年の歳月を経たせる事で整合性を取らせた(原作より3年分足されているのは『世界最後の日』との兼ね合い)。 | :前作から劇場版前半に加えて[[劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇|後半]]も同時参戦。原作第17話以降のストーリーが描かれる。他の作品と比べて時間経過が大きいためどのような処置がされるかが注目されていたが、舞台である[[暗黒大陸]]が時空震動により封印された事があらすじとプロローグで語られ、外で1年の月日が経つ中、暗黒大陸では10年の歳月を経たせる事で整合性を取らせた(原作より3年分足されているのは『世界最後の日』との兼ね合い)。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
+ | *全27話と微妙に中途半端な話数となっているが、これは[http://www.style.fm/as/13_special/mini_080128a.shtml 番組編成の都合で一週空きが出てしまった事により埋め合わせとして16話を総集編として作ったからである。] | ||
+ | **そのためか、再放送では16話は放送されていない。 | ||
*『[[スーパーロボット大戦L]]』にて、『[[マクロスF]]』の[[オズマ・リー]]に「俺を誰だと思ってやがる!」という戦闘台詞があるが、これは所謂[[声優ネタ]]で、オズマ・リーと[[カミナ]]の両者を小西克幸氏が演じていることによる。『L』の後に登場した『第2次Z破界篇』に本作が参戦したことを考えると、この声優ネタがスパロボ参戦の伏線に見えなくもない。 | *『[[スーパーロボット大戦L]]』にて、『[[マクロスF]]』の[[オズマ・リー]]に「俺を誰だと思ってやがる!」という戦闘台詞があるが、これは所謂[[声優ネタ]]で、オズマ・リーと[[カミナ]]の両者を小西克幸氏が演じていることによる。『L』の後に登場した『第2次Z破界篇』に本作が参戦したことを考えると、この声優ネタがスパロボ参戦の伏線に見えなくもない。 | ||
*第6話にて同じガイナックス製アニメである『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』より[[綾波レイ]]と[[惣流・アスカ・ラングレー]]が、『[[トップをねらえ2!]]』より[[ノノ]]と[[ラルク・メルク・マール]]、『まほろまてぃっく』より安藤まほろがウサギ型獣人役で出演している。 | *第6話にて同じガイナックス製アニメである『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』より[[綾波レイ]]と[[惣流・アスカ・ラングレー]]が、『[[トップをねらえ2!]]』より[[ノノ]]と[[ラルク・メルク・マール]]、『まほろまてぃっく』より安藤まほろがウサギ型獣人役で出演している。 | ||
*本作を手掛けたスタッフは後に独立しアニメ制作スタジオ「TRIGGER(トリガー)」を立ち上げている。 | *本作を手掛けたスタッフは後に独立しアニメ制作スタジオ「TRIGGER(トリガー)」を立ち上げている。 | ||
− | * | + | *最終回サブタイトルは漢字違いでほぼ同名の古典SF『天の光はすべて星』から取られている。これは中島氏がかつて読んだ同作と、『グレンラガン』ラスト構想があまりに似通っていたからとのこと。この最終回放送後に絶版だった『天の光はすべて星』の古本市場価格は高騰し、ついには中島氏のエッセイ付き新装版が刊行された。 |
**ガイナックス作品では最終回サブタイトルをSF作品から引用するのはパターンとなっており、『[[ふしぎの海のナディア]]』の「星を継ぐ者…」、『[[トップをねらえ!]]』の「果てしなき流れの果てに」、『[[トップをねらえ2!]]』の「あなたの人生の物語」のいずれも同様である。 | **ガイナックス作品では最終回サブタイトルをSF作品から引用するのはパターンとなっており、『[[ふしぎの海のナディア]]』の「星を継ぐ者…」、『[[トップをねらえ!]]』の「果てしなき流れの果てに」、『[[トップをねらえ2!]]』の「あなたの人生の物語」のいずれも同様である。 | ||
*本作はガイナックスがタカラ(後のタカラトミー)・ブロッコリーとの協業により2003年に発表したメディアミックス作品『熱風海陸ブシロード』を発端とし、同作が諸事情で一旦お蔵入りとなった後、一部設定を転用して本作の企画が誕生することとなった。 | *本作はガイナックスがタカラ(後のタカラトミー)・ブロッコリーとの協業により2003年に発表したメディアミックス作品『熱風海陸ブシロード』を発端とし、同作が諸事情で一旦お蔵入りとなった後、一部設定を転用して本作の企画が誕生することとなった。 | ||
**なお、本家『ブシロード』は発起人の木谷高明氏が創業した新会社・ブシロードへと権利が移り、参画企業や作中設定を一新して企画再開が発表された後2013年末にテレビスペシャルという形でようやく日の目を見た。 | **なお、本家『ブシロード』は発起人の木谷高明氏が創業した新会社・ブシロードへと権利が移り、参画企業や作中設定を一新して企画再開が発表された後2013年末にテレビスペシャルという形でようやく日の目を見た。 | ||
+ | *コナミがスポンサーに関わっていることもあってか、同社の音楽ゲーム「ポップンミュージック」では家庭用版14にてキャラクターソング「BREAK THROUGH THE DREAM」が収録、また担当キャラクターとしてミミとニャミが[[シモン]]と[[カミナ]]に扮している。また同じ音楽ゲーム「Dance Dance Revolution」では、SuperNOVA2でヨーコのキャラクターソング「Trust」が収録された。 | ||
+ | *2020年頃から版権の整理が行われており、「GAINAX」の単独表記から「中島かずき・今石洋之・プロジェクト「グレンラガン」」の連名表記へと変更されている。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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=== その他 === | === その他 === | ||
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2024年6月7日 (金) 20:47時点における最新版
『天元突破グレンラガン』はガイナックス制作のテレビアニメ作品。
天元突破グレンラガン | |
---|---|
監督 | 今石洋之 |
シリーズ構成 | 中島かずき |
キャラクターデザイン | 錦織敦史 |
メカニックデザイン | 吉成曜 |
音楽 | 岩崎琢 |
制作 | GAINAX |
放送局 | テレビ東京系 |
放送期間 | 2007年4月1日 - 9月30日 |
話数 | 全27話 |
劇場版 |
劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇 劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
概要編集
『トップをねらえ!』『新世紀エヴァンゲリオン』で有名なガイナックスが生み出したロボットアニメ。監督は今石洋之で同氏のTVアニメ初監督作品。
今石氏による「ドリル」を主題とした物語を、人気劇団・劇団☆新感線の座付作家である中島かずき氏が脚本を手がけ、構成した作品で、熱く豪快な作風と主人公・シモンの成長劇が特徴となっている。
ストーリーは2部2編構成となっており、第1話-第15話と第17話-第27話の間には7年の年月が経過している(第16話は総集編)。
また、特撮や漫画・アニメ、邦画などのパロディやオマージュとした描写も多く、特に漫画『ゲッターロボサーガ』を初めとした石川賢作品群のオマージュとして基点が築かれている[1]。
2008年には『劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇』が、2009年には『劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇』がそれぞれ公開された。
なお、タイトルの「天元」は囲碁用語での中心などを意味する。
スーパーロボット大戦への参戦編集
バンダイナムコグループとは競合関係にあるゲーム会社・コナミがスポンサーを務め版権表記に名を連ねるうえ、同社からゲーム版も発売された作品であるため、とりわけスパロボシリーズへの参戦は困難と噂されていた。『第2次Z』にて参戦が発表されるにあたり、原作者の一人である中島かずき氏は「認識宇宙よりも強靱な版権の壁を突破しました。」とTwitterで述べている[2]。
寺田貴信プロデューサーは、本作の終盤に向けて広がっていく世界観規模が尋常ではないスケールと知って「これをいったいスパロボでどうしろと……」と戦慄した旨を語っている[3]。この件は原作DVDのオーディオコメンタリーでも出演者に「ここまでスケールでかいとスパロボ出れませんよね」という質問に対して、「その辺考えてあるんだけどなぁ、出れないかなぁ」と答えていた。
寺田Pは原作終盤でロボットが銀河よりも大きくなる「天元突破」をゲーム上でどう再現するか悩んだが[4]、中島氏から「みんなで天元突破ですよ」との回答を得た[5]。また中島氏からは「こことここは原作から絶対に変えないでほしい」という要望もあった[5]。
ストーリー編集
遥か未来。人類は何百年もの間、地中に穴を掘って生活していた。
地中にあるジーハ村の少年シモンは、穴掘りをしている最中に小さなドリルと巨大な顔を見つける。それらを兄貴分として慕うカミナに見せようとした直後に、村の天井が崩れ、「ガンメン」と呼ばれる巨大な顔を持つロボットとライフルを持った少女・ヨーコが「地上」から降ってきた。
「地上」は荒れ果てた荒野が広がる中で、獣人たちが闊歩し人類を虐げている世界だった。ヨーコを追ってきた獣人のガンメンは村をもめちゃくちゃに破壊する。そのとき、シモンが見つけた「顔」から手足が生え小型のロボットになり、それに乗り込んだシモンとカミナは獣人メカをなんとか撃退したのである。
これが、シモンとカミナ、そして二人の愛機「グレンラガン」の地底から天に至る壮大な冒険の始まりであった。
カミナ達「グレン団」は仲間を増やして獣人達に立ち向かっていくがカミナが戦死。シモンは喪失感と仲間を失う不安から自棄になっていたが、謎の少女・ニア・テッペリンとの出逢いをきっかけに全てを受け入れて再起を果たし、リーダーを継承。様々な困難に見舞われながら戦いに身を投じて行くのだった…。
登場人物編集
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。劇場版紅蓮篇に合わせて、後編の詳細は少なめでお願いします。
- メカ&キャラクターリスト/第2次Z破界篇
- メカ&キャラクターリスト/第2次Z再世篇
- メカ&キャラクターリスト/CC
- メカ&キャラクターリスト/OE
- メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇
- メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇
- メカ&キャラクターリスト/X
主要人物編集
グレン団編集
新政府(第2部から登場)編集
以下のキャラクターは現時点では名前とカットインのみの登場。
- キッド・コイーガ
- アイラック・コイーガ
- ゾーシィ・カナイ
- ジョーガン・バクサ
- バリンボー・バクサ
- マッケン・ジョーキン
- レイテ・ジョーキン
獣人軍編集
反螺旋族編集
その他編集
登場メカ編集
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- メカ&キャラクターリスト/第2次Z破界篇
- メカ&キャラクターリスト/第2次Z再世篇
- メカ&キャラクターリスト/CC
- メカ&キャラクターリスト/OE
- メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇
- メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇
- メカ&キャラクターリスト/X
グレン団編集
以下のメカは現時点では武器演出でのみ登場。
- アインザー
- 超瞬足の異名がある。
- キッドナックル
- ソーゾーシン
- ツインボークン
- モーショーグン
- キヤルンガ
獣人軍編集
反螺旋族(ムガン)編集
SRWオリジナル編集
- アンチ・グレンラガン(スパロボオリジナル設定のムガン)
用語編集
楽曲編集
登場作と扱われ方編集
Zシリーズ編集
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初参戦作品。劇場版前半と同時参戦なほか、オマージュ元の一つ『ゲッターロボサーガ』からの反映が色濃い『真ゲッターロボ 世界最後の日』とも初共演。TV版(本作)に劇場版の要素を織り込んで上手くアレンジしている展開。残念ながらグレン団メンバーの半数はカットイン演出と名前のみの参戦となっている。今作では原作第1話からロージェノム打倒(第15話)までが描かれる。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 前作から劇場版前半に加えて後半も同時参戦。原作第17話以降のストーリーが描かれる。他の作品と比べて時間経過が大きいためどのような処置がされるかが注目されていたが、舞台である暗黒大陸が時空震動により封印された事があらすじとプロローグで語られ、外で1年の月日が経つ中、暗黒大陸では10年の歳月を経たせる事で整合性を取らせた(原作より3年分足されているのは『世界最後の日』との兼ね合い)。
- 今作では原作第4部のストーリーは描かれなかったが、反螺旋族との激戦が間近に迫っていることをアンチスパイラルが去り際に言及、決着は次作『第3次Z時獄篇』に持ち越される事に。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 遂に原作第4部の反螺旋族との激闘が展開されるが、天元突破グレンラガン&グランゼボーマ参戦に当たって多くのユーザーが懸念していた「圧倒的きわまるサイズの差」については、上記の通り中島かずき氏のアドバイスによる自軍全員を天元突破させて同じサイズにするという荒業で解決されている。
- 本作の最終ボスはアンチスパイラルであり(正確にはエピローグにもう一体のボスがいるが、そちらは倒す必要はない)、版権作品のキャラクターがラスボスを務めるのは『IMPACT』のサザビー以来。最終話のサブタイトルも原作最終話と同じ「天の光は全て星」。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 原作終了後だが、ムガンやアンチスパイラル艦隊が終盤で敵として登場する。また、天元突破も引き続き登場。
VXT三部作編集
- スーパーロボット大戦X
- 劇場版後半と同時参戦。時系列は原作後半からとなる他、世界観がアル・ワースに組み込まれており、「獣の国」として登場する。
- また、7年前の大グレン団と獣人軍の戦いは「開放戦争」という名前で知れ渡っている。
単独作品編集
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 2013年2月1日に追加参戦。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- ヴィラルとの戦いの中でOE世界に飛ばされてきており、カミナの意向でコネクト・フォースに協力して戦うこととなる。一方のヴィラルは本作のオリジナル敵であるミューカスを従えており、エンキドゥが第1章のラスボス的存在として登場する。
- カミナ達はコネクト・フォース参加までの間はエルドランシリーズの子供たちとともに過ごしており、彼らと共闘するステージのシナリオパートでは、グレンラガンを中心にライジンオー・ガンバルガー・ゴウザウラー・ダイテイオーが並び立つ一枚絵(作中の3Dモデルを使用したもの)が用意されている。
- 本作ではカミナとシモンの声にエコーがかかっている。
各話リスト編集
話数 | サブタイトル | 登場メカ | 備考 | 再現スパロボ |
---|---|---|---|---|
第1話 | お前のドリルで天を突け!! | ラガン ゴズー |
第2次Z破界篇 | |
第2話 | 俺が乗るって言ってんだ!! | ギャンザ アガー |
第2次Z破界篇 | |
第3話 | 顔が二つとは生意気なッ!! | エンキ グレンラガン |
||
第4話 | 顔が多けりゃ偉いのか!? | 第2次Z破界篇 | ||
第5話 | 俺にはさっぱりわからねえ! | 第2次Z破界篇 | ||
第6話 | てめえら全員湯あたりしやがれ!!(オンエア版) 見てえもんは見てえんだ!!(解放版) |
エンキドゥ | ||
第7話 | それはお前がやるんだよ!! | キングキタン ダヤッカイザー ダイガンザン |
||
第8話 | あばよ、ダチ公 | ビャコウ | 第2次Z破界篇 | |
第9話 | ヒトっていったい何ですか? | ダイグレン メズー |
第2次Z破界篇 | |
第10話 | アニキっていったい誰ですか? | セイルーン ダイガンカイ |
||
第11話 | シモン、手をどけて。 | カノン・ガノン | ||
第12話 | ヨーコさん、お願いがあります。 | |||
第13話 | みなさん、たーんと召しあがれ。 | カトラ・リーダー | ||
第14話 | 皆さん、ごきげんよう。 | エンキドゥドゥ シュザック ダイガンテン ゲンバー ダイガンド |
||
第15話 | 私は明日へ向かいます。 | ラゼンガン | 第2次Z破界篇 | |
第16話 | 総集片 | |||
第17話 | あなたは何もわかっていない | グラパール ムガン 上級ムガン |
第2次Z再世篇 | |
第18話 | 聞かせてもらうぞこの世界の謎を | |||
第19話 | 生き残るんだどんな手段を使っても | アークグレン | 第2次Z再世篇 | |
第20話 | 神はどこまで僕らを試す | 第2次Z再世篇 | ||
第21話 | あなたは生き残るべき人だ | クウムガン キョムガン |
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第22話 | それが僕の最後の義務だ | クウキョムガン アークグレンラガン 超銀河ダイグレン |
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第23話 | 行くぞ最後の戦いだ | |||
第24話 | 忘れるものかこの一分一秒を | スペースキングキタン パダ級 ハスタグライ級 アシュタンガ級 |
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第25話 | お前の遺志は受け取った! | 超銀河グレンラガン | 第3次Z時獄篇 | |
第26話 | 行くぜダチ公 | 第3次Z時獄篇 | ||
第27話 | 天の光は全て星 | 天元突破グレンラガン グランゼボーマ |
第3次Z時獄篇 |
余談編集
- 全27話と微妙に中途半端な話数となっているが、これは番組編成の都合で一週空きが出てしまった事により埋め合わせとして16話を総集編として作ったからである。
- そのためか、再放送では16話は放送されていない。
- 『スーパーロボット大戦L』にて、『マクロスF』のオズマ・リーに「俺を誰だと思ってやがる!」という戦闘台詞があるが、これは所謂声優ネタで、オズマ・リーとカミナの両者を小西克幸氏が演じていることによる。『L』の後に登場した『第2次Z破界篇』に本作が参戦したことを考えると、この声優ネタがスパロボ参戦の伏線に見えなくもない。
- 第6話にて同じガイナックス製アニメである『新世紀エヴァンゲリオン』より綾波レイと惣流・アスカ・ラングレーが、『トップをねらえ2!』よりノノとラルク・メルク・マール、『まほろまてぃっく』より安藤まほろがウサギ型獣人役で出演している。
- 本作を手掛けたスタッフは後に独立しアニメ制作スタジオ「TRIGGER(トリガー)」を立ち上げている。
- 最終回サブタイトルは漢字違いでほぼ同名の古典SF『天の光はすべて星』から取られている。これは中島氏がかつて読んだ同作と、『グレンラガン』ラスト構想があまりに似通っていたからとのこと。この最終回放送後に絶版だった『天の光はすべて星』の古本市場価格は高騰し、ついには中島氏のエッセイ付き新装版が刊行された。
- ガイナックス作品では最終回サブタイトルをSF作品から引用するのはパターンとなっており、『ふしぎの海のナディア』の「星を継ぐ者…」、『トップをねらえ!』の「果てしなき流れの果てに」、『トップをねらえ2!』の「あなたの人生の物語」のいずれも同様である。
- 本作はガイナックスがタカラ(後のタカラトミー)・ブロッコリーとの協業により2003年に発表したメディアミックス作品『熱風海陸ブシロード』を発端とし、同作が諸事情で一旦お蔵入りとなった後、一部設定を転用して本作の企画が誕生することとなった。
- なお、本家『ブシロード』は発起人の木谷高明氏が創業した新会社・ブシロードへと権利が移り、参画企業や作中設定を一新して企画再開が発表された後2013年末にテレビスペシャルという形でようやく日の目を見た。
- コナミがスポンサーに関わっていることもあってか、同社の音楽ゲーム「ポップンミュージック」では家庭用版14にてキャラクターソング「BREAK THROUGH THE DREAM」が収録、また担当キャラクターとしてミミとニャミがシモンとカミナに扮している。また同じ音楽ゲーム「Dance Dance Revolution」では、SuperNOVA2でヨーコのキャラクターソング「Trust」が収録された。
- 2020年頃から版権の整理が行われており、「GAINAX」の単独表記から「中島かずき・今石洋之・プロジェクト「グレンラガン」」の連名表記へと変更されている。
商品情報編集
Blu-ray編集
DVD編集
- 通常版
- 完全生産限定版
楽曲関連編集
書籍編集
- 設定資料集・ファンブック等
その他編集
レンタルビデオ・動画配信編集
サイト名 | 取扱いの有無 | 備考 |
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TSUTAYA宅配レンタル | 〇 | |
DMM | 〇 | |
ゲオ宅配レンタル | 〇 |
サイト名 | 取扱いの有無 | 備考 |
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TSUTAYA TV | × | サービス終了 |
DMMTV | × | |
バンダイチャンネル | 〇 | 第一話無料 |
GYAO!ストア | × | サービス終了 |
東映アニメオンデマンド | × | サービス終了 |
ユーネクスト | ○ | 見放題期間あり |
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脚注編集
- ↑ 中島氏によると自分が見たかったゲッターロボの続きであり、自分なりの『虚無戦記』であるとのこと。
- ↑ 2011年1月6日の投稿 2023年9月23日閲覧。
- ↑ 謹賀新年! スパロボ20周年!! 第2次Z!!! 2020年2月9日閲覧。
- ↑ 『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇 パーフェクトバイブル』638頁。
- ↑ 5.0 5.1 【寺田P×奈須きのこ:対談】決戦!『スパロボ』VS『Fate』――と思いきや、奈須きのこのスパロボ愛が炸裂して、寺田Pから濃ゆい制作秘話が聞けちゃった! 2020年2月9日閲覧。