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+ | その他、長谷川裕一氏が同人媒体で展開した[[漫画]]『長谷川裕一ひとりスーパーロボット大戦 大外伝』ではトビア達の記憶から「神」によって再現された機体が出現、スーパーロボット軍団に立ちはだかっている。 | ||
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== 機体BGM == | == 機体BGM == | ||
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− | :[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]] | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』にて採用。元は『[[機動戦士ガンダムF91|F91]]』の[[BGM]]であるが、[[木星帝国]]の[[ラストボス|ラスボス]]に相応しい。 |
− | == | + | == 対決・名場面 == |
− | ; | + | ;人と継ぐ者の合間に… |
− | : | + | :最終決戦において、この手で地球を焼き尽くす事にこだわったドゥガチは、バイオ脳を搭載した無人機7機を囮にタンクに偽装した降下カプセルで自らの乗るディビニダドごと地球へ降りる。だが、[[トビア・アロナクス|トビア]]はバイオ脳が持たない「殺気」を察知し、[[クロスボーン・ガンダムX3|X3]]と共に大気圏に突入し海上にて対峙。正規のパイロットではないドゥガチは実力で勝るトビアに徐々に追い詰められるが、狂気と憎しみを力に変え戦い続け、搭載した核弾頭ミサイルを全弾展開する。 |
− | + | :しかし、トビアはムラマサ・ブラスターでミサイルの弾頭のみを切り払うという凄技で無力化し、怒り狂うドゥガチはX3に超大型メガ・ビーム砲の照準を向け、発射する。だが、X3の両椀のIフィールドを全開にして砲口に突っ込まれ、過負荷で大爆発を起こし大破する。自らの身を焼かれ、今際の際にドゥガチは地球が燃え尽きる幻を見る。だが、トビアを追って地球へ通りた[[キンケドゥ・ナウ|キンケドゥ]]の[[クロスボーン・ガンダムX1改|X1・改]]のスクリュー・ウェップにコックピットを潰され、死亡。遺骸は「神」の名を持つMAと共に、炎の中で燃え尽きた…。 | |
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2024年10月23日 (水) 19:42時点における最新版
ディビニダドは『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の登場メカ。
ディビニダド | |
---|---|
登場作品 | |
デザイン |
長谷川裕一(原案) カトキハジメ(クリンナップ[1]) |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルアーマー |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | EMA-10 |
開発 | 木星帝国 |
所属 | 木星帝国 |
主なパイロット |
クラックス・ドゥガチ バイオ脳 |
概要編集
そのサイズは地球連邦軍のクラップ級を体当たりで破壊してしまうほど。
機体の各部には過剰な程の核武装がなされ、さらに全身には幾つもの核融合炉が搭載されていると推測されており、1機でも地球の地上で誘爆を起こせば即、核の冬が到来することは確実で、言うなれば本機そのものが「動く核爆弾」。
機体名の「ディビニダド(divinidad)」がスペイン語で意味するものは、ズバリ「神」。翼を生やした白い巨体と、そこに秘めた圧倒的な破壊力はまさに「破壊神」と呼ぶにふさわしい。
全部で8機が確認されており、クラックス・ドゥガチの人格をコピーされたバイオ脳が制御している7機を囮としてドゥガチ本人が搭乗した1機が地球へ降下。それを察知したトビア・アロナクスのクロスボーン・ガンダムX3と大気圏突入後海上で交戦し、相打ち同然の状態で大破。最後はキンケドゥ・ナウのクロスボーン・ガンダムX1改によってコクピットを破壊され、海中に没した。残りの7機も宇宙で地球連邦軍とコロニー軍の連合軍によって全機が破壊された。
原作最終巻のメカニック解説によれば、「8機全てが地球へ降下を試みていれば防ぐ手立てはなかったかもしれないが、あくまでも自らの手で地球を破壊する事にドゥガチがこだわったことによる采配ミス」と解説されている。
破壊神、再び編集
『機動戦士クロスボーン・ガンダム』から20年後の世界を舞台にした『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』(SRW未参戦)において、まさかの味方機としての再参戦を果たす。本機は「衛星イオでの囮とエレゴレラのパイロットの2体のコピーにもディビニダドが用意されていた」という、木星圏内でまことしやかに噂される都市伝説的なもので存在しないと思われていたものだったが、その内の1機を木星共和国の部隊「サーカス」が転売目的で極秘裏に回収していたのである。ただし、核ミサイルは搭載されておらず、かつてのような破壊力は無いとの事(核ミサイル無しでも、充分すぎる火力はある筈だが…)。またもう一つの機体も、『機動戦士クロスボーン・ガンダム X-11』(SRW未参戦)において登場。こちらでは機体としてではなく、動力炉として使用されている。
その他、長谷川裕一氏が同人媒体で展開した漫画『長谷川裕一ひとりスーパーロボット大戦 大外伝』ではトビア達の記憶から「神」によって再現された機体が出現、スーパーロボット軍団に立ちはだかっている。
登場作品と操縦者編集
αシリーズ編集
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。本人搭乗機がHP180000、バイオ脳搭載機がHP33000。武装は共通で、本人搭乗機は装甲・運動性・攻撃力・地形適応が軒並み強化されている。
- また、バイオ脳搭載機は「MAP兵器無効」の小隊長能力があるのでMAP兵器を使って一気に片付けることが出来ない。なお、拒絶ルートでは勝利条件が時間内全滅なので、手際良く撃破していこう。
- 敵の機体では唯一 CGモデルでオープニング、エンディング共に登場するが、オープニングでは顔のアップ、エンディングでは海底に沈んだ姿の上にスタッフロールが被さっており、全体像がよく見えない。海底に沈んでいるのは原作再現[2]だが、本作では本人搭乗機も含めて宇宙での決着となったため、なぜ海底に沈んでいるかは謎。
VXT三部作編集
- スーパーロボット大戦V
- 先述の『ゴースト』を意識したのか、通常ルートでは第50話「終わりなき戦い」、困難ルートでは最終話「過去と未来の狭間で」で3機出現。
- MAP兵器もあるので少し注意が必要だが、性能的には中ボスといった程度で、同時に登場する他の大ボス達と比べれば脅威ではない。
- スーパーロボット大戦T
- 第47話で7機が登場し、「鋼鉄の7人」との対決になる。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
- クロー
- 両腕部に装備。戦艦のブリッジ並に大きい。SRW未採用。
- ビームシールド
- 両腕部に発生器を1基ずつ装備。
- 中型メガ・ビーム砲
- フェイス部の左側に内蔵されている武装。これだけでも複数の敵機をまとめて撃破出来る。出力が余りにも高いためか、水中での使用も可能なようだ。
- 超大型メガ・ビーム砲
- 頭頂部に内蔵された超大型のメガ粒子砲。クァバーゼに装備された頭部メガ粒子砲と同様に木星帝国特有の武装。
- トビアとの戦闘で使おうとしたところにX3がIフィールドを全開にして突っ込み、発射したビームを押し戻されてしまった。
- 『V』ではMAP兵器。
- フェザー・ファンネル
- 羽の形をした背部コンテナに搭載されているサイコミュ誘導兵器。ビームを発射するだけでなく、ファンネルそのものを敵にぶつけて撃墜することも可能。
- 従来のファンネル搭載機と比べ桁違いに端末の数が多く、その手数の多い攻撃を避けきるのは並のパイロットでは不可能に近い。SRWではニュータイプ技能無しで使えるようになっている。
- 核ミサイル
- 胸部に内蔵している。数も10基と異常に多い。地上に降りたドゥガチが発射しようとしたが、X3のムラマサ・ブラスターで弾頭部分だけを切り落とされて無効化された。
- SRW未採用。
特殊能力編集
- Iフィールド
- 『第2次α』にて搭載。『Gジェネシリーズ』でもよく搭載されているが、本来は存在しない機能である。
- EN回復(大)
- 原理は不明だが、『第2次α』にてオリジナルが搭乗している機体に搭載されている。
移動タイプ編集
サイズ編集
- 2L(LL)
カスタムボーナス編集
- 「フェザー・ファンネル」の射程+ 2、命中+30。
- 『T』で採用。
機体BGM編集
対決・名場面編集
- 人と継ぐ者の合間に…
- 最終決戦において、この手で地球を焼き尽くす事にこだわったドゥガチは、バイオ脳を搭載した無人機7機を囮にタンクに偽装した降下カプセルで自らの乗るディビニダドごと地球へ降りる。だが、トビアはバイオ脳が持たない「殺気」を察知し、X3と共に大気圏に突入し海上にて対峙。正規のパイロットではないドゥガチは実力で勝るトビアに徐々に追い詰められるが、狂気と憎しみを力に変え戦い続け、搭載した核弾頭ミサイルを全弾展開する。
- しかし、トビアはムラマサ・ブラスターでミサイルの弾頭のみを切り払うという凄技で無力化し、怒り狂うドゥガチはX3に超大型メガ・ビーム砲の照準を向け、発射する。だが、X3の両椀のIフィールドを全開にして砲口に突っ込まれ、過負荷で大爆発を起こし大破する。自らの身を焼かれ、今際の際にドゥガチは地球が燃え尽きる幻を見る。だが、トビアを追って地球へ通りたキンケドゥのX1・改のスクリュー・ウェップにコックピットを潰され、死亡。遺骸は「神」の名を持つMAと共に、炎の中で燃え尽きた…。
資料リンク編集
脚注 編集
- ↑ NXEDGE STYLE ファントムガンダム商品化記念『クロスボーン・ガンダム ゴースト』長谷川裕一先生インタビュー 2019年9月14日閲覧。
- ↑ キンケドゥにコクピットを破壊されたディビニダドは海底へと沈んでいった。