「J9シリーズ」の版間の差分

(J9-II)
 
(9人の利用者による、間の11版が非表示)
1行目: 1行目:
国際映画社が製作したロボットアニメの三部作シリーズ。
+
'''J9シリーズ'''は国際映画社が製作したロボットアニメの三部作シリーズ。
  
 
シリーズは一続きの世界観で、通じて「'''ボール'''」という通貨が使われている。
 
シリーズは一続きの世界観で、通じて「'''ボール'''」という通貨が使われている。
7行目: 7行目:
 
== 作品リスト ==
 
== 作品リスト ==
 
;[[銀河旋風ブライガー]]
 
;[[銀河旋風ブライガー]]
:物語の舞台は[[西暦]]2111年。時代劇『必殺シリーズ』がモチーフ。
+
:物語の舞台は[[西暦]]2111年。時代劇「必殺シリーズ」がモチーフ。
 
;[[銀河烈風バクシンガー]]
 
;[[銀河烈風バクシンガー]]
:『ブライガー』より600年が経過した28世紀が舞台。幕末および新選組がモチーフ。
+
:『ブライガー』より600年が経過した28世紀が舞台。幕末および[[江戸時代#新選組|新選組]]がモチーフ。
 
;[[銀河疾風サスライガー]]
 
;[[銀河疾風サスライガー]]
 
:『バクシンガー』より200年が経過した30世紀が舞台。ヴェルヌの[[小説]]『八十日間世界一周』がモチーフ。
 
:『バクシンガー』より200年が経過した30世紀が舞台。ヴェルヌの[[小説]]『八十日間世界一周』がモチーフ。
15行目: 15行目:
 
== 関連用語 ==
 
== 関連用語 ==
 
;[[J9]]
 
;[[J9]]
:シリーズを通しての主役チーム。『ブライガー』は[[コズモレンジャーJ9]]、『バクシンガー』は[[銀河烈風隊]]、『サスライガー』は[[JJ9]]がその名を引き継いでいる。
+
:シリーズを通しての主役チーム。『ブライガー』は[[コズモレンジャーJ9]]、『バクシンガー』はJ9-II([[銀河烈風隊]])、『サスライガー』は[[JJ9]]を名乗っている。
 
;[[大アトゥーム計画]]
 
;[[大アトゥーム計画]]
 
:[[ヌビア・コネクション]]首領[[カーメン・カーメン]]が企てた大規模な[[計画 #た行|テロ計画]]。『バクシンガー』以降の[[世界観]]に多大な影響を及ぼした。
 
:[[ヌビア・コネクション]]首領[[カーメン・カーメン]]が企てた大規模な[[計画 #た行|テロ計画]]。『バクシンガー』以降の[[世界観]]に多大な影響を及ぼした。
 
;[[シンクロン原理]]
 
;[[シンクロン原理]]
 
:J9シリーズに登場する「多元宇宙論に質量保存の法則を適用することによって、物体の[[サイズ]]の変更を可能にする」という(架空の)原理。
 
:J9シリーズに登場する「多元宇宙論に質量保存の法則を適用することによって、物体の[[サイズ]]の変更を可能にする」という(架空の)原理。
 +
 +
== 関連項目 ==
 +
*[[小説#銀河旋風ブライガー]]
  
 
== その他 ==
 
== その他 ==
2014年4月8日に、『水滸伝』をモチーフとしたJ9シリーズの関連作品『銀河神風ジンライガー』が発表された(ただし国際映画社の権利は一切関与せず、メインスタッフも脚本の山本優氏のみの参加)。発表当初は2016年の完成を目指すとしていたが媒体展開の目処が立たないまま順延を重ね、2018年4月をもってニコニコ動画上にて設けていた公式チャンネルの閉鎖を発表。以降も公式サイトは定期的に更新されているが、企画は実質的に頓挫したものと見られる。
+
*主題歌担当の山本正之氏にとっても本作は思い入れがある様子であり、自身のファンクラブの会報誌にてセルフパロディ[[小説]]「'''銀河熱風オンセンガー'''」を連載していた。ちなみに山本優氏公認であり、主題歌も作られている。曲調はもちろんJ9シリーズのパロディであり、前口上も『ブライガー』を踏襲したものである。
 +
**他、同小説のヒロイン・三浦たおるのテーマソングとして「'''銀河シャンプーリンスガー'''」、スペースオペラアニメ『無責任艦長タイラー』(SRW未参戦)のイメージソングとして「'''銀河無責任タイラーガー'''」などの歌も作られている。
 +
*2014年4月8日に、『水滸伝』をモチーフとしたJ9シリーズの関連作品『銀河神風ジンライガー』が発表された(ただし国際映画社の権利は一切関与せず、メインスタッフも脚本の山本優氏のみの参加。当初は主題歌担当として山本正之氏も参加予定だったが、山本優氏との間で作品と音楽を巡っての方向性の齟齬を理由に後に離脱している)。発表当初は2016年の完成を目指すとしていたが媒体展開の目処が立たないまま順延を重ね、2018年4月をもってニコニコ動画上にて設けていた公式チャンネルの閉鎖を発表。以降も公式サイトは定期的に更新されていたが、プロジェクトの代表者でもある山本優氏が2018年11月に逝去。同時に公式サイトの更新も停止し、2019年9月にはプロジェクトチームの解散が発表された。
  
 
{{DEFAULTSORT:J9しりいす}}
 
{{DEFAULTSORT:J9しりいす}}
 
[[Category:登場作品]]
 
[[Category:登場作品]]
 
[[Category:J9シリーズ|*J9しりいす]]
 
[[Category:J9シリーズ|*J9しりいす]]

2023年5月13日 (土) 20:29時点における最新版

J9シリーズは国際映画社が製作したロボットアニメの三部作シリーズ。

シリーズは一続きの世界観で、通じて「ボール」という通貨が使われている。

また、主要メンバーには同一の声優が起用されているのが特徴。

作品リスト編集

銀河旋風ブライガー
物語の舞台は西暦2111年。時代劇「必殺シリーズ」がモチーフ。
銀河烈風バクシンガー
『ブライガー』より600年が経過した28世紀が舞台。幕末および新選組がモチーフ。
銀河疾風サスライガー
『バクシンガー』より200年が経過した30世紀が舞台。ヴェルヌの小説『八十日間世界一周』がモチーフ。

関連用語編集

J9
シリーズを通しての主役チーム。『ブライガー』はコズモレンジャーJ9、『バクシンガー』はJ9-II(銀河烈風隊)、『サスライガー』はJJ9を名乗っている。
大アトゥーム計画
ヌビア・コネクション首領カーメン・カーメンが企てた大規模なテロ計画。『バクシンガー』以降の世界観に多大な影響を及ぼした。
シンクロン原理
J9シリーズに登場する「多元宇宙論に質量保存の法則を適用することによって、物体のサイズの変更を可能にする」という(架空の)原理。

関連項目編集

その他編集

  • 主題歌担当の山本正之氏にとっても本作は思い入れがある様子であり、自身のファンクラブの会報誌にてセルフパロディ小説銀河熱風オンセンガー」を連載していた。ちなみに山本優氏公認であり、主題歌も作られている。曲調はもちろんJ9シリーズのパロディであり、前口上も『ブライガー』を踏襲したものである。
    • 他、同小説のヒロイン・三浦たおるのテーマソングとして「銀河シャンプーリンスガー」、スペースオペラアニメ『無責任艦長タイラー』(SRW未参戦)のイメージソングとして「銀河無責任タイラーガー」などの歌も作られている。
  • 2014年4月8日に、『水滸伝』をモチーフとしたJ9シリーズの関連作品『銀河神風ジンライガー』が発表された(ただし国際映画社の権利は一切関与せず、メインスタッフも脚本の山本優氏のみの参加。当初は主題歌担当として山本正之氏も参加予定だったが、山本優氏との間で作品と音楽を巡っての方向性の齟齬を理由に後に離脱している)。発表当初は2016年の完成を目指すとしていたが媒体展開の目処が立たないまま順延を重ね、2018年4月をもってニコニコ動画上にて設けていた公式チャンネルの閉鎖を発表。以降も公式サイトは定期的に更新されていたが、プロジェクトの代表者でもある山本優氏が2018年11月に逝去。同時に公式サイトの更新も停止し、2019年9月にはプロジェクトチームの解散が発表された。