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'''クラウン'''は『[[機動戦士ガンダム]]』の登場人物。
  
 
== 概要 ==
 
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大気圏突入を目指す敵艦[[ホワイトベース]]を攻撃するも、戦線からの離脱に失敗して[[地球]]の重力に引かれてしまい、[[ザク]]と共に燃え尽きてしまった。
 
大気圏突入を目指す敵艦[[ホワイトベース]]を攻撃するも、戦線からの離脱に失敗して[[地球]]の重力に引かれてしまい、[[ザク]]と共に燃え尽きてしまった。
  
なお、死に瀕したクラウンに対して上官のシャアは「無駄死にではないぞ」と声を掛けたが、一方の敵機[[ガンダム]]は大気圏突入に成功したので、'''実質的に「クラウンは無駄死にだった」'''とも言える<ref>もっとも、「クラウンの犠牲によって、[[ホワイトベース]]が直接[[ジャブロー]]に行く事を阻止できた」事を示唆している説も存在するが、そもそも直後の[[シャア・アズナブル|シャア]]の台詞は「クラウンが引き付けてくれたおかげで敵のモビルスーツを撃破することができる」とガンダムに対しての言及であり、ホワイトベースの降下方向に関しては触れられたのは、その後の[[ドレン]]との会話からである。</ref>。
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なお、死に瀕したクラウンに対して上官のシャアは「無駄死にではないぞ」と声を掛けたが、一方の敵機[[ガンダム]]は大気圏突入に成功したので、'''実質的に「クラウンは無駄死にだった」'''とも言える<ref>「クラウンの犠牲によって、ガンダムの能力を一つ明らかにさせた、または[[ホワイトベース]]が直接[[ジャブロー]]に行く事を阻止できた」とする説もあるが、そもそも直後のシャアの台詞は「クラウンが引き付けてくれたおかげで敵のモビルスーツを撃破することができる」とガンダムに対しての言及であり、ホワイトベースの降下方向に関しては触れられたのは、その後の[[ドレン]]との会話からである。</ref>。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
SRWでの[[声優]]は、劇場版の戸谷公次氏を採用。[[クランプ]]と同様、今となっては貴重なボイスである。
 
 
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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:原作再現で大気圏内で燃え尽きてしまうイベントがある。このイベント、なんとフルボイス。
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:初登場作品。声は劇場版の戸谷公次氏。[[クランプ]]と同様、今となっては貴重なボイスである。
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:大気圏内で燃え尽きてしまうイベントが[[DVE]]で再現されている。
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:担当声優の戸谷公次氏が2006年2月6日に逝去したため、本作が最後の収録となった。
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:[[シャア・アズナブル|シャア]]の[[ホワイトベース|木馬]]襲撃に随伴機として登場。
 
:[[シャア・アズナブル|シャア]]の[[ホワイトベース|木馬]]襲撃に随伴機として登場。
:大気圏突入シナリオは再現されなかったが'''生存'''し、その後もシャアの側近を[[スレンダー]]と共に務めている。今作ではどうやらシャアに命を救われたらしいが…。
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:大気圏突入シナリオは再現されず生存し、その後もシャアの側近を[[スレンダー]]と共に務めている。今作ではどうやらシャアに命を救われたらしい。
  
 
== 人間関係 ==
 
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:上官。彼もまた後に『[[機動戦士Ζガンダム]]』(TV版)で[[ハンブラビ]]の攻撃で大気圏に突入し燃え尽きそうになるが、この時は大気圏突入能力の有る[[Ζガンダム]]に助けられれている。
 
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;[[アムロ・レイ]]
 
:彼の操縦するガンダムと長きに渡り戦った結果、コムサイに帰還する事ができなくなってしまった。
 
:彼の操縦するガンダムと長きに渡り戦った結果、コムサイに帰還する事ができなくなってしまった。
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2023年9月9日 (土) 07:16時点における最新版

クラウンは『機動戦士ガンダム』の登場人物。

クラウン
外国語表記 Crawn[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 飯塚昭三(TV版)
戸谷公次(劇場版I・SRW)
佐々木誠二(特別版I)
デザイン 安彦良和
初登場SRW スーパーロボット大戦GC
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人
性別
所属組織 ジオン公国
所属部隊

ジオン公国軍

テンプレートを表示

概要編集

シャア・アズナブル麾下のMSパイロット。

大気圏突入を目指す敵艦ホワイトベースを攻撃するも、戦線からの離脱に失敗して地球の重力に引かれてしまい、ザクと共に燃え尽きてしまった。

なお、死に瀕したクラウンに対して上官のシャアは「無駄死にではないぞ」と声を掛けたが、一方の敵機ガンダムは大気圏突入に成功したので、実質的に「クラウンは無駄死にだった」とも言える[2]

登場作品と役柄編集

単独作品編集

スーパーロボット大戦GCXO
初登場作品。声は劇場版の戸谷公次氏。クランプと同様、今となっては貴重なボイスである。
大気圏内で燃え尽きてしまうイベントがDVEで再現されている。
担当声優の戸谷公次氏が2006年2月6日に逝去したため、本作が最後の収録となった。
スーパーロボット大戦Operation Extend
シャア木馬襲撃に随伴機として登場。
大気圏突入シナリオは再現されず生存し、その後もシャアの側近をスレンダーと共に務めている。今作ではどうやらシャアに命を救われたらしい。

人間関係編集

シャア・アズナブル
上官。彼もまた後に『機動戦士Ζガンダム』(TV版)でハンブラビの攻撃で大気圏に突入し燃え尽きそうになるが、この時は大気圏突入能力の有るΖガンダムに助けられれている。
アムロ・レイ
彼の操縦するガンダムと長きに渡り戦った結果、コムサイに帰還する事ができなくなってしまった。

他作品との人間関係編集

タップ・オセアノ
GC』では彼との戦闘が長引きコムサイに戻れなくなってしまった。
ケーン・ワカバ
XO』ではこちら。

名台詞編集

「しょ、少佐! 助けてください。げ、減速できません。シャア少佐、助けてください!」
地球の重力に囚われて脱出不可能になり、大気圏突入でまさに命が燃え尽きんとしていたクラウンの悲鳴。
もはや、救助する事が叶わない彼に対して上官のシャアは、「お前は無駄死にではないぞ」と声を掛ける事しかできなかった…。
クラウンを演じる声優の熱演によって、視聴者もまた「気の毒だ」と感じさせてしまう機動戦士ガンダム』を代表する名台詞の一つであろう。

搭乗機体編集

ザクII
敵機と異なり大気圏を突破する能力が無い故に、クラウンの棺桶となってしまった…。

余談編集

  • 機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の第7話においても大気圏突入するザク(ザクウォーリア)が登場。右腕、右脚を喪失した状態での突入だったものの、強固なシールドのおかげで辛うじて大気圏突入に成功している。

脚注編集

  1. CHARACTER、機動戦士ガンダム公式web、サンライズ、2022年1月5日閲覧。
  2. 「クラウンの犠牲によって、ガンダムの能力を一つ明らかにさせた、またはホワイトベースが直接ジャブローに行く事を阻止できた」とする説もあるが、そもそも直後のシャアの台詞は「クラウンが引き付けてくれたおかげで敵のモビルスーツを撃破することができる」とガンダムに対しての言及であり、ホワイトベースの降下方向に関しては触れられたのは、その後のドレンとの会話からである。

資料リンク編集