「光武Ω」の版間の差分

 
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'''光武Ω'''は『[[サクラ大戦]]』の設定を基にした[[オリジナル設定|SRWオリジナル機体]]。
  
 
== 概要 ==  
 
== 概要 ==  
度重なる[[東京|帝都]]での霊的災害を重く見た賢人機関が、霊子甲冑「光武」の量産化を計画。その計画に基づいて[[帝国華撃団]]で秘密裏に建造された3機の試験[[量産型]]光武のうちの2機が光武Ωである。
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度重なる[[東京|帝都]]での霊的災害を重く見た賢人機関が、[[霊子甲冑]]「光武」の量産化を計画。その計画に基づいて[[帝国華撃団]]で秘密裏に建造された3機の試験[[量産型]]光武のうちの2機が光武Ωである。
  
本来、霊子甲冑は高い霊力を持った人間にしか起動する事が出来ず、搭乗者自身の戦闘技能が機体に反映される操縦方式を採用しているのだが、試験量産型光武は一般人レベルの霊力と戦闘技能を持った人間が搭乗者となる事を前提に設計された。これを実現する為に、新型の蒸気併用霊子機関を動力として搭載、操縦方式は熟練の戦士の戦闘記録から作成したモーションデータを搭乗者が選択して使用するというものに変更となった。また、ただでさえ莫大な費用が掛かる霊子甲冑の量産化を現実のものとする為、試験量産型光武は[[光武二式]]の予備パーツを使って建造された。
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本来、霊子甲冑は高い[[霊力]]を持った人間にしか起動する事が出来ず、搭乗者自身の戦闘技能が機体に反映される操作系統を採用しているのだが、試験量産型光武は一般人レベルの霊力と戦闘技能を持った人間が搭乗者となる事を前提に設計された。これを実現する為に、新型蒸気併用霊子機関を動力として搭載<ref>一般人レベルの霊力で霊子甲冑の起動を可能とした具体的なメカニズムについては不明。ただし、[[ヴァンアイン]]の事故と新型蒸気併用霊子機関の事故が重なった事が時空間に歪みを生み出し、更に1度元の世界に帰ったシャッテ達が試験量産型光武の残留霊力が原因で舞い戻った事から、新型蒸気併用霊子機関が異なる世界に影響を及ぼす力がある事が劇中で示唆されている。</ref>、操作系統は熟練の戦士の戦闘記録から作成したモーションデータを搭乗者が選択して使用するというものに変更となった。また、ただでさえ莫大な費用が掛かる霊子甲冑の量産化を現実のものとする為、試験量産型光武は[[光武二式]]の予備パーツを使って建造された。
  
光武Ωの場合は[[真宮寺さくら]]の[[光武二式 (さくら機)|光武二式]]の予備パーツを使用しており、デザインはオリジナルとほぼ同一。モーションデータもさくらのものが使用されている為、その動きや使用する技も同じである。機体のカラーリングは[[シャッテ・ジュードヴェステン|シャッテ]]機がイエローオレンジ、[[イヌイ・ホノカ|ホノカ]]機がエメラルドグリーン、両側面に装着された大型スカートはさくら機と違い金色となっている。
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光武Ωの場合は[[真宮寺さくら]]の[[光武二式 (さくら機)|光武二式]]の予備パーツを使用しており、デザインはオリジナルとほぼ同一。モーションデータもさくらのものが使用されている為、その動きや必殺技も同じである。機体のカラーリングは[[シャッテ・ジュードヴェステン|シャッテ]]機がイエローオレンジ、[[イヌイ・ホノカ|ホノカ]]機がエメラルドグリーン、両側面に装着された大型スカートはさくら機と違い金色となっている。
  
[[ガレリィ長官]]と[[音翅]]により帝都が壊滅の危機に瀕した際に帝国華撃団総司令の[[米田一基]]が使用を検討。この時点ではまだ未完成で人間が乗る段階ですらない代物だったのだが、[[ヴァンアイン]]が使用出来ない状態だったシャッテ達の志願により、同じ試験量産型光武の[[光武X]]と共に実戦投入された。実戦投入は一種の賭けだったが、花組の光武二式と共に見事敵を撃退する事に成功した。その性能が証明された試験量産型光武だが、結局戦闘力とコスト面の折り合いがつかず、光武の量産化計画は凍結される事となった。
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[[ガレリィ長官]]と[[音翅]]により帝都が壊滅の危機に瀕した際に帝撃総司令の[[米田一基]]が使用を検討。この時点ではまだ未完成で人間が乗る段階ですらない代物だったのだが、[[ヴァンアイン]]が使用出来ない状態だったシャッテ達の志願により、同じ試験量産型光武の[[光武X]]と共に実戦投入された。実戦投入は一種の賭けだったが、花組の光武二式と共に見事敵を撃退する事に成功した。その性能が証明された試験量産型光武だが、結局戦闘力とコスト面の折り合いがつかず、光武の量産化計画は凍結される事となった。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:初登場作品。2017年3月のイベント「流れよ我が涙」の終盤で現れた後。サクラ大戦のもう1つの「失われた時を求めて」でユニットとして実装された。タイプはアタッカーでレアリティはSRとSSR。
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:初登場作品。2017年3月の『サクラ』のイベント「流れよ我が涙」の終盤で現れた後、もう1つのイベントである「失われた時を求めて」でユニットとして実装された。タイプはアタッカーでレアリティはSRとSSR。
 
:真宮寺さくらの光武二式の予備パーツから作られた量産型という設定だが、パラメーター上はオリジナルにごく僅かに劣る程度の差しかない。さくら機は4つのアビリティのうち3つが攻撃力アップに関するものだったが、シャッテ機は名前と取得の順番が違うだけそれとほぼ同一、ホノカ機が攻撃力アップのアビリティが1つ減る代わりに防御よりの性能となっている。精神コマンドの関係上、最大火力では2機ともさくら機より劣ってしまうが、ほぼ同じ使い勝手と考えて問題ない。
 
:真宮寺さくらの光武二式の予備パーツから作られた量産型という設定だが、パラメーター上はオリジナルにごく僅かに劣る程度の差しかない。さくら機は4つのアビリティのうち3つが攻撃力アップに関するものだったが、シャッテ機は名前と取得の順番が違うだけそれとほぼ同一、ホノカ機が攻撃力アップのアビリティが1つ減る代わりに防御よりの性能となっている。精神コマンドの関係上、最大火力では2機ともさくら機より劣ってしまうが、ほぼ同じ使い勝手と考えて問題ない。
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:ユニットクエストは「売店ヴギ」で光武Xと共通。ただし、[[スーパーロボット大戦X-Ω#既存システムと変更点|アビリティ]]を開放する為にはクエストをそれぞれ個別にクリアする必要がある。
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:2019年3月の復刻ガシャで通常とアリーナの両方で性能が上方修正、加えて成長タイプが大器に変更された。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
 
;桜花天昇・Ω
 
;桜花天昇・Ω
:大太刀を縦に振り落とし、衝撃波で複数の敵を巻き込む。使用時のシャッテとホノカはさくらと同じ様に叫んでいるが、正式名称には破邪剣征の文字は付かない。衝撃波の色もさくら機が桜色だったのに対し、シャッテ機とホノカ機のものはそれぞれの機体のカラーリングと同色となっている。新型蒸気併用霊子機関とさくらのモーションデータにより、オリジナルの技と遜色ない威力を誇る。
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:大太刀を振り下ろし、衝撃波で複数の敵を巻き込む。使用時のシャッテとホノカはさくらと同じ様に口上しているが、正式名称には破邪剣征の文字は付かない。衝撃波の色もさくら機が桜色だったのに対し、シャッテ機とホノカ機のものはそれぞれの機体のカラーリングと同色となっている。新型蒸気併用霊子機関とさくらのモーションデータにより、オリジナルの技と遜色ない威力を誇る。
 
 
=== [[特殊能力]] ===
 
;北辰一刀流の戦闘データ(回避率、移動速度大アップ)、霊剣・荒鷹の模造刀(攻撃力大アップ)、 太正のツンデレ娘(必殺スキルの威力特大アップ)、 天才の剣術(クリティカル率大アップ)
 
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』におけるシャッテ機の[[スーパーロボット大戦X-Ω#既存システムと変更点|アビリティ]]。
 
;北辰一刀流の戦闘データ(回避率、移動速度大アップ)、太正のメガネ娘(命中率大アップ)、 和服向け体型(攻撃力、装甲大アップ)、 兄さんへのヤキモチ(クリティカル倍率大アップ)
 
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』におけるホノカ機の[[スーパーロボット大戦X-Ω#既存システムと変更点|アビリティ]]。
 
  
 
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*シャッテ機もホノカ機も光武二式 (さくら機)がベースとなっているが、オオチPは電撃オンラインのインタビューで「ホノカは[[神崎すみれ]]のコスプレをする案もあった」と発言しており<ref>http://dengekionline.com/elem/000/001/492/1492015/</ref>、企画段階のホノカ機は[[光武二式 (すみれ機)]]をベースにしていた可能性がある。因みに、すみれの普段着は肩をはだけた少々過激な和服なのだが、さくらの和服を着たシャッテとホノカのカットインがさくら本人よりも[[乳揺れ|凄かった]]事を考えると、すみれのコスプレをしたホノカが実現していた場合はそれの更に上を行っていた事は想像に難くない。
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*シャッテ機もホノカ機も光武二式 (さくら機)がベースとなっているが、オオチPは電撃オンラインのインタビューで「ホノカは[[神崎すみれ]]のコスプレをする案もあった」と発言しており<ref>[https://dengekionline.com/elem/000/001/492/1492015/ 【スパロボ クロスオメガ】ナデシコ&リヴァイアスや征覇(VS)など(オオチP情報局#9)]、電撃オンライン(2017年3月28日)、2021年4月23日閲覧。</ref>、ホノカ機は[[光武二式 (すみれ機)]]をベースにする可能性もあったと考えられる。因みに、すみれの普段着は肩をはだけた少々過激な和服なのだが、さくらの和服を着たシャッテとホノカのカットインがさくら本人よりも[[乳揺れ|凄かった]]事を考えると、すみれのコスプレをしたホノカが実現していた場合はそれの更に上を行っていた事は想像に難くない。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2023年1月21日 (土) 08:23時点における最新版

光武Ωは『サクラ大戦』の設定を基にしたSRWオリジナル機体

光武Ω
読み こうぶ おめが
登場作品 サクラ大戦オリジナル
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 霊子甲冑
生産形態 量産機
動力 新型蒸気併用霊子機関
エネルギー 蒸気
霊力
装甲材質 シルスウス鋼
原型機 光武二式 (さくら機)
開発者 李紅蘭
所属 帝国華撃団・花組
パイロット シャッテ・ジュードヴェステン
イヌイ・ホノカ
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概要編集

度重なる帝都での霊的災害を重く見た賢人機関が、霊子甲冑「光武」の量産化を計画。その計画に基づいて帝国華撃団で秘密裏に建造された3機の試験量産型光武のうちの2機が光武Ωである。

本来、霊子甲冑は高い霊力を持った人間にしか起動する事が出来ず、搭乗者自身の戦闘技能が機体に反映される操作系統を採用しているのだが、試験量産型光武は一般人レベルの霊力と戦闘技能を持った人間が搭乗者となる事を前提に設計された。これを実現する為に、新型蒸気併用霊子機関を動力として搭載[1]、操作系統は熟練の戦士の戦闘記録から作成したモーションデータを搭乗者が選択して使用するというものに変更となった。また、ただでさえ莫大な費用が掛かる霊子甲冑の量産化を現実のものとする為、試験量産型光武は光武二式の予備パーツを使って建造された。

光武Ωの場合は真宮寺さくら光武二式の予備パーツを使用しており、デザインはオリジナルとほぼ同一。モーションデータもさくらのものが使用されている為、その動きや必殺技も同じである。機体のカラーリングはシャッテ機がイエローオレンジ、ホノカ機がエメラルドグリーン、両側面に装着された大型スカートはさくら機と違い金色となっている。

ガレリィ長官音翅により帝都が壊滅の危機に瀕した際に帝撃総司令の米田一基が使用を検討。この時点ではまだ未完成で人間が乗る段階ですらない代物だったのだが、ヴァンアインが使用出来ない状態だったシャッテ達の志願により、同じ試験量産型光武の光武Xと共に実戦投入された。実戦投入は一種の賭けだったが、花組の光武二式と共に見事敵を撃退する事に成功した。その性能が証明された試験量産型光武だが、結局戦闘力とコスト面の折り合いがつかず、光武の量産化計画は凍結される事となった。

登場作品と操縦者編集

単独作品編集

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2017年3月の『サクラ』のイベント「流れよ我が涙」の終盤で現れた後、もう1つのイベントである「失われた時を求めて」でユニットとして実装された。タイプはアタッカーでレアリティはSRとSSR。
真宮寺さくらの光武二式の予備パーツから作られた量産型という設定だが、パラメーター上はオリジナルにごく僅かに劣る程度の差しかない。さくら機は4つのアビリティのうち3つが攻撃力アップに関するものだったが、シャッテ機は名前と取得の順番が違うだけそれとほぼ同一、ホノカ機が攻撃力アップのアビリティが1つ減る代わりに防御よりの性能となっている。精神コマンドの関係上、最大火力では2機ともさくら機より劣ってしまうが、ほぼ同じ使い勝手と考えて問題ない。
ユニットクエストは「売店ヴギ」で光武Xと共通。ただし、アビリティを開放する為にはクエストをそれぞれ個別にクリアする必要がある。
2019年3月の復刻ガシャで通常とアリーナの両方で性能が上方修正、加えて成長タイプが大器に変更された。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

基本装備編集

大太刀
さくらの光武二式と同じ様に太刀を装備している。シルスウス鋼製であると思われるが、さくら機が使用している「一本桜」と同一のものかは不明。

必殺技編集

桜花天昇・Ω
大太刀を振り下ろし、衝撃波で複数の敵を巻き込む。使用時のシャッテとホノカはさくらと同じ様に口上しているが、正式名称には破邪剣征の文字は付かない。衝撃波の色もさくら機が桜色だったのに対し、シャッテ機とホノカ機のものはそれぞれの機体のカラーリングと同色となっている。新型蒸気併用霊子機関とさくらのモーションデータにより、オリジナルの技と遜色ない威力を誇る。

移動タイプ編集

サイズ編集

S

関連機体編集

光武二式 (さくら機)
この機体のオリジナル。
光武X
同じ試験量産型光武。

余談編集

  • シャッテ機もホノカ機も光武二式 (さくら機)がベースとなっているが、オオチPは電撃オンラインのインタビューで「ホノカは神崎すみれのコスプレをする案もあった」と発言しており[2]、ホノカ機は光武二式 (すみれ機)をベースにする可能性もあったと考えられる。因みに、すみれの普段着は肩をはだけた少々過激な和服なのだが、さくらの和服を着たシャッテとホノカのカットインがさくら本人よりも凄かった事を考えると、すみれのコスプレをしたホノカが実現していた場合はそれの更に上を行っていた事は想像に難くない。

脚注編集

  1. 一般人レベルの霊力で霊子甲冑の起動を可能とした具体的なメカニズムについては不明。ただし、ヴァンアインの事故と新型蒸気併用霊子機関の事故が重なった事が時空間に歪みを生み出し、更に1度元の世界に帰ったシャッテ達が試験量産型光武の残留霊力が原因で舞い戻った事から、新型蒸気併用霊子機関が異なる世界に影響を及ぼす力がある事が劇中で示唆されている。
  2. 【スパロボ クロスオメガ】ナデシコ&リヴァイアスや征覇(VS)など(オオチP情報局#9)、電撃オンライン(2017年3月28日)、2021年4月23日閲覧。