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ブラスタと比べると大型化、重量も増大した。「タイプR」、「レッド」の名の通り、赤いカラーリングとなっており、肩には天秤の皿を思わせる大型の分割式SPIGOTが実装されている。前述の通り、格闘戦に優れており、射撃戦型のブルーキットと組み替えることでそちらにも対応できる汎用性の高さも特徴。 | ブラスタと比べると大型化、重量も増大した。「タイプR」、「レッド」の名の通り、赤いカラーリングとなっており、肩には天秤の皿を思わせる大型の分割式SPIGOTが実装されている。前述の通り、格闘戦に優れており、射撃戦型のブルーキットと組み替えることでそちらにも対応できる汎用性の高さも特徴。 | ||
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+ | :初登場作品。第31話から登場。格闘を選択する事でこの機体となる。[[リ・ブラスタB]]と比べると設定通りの格闘型であり、強武器は短射程。長射程の武装の弾数がやたら少ないのが難点。特に終盤は2L以上のユニットが当たり前のように登場する為命中補正にかかる可能性もある。できる限り射程を伸ばしておきたい。なお、2周目以降はBとの換装が可能。 | ||
+ | :余談であるが、Bにはクラッチ・スナイパーVXで[[ロックオン・ストラトス|亡き友]]から受け継いだ決め台詞があるが、Rには特に存在しない。流石に「[[カミナ|天を衝く]]」わけにはいかなかったか。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
SPIGOT以外は装備が完全換装されており、発展型というより新造に近い。 | SPIGOT以外は装備が完全換装されており、発展型というより新造に近い。 | ||
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;CDS | ;CDS | ||
− | :「コイン・ドロップ・システム」の略。'''リ・ブラスタの出力を極限まで発揮するためのシステム'''で、VXの出力が規定値まで達すると同時に'''金の落ちる音'''が鳴り、無意識的に金の音を察知できるクロウの心を繋ぎ留めるというシステム。これによりスフィアの反作用である「一つの物事に執着し、判断力を喪失する」という現象を解消できる。事実上クロウにしか効果のない、画期的と呼ぶにはあまりにもバカバカしいシステムとなっている。 | + | :「コイン・ドロップ・システム」の略。'''リ・ブラスタの出力を極限まで発揮するためのシステム'''で、VXの出力が規定値まで達すると同時に'''金の落ちる音'''が鳴り、無意識的に金の音を察知できるクロウの心を繋ぎ留めるというシステム。これによりスフィアの反作用である「一つの物事に執着し、判断力を喪失する」という現象を解消できる。事実上クロウにしか効果のない、画期的と呼ぶにはあまりにもバカバカしいシステムとなっている。 |
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:両肩に搭載された中距離用武器。 | :両肩に搭載された中距離用武器。 | ||
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:腕に搭載された「SPIGOT」により空間を湾曲させ、そこにめがけて拳を発射して遠くにいる標的を攻撃する。いわゆるロケットパンチで序盤の気力上げ用の武装だが弾が4発しかない。 | :腕に搭載された「SPIGOT」により空間を湾曲させ、そこにめがけて拳を発射して遠くにいる標的を攻撃する。いわゆるロケットパンチで序盤の気力上げ用の武装だが弾が4発しかない。 | ||
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:両手からエネルギー弾を放つ遠距離用武器。リ・ブラスタRの武装では最も長射程で反撃に使いやすいのだが弾数はたったの4。 | :両手からエネルギー弾を放つ遠距離用武器。リ・ブラスタRの武装では最も長射程で反撃に使いやすいのだが弾数はたったの4。 | ||
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:扇状のMAP兵器。 | :扇状のMAP兵器。 | ||
;アンブレイカブル・フルクラム | ;アンブレイカブル・フルクラム | ||
− | : | + | :45話のイベントで追加される最強武器。両肩のSPIGOTを連結してスフィアのエネルギーを充填し、リ・ブラスタの本体そのものを弾丸とするレールガンに変えて放つ。<br />演出とクロウの声優がうえだゆうじ氏であることもあってか一部のユーザーから本機のアンブレイカブル・フルクラムは[[テンカワ・アキト|ゲキガンフレア]]と呼ばれることも。<br />またクロウの借金だらけの身の上と「エネルギーを纏った体当たり」という攻撃方法を合わせて[[ゲッタードラゴン|シャッキンスパーク]]という呼び名もあったり。 |
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− | : | + | :クロウの後期BGM。折れない意思と訳す。 |
− | + | :『第3次Z』のオリジナルサウンドトラックのライナーノーツにて、2011年に発生した東日本大震災からの復興の願いも込めて作られた曲であることが語られている。 | |
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;ジ・アンブレイカブル | ;ジ・アンブレイカブル | ||
− | :『[[ | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』第31話より。ブラスタの生まれ変わった姿、リ・ブラスタに乗り込んだクロウはZEXISに、もし「揺れる天秤」に飲み込まれたら自分を殺せと嘆願した。敵はアークセイバー最強、ジェラウド。そして何より、リ・ブラスタはVXをフル稼働させなければ動かすことが出来ない。意を決してVXを起動したが、トライアがあらかじめ組み込んだ「CDS」によって、クロウの意思はスフィアに支配されることなく自意識を保つことに成功した。その力は見事にジェラウドを撃破するものの、あまりにも情けない対処法にZEXISの面々はあきれ返るのであった…。 |
;アンブレイカブル・フルクラム | ;アンブレイカブル・フルクラム | ||
− | :『[[ | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』第45話より。ZONEを守護する人造次元獣を撃破したZEXISであったが、程なくしてZONEの稼働が始まった。それを止めるためにクロウは妨害を試みるアイムを余所にZONEに向かう。だが、そこに現れたカルロスは、「ZONEブレイカー」を摘んだ輸送機でZONEに特攻。結果としてZONEは機能停止したものの、カルロスは落命。そして、それはクロウの怒りと哀しみによって「揺れる天秤」の真なる覚醒を招き、強大な力を得たリ・ブラスタはアリエティスを瞬殺したのであった。 |
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:換装形態。こちらは射撃特化。 | :換装形態。こちらは射撃特化。 | ||
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2023年8月1日 (火) 21:55時点における最新版
リ・ブラスタRは『第2次スーパーロボット大戦Z再世篇』の主役メカの一つ。
リ・ブラスタR | |
---|---|
登場作品 | |
デザイン | 小野聖二 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | DMバスター(対次元獣用機動兵器) |
全長 | 24.2 m |
重量 | 85.7 t |
動力 | VX(スフィア「揺れる天秤」) |
開発者 | トライア・スコート |
所属 | アクシオン財団 |
パイロット | クロウ・ブルースト |
概要編集
ブラスタの戦闘データを反映して造られたリ・ブラスタを格闘戦用に特化させた機体。
ブラスタと比べると大型化、重量も増大した。「タイプR」、「レッド」の名の通り、赤いカラーリングとなっており、肩には天秤の皿を思わせる大型の分割式SPIGOTが実装されている。前述の通り、格闘戦に優れており、射撃戦型のブルーキットと組み替えることでそちらにも対応できる汎用性の高さも特徴。
この機体をフルポテンシャルで使用するには、覚醒した「揺れる天秤」の力が必要であるため、その反作用にクロウが飲み込まれないように「CDS(コインドロップシステム)」が組み込まれている。これは、VXの出力が規定値を突破した場合、コックピットに硬貨の落ちる音が鳴るというシステム。筋金入りの守銭奴であるクロウは、「揺れる天秤」の反作用で判断力が消失していてもこの音だけは聞こえるため、それを逆手にとって正気を保つためにトライアが用意したシステム。効果は確かに絶大だったが、あまりにも情けない方法だったためにZEXISメンバーは総出であきれ返っていた。
なお、このシステムは1度の作動に1Gのコストがかかるため、リ・ブラスタ受領から100万回使用したクロウは、またも借金を背負うハメになってしまった。が、この100万回という回数はあまりに非現実的なため、トライアが嘘をついた可能性が高い。
スフィアの力を引き出すことには成功しているものの、未だブラスタ同様「兵器」の括りを出ておらず、ガンレオンやアリエティスのような有機的・生物的特徴を持つには至っていない。これは、SPIGOTという外部装置によって力を引き出しているためという可能性が考えられる。SPIGOT自体にスフィアが搭載されているわけではないため、ガナリー・カーバーのように変質しない理由にもなる。
登場作品と操縦者編集
Zシリーズ編集
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 初登場作品。第31話から登場。格闘を選択する事でこの機体となる。リ・ブラスタBと比べると設定通りの格闘型であり、強武器は短射程。長射程の武装の弾数がやたら少ないのが難点。特に終盤は2L以上のユニットが当たり前のように登場する為命中補正にかかる可能性もある。できる限り射程を伸ばしておきたい。なお、2周目以降はBとの換装が可能。
- 余談であるが、Bにはクラッチ・スナイパーVXで亡き友から受け継いだ決め台詞があるが、Rには特に存在しない。流石に「天を衝く」わけにはいかなかったか。
装備・機能編集
SPIGOT以外は装備が完全換装されており、発展型というより新造に近い。
- SPIGOT
- 「スピゴット」と読む。リング状の随伴装備。次元力を発生してそれを機体に留める他、空間を湾曲させる役割を担う。小型化された4つの「SPIGOT」を両手両足に搭載し、両肩に元のサイズと同じとなったまま2つに分割されたものがある。
- CDS
- 「コイン・ドロップ・システム」の略。リ・ブラスタの出力を極限まで発揮するためのシステムで、VXの出力が規定値まで達すると同時に金の落ちる音が鳴り、無意識的に金の音を察知できるクロウの心を繋ぎ留めるというシステム。これによりスフィアの反作用である「一つの物事に執着し、判断力を喪失する」という現象を解消できる。事実上クロウにしか効果のない、画期的と呼ぶにはあまりにもバカバカしいシステムとなっている。
- 余談だが、スフィアの力を使う武装を使用した場合、戦闘デモできっちり小銭の音がする(かなり聞き取りづらいが)。
武装・必殺武器編集
- EAモーター・カノン
- 両肩に搭載された中距離用武器。
- リープ・マグナックル
- 腕に搭載された「SPIGOT」により空間を湾曲させ、そこにめがけて拳を発射して遠くにいる標的を攻撃する。いわゆるロケットパンチで序盤の気力上げ用の武装だが弾が4発しかない。
- 攻撃原理はグランゾンのワームスマッシャーと全く同じ。
- ハイプレッシャー・シューター
- 両手からエネルギー弾を放つ遠距離用武器。リ・ブラスタRの武装では最も長射程で反撃に使いやすいのだが弾数はたったの4。
- VXキャリバー
- 両腕のSPIGOTを起動し、そこから発生した次元力をエネルギーソードにして両手に展開し、敵を斬り裂く。
- SPIGOT-VMX
- 両手両足に搭載された4つのSPIGOTを起動し、足から展開したスパイカーで敵を攻撃し、近接格闘攻撃で敵を追い込んだ後、両肩のSPIGOTを一つにして前方に展開。胸部のVXから次元力の光線、VXブレイザーを放つ。
- VXブレイザー
- 扇状のMAP兵器。
- アンブレイカブル・フルクラム
- 45話のイベントで追加される最強武器。両肩のSPIGOTを連結してスフィアのエネルギーを充填し、リ・ブラスタの本体そのものを弾丸とするレールガンに変えて放つ。
演出とクロウの声優がうえだゆうじ氏であることもあってか一部のユーザーから本機のアンブレイカブル・フルクラムはゲキガンフレアと呼ばれることも。
またクロウの借金だらけの身の上と「エネルギーを纏った体当たり」という攻撃方法を合わせてシャッキンスパークという呼び名もあったり。
特殊能力編集
移動タイプ編集
サイズ編集
- M
- グラフィックのごつさで大きく見えがちだが、実際はMSサイズなのでこの区分。
カスタムボーナス編集
- 移動力+1、特殊能力『EN回復(小)』を得る
- 第2次Z再世篇
機体BGM編集
- 「THE UNBREAKABLE」
- クロウの後期BGM。折れない意思と訳す。
- 『第3次Z』のオリジナルサウンドトラックのライナーノーツにて、2011年に発生した東日本大震災からの復興の願いも込めて作られた曲であることが語られている。
対決・名場面編集
- ジ・アンブレイカブル
- 『第2次スーパーロボット大戦Z再世篇』第31話より。ブラスタの生まれ変わった姿、リ・ブラスタに乗り込んだクロウはZEXISに、もし「揺れる天秤」に飲み込まれたら自分を殺せと嘆願した。敵はアークセイバー最強、ジェラウド。そして何より、リ・ブラスタはVXをフル稼働させなければ動かすことが出来ない。意を決してVXを起動したが、トライアがあらかじめ組み込んだ「CDS」によって、クロウの意思はスフィアに支配されることなく自意識を保つことに成功した。その力は見事にジェラウドを撃破するものの、あまりにも情けない対処法にZEXISの面々はあきれ返るのであった…。
- アンブレイカブル・フルクラム
- 『第2次スーパーロボット大戦Z再世篇』第45話より。ZONEを守護する人造次元獣を撃破したZEXISであったが、程なくしてZONEの稼働が始まった。それを止めるためにクロウは妨害を試みるアイムを余所にZONEに向かう。だが、そこに現れたカルロスは、「ZONEブレイカー」を摘んだ輸送機でZONEに特攻。結果としてZONEは機能停止したものの、カルロスは落命。そして、それはクロウの怒りと哀しみによって「揺れる天秤」の真なる覚醒を招き、強大な力を得たリ・ブラスタはアリエティスを瞬殺したのであった。
関連機体編集
商品情報編集