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− | + | 日本国外では順調にシェアを伸ばし、海外製のFPSやレースゲーム等、所謂「洋ゲー」のラインナップが豊富なハードとなった。その一方で日本国内でのシェアは[[Wii]]とPS3に押され、日本向けのゲームタイトルに恵まれておらず、一時期はMSの全面バックアップによって制作された日本産のRPGがある程度ヒットするも、サードパーティ製のタイトルでは期間を置いてからPS3で完全版が発売される事態が繰り返されたため、普及は頭打ちとなった。 | |
− | + | PS3と比較すると、描画性能では360に軍配が上がる(同一タイトルによる比較で顕著)が、DVD−ROMを採用しているためソフトの容量では、Blu-rayDISCを採用しているPS3とは最大で5倍程の容量差が発生する。次世代DVDの座をブルーレイと争っていたHD-DVDのプレーヤーを周辺機器として発売していた時期もあったが、対応ゲームは発売されず、その後HD-DVD規格を展開していた東芝が撤退したことを受け、発売を終了している。 | |
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− | + | 本来の次世代機に当たる「Xbox One」については『XO』がプレイ不可(エミュレーション非対応)であるため割愛。 | |
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− | + | :2020年11月10日発売。Xboxシリーズの第4世代機。実際の商品名は初代と同じ「Xbox」であり、上記名称は機種分類上のモデル名となる。公表スペックがすべて実装された「Series X」と一部スペックをダウングレードしディスクレスとなった廉価版「Series S」の2バージョンでリリース。 | |
− | + | :Xboxシリーズ旧3世代(初代・360・One)との後方互換性を有しXbox系列の全ゲームタイトルがプレイ可能になるとしている。 | |
− | == | + | == 故障 == |
+ | 初期モデルは故障率が高いことで知られており、海外では訴訟問題にまで発展した。特に「RRoD=Red Ring of Death(死の赤いリング)」と呼ばれる異常停止現象が有名だが、これは初期モデルの電子基盤の廃熱設計に根本的なミスが存在していたことが原因とされている。2007年11月生産モデルからCPU周りを新型に改装したためこの問題はほぼ解消されている。 | ||
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+ | :2009年にXboxライブアーケード向けコンテンツとして移植版が配信。後継機であるXbox ONEにも後方互換で対応している。 | ||
+ | ;[[ロックマン (ゲーム)|ロックマン]] | ||
+ | :『9』『10』が発売(ダウンロード専売、[[プレイステーション3|PS3]]および[[Wii]]とのマルチプラットフォーム)。 | ||
+ | ;[[マブラヴ オルタネイティヴ]] | ||
+ | :移植版が発売。 | ||
+ | ;[[ROBOTICS;NOTES]] | ||
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+ | === 関連作品 === | ||
+ | ;[[アイドルマスターシリーズ]] | ||
+ | :「箱マス版」と呼ばれるシリーズ第1作のAC版の移植版が発売され、シリーズの周知に貢献した。 | ||
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== 資料リンク == | == 資料リンク == | ||
*[http://hiki.cre.jp/computer/?Xbox360 コンピュータWiki - Xbox 360] | *[http://hiki.cre.jp/computer/?Xbox360 コンピュータWiki - Xbox 360] | ||
[[Category:資料]] | [[Category:資料]] |
2023年2月4日 (土) 17:13時点における最新版
Xbox360(エックスボックスサンロクマル)は、2005年12月10日にマイクロソフトが発売した家庭用ゲーム機。略称は「360」「箱○(ハコマル)」など。
概要編集
2001年に発売されたMS社初のコンシューマーゲーム機「Xbox」の次世代機にあたる。MS社が製造しているのでDirectX等のAPI周辺のゲーム開発環境が普通のパソコンに近く効率性が高い為、競合機種であるプレイステーション3(以下PS3)と比較して開発コストが低いとされている。ハードウェア自体には旧Xboxとの後方互換はなく、ソフトのエミュレータで個別対応している。
日本国外では順調にシェアを伸ばし、海外製のFPSやレースゲーム等、所謂「洋ゲー」のラインナップが豊富なハードとなった。その一方で日本国内でのシェアはWiiとPS3に押され、日本向けのゲームタイトルに恵まれておらず、一時期はMSの全面バックアップによって制作された日本産のRPGがある程度ヒットするも、サードパーティ製のタイトルでは期間を置いてからPS3で完全版が発売される事態が繰り返されたため、普及は頭打ちとなった。
PS3と比較すると、描画性能では360に軍配が上がる(同一タイトルによる比較で顕著)が、DVD−ROMを採用しているためソフトの容量では、Blu-rayDISCを採用しているPS3とは最大で5倍程の容量差が発生する。次世代DVDの座をブルーレイと争っていたHD-DVDのプレーヤーを周辺機器として発売していた時期もあったが、対応ゲームは発売されず、その後HD-DVD規格を展開していた東芝が撤退したことを受け、発売を終了している。
2016年4月に生産終了を発表、次世代機となるXbox ONEへ移行された。
機種編集
S以前編集
- Xbox 360 スタンダードモデル
- HDDは外付け型。最初に発売したHDMI無し20GB、2007年11月発売のHDMI有り20GB、2008年9月発売のHDMI有り60GBの3種類がある。販売終了。
- Xbox 360 コアシステム
- 最初に発売したモデル。記憶装置なしで別売りの64MB/512MBメモリーユニットを必要とする。HDMI無し。販売終了。
- Xbox 360 エリート
- 120GBの外付けHDDを同梱した上位版。HDMI有り。24800円。
- Xbox 360 アーケード
- コアシステムの代替的位置づけにある機種。時期により256MBメモリーユニットなし、同梱、内蔵の3タイプある。無線コントローラー同梱、HDMI有り。オープンプライス。
S以降編集
- Xbox 360 S 250GB
- 2010年6月発売。デザインを一新し小型化・省電力化・静音化した新型。無線LAN内蔵、250GBのHDDを内蔵する。USBポートが増加した。29800円。2011年秋からKinect同梱版が通常モデルとなったため、単品での販売は在庫限りで終了となる。
- Xbox 360 S 4GB
- 2010年9月発売。アーケードの後継機種で、4GBの専用メモリユニットを内蔵する他は250GBモデルと同じ。19800円。16GBまでのUSBメモリをストレージとして利用可能。また別売りの専用HDD(250GB/320GB)を内蔵することが出来る。
- Xbox 360 E 250GB/4GB
- 2013年9月19日発売。次世代機Xbox Oneに準じたデザインへと変更。省電力化や静穏化もなされている。
周辺機器編集
- Kinect(キネクト)
- 2010年11月20日より発売されたコントローラーを使わずにプレイが出来るゲームデバイス。プレイヤーの様々な体の動きをキャプチャし、画面上に反映することができる。これにより実際に身体を動かして操作するゲームが使用可能になった。ロボットアニメのような操縦シーンを体感させるには相性が良いデバイスとなっており、実際に操作系統にKinectを採用したロボットゲームとしてカプコンの『重鉄騎』などがある。
後継機編集
本来の次世代機に当たる「Xbox One」については『XO』がプレイ不可(エミュレーション非対応)であるため割愛。
- Xbox Series X/S(エックスボックス シリーズエックス/エス)
- 2020年11月10日発売。Xboxシリーズの第4世代機。実際の商品名は初代と同じ「Xbox」であり、上記名称は機種分類上のモデル名となる。公表スペックがすべて実装された「Series X」と一部スペックをダウングレードしディスクレスとなった廉価版「Series S」の2バージョンでリリース。
- Xboxシリーズ旧3世代(初代・360・One)との後方互換性を有しXbox系列の全ゲームタイトルがプレイ可能になるとしている。
故障編集
初期モデルは故障率が高いことで知られており、海外では訴訟問題にまで発展した。特に「RRoD=Red Ring of Death(死の赤いリング)」と呼ばれる異常停止現象が有名だが、これは初期モデルの電子基盤の廃熱設計に根本的なミスが存在していたことが原因とされている。2007年11月生産モデルからCPU周りを新型に改装したためこの問題はほぼ解消されている。
商品情報編集
スーパーロボット大戦シリーズ 編集
参戦作品編集
- 電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム
- 2009年にXboxライブアーケード向けコンテンツとして移植版が配信。後継機であるXbox ONEにも後方互換で対応している。
- ロックマン
- 『9』『10』が発売(ダウンロード専売、PS3およびWiiとのマルチプラットフォーム)。
- マブラヴ オルタネイティヴ
- 移植版が発売。
- ROBOTICS;NOTES
関連作品編集
- アイドルマスターシリーズ
- 「箱マス版」と呼ばれるシリーズ第1作のAC版の移植版が発売され、シリーズの周知に貢献した。