「素晴らしきヒィッツカラルド」の版間の差分
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+ | [[漫画|ニュータイプ100%コミックス版]]『ジャイアントロボ』では「小覇王フィッツカラルド」名義。最後、誤って[[ビッグ・ファイア]]を攻撃してしまうというミスを犯し、許しを請うが怒りを買った彼に粛清される。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
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− | : | + | :初登場作品。非戦闘キャラでありながら、指パッチン専用効果音があったり、[[DVE]]があったり、[[中断メッセージ]]に出てきたりするなど、結構印象に残る。 |
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− | :主人公がスーパー系の場合、[[グルンガスト参式]]を真っ二つにする無茶苦茶っぷりを発揮。余談だが、その後も参式は[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]] | + | :主人公がスーパー系の場合、[[グルンガスト参式]]を真っ二つにする無茶苦茶っぷりを発揮。余談だが、その後も参式は[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]の初期搭乗機というインパクトはあったものの、『[[OGS]]』の「OG2.5」までは完璧に一号メカ扱いだった。[[グルンガスト]]ファンにとっては悪夢の始まりを引き起こした人物と言えるかもしれない。 |
− | : | + | :本作では内部データになんと[[没データ|没パイロットデータ]]が用意されている。Lv99で命中が380を超えるかなりの実力者。 |
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
− | ; | + | ;マスク・ザ・レッド、直系の怒鬼(いずれもSRW未登場) |
− | : | + | :一緒に梁山泊に攻め込むが、深手を負ったヒィッツカラルドを見捨てる。 |
+ | ;[[眩惑のセルバンテス]] | ||
+ | :OVA本編では彼が戦死済みのため絡みはないが、『α』では共に国際警察機構北京支部を襲撃。同地で戦死した彼を侮蔑するなど、ヒィッツカラルドの性格の悪さが再現されている。 | ||
+ | ;[[村雨健二]] | ||
+ | :銀鈴と大作の盾となった彼を嬉々として真空波で痛めつける。『α』でも再現されている。 | ||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
;「良かろう、私の名は素晴らしきヒィッツカラルド」 | ;「良かろう、私の名は素晴らしきヒィッツカラルド」 | ||
:自己紹介と同時に指パッチンで真っ二つ。 | :自己紹介と同時に指パッチンで真っ二つ。 | ||
− | ; | + | ;「いやいや、君たちは運がいい。今日は特別でね、もう一人来ているんだ」 |
:こいつ一人でも大変なのに[[忍者]]とさらに無口まで来ている。『α』でも[[DVE]]で再現されるが、やってきたのは原作と違い[[眩惑のセルバンテス]]だった。 | :こいつ一人でも大変なのに[[忍者]]とさらに無口まで来ている。『α』でも[[DVE]]で再現されるが、やってきたのは原作と違い[[眩惑のセルバンテス]]だった。 | ||
;「手伝ってやろうか? ただし……真っ二つだぞ!!」 | ;「手伝ってやろうか? ただし……真っ二つだぞ!!」 | ||
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− | : | + | :『[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])』(スーパー系ルート)第46話「龍と虎」より。この台詞の後に[[グルンガスト参式]]は真っ二つにされる。 |
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+ | :同上。セルバンテスの最期を辛辣に評しながらも「収穫」を得た事で、ヒィッツカラルドは北京支部を後にする。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *「指パッチンで全てを真っ二つにする」というアイデアは、今川監督が何気なく指パッチンの練習をしていたところ、偶然目の前のコンビニの自動ドアが開いたのを見て思いついた。思いついたのは第2巻のころでヒィッツカラルドが物語に登場するのは後の第6巻のことだったため、誰かに先を越されないか不安だったというが、周囲からはこんな発想をするのは今川監督だけだから大丈夫と指摘されたという。<ref>『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日 DVD GIGA PREMIUM COLLECTION』映像特典「Gロボバトルトーク」</ref> |
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2024年12月1日 (日) 17:01時点における最新版
素晴らしきヒィッツカラルドは『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日』の登場人物。
素晴らしきヒィッツカラルド | |
---|---|
読み | すばらしきヒィッツカラルド |
登場作品 | ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日 |
声優 | 原康義 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦α |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
所属 | BF団 |
役職 | 十傑集 |
概要編集
ジャイアント・ロボを狙うBF団の十傑集の一人。フィンガースナップ(いわゆる「指パッチン」)で真空波を起こすことができる。
性格は自信家で非情かつ好戦的、相手が女子供でも容赦しない。己の力を破壊と殺戮に使うことを厭わない典型的な悪人。任務や仲間より私情を優先するタイプであるため、ほかの十傑集から疎まれており、彼らの中でも格下と見なされていた(十傑集は本来皆同格なのだが、その中で彼がそう見なされていたのは、義理や人情のない冷酷な性格など、人としての器・格が低いという意味であろうと思われる) 。
本編ではEpisode:6から登場。聖アーバーエー防衛で手薄になった国際警察機構総本山の梁山泊をマスク・ザ・レッド、直系の怒鬼とともに襲撃する。フィンガースナップによる真空波で、梁山泊防衛のために出撃した好漢達や警備隊長の打虎将の李忠を真っ二つにしてしまう。銀鈴の眠るカプセルを守る草間大作の前に現れ、さらに二人を守りにきた村雨健二を真空波で痛めつけるも、大作により目を覚ました銀鈴の広域テレポートを受け、ヒィッツカラルドは瓦礫と融合し、上半身を残すだけとなってしまった。レッドに助けを乞うも「生きて恥を晒すのも辛いだろう?」とクナイで刺され、反撃の真空波もレッドの刀に弾き返され、自身の指がバラバラとなってしまう。死んだヒィッツカラルドを尻目に、レッドと怒鬼はその場を立ち去るだけであった。
ニュータイプ100%コミックス版『ジャイアントロボ』では「小覇王フィッツカラルド」名義。最後、誤ってビッグ・ファイアを攻撃してしまうというミスを犯し、許しを請うが怒りを買った彼に粛清される。
登場作品と役柄編集
αシリーズ編集
- スーパーロボット大戦α(DC)
- 初登場作品。非戦闘キャラでありながら、指パッチン専用効果音があったり、DVEがあったり、中断メッセージに出てきたりするなど、結構印象に残る。
- 本作では効果音からビルが爆発しているように聞こえるが、彼の能力は指パッチンで真空波を起こすことなので、爆発というよりは破壊や崩壊と表現するのが適切である。
- 主人公がスーパー系の場合、グルンガスト参式を真っ二つにする無茶苦茶っぷりを発揮。余談だが、その後も参式はゼンガーの初期搭乗機というインパクトはあったものの、『OGS』の「OG2.5」までは完璧に一号メカ扱いだった。グルンガストファンにとっては悪夢の始まりを引き起こした人物と言えるかもしれない。
- 本作では内部データになんと没パイロットデータが用意されている。Lv99で命中が380を超えるかなりの実力者。
人間関係編集
名台詞編集
- 「良かろう、私の名は素晴らしきヒィッツカラルド」
- 自己紹介と同時に指パッチンで真っ二つ。
- 「いやいや、君たちは運がいい。今日は特別でね、もう一人来ているんだ」
- こいつ一人でも大変なのに忍者とさらに無口まで来ている。『α』でもDVEで再現されるが、やってきたのは原作と違い眩惑のセルバンテスだった。
- 「手伝ってやろうか? ただし……真っ二つだぞ!!」
- 彼を象徴する台詞。銀鈴の入っているカプセルを壊そうとしている草間大作に対して。意味は言葉通りである。
- 「あの女…まさかあんなままでぇ…」
- マスク・ザ・レッドに助けを求めつつ虫の息の状態で搾り出した一言。しかし、ヒィッツカラルドを待っていたのは助けではなく、身体に刺し込まれるクナイの凶刃であった…。
- 「な、何を…」
レッド「さすがの十傑集もこうなってはお終いだ。生きて恥を晒すのも辛いだろう?助けてやるよ!」
「き、貴様ぁ…!」
レッド「行くぞ、直系の!」
「おのれえぇぇ…!」 - 自分を助けるどころか謀殺同然にトドメを刺しに掛かったレッドとのやり取りと最期の台詞。
スパロボシリーズの名台詞編集
- 「龍王機と虎王機の覚醒にはグルンガスト参式など必要ないだろう?」
- 『α(DC)』(スーパー系ルート)第46話「龍と虎」より。この台詞の後にグルンガスト参式は真っ二つにされる。
- 「フン、孔明が言った通りの本性を現したか…」
- 同上。覚醒した龍虎王&虎龍王の降臨を目の当たりにして不敵に呟く。ヒィッツカラルドが国際警察機構北京支部を襲撃した真意は、2体の発掘兵器の正体を見極めることにあった。
- 「チッ!十傑集ともあろう男が、だらしのない!」
「だが、目論み通り龍虎王と虎龍王は覚醒した…今日のところはこれで良しとするか」 - 同上。セルバンテスの最期を辛辣に評しながらも「収穫」を得た事で、ヒィッツカラルドは北京支部を後にする。
余談編集
- 「指パッチンで全てを真っ二つにする」というアイデアは、今川監督が何気なく指パッチンの練習をしていたところ、偶然目の前のコンビニの自動ドアが開いたのを見て思いついた。思いついたのは第2巻のころでヒィッツカラルドが物語に登場するのは後の第6巻のことだったため、誰かに先を越されないか不安だったというが、周囲からはこんな発想をするのは今川監督だけだから大丈夫と指摘されたという。[1]
脚注 編集
- ↑ 『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日 DVD GIGA PREMIUM COLLECTION』映像特典「Gロボバトルトーク」