「イーグレット・スリサズ」の版間の差分

 
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Eagret Thurisaz]]
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*種族:[[マシンナリー・チルドレン]]
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[[イーグレット・フェフ]]により生み出された[[人造人間]]「[[マシンナリー・チルドレン]]」の一人。自律金属細胞「[[マシンセル]]」を投与された結果、通常の人間を上回る身体能力と反応速度を有する。<br />OGシリーズでは強靭な肉体を有する[[ブーステッド・チルドレン]]、[[アラド・バランガ]]が肉体のベースとなっている。
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'''イーグレット・スリサズ'''は『[[スーパーロボット大戦α外伝]]』の登場人物。
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== 概要 ==
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[[イーグレット・フェフ]]により生み出された[[人造人間]]「[[マシンナリー・チルドレン]]」の一人。自律金属細胞「[[マシンセル]]」を投与された結果、通常の人間を上回る身体能力と反応速度を有する。OGシリーズでは強靭な肉体を有する[[ブーステッド・チルドレン]]、[[アラド・バランガ]]が肉体のベースとなっている。
  
 
ウルズ、アンサズに比べると非常に好戦的な性格。価値のない旧人類など皆殺しにしてしまえば良いというような残虐な台詞を嬉々として吐くことも多く、他の2人に比べてやや破綻(その壊れ方は、無理な強化により精神の破綻した[[強化人間]]のような具合である)した性格の持ち主として描かれている。OGシリーズにおいては2号から15号までのチルドレンには意図的に不安定な部分が与えられているという設定であるが、彼はそれが最も分かり易く現れた試験体であると言えよう。
 
ウルズ、アンサズに比べると非常に好戦的な性格。価値のない旧人類など皆殺しにしてしまえば良いというような残虐な台詞を嬉々として吐くことも多く、他の2人に比べてやや破綻(その壊れ方は、無理な強化により精神の破綻した[[強化人間]]のような具合である)した性格の持ち主として描かれている。OGシリーズにおいては2号から15号までのチルドレンには意図的に不安定な部分が与えられているという設定であるが、彼はそれが最も分かり易く現れた試験体であると言えよう。
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名前の由来は[[ルーン文字]]3番目の「スリサズ」から。意味は「巨人、トゲ、助言(thurisaz)」。由来の番号から彼が3号と思われる。
  
 
専用の機体の[[ベルゲルミル]]は赤色。
 
専用の機体の[[ベルゲルミル]]は赤色。
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== 登場作品と役柄 ==
 
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;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
:他の2人と異なり、一度だけ単独交戦の機会がある。また[[アーサー・ランク]]の[[特攻]]を受けて逆上するシーンなど見せ場も多く、その破綻した性格も合わせて3人の中でも目立つ存在。今作では彼の性格自体は設定されたものでしかなく、命令があれば自身を調整する事も可能なようだ。他の2人同様、あらゆる面で高水準の能力を誇るため、戦闘でも非常に苦戦させられる。
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:初登場作品。他の2人と異なり、一度だけ単独交戦の機会がある。本人も[[ベルゲルミル|専用機]]も強力なため、非常に厄介な存在。
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:また、破綻した性格による言動も合わせて、3人の中でも目立つ存在になっている。
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:第11回制圧戦「撃墜され王の意地」のボスユニット。
  
 
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;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}}
:α外伝同様、マシンナリー・チルドレンの中ではもっとも交戦機会が多く目立つ。他のチルドレン同様、右肩の部分にスパイク状の突起が追加された。また、その交戦的な性格を買われてか、3人の中でアラドの抹殺に人一倍執着し、主に彼を嬲る役目を与えられている。そんな役割を反映してか、本作においては、性格の種類の一つ「残虐」は彼専用のものとなっている。<br />OG設定ではマシンナリー・チルドレンの2号体とされている。
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:『α外伝』同様、マシンナリー・チルドレンの中ではもっとも交戦機会が多く目立つ。他のチルドレン同様、右肩の部分にスパイク状の突起が追加された。また、その交戦的な性格を買われてか、3人の中でアラドの抹殺に人一倍執着し、主に彼を嬲る役目を与えられている。そんな役割を反映してか、本作においては、性格の種類の一つ「残虐」は彼専用のものとなっている。OG設定ではマシンナリー・チルドレンの2号体とされている。
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}
 
:役割は概ねリメイク後も同じ。中ボスクラスにしては嫌になるほど高水準の能力も相変わらず。実はラスボスに匹敵する高い能力値を誇っている。
 
:役割は概ねリメイク後も同じ。中ボスクラスにしては嫌になるほど高水準の能力も相変わらず。実はラスボスに匹敵する高い能力値を誇っている。
  
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
他のチルドレン同様に全能力が非常に高い。アンサズと比べると、技量を除く全ての能力値が勝っている。何故か、防御だけはチルドレンの中で最も高い。(α外伝)
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全体的に非常に高い能力値を持つ。多少の優劣はあるが、チルドレン3人の能力値はほぼ同じになっている。
  
言うまでもなく全能力が高い。特に回避はOGsの全パイロットの中で最も高く、その他の能力もトップクラス。アンサズと比べると、格闘は勝っているが、射撃、技量は負けており、α外伝でチルドレンの中で最も高かった防御もアンサズより2低くなっている。余談だが、ベルゲルミルには格闘武器が存在しない筈なのに、格闘の能力値もゼンガーやウォーダンどころか、他のパイロットより高いという面白い現象が起きている。これでオリジネイターのウルズが負けたのは何故?(OGs)
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『OGs』では3人並んで回避が作中トップ。
  
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
;[[ひらめき]] [[加速]] [[集中]] [[かく乱]] [[覚醒]] [[魂]](α外伝)
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;[[α外伝]]
:覚醒を除く他の精神は各チルドレン共通で、5つ目の精神だけは異なり、各チルドレンの個性が設定されている。スリサズの場合、やや壊れ気味の性格を反映したのか、覚醒になっている。
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:'''[[ひらめき]][[加速]][[集中]][[かく乱]][[覚醒]][[魂]]'''
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:5つ目の精神以外はチルドレン3人とも共通。
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:なお、イベントで使用する機会があるのは「[[熱血]]、[[必中]]、ひらめき、[[根性]]、[[ド根性]]、[[気合]]」となっている。
  
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
;[[ガッツ]] [[指揮官|指揮官L2]] [[援護|援護L4]](α外伝)
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;[[α外伝]]
:チルドレン共通のガッツを所持しているのでHPが減る度、装甲が徐々に上昇し、一定値を下回ると最終命中率・回避率も大幅に上昇し、高い能力値と合わさってゲーム中屈指の強さ。好戦的で壊れ気味な性格だが、指揮官がL2まで上昇し(チルドレンの中では2番目に高い)、援護は限界Lまで達する。こんな彼でも一応指揮能力はあるということか。
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:'''[[ガッツ]][[指揮官]]L2、[[援護]]L4'''
 
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:習得技能はチルドレン3人とも共通。指揮官はL2止まり。
;[[天才]] [[戦意高揚]] [[アタッカー]] [[底力]] [[ガンファイト]] [[カウンター]](OGs)
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;[[OGs]]
:天才、アタッカー、底力等凶悪な技能が豊富。ガンファイトで底上げされた攻撃力はアタッカーを併用すると致命的なダメージになりやすい。彼と戦う時に精神コマンドは必須。α外伝の時に所持していた指揮官、援護はなくなった。
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:'''[[天才]][[戦意高揚]][[アタッカー]][[底力]]L9、[[ガンファイト]]L9、[[カウンター]]L9'''
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:凶悪な技能を多く習得する。
  
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
;「命中率+20%
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;命中率+20%
:OGsでのエースボーナス。パイロットのレベル・撃墜数の都合上、これが適用されるのはEX-Hardのみ。ただでさえ高い能力値なのにこのボーナスが適用されると更に回避が困難になる。[[ひらめき]]で確実に回避したい。
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:『OGs』でのエースボーナス。ただし、適用されるのはEX-Hardのみ。
  
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
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== パイロットBGM ==
 
;「THE GATE OF MAGUS」
 
;「THE GATE OF MAGUS」
:α外伝におけるアンセスターのデフォルトBGM。マシンナリー・チルドレンは全員このBGM。OGsでは[[ウォーダン・ユミル]]の専用BGMになってしまったので、変わりに汎用のBGMが設定されている。
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:『α外伝』における専用[[BGM]]。
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:『OGs』では本曲は[[ウォーダン・ユミル|ウォーダン]]専用BGMとなっているため、汎用BGMが設定されている。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[メイガス]]
 
;[[メイガス]]
:アンセスターの指導者としての役割を持つメインコンピュータ。α外伝ではその指示に従っていた。
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:アンセスターの指導者としての役割を持つメインコンピュータ。『α外伝』では彼女の指示に従っている。
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;[[イーグレット・ウルズ]]、[[イーグレット・アンサズ]]
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:同じマシンナリー・チルドレン。アンサズとは対等に近いようだが、リーダーであるウルズには逆らえないようである。
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;[[ゼンガー・ゾンボルト]]
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:『α外伝』ではアンセスターの一員として共闘しているが、「洗脳処置された人間」であるため危険視もしている。
 
;[[イーグレット・フェフ]]
 
;[[イーグレット・フェフ]]
:生みの親であるが、他のチルドレンは彼を見下していた。OGシリーズでは「パパ」と呼んでいる。
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:自身の創造主。「OGシリーズ」では「パパ」と呼んでいる。
;[[イーグレット・ウルズ]]
 
:マシンナリー・チルドレンの一人で、リーダー。彼には逆らえないようだ。
 
;[[イーグレット・アンサズ]]
 
:マシンナリー・チルドレンの一人。
 
;[[ゼンガー・ゾンボルト]]
 
:α外伝では洗脳された彼と共闘するものの、その存在を快くは思っておらず、最終的には敵対する。
 
 
;[[アラド・バランガ]]
 
;[[アラド・バランガ]]
:OGシリーズでは彼の肉体のベースとなった存在。新人類たるべき自身がブーステッド・チルドレンの中でも落ちこぼれである彼から生まれているという事実が許せず、彼を殺害し、自身の出自を葬りさることで新人類としてのアイデンティティーを確かなものにしようとしている。
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:「OGシリーズ」では彼の肉体が自身のベースとなっているが、[[ブーステッド・チルドレン]]の落ちこぼれが元になっているという事実が許せないでいる。
 
;[[オウカ・ナギサ]]
 
;[[オウカ・ナギサ]]
:OG2ではウルズ達と共にフェフの命令でアラド達に苦戦していた彼女を救助していたが、アラドと同じ[[ブーステッド・チルドレン]]である彼女を見下していた。
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:『OG2』ではフェフの命令で彼女を救助したが、ブーステッド・チルドレンである彼女を見下している。
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== 版権作品との人間関係 ==
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;[[アーサー・ランク]]
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:『α外伝』での進行によっては彼の特攻によって自身の[[ベルゲルミル]]が大きく損傷し、撤退を余儀なくされてしまう。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「所詮はイレギュラーだ! 僕達が管理するシステムの調和を乱すイレギュラーは排除するしかない!」<br />「こいつらは力の使い方がわかっていない!」<br />「自分達の力で世界を統一する気もない! 平和という幻想を追い続けて、また人間同士で小競り合いを続けるだけだ!」<br />「ここで排除するべきだ! こいつらは僕達のことを勘違いして、やがて僕達に牙をむく!」
+
;「僕達の絆は他の誰よりも固いんだ!」
:α外伝の中盤でプレイヤー部隊の前に現れた際、恐竜帝国を倒す前に人類同士の戦いを収める事を優先する彼らに対して、怒りと嫌悪感を露わにしていた。
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:同じチルドレン相手の援護防御時のセリフ。
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;「所詮はイレギュラーだ! 僕達が管理するシステムの調和を乱すイレギュラーは排除するしかない!」<br />「こいつらは力の使い方がわかっていない!」<br />「自分達の力で世界を統一する気もない! 平和という幻想を追い続けて、また人間同士で小競り合いを続けるだけだ!」<br />「ここで排除するべきだ! こいつらは僕達のことを勘違いして、やがて僕達に牙をむく!」<br />「排除だ! 排除するしかない!」
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:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』第34話「この星は僕らのものだ」or第37話「僕らが求めた戦争だ」より。地下勢力よりも人類同士の戦いの終結を優先するプリベンターに対して怒りと嫌悪感をあらわにする。
 
;「申し訳ありません…。ニュートラルに戻します」
 
;「申し訳ありません…。ニュートラルに戻します」
:暴走気味だった自分に対し、メイガスが調整を行おうとした際の台詞。彼の性格はあくまで設定されたものでしかないのか、自身を制御する事も可能なようだ。単に身の危険を感じただけかもしれないが。
+
:『α外伝』第37話「僕らが求めた戦争だ」より。偏った感情を再調整する必要があるとメイガスに詰められて。
 +
;スリサズ「それで…メイガスの具合はどうなんだ?」<br />ウルズ「あの後、特に変わった様子はない」<br />アンサズ「…ゼンガーはともかく、メイガスまで過去の記憶をリロードするとはねえ」<br />スリサズ「前回の地下勢力との戦いでこのようなことはなかった」<br />アンサズ「やはり、同時代の人間と接触したのがまずかったか…」<br />スリサズ「まさか、メイガスまで以前の人格を取り戻しはしないだろうな?」<br />ウルズ(………)「…それはあり得ない」<br />アンサズ「となると、ゼンガーの方が危険だねえ」
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:『α外伝』第41話「恐竜帝国の滅びる日」or「黒歴史の終焉」より。メイガスに忠実な三人だが、[[ソフィア・ネート|元は人間]]である彼女に対しては注意もしていた。
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;アンサズ「ぜい弱なタンパク質の固まりだろ? そして、僕達マシンナリーチルドレンの足下にも及ばない…取るに足らない存在…」<br />スリザス「そう。愚かな争いを繰り返し、地球を汚染するだけの存在でもある」<br />アンサズ「お前達では地球を存続させることは出来ない…メイガスはそう判断したんだよ」<br />スリザス「だから、僕達はお前達をこの星から消去するんだ」<br />
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:『α外伝』第43話「眠れ、地の底に」or「時の流れの果てに」or「人類死すべし」より。彼らが人間をどのように見ているかがよくわかる。
 
;「! うるさいんだよ!!」<br />「アハハハ! 愚かなヒトの分際で僕に命令するからそうなるんだよ!」
 
;「! うるさいんだよ!!」<br />「アハハハ! 愚かなヒトの分際で僕に命令するからそうなるんだよ!」
:OG2の第23話「仕組まれた子供達」より。苦戦していたオウカの救援に来た際、自分達に援護を要請してきた同じDCの基地司令に対して、八つ当たり同然で基地ごと攻撃した。
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:『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]』第23話(『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS|OGs]]』では第30話)「仕組まれた子供たち」より。苦戦していたオウカの救援に来た際、自分達に援護を要請してきた同じDCの基地司令に対して八つ当たり同然で基地ごと攻撃した。
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
 
;[[ベルゲルミル]]
 
;[[ベルゲルミル]]
:α外伝、OGシリーズでは赤色のベルゲルミルに搭乗。
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:自身の専用機に搭乗する。『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』ではチルドレン3人の専用機は[[マシンセル]]の散布機能を持っており、[[メカギルギルガン]]や[[核ミサイル]]を消滅させる際に使用していた。
  
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}

2022年7月12日 (火) 12:04時点における最新版

イーグレット・スリサズは『スーパーロボット大戦α外伝』の登場人物。

イーグレット・スリサズ
外国語表記 Eagret Thurisaz
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

声優 石田彰
初登場SRW スーパーロボット大戦α外伝
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 マシンナリー・チルドレン
性別
年齢 15歳に設定
所属
テンプレートを表示

概要編集

イーグレット・フェフにより生み出された人造人間マシンナリー・チルドレン」の一人。自律金属細胞「マシンセル」を投与された結果、通常の人間を上回る身体能力と反応速度を有する。OGシリーズでは強靭な肉体を有するブーステッド・チルドレンアラド・バランガが肉体のベースとなっている。

ウルズ、アンサズに比べると非常に好戦的な性格。価値のない旧人類など皆殺しにしてしまえば良いというような残虐な台詞を嬉々として吐くことも多く、他の2人に比べてやや破綻(その壊れ方は、無理な強化により精神の破綻した強化人間のような具合である)した性格の持ち主として描かれている。OGシリーズにおいては2号から15号までのチルドレンには意図的に不安定な部分が与えられているという設定であるが、彼はそれが最も分かり易く現れた試験体であると言えよう。

名前の由来はルーン文字3番目の「スリサズ」から。意味は「巨人、トゲ、助言(thurisaz)」。由来の番号から彼が3号と思われる。

専用の機体のベルゲルミルは赤色。

登場作品と役柄編集

αシリーズ編集

スーパーロボット大戦α外伝
初登場作品。他の2人と異なり、一度だけ単独交戦の機会がある。本人も専用機も強力なため、非常に厄介な存在。
また、破綻した性格による言動も合わせて、3人の中でも目立つ存在になっている。

単独作品編集

スーパーロボット大戦DD
第11回制圧戦「撃墜され王の意地」のボスユニット。

OGシリーズ編集

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
『α外伝』同様、マシンナリー・チルドレンの中ではもっとも交戦機会が多く目立つ。他のチルドレン同様、右肩の部分にスパイク状の突起が追加された。また、その交戦的な性格を買われてか、3人の中でアラドの抹殺に人一倍執着し、主に彼を嬲る役目を与えられている。そんな役割を反映してか、本作においては、性格の種類の一つ「残虐」は彼専用のものとなっている。OG設定ではマシンナリー・チルドレンの2号体とされている。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
役割は概ねリメイク後も同じ。中ボスクラスにしては嫌になるほど高水準の能力も相変わらず。実はラスボスに匹敵する高い能力値を誇っている。

パイロットステータス編集

能力値編集

全体的に非常に高い能力値を持つ。多少の優劣はあるが、チルドレン3人の能力値はほぼ同じになっている。

『OGs』では3人並んで回避が作中トップ。

精神コマンド編集

α外伝
ひらめき加速集中かく乱覚醒
5つ目の精神以外はチルドレン3人とも共通。
なお、イベントで使用する機会があるのは「熱血必中、ひらめき、根性ド根性気合」となっている。

特殊技能(特殊スキル)編集

α外伝
ガッツ指揮官L2、援護L4
習得技能はチルドレン3人とも共通。指揮官はL2止まり。
OGs
天才戦意高揚アタッカー底力L9、ガンファイトL9、カウンターL9
凶悪な技能を多く習得する。

エースボーナス編集

命中率+20%
『OGs』でのエースボーナス。ただし、適用されるのはEX-Hardのみ。

パイロットBGM編集

「THE GATE OF MAGUS」
『α外伝』における専用BGM
『OGs』では本曲はウォーダン専用BGMとなっているため、汎用BGMが設定されている。

人間関係編集

メイガス
アンセスターの指導者としての役割を持つメインコンピュータ。『α外伝』では彼女の指示に従っている。
イーグレット・ウルズイーグレット・アンサズ
同じマシンナリー・チルドレン。アンサズとは対等に近いようだが、リーダーであるウルズには逆らえないようである。
ゼンガー・ゾンボルト
『α外伝』ではアンセスターの一員として共闘しているが、「洗脳処置された人間」であるため危険視もしている。
イーグレット・フェフ
自身の創造主。「OGシリーズ」では「パパ」と呼んでいる。
アラド・バランガ
「OGシリーズ」では彼の肉体が自身のベースとなっているが、ブーステッド・チルドレンの落ちこぼれが元になっているという事実が許せないでいる。
オウカ・ナギサ
『OG2』ではフェフの命令で彼女を救助したが、ブーステッド・チルドレンである彼女を見下している。

版権作品との人間関係編集

アーサー・ランク
『α外伝』での進行によっては彼の特攻によって自身のベルゲルミルが大きく損傷し、撤退を余儀なくされてしまう。

名台詞編集

「僕達の絆は他の誰よりも固いんだ!」
同じチルドレン相手の援護防御時のセリフ。
「所詮はイレギュラーだ! 僕達が管理するシステムの調和を乱すイレギュラーは排除するしかない!」
「こいつらは力の使い方がわかっていない!」
「自分達の力で世界を統一する気もない! 平和という幻想を追い続けて、また人間同士で小競り合いを続けるだけだ!」
「ここで排除するべきだ! こいつらは僕達のことを勘違いして、やがて僕達に牙をむく!」
「排除だ! 排除するしかない!」
α外伝』第34話「この星は僕らのものだ」or第37話「僕らが求めた戦争だ」より。地下勢力よりも人類同士の戦いの終結を優先するプリベンターに対して怒りと嫌悪感をあらわにする。
「申し訳ありません…。ニュートラルに戻します」
『α外伝』第37話「僕らが求めた戦争だ」より。偏った感情を再調整する必要があるとメイガスに詰められて。
スリサズ「それで…メイガスの具合はどうなんだ?」
ウルズ「あの後、特に変わった様子はない」
アンサズ「…ゼンガーはともかく、メイガスまで過去の記憶をリロードするとはねえ」
スリサズ「前回の地下勢力との戦いでこのようなことはなかった」
アンサズ「やはり、同時代の人間と接触したのがまずかったか…」
スリサズ「まさか、メイガスまで以前の人格を取り戻しはしないだろうな?」
ウルズ(………)「…それはあり得ない」
アンサズ「となると、ゼンガーの方が危険だねえ」
『α外伝』第41話「恐竜帝国の滅びる日」or「黒歴史の終焉」より。メイガスに忠実な三人だが、元は人間である彼女に対しては注意もしていた。
アンサズ「ぜい弱なタンパク質の固まりだろ? そして、僕達マシンナリーチルドレンの足下にも及ばない…取るに足らない存在…」
スリザス「そう。愚かな争いを繰り返し、地球を汚染するだけの存在でもある」
アンサズ「お前達では地球を存続させることは出来ない…メイガスはそう判断したんだよ」
スリザス「だから、僕達はお前達をこの星から消去するんだ」
『α外伝』第43話「眠れ、地の底に」or「時の流れの果てに」or「人類死すべし」より。彼らが人間をどのように見ているかがよくわかる。
「! うるさいんだよ!!」
「アハハハ! 愚かなヒトの分際で僕に命令するからそうなるんだよ!」
OG2』第23話(『OGs』では第30話)「仕組まれた子供たち」より。苦戦していたオウカの救援に来た際、自分達に援護を要請してきた同じDCの基地司令に対して八つ当たり同然で基地ごと攻撃した。

搭乗機体編集

ベルゲルミル
自身の専用機に搭乗する。『α外伝』ではチルドレン3人の専用機はマシンセルの散布機能を持っており、メカギルギルガン核ミサイルを消滅させる際に使用していた。