「SRX計画」の版間の差分
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− | [[ | + | 一方、同時期に開発技術の向上によりEOTの安定運用計画「[[レイオス・プラン]]」が始動。それに伴い、SRXのデータをフィードバックした完成機の開発が進められていたが、作業が難航。地球圏に現れたゲートを巡る攻防戦には間に合わなかったため、チーム再招集と共にRシリーズが組み上げられ、戦線に投入される。しかし、ゲート掌握を狙うゼ・バルマリィの艦隊によってトロニウムが奪取され、SRXは消滅、アヤがMIAとなり、さらにリュウセイは念動力と戦意を喪失、計画自体が存続の危機に陥る。 |
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+ | :現状、この計画における最新の機体。イングの搭乗によってトロニウム・エンジンとT-LINKシステムのより高レベルな運用データが実証されており、後々のバンプレイオス開発に役立つのでは、と推測されている。 | ||
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:αシリーズのみ。 | :αシリーズのみ。 | ||
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:αシリーズのみ。[[バイストン・ウェル]]に召喚され、本計画のノウハウを元に[[オーラバトラー]]を開発した。 | :αシリーズのみ。[[バイストン・ウェル]]に召喚され、本計画のノウハウを元に[[オーラバトラー]]を開発した。 | ||
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:αシリーズで獣戦機を開発。 | :αシリーズで獣戦機を開発。 | ||
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2024年4月30日 (火) 09:41時点における最新版
SRX計画(Project SRX)は、地球連邦軍が人型機動兵器の性能向上に重点を置き、対異星人用の人型機動兵器を開発する兵器開発プロジェクト。
概要編集
OGシリーズではプロジェクトを極東支部伊豆基地で行われ、責任者はレイカー・ランドルフ准将。マオ・インダストリーやテスラ・ライヒ研究所、αシリーズでは更にDC日本支部の協力を得て進められた。そのためグランゾンの開発ノウハウが流用されている(SRX計画上ではグランゾンに「R-0」というコードが与えられた)。初期メンバーのカーク・ハミル、ロバート・H・オオミヤに加え、連邦軍のイングラム・プリスケンが参加したことにより、イングラムの持つEOTの知識がふんだんに取り入れられた。また、イングラムの意向によりケンゾウ・コバヤシが招かれ、開発機体に念動力を用いたT-LINKシステムが搭載されることとなった。
しかし、その裏には、イングラムのみが知る裏の目的が存在した。それは、いずれ必ず来るであろう、銀河規模の星間戦争に備えた、「それ自体が大規模な次元転移装置として機能する特殊人型機動兵器の開発」である。
αシリーズでの推移編集
要となるRシリーズの他、技術を転用してヒュッケバインシリーズ(Hシリーズ)やグルンガストシリーズ(Gシリーズ)の新型機、獣戦機(Bシリーズ)の開発が行われたが、その過程で危険性が指摘されて一時中断に追い込まれる。後に機体の凍結が解除され、バルマー戦役においてGシリーズの最新機であるグルンガスト参式がロールアウト直前に破壊されてしまったものの、他のシリーズはとりあえずの到達点であるダンクーガ、ヒュッケバインMk-III、SRXがロールアウト。その力はバルマー戦役を制する一翼を担ったが、バルマー戦役後にヒュッケバインMk-IIIは封印される事になり、シュウ・シラカワの一件の後Rシリーズも解体処分となってしまった。
封印戦争では行方不明になっていたヒュッケバインMk-IIIのタイプRが発見され、またタイプLも封印を解かれてそれぞれトロニウムエンジンを外される形となったが再び実戦投入。また、ダンクーガもαナンバーズに参加する事はなかったものの各地を転戦している。
一方、同時期に開発技術の向上によりEOTの安定運用計画「レイオス・プラン」が始動。それに伴い、SRXのデータをフィードバックした完成機の開発が進められていたが、作業が難航。地球圏に現れたゲートを巡る攻防戦には間に合わなかったため、チーム再招集と共にRシリーズが組み上げられ、戦線に投入される。しかし、ゲート掌握を狙うゼ・バルマリィの艦隊によってトロニウムが奪取され、SRXは消滅、アヤがMIAとなり、さらにリュウセイは念動力と戦意を喪失、計画自体が存続の危機に陥る。
だが、フェニックス基地をめぐる攻防の中、リュウセイを搭乗者としてR-1の量産試作3号機アルブレード・カスタムがロールアウト。さらに、バルマー戦役後にケンゾウの許に引き取られていたレビ・トーラーがマイ・コバヤシとしてチームに加入し、計画に参加。残るはリュウセイの力と、完成機最大の武器である次元転移機能の実装を残すのみとなったが、ここに来てまたも推移がこう着する。一方、Bシリーズはオーブ攻防戦にて新たに獣戦機とブラックウイングとの合体機能を搭載する事でファイナルダンクーガとして到達を迎えた。
その後、月面のラボ周辺での戦闘において、イルイ・ガンエデンにより、別宙域で戦闘していたライとマイが次元転移で転送されて来るという事態が発生。この時のデータにより、「XNディメンション」の実装に成功。これによりひとまずの完成を見たSR-01は、閉鎖空間のαナンバーズ救出のために出撃。実装されたXNディメンション「次元斬」によって任務を遂行し、念を取り戻したリュウセイの搭乗によって本格起動、「バンプレイオス」のコードを与えられる。同機はそのまま実戦投入され、ゴラー・ゴレムの撃退に成功。これによりSRX計画は一先ずの到達を迎えることになった。
そして銀河大戦終盤、バルマー本星宙域における戦いにて、アヤが復帰するとともにトロニウムが奪還され、バンプレイオスはようやくフルポテンシャルを発揮。大戦後もアップデートや封印機能の解放調整が行われている。
OGシリーズにおける推移編集
基本的な流れはαシリーズに準じる。OG外伝の時点ではレイオス・プランが立ち上がったばかりの状態であり、また派生に当たる「RXR計画」においてR-1の発展機であるART-1がロールアウト。量産機であるアルブレードは試作3号機が鋼龍戦隊において実戦投入されており、現在では正式量産型「エルシュナイデ」の製作が進められている。
またギリアム・イェーガーにより、こちらのSRXもまた、イングラムによって次元転移装置の側面を与えられていることが示唆されている。
SRX計画で開発された機体編集
Rシリーズ編集
- R-1
- R-2 R-2パワード
- R-3 R-3パワード
- SRX
- Rシリーズ3体が合体した形態。
- ART-1
- 厳密には「RXR計画」で開発された機体。
- AR-1 AR-1パワード AR-2 AR-2パワード AR-3 AR-3パワード
- 『第3次α』に設定が存在する機体。分離機能がオミットされているため本編未登場。
- バンプレイオス
- 新型Rシリーズ3体が合体した形態。
RWシリーズ編集
Hシリーズ編集
- ヒュッケバインEX
- αシリーズのみ。
- ヒュッケバインMk-II
- αシリーズのみ。OGシリーズではマオ社が独自に開発した機体。
- ヒュッケバインMk-III
- エクスバイン
- L5戦役後、計画凍結中に作られたMk-IIの発展機。上層部を誤魔化すためSRXを模したバイザーがつけられ、「ヒュッケバイン」の名も冠されていない。
- エグゼクスバイン
- 現状、この計画における最新の機体。イングの搭乗によってトロニウム・エンジンとT-LINKシステムのより高レベルな運用データが実証されており、後々のバンプレイオス開発に役立つのでは、と推測されている。
Gシリーズ編集
Bシリーズ編集
いずれもαシリーズのみ。
関連人物編集
SRXチーム編集
スタッフ編集
- カーク・ハミル
- ロバート・H・オオミヤ
- ケンゾウ・コバヤシ
- シュウ・シラカワ
- αシリーズのみ。OGシリーズではαと同様オリハルコニウムを提供したことを除き、特に関わりはない。
- ショット・ウェポン
- αシリーズのみ。バイストン・ウェルに召喚され、本計画のノウハウを元にオーラバトラーを開発した。
その他編集
- 神隼人
- 『新』におけるSRXチームの教官。その後の作品ではイングラムが同ポジションを担当。
- イルムガルト・カザハラ
- αシリーズでは本計画のテストパイロットとして登場。
- αオリジナル主人公の恋人
- 『α』開始以前にイングラムにスカウトされ、主人公の念動力を覚醒させるために、記憶を操作されて主人公の下に送り込まれる。『第2次α』以降のクスハ・ミズハ編では、ブルックリン・ラックフィールドがこれに該当するキャラクターとなっている。
- 岡防衛長官
- αシリーズにおける極東支部の責任者。
- レイカー・ランドルフ
- OGシリーズにおける極東支部の責任者。
- 葉月考太郎
- αシリーズで獣戦機を開発。
関連用語編集
- マオ・インダストリー
- ATX計画
- 念動力
- 特脳研
- トロニウム
- XNディメンション