グルンガスト改 (α)

グルンガスト改は『スーパーロボット大戦α』の登場メカ。

グルンガスト改
外国語表記 Grungust Custom
登場作品

バンプレストオリジナルαシリーズ

デザイン 宮武一貴
初登場SRW スーパーロボット大戦α
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 特機
グルンガストシリーズ
生産形態 改修機
全高 50.0 m
重量 280.0 t
動力 トロニウムエンジン
補助動力 グラビコン・システム
装甲材質 VG合金
補助MMI 脳波制御装置
音声入力式武器選択装置
原型機 グルンガスト
開発 テスラ・ライヒ研究所
パイロット イルムガルト・カザハラ
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概要編集

2機が建造され極東支部に送られたグルンガスト壱式が、SRX計画においてロバート・H・オオミヤ博士によって強化改造された機体。

カラーリングは黒に変更され、通称は「ブラック」。グルンガスト弐式のプロトタイプにあたる機体で、形状もほぼ同じものになっている。また開発中のグルンガスト参式のベースになる機体でもある。

強度を確保するため変形機構はオミットされている。グラビコン・システムを搭載しており、重力障壁のG・テリトリーを展開したり、反重力を発生させて空中浮遊も可能である。

『α』の「ロボット大図鑑」ではトロニウムエンジンを搭載しているとなっているが、『α』本編では未使用の1つを除いた5つのトロニウムの使い道に名前が上がらず、本機を含めると数も合わないため詳細は不明。『α』開発中に設定変更が行われた可能性がある。ただしαシリーズのトロニウムエンジンは、「トロニウムを触媒にして爆発的な出力を出す核融合炉」という設定も持つため「トロニウムエンジンだけを搭載している」だけなら矛盾はしない。

リアル系主人公の場合、SRX計画のテストパイロットであったイルムガルト・カザハラが奪取して使用している。

登場作品と操縦者編集

αシリーズ編集

スーパーロボット大戦α
初登場作品。リアル主人公のライバル機として登場。イルムが乗り込んでSRX計画の機体を破壊するために、度々敵として登場する。その後シナリオ「ギア・オブ・デスティニー」でスポット参戦し、隠し要素の条件を満たしておくと正式に加入する。
味方機としては10000ものHPと1900の装甲νガンダムと同等の運動性120と機体性能は文句なしで、攻撃力はやや低いがイルムが魂を覚えているので火力も高い。しかし最大射程が3と非常に短く、一人乗りなため複数乗りのスーパーロボットには若干見劣りする。何より、イルムが必中を覚えない(集中は覚える)のが痛い。対となるヒュッケバインEXと比べても、どうにも使いづらさが目立つ。思い入れがあれば充分使えるレベルではあるのだが…。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
PS版と同性能。イルムが必中を覚えたおかげで使いやすさが向上。これで鉄壁もあればマジンガーのような戦い方もできたが…。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

オメガレーザー
目から発射する集束レーザー。
改式爆連打
拳による乱打を浴びせる技。
ブーストナックル
腕を発射する兵器。移動後使用可能な無消費武器で雑魚戦に最適。
ファイナルビーム
胸部から発射される広範囲ビーム。羅喉剣の燃費がいまいちで、攻撃力の差もあまりないためこちらが主力になる。
計都羅喉剣
グルンガストの主武器。アニメーションは弐式の「計都瞬獄剣」。「計都羅喉剣・暗剣殺」はこの武器を使用する必殺技……なのだが、弐式には「暗剣殺」に当たる武器がないため、結果として計都羅喉剣が「暗剣殺」も兼ねる必殺武器となった。

特殊能力編集

剣装備
切り払いを発動。
G・テリトリー
重力波のバリア

移動タイプ編集

飛行可能。

サイズ編集

L

機体BGM編集

「鋼鉄のコックピット」
αシリーズでは弐式と同じテーマソング。

関連機体編集

グルンガスト弐式
量産を前提にして開発されたグルンガスト。本機のパーツに弐式を使用。
グルンガスト参式