「クラヴィア・アーゴ」の版間の差分

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== クラヴィア・アーゴ(Cravia Argo) ==
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*登場作品:[[バンプレストオリジナル]]
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| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]][[Zシリーズ]]
**[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]]
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*所属:[[サイデリアル]][[アンタレス]]」→レジスタンス
 
  
サイデリアルに所属するスフィア研究者の女性。末席に位置しているため、思うように研究が出来ないことを不満に思っていた。自己評価が低いネガティブな性格だが、一度こうと決断したことに対しては恐るべき行動力を発揮する。
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'''クラヴィア・アーゴ'''は『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』の登場人物。
  
翠の地球の前線基地で行動していたところ、アドヴェント一行の急襲を受けて基地が陥落、置き去りにされてしまったが、元々故郷の星「惑星エスコール」から拉致される形でサイデリアルに引っ張られた経緯があり、そのため組織に対しては全く執着がなく、スフィアの研究を進めるためにリアクター3人を擁する一行と行動を共にするようになった。
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== 概要 ==
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[[サイデリアル]]に所属する[[スフィア]][[科学者・技術者|研究者]]の女性。末席に位置しているため、思うように研究が出来ないことを不満に思っていた。自己評価が低いネガティブな[[性格]]だが、一度こうと決断したことに対しては恐るべき行動力を発揮する。
  
その中で、揺ぎ無い意志によって自信を持つことを教えてくれたクロウに思慕を寄せるようになる。しかし、実は置き去りにされたのはアンタレスの作戦の一つで、バルビエルの「サソリの毒」による時限式の精神制御を仕込まれていた。
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[[翠の地球]]の前線基地で行動していたところ、[[アドヴェント]]一行の急襲を受けて基地が陥落、置き去りにされてしまったが、元々故郷の星「'''惑星エスコール'''」から拉致される形でサイデリアルに引っ張られた経緯があり、そのため組織に対しては全く執着がなく、スフィアの研究を進めるためにリアクターの[[セツコ・オハラ]]、[[ランド・トラビス]]、[[クロウ・ブルースト]]を擁する一行と行動を共にするようになった。しかし、実は置き去りにされたのは[[アンタレス]]の作戦の一つで、[[バルビエル・ザ・ニードル]]の「サソリの毒」による時限式の精神制御を仕込まれていた。
  
アン・アーレスを格納していたセントラル・ベースを攻略に向かった際、タイムリミットである新多元世紀0001年10月11日16:00が訪れたことによって「毒」が発動。思うように研究が出来なかったことへの鬱屈や周囲への嫉妬心がその効果によって暴走、アン・アーレスを駆って一行に襲い掛かった。リアクターではないものの、「毒」によって増幅された憎しみが「怨嗟の魔蠍」の力を一部ながら引き出し(スフィア発動エフェクトに使用されている「翠の光の広がり」がバルビエルや尸空と比べて小さい)、恐るべき力を見せた。
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[[アン・アーレス]]を格納していたセントラル・ベースを攻略に向かった際、タイムリミットである新多元世紀0001年10月11日16:00が訪れたことによって「毒」が発動。思うように研究が出来なかったことへの鬱屈や周囲への嫉妬心がその効果によって暴走、アン・アーレスを駆って一行に襲い掛かった。リアクターではないものの、「毒」によって増幅された憎しみが「怨嗟の魔蠍」の力を一部ながら引き出し(スフィア発動エフェクトに使用されている「翠の光の広がり」がバルビエルや[[尸空]]と比べて小さい)、恐るべき力を見せた。最終的にはクロウ達によって無力化され、正気に戻ったものの「毒」の効果が切れると同時に[[記憶喪失|過去の記憶を喪失]]。レジスタンスに参加することになった。
  
最終的にはクロウ達によって無力化され、正気に戻ったものの「毒」の効果が切れると同時に過去の記憶を喪失。レジスタンスに参加することになった。
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超時空修復に伴いエスコールに帰ることが出来、その際に記憶を取り戻している。なお、母星エスコールの名前は、さそり座の英名「エスコルピオ」が由来だと思われる。
 
 
超時空修復に伴いエスコールに帰ることが出来、その際に記憶を取り戻している。
 
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]]
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇}}
:初登場作品。第7話で参戦するが、元々研究者なこともあってか能力はそこまで高くはない。第13話クリア時に離脱してしまうため、使用できる期間は短い。敵としては事実上の[[ラストボス|ラスボス]]だけあってさすがに強く、2回行動で「ノキサス・ブロッサム」をバラ撒いて来るのが面倒極まりない。
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:初登場作品。第7話で登場するが、元々研究者なこともあってか能力はそこまで高くはない。第13話クリア時に離脱してしまうため、使用できる期間は短い。敵としては事実上の[[ラストボス|ラスボス]]だけあってさすがに強く、2回行動で「ノキサス・ブロッサム」をバラ撒いて来るのが面倒極まりない。
 
:敵となった後は顔グラフィックも変更されており、顔芸レベルの変わり様を見せる。
 
:敵となった後は顔グラフィックも変更されており、顔芸レベルの変わり様を見せる。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
:ゼニトリーと同じく隠しパーツ要員で、第31話にて特定の座標にクロウを待機させると登場。レジスタンスが避難する際にまたも置き去りになっていた。ちなみにここでしか登場しないので、図鑑コンプリートのためにはイベント必須。「娘々名物まぐろマン」がもらえるので、是非ともこなしておこう。
 
:ゼニトリーと同じく隠しパーツ要員で、第31話にて特定の座標にクロウを待機させると登場。レジスタンスが避難する際にまたも置き去りになっていた。ちなみにここでしか登場しないので、図鑑コンプリートのためにはイベント必須。「娘々名物まぐろマン」がもらえるので、是非ともこなしておこう。
  
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
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味方の中ではかなり低く、無理は禁物。
 
味方の中ではかなり低く、無理は禁物。
  
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]]
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇|第3次Z連獄篇]]
:[[集中]]、[[努力]]、[[分析]]、[[直感]]、[[愛]]
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:'''[[集中]]、[[努力]]、[[分析]]、[[直感]]、[[愛]]'''
 
:敵味方ともこのラインナップ。ただし敵の時はレベル不足で最後の一つは覚えていない。
 
:敵味方ともこのラインナップ。ただし敵の時はレベル不足で最後の一つは覚えていない。
  
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
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=== [[特殊スキル]] ===
;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]](味方)
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇|第3次Z連獄篇]]
:[[援護防御]]L2、[[気力+ (回避)]]、[[ガード]]
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:気力+(回避)はともかく、他が能力や機体と'''見事に噛み合わない構成'''。
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]](敵)
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::'''[[援護防御]]L2、[[気力+ (回避)]]、[[ガード]]'''
:[[超能力]]L4、[[気力限界突破]]、[[底力]]L2、[[戦意高揚]]、[[地形利用]]、[[気力+ (ダメージ)]]、[[2回行動]]
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::気力+(回避)はともかく(ただし'''[[回避]]自体が異様に低い''')、他が能力や機体と'''見事に噛み合わない構成'''。
:いっそ見事な程に様変わりしており、味方の時から引き継がれたスキルが一つもない。
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::'''[[超能力]]L4、[[気力限界突破]]、[[底力]]L2、[[戦意高揚]]、[[地形利用]]、[[気力+ (ダメージ)]]、[[2回行動]]'''
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::いっそ見事な程に様変わりしており、味方の時から引き継がれたスキルが一つもない。
  
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
;精神コマンド「分析」の消費SPが10になる
 
;精神コマンド「分析」の消費SPが10になる
:味方時。
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:『[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇|第3次Z連獄篇]]』で採用。味方時のもの。
 
;攻撃を命中させた相手のSP-5
 
;攻撃を命中させた相手のSP-5
:連獄篇の敵時に設定されているが、実際に習得して現れることはない。何気にバルビエルの下位互換。
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:『第3次Z連獄篇』の敵対時のもの。実際に習得して現れることはない。何気にバルビエルの下位互換。
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[クロウ・ブルースト]]
 
;[[クロウ・ブルースト]]
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:揺ぎ無い意志によって自信を持つことを教えてくれた彼に思慕を寄せるようになる。
 
;[[バルビエル・ザ・ニードル]]
 
;[[バルビエル・ザ・ニードル]]
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:彼の手で偽のリアクターとして利用された。
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
;「これが真のスフィアの力……!」<BR/>「スフィア……! ああ、私の永遠の憧れ!」
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;「これが真のスフィアの力……!」<br />「スフィア……! ああ、私の永遠の憧れ!」
:ラスボス時の被弾台詞。リアクト・マシンの[[アン・アーレス]]に乗っているのにこの台詞が出るのが、彼女が真のリアクターではないという示唆になっている。
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:ラスボス時の被弾台詞。スフィア搭載機の[[アン・アーレス]]に乗っているのにこの台詞が出るのが、彼女が真のリアクターではないという示唆になっている。
 
;「肉も骨も魂も、全て切り裂く!」
 
;「肉も骨も魂も、全て切り裂く!」
 
:クルス・シックル使用時。字面だけだと普通だが、川庄氏の怪演が光る異様なイントネーションになっている。
 
:クルス・シックル使用時。字面だけだと普通だが、川庄氏の怪演が光る異様なイントネーションになっている。
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=== 会話 ===
 
=== 会話 ===
;「どう聞いても、クロウさんが複数の女性の気持ちをもてあそんでるようにしか私には聞こえません」<BR/>「両天秤どころか、四股だなんて人として許せることではありません!」
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;「だって、ステキじゃないですか」<br/>「全ての事象を制御する次元力…。その次元力を引き出す機関であるスフィア…つまり、スフィアを使いこなす事が出来れば、全てが思うままって事じゃないですか」
:連獄篇第12話「揺れる天秤、揺れない意志」のエンドデモにて。さらっと自分をカウントしているのがポイント。
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:『[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇|第3次Z連獄篇]]』第8話「尸魂の徒」について語った、スフィアに興味を持つ理由。スフィアを使う事の意味とその代償を[[アン・アーレス|身を以って知り]]、そして[[記憶喪失|忘れる]]事になろうとは、この時思っても見なかっただろう。
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;「どう聞いても、クロウさんが複数の女性の気持ちをもてあそんでるようにしか私には聞こえません」<br />「両天秤どころか、四股だなんて人として許せることではありません!」
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:『[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇|第3次Z連獄篇]]』第12話「揺れる天秤、揺れない意志」のエンドデモにて。さらっと自分をカウントしているのがポイント。
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;「何となく作ったら、出来ちゃったものです。良かったら、使ってください」
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:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』第31話「憎しみと悲しみと」の隠しイベントにて。この時、[[強化パーツ]]の「娘娘名物まぐろまん」をくれるのだが、「何となく作った」で出来るものなのだろうか…?
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:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では同じ強化パーツを[[シオニー・レジス|どこぞの市民]]がくれたりと、スパロボでは何かと謎の多いアイテムである。
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== 搭乗機体 ==
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== 余談 ==
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*クラヴィアは研究に参加させてもらえないのは自分がミソッカスだからと言っているが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』でレジスタンスからも置いてけぼりをくらっているのを見る限り、彼女が爪弾きにされていたのは「影が薄い」が主な原因のようである(つまりやる事はいくらでもあったが居る事に気付いてもらえなかったので仕事が振られなかった)。内気で積極的に前に出ない性格もそれを助長していたのだと思われる。
  
 
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2023年12月10日 (日) 10:26時点における最新版

クラヴィア・アーゴは『第3次スーパーロボット大戦Z』の登場人物。

クラヴィア・アーゴ
登場作品

バンプレストオリジナルZシリーズ

声優 川庄美雪
デザイン 大籠之仁
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
SRWでの分類 パイロット
ラストボス
テンプレートを表示
プロフィール
種族 人間(エスコール人)
性別
年齢 不詳(若年)
所属 サイデリアル→レジスタンス
テンプレートを表示

概要編集

サイデリアルに所属するスフィア研究者の女性。末席に位置しているため、思うように研究が出来ないことを不満に思っていた。自己評価が低いネガティブな性格だが、一度こうと決断したことに対しては恐るべき行動力を発揮する。

翠の地球の前線基地で行動していたところ、アドヴェント一行の急襲を受けて基地が陥落、置き去りにされてしまったが、元々故郷の星「惑星エスコール」から拉致される形でサイデリアルに引っ張られた経緯があり、そのため組織に対しては全く執着がなく、スフィアの研究を進めるためにリアクターのセツコ・オハラランド・トラビスクロウ・ブルーストを擁する一行と行動を共にするようになった。しかし、実は置き去りにされたのはアンタレスの作戦の一つで、バルビエル・ザ・ニードルの「サソリの毒」による時限式の精神制御を仕込まれていた。

アン・アーレスを格納していたセントラル・ベースを攻略に向かった際、タイムリミットである新多元世紀0001年10月11日16:00が訪れたことによって「毒」が発動。思うように研究が出来なかったことへの鬱屈や周囲への嫉妬心がその効果によって暴走、アン・アーレスを駆って一行に襲い掛かった。リアクターではないものの、「毒」によって増幅された憎しみが「怨嗟の魔蠍」の力を一部ながら引き出し(スフィア発動エフェクトに使用されている「翠の光の広がり」がバルビエルや尸空と比べて小さい)、恐るべき力を見せた。最終的にはクロウ達によって無力化され、正気に戻ったものの「毒」の効果が切れると同時に過去の記憶を喪失。レジスタンスに参加することになった。

超時空修復に伴いエスコールに帰ることが出来、その際に記憶を取り戻している。なお、母星エスコールの名前は、さそり座の英名「エスコルピオ」が由来だと思われる。

登場作品と役柄編集

Zシリーズ編集

第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇
初登場作品。第7話で登場するが、元々研究者なこともあってか能力はそこまで高くはない。第13話クリア時に離脱してしまうため、使用できる期間は短い。敵としては事実上のラスボスだけあってさすがに強く、2回行動で「ノキサス・ブロッサム」をバラ撒いて来るのが面倒極まりない。
敵となった後は顔グラフィックも変更されており、顔芸レベルの変わり様を見せる。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
ゼニトリーと同じく隠しパーツ要員で、第31話にて特定の座標にクロウを待機させると登場。レジスタンスが避難する際にまたも置き去りになっていた。ちなみにここでしか登場しないので、図鑑コンプリートのためにはイベント必須。「娘々名物まぐろマン」がもらえるので、是非ともこなしておこう。

パイロットステータス編集

能力値編集

味方の中ではかなり低く、無理は禁物。

精神コマンド編集

第3次Z連獄篇
集中努力分析直感
敵味方ともこのラインナップ。ただし敵の時はレベル不足で最後の一つは覚えていない。

特殊スキル編集

第3次Z連獄篇
味方時
援護防御L2、気力+ (回避)ガード
気力+(回避)はともかく(ただし回避自体が異様に低い)、他が能力や機体と見事に噛み合わない構成
敵対時
超能力L4、気力限界突破底力L2、戦意高揚地形利用気力+ (ダメージ)2回行動
いっそ見事な程に様変わりしており、味方の時から引き継がれたスキルが一つもない。

エースボーナス編集

精神コマンド「分析」の消費SPが10になる
第3次Z連獄篇』で採用。味方時のもの。
攻撃を命中させた相手のSP-5
『第3次Z連獄篇』の敵対時のもの。実際に習得して現れることはない。何気にバルビエルの下位互換。

人間関係編集

クロウ・ブルースト
揺ぎ無い意志によって自信を持つことを教えてくれた彼に思慕を寄せるようになる。
バルビエル・ザ・ニードル
彼の手で偽のリアクターとして利用された。

名台詞編集

戦闘台詞編集

「これが真のスフィアの力……!」
「スフィア……! ああ、私の永遠の憧れ!」
ラスボス時の被弾台詞。スフィア搭載機のアン・アーレスに乗っているのにこの台詞が出るのが、彼女が真のリアクターではないという示唆になっている。
「肉も骨も魂も、全て切り裂く!」
クルス・シックル使用時。字面だけだと普通だが、川庄氏の怪演が光る異様なイントネーションになっている。

会話編集

「だって、ステキじゃないですか」
「全ての事象を制御する次元力…。その次元力を引き出す機関であるスフィア…つまり、スフィアを使いこなす事が出来れば、全てが思うままって事じゃないですか」
第3次Z連獄篇』第8話「尸魂の徒」について語った、スフィアに興味を持つ理由。スフィアを使う事の意味とその代償を身を以って知り、そして忘れる事になろうとは、この時思っても見なかっただろう。
「どう聞いても、クロウさんが複数の女性の気持ちをもてあそんでるようにしか私には聞こえません」
「両天秤どころか、四股だなんて人として許せることではありません!」
第3次Z連獄篇』第12話「揺れる天秤、揺れない意志」のエンドデモにて。さらっと自分をカウントしているのがポイント。
「何となく作ったら、出来ちゃったものです。良かったら、使ってください」
第3次Z天獄篇』第31話「憎しみと悲しみと」の隠しイベントにて。この時、強化パーツの「娘娘名物まぐろまん」をくれるのだが、「何となく作った」で出来るものなのだろうか…?
第2次Z再世篇』では同じ強化パーツをどこぞの市民がくれたりと、スパロボでは何かと謎の多いアイテムである。

搭乗機体編集

エイクロス

余談編集

  • クラヴィアは研究に参加させてもらえないのは自分がミソッカスだからと言っているが、『第3次Z天獄篇』でレジスタンスからも置いてけぼりをくらっているのを見る限り、彼女が爪弾きにされていたのは「影が薄い」が主な原因のようである(つまりやる事はいくらでもあったが居る事に気付いてもらえなかったので仕事が振られなかった)。内気で積極的に前に出ない性格もそれを助長していたのだと思われる。