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「1番機」というナンバリングがなされてはいるが、実際の初出撃は全26話中23話目とかなり遅い。しかも敵が最強クラスの[[マークニヒト]]ということもあって、敵に全くダメージを与えられないまま[[自爆]]という形で喪失を余儀なくされ、結果として最初で最後の出撃ということになってしまった。 | 「1番機」というナンバリングがなされてはいるが、実際の初出撃は全26話中23話目とかなり遅い。しかも敵が最強クラスの[[マークニヒト]]ということもあって、敵に全くダメージを与えられないまま[[自爆]]という形で喪失を余儀なくされ、結果として最初で最後の出撃ということになってしまった。 | ||
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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− | : | + | :機体性能の低さは『K』と同様。さらに「レールガン」が無くなったため最大射程や攻撃力が低下し、反面メガセリオンに「マインブレード」の上位武器である「格闘」が追加され、おまけにメガセリオンの武器改造効率がマークアインより高くなるなど、弱体化感が強まった。実はフル改造時の攻撃力は(僅かな差ではあるが)'''ファフナー勢最弱'''である。 |
− | :[[隠し要素/UX|隠し要素]]で生存した場合も性能に変化はないため、使い勝手は微妙なところである。しかし今作での[[クロッシング・システム]] | + | :[[隠し要素/UX|隠し要素]]で生存した場合も性能に変化はないため、使い勝手は微妙なところである。しかし今作での[[クロッシング・システム]]の仕様上、能力の底上げを図れるため、ファフナーを中心に運用している場合には出撃するだけでも価値がある。パートナーユニットは射程面と格闘・射撃の両面を考慮するなら、[[新型迅雷]]と組ませると良い。 |
− | : | + | :同じ隠し機体である[[マークゼクス]]と同様に、第3部に入ってもなぜかノルンシステムが使用可能。本作では道生が[[忍者]]である[[イルボラ・サロ|イルボラ]]に助けられて生存するという状況なので、([[シュバルツ・ブルーダー|声優ネタ]]も兼ねて)'''忍術で動かしている'''とネタにされている。また、マークゼクスほどネタにされないが、道生復帰時に'''[[ザ・ブーム軍|ザ・ブーム]]の技術で修復されている'''(イルボラが「お前のマシンは修復した」と言っているので確定である)。 |
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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+ | :敵に突き刺した後に爆発する短刀。脛の関節を曲げたところに収納。 | ||
+ | :『UX』のみ。メガセリオンの「格闘」の下位互換。 | ||
;デュランダル | ;デュランダル | ||
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;ガルム44 | ;ガルム44 | ||
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;レールガン | ;レールガン | ||
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+ | :『K』のみ。 | ||
;ロングソード | ;ロングソード | ||
:マインブレードの強化型で、敵に突き刺した後に爆発する長剣。 | :マインブレードの強化型で、敵に突き刺した後に爆発する長剣。 | ||
− | : | + | :『K』ではトドメ演出で道生のカットインと共に弓子の写真が映る演出があったが、『UX』では無くなってしまった。 |
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:[[皆城総士]]をサブパイロットとして共有する。当然ながら、総士がいないと使用できない。 | :[[皆城総士]]をサブパイロットとして共有する。当然ながら、総士がいないと使用できない。 | ||
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− | : | + | :蒼穹作戦以降に搭載。UXでは(出撃している同能力持ちのファフナーの数-1)×3だけパイロットの[[格闘 (能力)|格闘]]・[[射撃 (能力)|射撃]]・[[技量]]・[[防御]]が上昇する。 |
=== 移動タイプ === | === 移動タイプ === | ||
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=== 機体ボーナス === | === 機体ボーナス === | ||
− | ;初期段階:経験値+10% 照準値+5 CRT補正+10 | + | ;[[スーパーロボット大戦UX|UX]] |
− | : | + | :*'''初期段階:経験値+10% 照準値+5 CRT補正+10''' |
+ | :*'''第二段階:経験値+15% 照準値+10 CRT補正+15''' | ||
+ | :*'''第三段階:経験値+20% 照準値+20 CRT補正+20''' | ||
+ | :*'''最終段階:経験値+30% 照準値+30 CRT補正+30 装甲値+100''' | ||
+ | :[[メガセリオン]]と同じ。 | ||
− | == | + | == 機体BGM == |
;「ナイトヘーレ開門」 | ;「ナイトヘーレ開門」 | ||
:[[ファフナー]]系汎用。 | :[[ファフナー]]系汎用。 | ||
− | == | + | == 対決・名場面 == |
;VS[[マークニヒト]] | ;VS[[マークニヒト]] | ||
− | :あまりに強大な敵の前に同時に出撃した[[ベイバロン・モデル|ベイバロン]]・[[マークジーベン]]が次々とリタイアし、遂に1対1の状況に陥ってしまう。道生はアインとニヒトをワイヤーで固定し、フェンリルを用いた自爆により敵殲滅を図った。道生が[[自爆]]設定を終えコクピットごと機体から脱出した瞬間、[[マークニヒト]] | + | :あまりに強大な敵の前に同時に出撃した[[ベイバロン・モデル|ベイバロン]]・[[マークジーベン]]が次々とリタイアし、遂に1対1の状況に陥ってしまう。道生はアインとニヒトをワイヤーで固定し、フェンリルを用いた自爆により敵殲滅を図った。道生が[[自爆]]設定を終えコクピットごと機体から脱出した瞬間、[[マークニヒト]]はそのコクピットを掴み取り、そのまま機体に叩きつけた。そしてフェンリルが作動し全てが消え去った。 |
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+ | == スパロボシリーズの名場面 == | ||
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+ | :『UX』第39話「蒼穹-そら-」にて、蒼穹作戦のさなか、乱入してきたのは[[イルボラ・サロ|イルボラ]]の乗る[[零影]]。彼は、『ある目的』を果たすため、その目的の障害となるイドゥンに対し戦いを挑むが、[[フェストゥム]]であるイドゥンには攻撃が尽く読まれて通じず、満身創痍の状態になってしまう。[[マークニヒト]]が零影ごとイルボラを同化しようと迫る。イルボラが[[ロミナ・ラドリオ|ロミナ姫]]の名を叫んだその時―'''「ふぅ…ギリギリセーフ、ってとこだな」''' | ||
+ | :それを阻んだのは最初のマークニヒト戦で『いなくなった』はずのマークアイン、そして―道生だった。実は、彼は自爆後にイルボラに救出され、[[ザ・ブーム軍]]の下で治療と愛機の修理を受けていたのだ。それを見て驚く[[近藤剣司|仲]][[真壁一騎|間]][[カノン・メンフィス|達]]。対して彼は'''「へへ、破るわけにはいかないだろ?[[遠見弓子|弓子]]との約束をよぉ!」'''と、飄々と返す。そう、彼は愛する[[日野美羽|家族]]のために『帰ってきた』のだ。 | ||
+ | :だが、助けられたイルボラは道生の加勢を忌々しげに見る。しかし、救出された際に彼の本質を知った道生は、「これで貸し借りはなしだ、これ以上後輩達と敵対するなら容赦しない」としたうえで、こう続ける。「まだ、あると思うぜ? あんたにも、帰る場所がよ…」と。彼が帰るべき場所に帰れるかは…これまでの、そしてこれからのプレイヤー次第である。 | ||
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
;マークツヴァイ<br />[[マークドライ]]<br />[[マークエルフ]]<br />[[マークツヴォルフ]] | ;マークツヴァイ<br />[[マークドライ]]<br />[[マークエルフ]]<br />[[マークツヴォルフ]] | ||
:同型機。 | :同型機。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[メガセリオン]] |
:道生の以前の乗機。 | :道生の以前の乗機。 | ||
2023年8月23日 (水) 06:39時点における最新版
マークアイン | |
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登場作品 | 蒼穹のファフナー |
デザイン | 鷲尾直広 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦K |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | ファフナー・ノートゥング・モデル |
型式番号 | Mk.I |
全高 | 35 m |
所属 | 竜宮島・アルヴィス |
パイロット | 日野道生 |
概要編集
竜宮島製のファフナーであるノートゥング・モデルの一機、ファフナー・Mk.I(マークアイン)。
接近戦型でマークツヴァイ、マークドライ、マークエルフ、マークツヴォルフと同型機。パイロットは日野道生。テストパイロットとしてパイロット候補生だった皆城総士が搭乗した事もあるが、左目の影響からファフナーと一体化出来なかった為、総士はジークフリード・システム搭乗者の道を選んでいる。カラーリングは灰色。
遠見弓子と結ばれ子供を授かった事で、竜宮島を守り抜く決意を固めた道生のメガセリオン・モデルに代わる新たな愛機となる。 なお、既にノートゥング・モデルの搭乗に適さない大人である事を克服する為に、同化促進剤を服用して搭乗している。
「1番機」というナンバリングがなされてはいるが、実際の初出撃は全26話中23話目とかなり遅い。しかも敵が最強クラスのマークニヒトということもあって、敵に全くダメージを与えられないまま自爆という形で喪失を余儀なくされ、結果として最初で最後の出撃ということになってしまった。
登場作品と操縦者編集
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦K
- 初登場作品。やはり自爆して1話限りの出番になってしまうが、フラグ次第で生還する。なお、実は殆どの性能がメガセリオン・モデルに負けている。命中回避に関しては道生自身にC・コードが追加された事で上がっているが…。また、最低4段階改造された状態で手に入るのでメガセリオンを改造していると資金的に損をする。最大攻撃力も劣っているが、ロングソードの追加でコンボは強力になった。さらに攻撃時の動きが格好のよいものとなっているため、ファフナーのファンは見所である。
- スーパーロボット大戦UX
- 機体性能の低さは『K』と同様。さらに「レールガン」が無くなったため最大射程や攻撃力が低下し、反面メガセリオンに「マインブレード」の上位武器である「格闘」が追加され、おまけにメガセリオンの武器改造効率がマークアインより高くなるなど、弱体化感が強まった。実はフル改造時の攻撃力は(僅かな差ではあるが)ファフナー勢最弱である。
- 隠し要素で生存した場合も性能に変化はないため、使い勝手は微妙なところである。しかし今作でのクロッシング・システムの仕様上、能力の底上げを図れるため、ファフナーを中心に運用している場合には出撃するだけでも価値がある。パートナーユニットは射程面と格闘・射撃の両面を考慮するなら、新型迅雷と組ませると良い。
- 同じ隠し機体であるマークゼクスと同様に、第3部に入ってもなぜかノルンシステムが使用可能。本作では道生が忍者であるイルボラに助けられて生存するという状況なので、(声優ネタも兼ねて)忍術で動かしているとネタにされている。また、マークゼクスほどネタにされないが、道生復帰時にザ・ブームの技術で修復されている(イルボラが「お前のマシンは修復した」と言っているので確定である)。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
本体装備編集
- ナックルガード
- 格闘時に展開される手甲装甲。
- SRWでは武装としては未採用。
- レージングカッター
- 腕部に内蔵された切断力を持つロケットワイヤー。
- SRW未採用。
- マインブレード
- 敵に突き刺した後に爆発する短刀。脛の関節を曲げたところに収納。
- 『UX』のみ。メガセリオンの「格闘」の下位互換。
- デュランダル
- 三点バースト式ハンドガン。小型で携行性に優れるが威力は低い。腕部にマウント。
- 『UX』のみ。
選択装備編集
- ガルム44
- 携帯式の機関砲。銃口下にグレネード弾が装填されている。
- 『UX』では武器改造効率の低下によりメガセリオンより攻撃力が低くなる。
- レールガン
- 実弾の射撃武器。電磁誘導で加速した弾丸を射出し、充分な威力を持つ。
- 『K』のみ。
- ロングソード
- マインブレードの強化型で、敵に突き刺した後に爆発する長剣。
- 『K』ではトドメ演出で道生のカットインと共に弓子の写真が映る演出があったが、『UX』では無くなってしまった。
特殊能力編集
- 剣装備、銃装備
- 切り払い、撃ち落としを発動。
- ノルンシステム
- バリア。攻撃やバリアを張ることができる無人のサポート兵器。
- ジークフリード・システム
- 皆城総士をサブパイロットとして共有する。当然ながら、総士がいないと使用できない。
- クロッシング・システム
- 蒼穹作戦以降に搭載。UXでは(出撃している同能力持ちのファフナーの数-1)×3だけパイロットの格闘・射撃・技量・防御が上昇する。
移動タイプ編集
サイズ編集
- M
機体ボーナス編集
機体BGM編集
- 「ナイトヘーレ開門」
- ファフナー系汎用。
対決・名場面編集
スパロボシリーズの名場面編集
- 家族~やくそく
- 『UX』第39話「蒼穹-そら-」にて、蒼穹作戦のさなか、乱入してきたのはイルボラの乗る零影。彼は、『ある目的』を果たすため、その目的の障害となるイドゥンに対し戦いを挑むが、フェストゥムであるイドゥンには攻撃が尽く読まれて通じず、満身創痍の状態になってしまう。マークニヒトが零影ごとイルボラを同化しようと迫る。イルボラがロミナ姫の名を叫んだその時―「ふぅ…ギリギリセーフ、ってとこだな」
- それを阻んだのは最初のマークニヒト戦で『いなくなった』はずのマークアイン、そして―道生だった。実は、彼は自爆後にイルボラに救出され、ザ・ブーム軍の下で治療と愛機の修理を受けていたのだ。それを見て驚く仲間達。対して彼は「へへ、破るわけにはいかないだろ?弓子との約束をよぉ!」と、飄々と返す。そう、彼は愛する家族のために『帰ってきた』のだ。
- だが、助けられたイルボラは道生の加勢を忌々しげに見る。しかし、救出された際に彼の本質を知った道生は、「これで貸し借りはなしだ、これ以上後輩達と敵対するなら容赦しない」としたうえで、こう続ける。「まだ、あると思うぜ? あんたにも、帰る場所がよ…」と。彼が帰るべき場所に帰れるかは…これまでの、そしてこれからのプレイヤー次第である。