「レコア・ロンド」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Reccoa Londe]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Reccoa Londe]] |
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}} | *{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}} | ||
| 声優 = {{声優|勝生真沙子|SRW=Y}} | | 声優 = {{声優|勝生真沙子|SRW=Y}} | ||
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安彦良和}} | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安彦良和}} | ||
− | | 初登場SRW = | + | | 初登場SRW = [[第2次スーパーロボット大戦]] |
| SRWでの分類 = [[パイロット]] | | SRWでの分類 = [[パイロット]] | ||
}} | }} | ||
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| タイトル = プロフィール | | タイトル = プロフィール | ||
− | | 種族 = | + | | 種族 = 地球人 |
− | | 性別 = [[ | + | | 性別 = 女 |
+ | | 所属 = [[エゥーゴ]]→[[ティターンズ]] | ||
+ | | 階級 = 少尉 | ||
| 生年月日 = [[宇宙世紀]]0064年 | | 生年月日 = [[宇宙世紀]]0064年 | ||
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| 没年月日 = 宇宙世紀0088年2月22日 | | 没年月日 = 宇宙世紀0088年2月22日 | ||
+ | | 年齢 = 23歳 | ||
| 出身 = [[月]] | | 出身 = [[月]] | ||
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}} | }} | ||
'''レコア・ロンド'''は『[[機動戦士Ζガンダム]]』の登場人物。 | '''レコア・ロンド'''は『[[機動戦士Ζガンダム]]』の登場人物。 | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[エゥーゴ]]の主要メンバーで、[[アーガマ]] | + | [[エゥーゴ]]の主要メンバーで、[[アーガマ]]のクルーの一員。階級は少尉。 |
− | + | [[クワトロ・バジーナ]]大尉に協力する。まだ若いながら、[[一年戦争]]の頃より既に反ジオンゲリラとして戦いの日々に身を投じていた経験から、諜報活動に重用されていた。 | |
− | + | 南米の[[ジャブロー]]基地を[[偵察]]するために単身[[地球]]に降り立つ。その際、[[ティターンズ]]に捕らえられてしまうが、[[カミーユ・ビダン]]の手で救出される。しかし、劇中では明確に描かれていないが、捉えられた時に兵士から辱めを受けたらしく、この傷はレコアの男性への見方に影響を及ぼしたと思われる。なお、小説版ではクワトロの[[リック・ディアス (クワトロ専用)|リック・ディアス]]を奪おうとしたカミーユの父のフランクリンを、やむを得ず射殺した事から、この辱めを自分への戒めとして受け止めている。 | |
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− | + | レコアは自分を戦士としてではなく女性として受け止めてくれる男性を求めクワトロに好意を寄せるが、彼はレコアの想いを受け入れなかった。日に日に募る男性不信とともに自分を受け入れてくれる男性への希求が抑えられなかったのか、[[ジュピトリス]]潜入時の[[パプテマス・シロッコ]]との出会いが、彼女をティターンズへの裏切りという選択肢に走らせてしまう。その後、[[ヤザン・ゲーブル]]に撃墜され、ティターンズに連れ去られたのを切っ掛けにエゥーゴを離反する。 | |
− | + | シロッコ目当てで離反したのはいいものの、[[バスク・オム]]がティターンズへの忠誠心を試すために、スペースコロニーサイド2の21バンチに毒ガスを注入し住民を虐殺する作戦をレコアに任せることになり、エゥーゴのアーガマ隊が阻止してくれるのを期待しながらも彼らが間に合わなかったため、彼女はやむなく作戦を実行する。これでもうレコアは後に引けなくなっていく。 | |
− | + | シロッコにより「安心」を得たレコアは以前よりも強力な戦士となっていく。しかしその後もアーガマ隊に対しては非情になり切れない態度を示すこともあった。そしてグリプスIIをめぐる最終決戦で、[[エマ・シーン]]の[[ガンダムMk-II]]と刺し違えて戦死した。レコアの乗る[[パラス・アテネ]]のビームサーベルはMk-IIの肩を刺し抜いたが、エマの乗るMk-IIのビームサーベルはパラス・アテネのコクピットに直撃していた。 | |
− | + | なお、小説版では途中で軍を辞め、裏切る事もない。また、本作の監督である富野由悠季氏は「本作の中では、一番まともなキャラ」と評している。 | |
− | + | 漫画『機動戦士ΖガンダムDefine』では、映像媒体では放送コードに引っかかって描かれなかったクワトロとの関係が明確な形で描写されており、彼と肉体関係を持っている様子が描かれている。 | |
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦]] |
− | : | + | :[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]所属。シロッコやサラと共に登場。 |
:;[[第2次スーパーロボット大戦G]] | :;[[第2次スーパーロボット大戦G]] | ||
::[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]との統合性を持たせるためか、未登場。[[没データ]]には存在している。 | ::[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]との統合性を持たせるためか、未登場。[[没データ]]には存在している。 | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦]] |
− | : | + | :『第2次』でシロッコ配下だったことは無かったことにされ、連邦軍所属として改めて登場。進行ルートによってはシロッコに惹かれ強制出撃で戦いを挑み撃墜され、原作どおりに離反する。最後の戦いで[[エマ・シーン]]で撃墜すると死亡会話が発生する。前述のとおり、本作では最後まで仲間に残る場合もあり。[[必中]]・[[熱血]]・[[幸運]]の三つを揃える数少ないパイロットで、最後まで仲間にいるならばMAP兵器要員として活用できる。 |
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) | ;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) | ||
:『第3次』で敵となり死んだルートが正史となっており、[[カツ・コバヤシ|カツ]]とサラの会話で名前のみ出てくる。 | :『第3次』で敵となり死んだルートが正史となっており、[[カツ・コバヤシ|カツ]]とサラの会話で名前のみ出てくる。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]] |
− | : | + | :音声を初収録。[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]と[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]の矛盾はそのまま残されている。 |
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=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]]) |
:能力的にはアポリー、ロベルトと同程度。レア精神[[隠れ身]]を覚えるのが特徴か。初めは仲間にいるが、本作では必ず離反するので、一切育てないという人も多いだろう。デフォルトユニットはメタスで[[バイストン・ウェル]]ルートでは一時的に[[コアブースター]]に乗り替えその後は[[Gディフェンサー]]に落ち着く。とある選択肢で主人公が[[シャピロ・キーツ|シャピロ]]の命令を断った場合、シャピロの密談を主人公に代わり聞くことになる(離反の遠因になったともとれるイベントである)。敵対後はパラス・アテネに搭乗。何故か[[エンジェル・ハイロゥ]]での戦闘を最後に登場しなくなり(死亡した?)[[パラス・アテネ]]をサラに取られてしまう。 | :能力的にはアポリー、ロベルトと同程度。レア精神[[隠れ身]]を覚えるのが特徴か。初めは仲間にいるが、本作では必ず離反するので、一切育てないという人も多いだろう。デフォルトユニットはメタスで[[バイストン・ウェル]]ルートでは一時的に[[コアブースター]]に乗り替えその後は[[Gディフェンサー]]に落ち着く。とある選択肢で主人公が[[シャピロ・キーツ|シャピロ]]の命令を断った場合、シャピロの密談を主人公に代わり聞くことになる(離反の遠因になったともとれるイベントである)。敵対後はパラス・アテネに搭乗。何故か[[エンジェル・ハイロゥ]]での戦闘を最後に登場しなくなり(死亡した?)[[パラス・アテネ]]をサラに取られてしまう。 | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
− | : | + | :最初は仲間にいるが、途中で離反する。その後、ルートとフラグ次第ではサラを伴って投降し、再び[[ZEUTH]]に参加する。音声は新規収録されている。主に[[応援]]で自軍のレベルアップに貢献するが、それ以外は小隊長としても小隊員としてもいまひとつ。復帰の際には自軍メンバーからは裏切りについて言及され、激しく非難の言葉を浴びせられる事になる。勿論、レコアが自分の意思でZEUTHの敵となって立ちはだかったのは事実である為非難されてしまうのは仕方ないのだが、同じく一度ZEUTHを裏切った[[ミヅキ・立花|ミヅキ]]や[[シリウス・ド・アリシア|シリウス]]は一切のお咎めもなくZEUTHへの復帰を認められた事と比較すると、レコアの扱いは相当不憫に思える。セツコルートではセツコとの交流が何度か描かれるなど、離脱前のシナリオの扱いは決して悪くはない。 |
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− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
<!-- === [[能力|能力値]] === --> | <!-- === [[能力|能力値]] === --> | ||
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:'''[[ブロッキング]]、[[闘争心]]、[[援護攻撃|援護攻撃L4]]''' | :'''[[ブロッキング]]、[[闘争心]]、[[援護攻撃|援護攻撃L4]]''' | ||
− | === [[小隊長能力 | + | === [[小隊長能力]](隊長効果) === |
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | ;[[スーパーロボット大戦Z|Z]] | ||
:敵対時に能力が強化されるが、自軍に再加入した場合は以前の状態に逆行する。 | :敵対時に能力が強化されるが、自軍に再加入した場合は以前の状態に逆行する。 | ||
:;味方時 | :;味方時 | ||
− | ::''' | + | ::'''クリティカル率+10%''' |
:;敵対時 | :;敵対時 | ||
− | ::''' | + | ::'''クリティカル率+20%''' |
== パイロットBGM == | == パイロットBGM == | ||
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=== エゥーゴ === | === エゥーゴ === | ||
;[[カミーユ・ビダン]] | ;[[カミーユ・ビダン]] | ||
− | : | + | :彼がエゥーゴに入った頃は、クワトロやエマにはカミーユに優しくする余裕がなかったこともあり、彼の面倒を良く見ていた。しかし、ジャブローの一件があってからは彼を一人の男性として意識するようになり、辛く当たり出す。 |
− | + | 劇場版ではそういった描写は緩和され、第1作では彼がティターンズによって両親を失った際、本心を明かして涙を流すカミーユに寄り添うなどのメンタルケアを進んで行った。 | |
− | ;[[シャア・アズナブル | + | ;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]]) |
− | + | :上官であり恋人関係だったが、その煮え切らない態度は離反のきっかけをつくった。 | |
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;[[ファ・ユイリィ]] | ;[[ファ・ユイリィ]] | ||
− | :彼女がMSパイロットとなってからは、[[メタス]] | + | :彼女がMSパイロットとなってからは、[[メタス]]を取り合うようになる後輩。エゥーゴのメンバーの中では、唯一レコアの心情を理解してくれていた節があった。 |
;[[エマ・シーン]] | ;[[エマ・シーン]] | ||
− | : | + | :互いに軍を裏切った者同士で、対比されるべきといった存在。 |
;[[ヘンケン・ベッケナー]] | ;[[ヘンケン・ベッケナー]] | ||
:上官。中盤では、[[ラーディッシュ]]の艦長の仕事で忙殺される彼から想い人であるエマへのプレゼントを託され、彼女に渡してくれるよう頼まれる事に。 | :上官。中盤では、[[ラーディッシュ]]の艦長の仕事で忙殺される彼から想い人であるエマへのプレゼントを託され、彼女に渡してくれるよう頼まれる事に。 | ||
139行目: | 119行目: | ||
:忠誠心を試すためにレコアに虐殺を強要する。TV版48話において、[[パラス・アテネ]]に乗って彼の指揮する[[ドゴス・ギア]]のブリッジを撃ち抜いて殺害する。 | :忠誠心を試すためにレコアに虐殺を強要する。TV版48話において、[[パラス・アテネ]]に乗って彼の指揮する[[ドゴス・ギア]]のブリッジを撃ち抜いて殺害する。 | ||
;[[パプテマス・シロッコ]] | ;[[パプテマス・シロッコ]] | ||
− | :[[ジュピトリス]] | + | :[[ジュピトリス]]潜入時に出会い、惹かれる。 |
− | |||
;[[サラ・ザビアロフ]] | ;[[サラ・ザビアロフ]] | ||
− | : | + | :恋敵?[[スーパーロボット大戦Z|Z]]では色々と彼女を気遣う場面もある。 |
− | |||
=== [[地球連邦軍]] === | === [[地球連邦軍]] === | ||
152行目: | 130行目: | ||
;[[アムロ・レイ]] | ;[[アムロ・レイ]] | ||
:原作で会う場面は無いが、SRWで上官。 | :原作で会う場面は無いが、SRWで上官。 | ||
− | :[[スーパーロボット大戦α|α]]では[[ジュピトリアン]]に身を投じ、敵として対峙した際に[[戦闘前会話]] | + | :[[スーパーロボット大戦α|α]]では[[ジュピトリアン]]に身を投じ、敵として対峙した際に[[戦闘前会話]]がある。彼のエースパイロットとして技量は認めてはいたが、自分の真意を察してはくれなかったため、「'''シャアと同じ自分を中心にしてしか世界が見られない身勝手な男'''」と彼を糾弾する。 |
;[[セイラ・マス]] | ;[[セイラ・マス]] | ||
:原作では絡みはないが、[[漫画]]『機動戦士ΖガンダムDefine』では、アムロを自軍の戦力に引き入れるために彼の所在を知っているセイラを探していた。 | :原作では絡みはないが、[[漫画]]『機動戦士ΖガンダムDefine』では、アムロを自軍の戦力に引き入れるために彼の所在を知っているセイラを探していた。 | ||
166行目: | 144行目: | ||
:エマと共に彼女に対するよき先輩として接する。後にレコアが[[ティターンズ]]に寝返った際は、彼女も驚きを隠せなかった。 | :エマと共に彼女に対するよき先輩として接する。後にレコアが[[ティターンズ]]に寝返った際は、彼女も驚きを隠せなかった。 | ||
− | == | + | == 名台詞 == |
=== TV版 === | === TV版 === | ||
;「はい、ブレックス准将」<br />カミーユ「敵ですか?」<br />「そうね、現在この空域で展開しているのは私たちだけだから、他はすべて敵と見なしていいわね」 | ;「はい、ブレックス准将」<br />カミーユ「敵ですか?」<br />「そうね、現在この空域で展開しているのは私たちだけだから、他はすべて敵と見なしていいわね」 | ||
175行目: | 153行目: | ||
:ファも17歳ではあるがまだ子供である。そんな彼女に生々しい男女の関係について愚痴のようにぶちまけてしまう。 | :ファも17歳ではあるがまだ子供である。そんな彼女に生々しい男女の関係について愚痴のようにぶちまけてしまう。 | ||
:相談にのるつもりで来たファもさすがに引いてしまい、逃げるように部屋から出て行ってしまう。 | :相談にのるつもりで来たファもさすがに引いてしまい、逃げるように部屋から出て行ってしまう。 | ||
− | ; | + | ;「''誰の帰りも待っていない部屋だわ、ここは…''」 |
:上のやりとりでファが去った後にポツリと一人で呟いた台詞。 | :上のやりとりでファが去った後にポツリと一人で呟いた台詞。 | ||
:ゲリラ兵士として過ごした青春時代、[[ジャブロー]]で受けた辱しめ、自分が求めて止まないものを思想の違いから躱し続けるエマへの嫉妬、想いを寄せていたクワトロへの失望、そんな矢先に潜入した[[ジュピトリス]]での[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]との出会いなど様々な事が重なり、もはや[[エゥーゴ]]に自分の居場所を見出せなくなっていた。彼女の心は既に決まっていたのだろう。 | :ゲリラ兵士として過ごした青春時代、[[ジャブロー]]で受けた辱しめ、自分が求めて止まないものを思想の違いから躱し続けるエマへの嫉妬、想いを寄せていたクワトロへの失望、そんな矢先に潜入した[[ジュピトリス]]での[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]との出会いなど様々な事が重なり、もはや[[エゥーゴ]]に自分の居場所を見出せなくなっていた。彼女の心は既に決まっていたのだろう。 | ||
181行目: | 159行目: | ||
;「大尉、あなたはいつもそうして……いつも自分だけ高いところに居ようとする!」 | ;「大尉、あなたはいつもそうして……いつも自分だけ高いところに居ようとする!」 | ||
:41話で再会したクワトロに対して。似たようなセリフを後にアムロも口にしていることを考慮すれば、やはりその通りなのだろう。 | :41話で再会したクワトロに対して。似たようなセリフを後にアムロも口にしていることを考慮すれば、やはりその通りなのだろう。 | ||
− | + | ;「''世界が自分を中心にして動くと思うな、シャア!!''」 | |
− | ; | ||
:上記の台詞の後、クワトロから「それが理由か、レコア少尉。ならば、せめて私の手でその業を払わせてもらう!」という彼の「'''お前の事など、とっくの昔に吹っ切れたわ'''」と言わんばかりの高慢な言葉に、女としてのプライドを踏み躙られ遂にレコアの怒りが頂点に達した台詞。この後、今まで鬱憤を晴らすかの如く暴れ回る。もはや、レコアとエゥーゴと間にあった亀裂が修復不可能になった瞬間だった。 | :上記の台詞の後、クワトロから「それが理由か、レコア少尉。ならば、せめて私の手でその業を払わせてもらう!」という彼の「'''お前の事など、とっくの昔に吹っ切れたわ'''」と言わんばかりの高慢な言葉に、女としてのプライドを踏み躙られ遂にレコアの怒りが頂点に達した台詞。この後、今まで鬱憤を晴らすかの如く暴れ回る。もはや、レコアとエゥーゴと間にあった亀裂が修復不可能になった瞬間だった。 | ||
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:αでは、勝生氏のDVEで収録されている。 | :αでは、勝生氏のDVEで収録されている。 | ||
;「どうしたというの?ジ・Oもキュベレイも動かない。」<br />サラ「感じないの?パプティマス様は、私達の届かないところで戦っているわ。今のうちにハマーンを、キュベレイを叩くのよ。」 | ;「どうしたというの?ジ・Oもキュベレイも動かない。」<br />サラ「感じないの?パプティマス様は、私達の届かないところで戦っているわ。今のうちにハマーンを、キュベレイを叩くのよ。」 | ||
− | : | + | :46話にて。お互い殺意のようなプレッシャーを飛ばしあいニュータイプ同士の共鳴で牽制しあうシロッコとハマーンをその場にいる1人だけ理解できない。 |
;「わたしは……あなたに賭けたのです」 | ;「わたしは……あなたに賭けたのです」 | ||
:最終決戦時、レコアとシロッコの会話の中で。まるで自分を説得するかのような言葉は、シロッコも所詮は自分を利用しているだけではないかというかすかな疑念が生まれていたことの表れなのだろうか? | :最終決戦時、レコアとシロッコの会話の中で。まるで自分を説得するかのような言葉は、シロッコも所詮は自分を利用しているだけではないかというかすかな疑念が生まれていたことの表れなのだろうか? | ||
;「エマ中尉、わかってよ……男たちは戦いばかりで、女を道具に使うことしか思いつかない。もしくは女を辱めることしか知らないのよ!!」 | ;「エマ中尉、わかってよ……男たちは戦いばかりで、女を道具に使うことしか思いつかない。もしくは女を辱めることしか知らないのよ!!」 | ||
− | :エマのガンダムMk- | + | :エマのガンダムMk-IIと刺し違えた後の最期の台詞。自分がかつての仲間を裏切った理由を理解してくれと言わんばかりであるが、そのために毒ガス作戦にまで手を染めておいて「わかってよ」とは、自分に甘い態度であろう。 |
− | : | + | :なお、ここで言う男たちとは、自分に素っ気なかったクワトロだけではなく、エゥーゴの男性全員を指す。 |
;(サラ!お退き!!) | ;(サラ!お退き!!) | ||
:最終話にて。肉体を失い霊体となった状態でシロッコの[[ジ・O]]と対峙するカミーユの[[Ζガンダム]]に力を貸すべく、戦場で散っていった女性たちと共に現れるが、死んでもなおシロッコを庇い立てする[[サラ・ザビアロフ|サラ]]を一喝した台詞。生きていた頃は、彼女にジェラシーをぶつけられても一歩引いて相手を立てる大人の対応をしていたが、死んで様々な柵から解き放たれたのか子供の彼女を正しく導くべく大人としての役割を果たした。 | :最終話にて。肉体を失い霊体となった状態でシロッコの[[ジ・O]]と対峙するカミーユの[[Ζガンダム]]に力を貸すべく、戦場で散っていった女性たちと共に現れるが、死んでもなおシロッコを庇い立てする[[サラ・ザビアロフ|サラ]]を一喝した台詞。生きていた頃は、彼女にジェラシーをぶつけられても一歩引いて相手を立てる大人の対応をしていたが、死んで様々な柵から解き放たれたのか子供の彼女を正しく導くべく大人としての役割を果たした。 | ||
=== 劇場版 === | === 劇場版 === | ||
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;「今は私の男になってくれているけど…権力を手に入れたら、女なんていらなくなる男なんだよな、あの白い顔は」 | ;「今は私の男になってくれているけど…権力を手に入れたら、女なんていらなくなる男なんだよな、あの白い顔は」 | ||
− | : | + | :劇場版で追加された台詞。TV版と比較して明確に自分がシロッコに利用されているという自覚があるようで、陰口まで叩いている。 |
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== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
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;[[ゲルググ]] | ;[[ゲルググ]] | ||
:TV版の28話でジュピトリスに潜入した際に搭乗。 | :TV版の28話でジュピトリスに潜入した際に搭乗。 | ||
− | :グワジン級の残骸の中から回収された機体を[[ | + | :グワジン級の残骸の中から回収された機体を[[ネモ]]のパーツを使ってレストアしたもの。 |
:38話ではメガバズーカランチャーのエネルギータンクとして使用されたが、 | :38話ではメガバズーカランチャーのエネルギータンクとして使用されたが、 | ||
:劇場版では本機を回収するエピソードがカットされたため、メタスに置き換えられている。 | :劇場版では本機を回収するエピソードがカットされたため、メタスに置き換えられている。 | ||
227行目: | 196行目: | ||
<!-- == 商品情報 == --> | <!-- == 商品情報 == --> | ||
<!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> --> | <!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> --> | ||
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== 資料リンク == | == 資料リンク == |