「バーナード・ワイズマン」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| タイトル = バーナード・ワイズマン | | タイトル = バーナード・ワイズマン | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Bernard Wiseman]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Bernard Wiseman]] |
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争}} | *{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争}} | ||
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**{{所属 (人物)|突撃機動軍}} | **{{所属 (人物)|突撃機動軍}} | ||
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|サイクロプス隊}} | | 所属部隊 = {{所属 (人物)|サイクロプス隊}} | ||
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| 階級 = [[階級::伍長]] | | 階級 = [[階級::伍長]] | ||
}} | }} | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | 愛称は''' | + | 愛称は'''バーニィ'''。学徒動員兵と思われがちだが、ハイスクールを卒業後に徴兵を受けたため、短期間ではあるが正規の訓練を受けた[[ジオン公国軍|ジオン軍]]の[[モビルスーツ]]パイロットである。 |
温和で実直な[[性格]]で、[[アルフレッド・イズルハ]](アル)と知り合ったばかりの頃は邪険に扱う事もあったが、年下のアルにとっては面倒見の良い兄貴分。新兵にも関わらず、「あと1機で[[エース]]になれる」とアルに大見栄を張る等、年頃の若者らしい面もある。 | 温和で実直な[[性格]]で、[[アルフレッド・イズルハ]](アル)と知り合ったばかりの頃は邪険に扱う事もあったが、年下のアルにとっては面倒見の良い兄貴分。新兵にも関わらず、「あと1機で[[エース]]になれる」とアルに大見栄を張る等、年頃の若者らしい面もある。 | ||
− | 隊長である[[ | + | 隊長である[[シュタイナー・ハーディ]]の今際の言葉にもあるように'''「嘘を付くのが下手」'''であり、後述の部隊壊滅&作戦失敗の大元の原因もバーニィの下手な嘘によるものである。しかし、[[クリスチーナ・マッケンジー]](クリス)や彼女の両親には自身を「アルの異母兄」だともっともらしい話をその場ででっち上げ、その話をクリス達も信用していたところを見ると、バーニィは「嘘が全く付けない人間」という訳でもないようである。 |
アルとは作戦中[[ザク改]]を撃墜されて不時着した森で出会い、その後の偶然の再会を経て兄弟のように仲を深めていく。基地に帰還後[[サイクロプス隊]]に補充人員として配属され、[[サイド6]]リボー・コロニーでの新型ガンダムの奪取任務に組み込まれる。アルを通じてクリスとも知り合うが、初対面は強盗と間違えられてバットで殴打され昏倒するという少々情けないものであった。クリスと彼女の両親を交えた会話は長いものではなかったが、バーニィの[[性格]]に惹かれたのかクリスはバーニィが気になる存在となり、またバーニィもクリスに惹かれてお互い淡い想いを抱いていく。 | アルとは作戦中[[ザク改]]を撃墜されて不時着した森で出会い、その後の偶然の再会を経て兄弟のように仲を深めていく。基地に帰還後[[サイクロプス隊]]に補充人員として配属され、[[サイド6]]リボー・コロニーでの新型ガンダムの奪取任務に組み込まれる。アルを通じてクリスとも知り合うが、初対面は強盗と間違えられてバットで殴打され昏倒するという少々情けないものであった。クリスと彼女の両親を交えた会話は長いものではなかったが、バーニィの[[性格]]に惹かれたのかクリスはバーニィが気になる存在となり、またバーニィもクリスに惹かれてお互い淡い想いを抱いていく。 | ||
− | [[NT-1アレックス]] | + | [[NT-1アレックス]]を奪取するため、[[地球連邦軍|連邦軍]]の基地に連邦兵士として偽装し侵入するという作戦が決行されるが、彼の迂闊な発言で敵兵士に偽装を見破られ作戦は失敗、サイクロプス隊は彼を残して壊滅してしまう。一人生き残ったバーニィは、新型ガンダムの奪取ないし破壊が不可能である場合、[[核ミサイル|核]]を用いて[[スペースコロニー|コロニー]]もろともの破壊を行う、という作戦を知る。一緒にガンダムと戦って欲しいと言うアルの嘆願を振り切りコロニーからの逃亡を考えるが、空港での出来事で戦いを決意。アルと共に修理したザク改で、圧倒的性能差に加えて武器はヒートホークのみという絶望的状況の中、煙幕とバルーンを駆使した奇襲作戦で単身NT-1アレックスに挑んでいく。 |
− | 核攻撃を行う予定であったジオン艦隊は連邦軍との交戦の後投降したため核攻撃は避けられることとなったが、それを知らないバーニィは戦闘を続け、核攻撃は避けられた事を知らせようとしたアルの目の前で、アレックスを損傷させるも同時に[[ビームサーベル]] | + | 核攻撃を行う予定であったジオン艦隊は連邦軍との交戦の後投降したため核攻撃は避けられることとなったが、それを知らないバーニィは戦闘を続け、核攻撃は避けられた事を知らせようとしたアルの目の前で、アレックスを損傷させるも同時に[[ビームサーベル]]でコクピットを貫かれて機体は爆散、壮絶な戦死を遂げる。現場検証を行った連邦軍兵士曰く「ミンチよりひでぇよ」との事。最後までバーニィ、クリス双方、戦っているMSのパイロットが誰なのかを知る事は無かった。 |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | 相手がテストパイロットの[[クリスチーナ・マッケンジー|クリス]] | + | 相手がテストパイロットの[[クリスチーナ・マッケンジー|クリス]]だったとはいえ、火器なしヒートホーク一丁の[[ザク改]]で最新鋭のガンダム([[NT-1アレックス]])を損傷させた事を考えれば、戦死せずにパイロットの経験を積めば[[エース]]になれる素質があったかもしれない。また、数合わせでサイクロプス隊に配備されたにしては、単身かつ敵地でザク改の整備を行い、奇襲作戦を立案・実行してみせた事から「実は優秀な工作員候補としての配備ではないか」という評価も存在する。それを鑑みてか近年は評価が見直されており、機体の性能に頼らずとも第一線で活躍可能な能力を持つ。 |
− | + | 初期のシリーズ(ウィンキーソフト時代)では、無類のザクオタクにして[[ボス]]・[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]・[[綾波レイ|レイ]]と並ぶ[[自爆]]キャラが不動の座であった。その後はザクオタクという[[オリジナル設定]]はほとんど見られなくなったものの、相変わらず原作の再現は少なめである(原作再現とゲーム上の都合との両立が難しい作品なので仕方のない面もあるが……)。ザクオタクの設定は原作ファンの反感を招く可能性が非常に高いので、話題に出さない方が賢明と言える。そもそも原作では搭乗出来る機体が[[ザク改]]しかなかったために修理を行って使用しただけのことであり、[[ザク]]という機体そのものに愛着があるという描写は一切ない。 | |
− | なお、何の因果か、声が同じである[[ | + | なお、何の因果か、声が同じである[[キンケドゥ・ナウ]]もビームサーベルでコックピットを貫かれている…あちらは死ななかったが。[[射撃]]よりも近接戦闘を得意とする点も似ている。 |
=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦]] |
− | :初登場作品。初登場は[[沖縄]]のビーチで[[ロンド・ベル]]の女性をナンパするという、本来の性格を考えれば有り得ないとんでもないものだった。その後、シュタイナーに率いられ、[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]軍の敵パイロットとして登場。[[隠し要素/第3次|隠し要素]]でクリスで[[説得]]すると[[ザク]] | + | :初登場作品。初登場は[[沖縄]]のビーチで[[ロンド・ベル]]の女性をナンパするという、本来の性格を考えれば有り得ないとんでもないものだった。その後、シュタイナーに率いられ、[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]軍の敵パイロットとして登場。[[隠し要素/第3次|隠し要素]]でクリスで[[説得]]すると[[ザク]]とともに仲間になる。能力に関しては一般的な[[オールドタイプ]]パイロットで強いとは言い難く、折角の[[幸運]]も[[プレイステーション|PS]]版では[[努力]]に変更されてしまった。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦EX]] |
:クリスと共に[[ラ・ギアス]]に召喚される。[[兜甲児|甲児]]に「よお、バーニィ! お前まだそんなヘッポコに乗ってんのかよ?」と言われて、「いいじゃないか、好きなんだから」と言い返すシーンが悪い意味で印象的。[[ギラ・ドーガ]]を入手した際には「やった! これでザクともおさらばだ!」と発言している(『EX』の彼曰く「ザクはあくまで趣味」との事)。習得は遅めだが[[スーパーファミコン|SFC]]版・PS版共通で幸運を覚える。 | :クリスと共に[[ラ・ギアス]]に召喚される。[[兜甲児|甲児]]に「よお、バーニィ! お前まだそんなヘッポコに乗ってんのかよ?」と言われて、「いいじゃないか、好きなんだから」と言い返すシーンが悪い意味で印象的。[[ギラ・ドーガ]]を入手した際には「やった! これでザクともおさらばだ!」と発言している(『EX』の彼曰く「ザクはあくまで趣味」との事)。習得は遅めだが[[スーパーファミコン|SFC]]版・PS版共通で幸運を覚える。 | ||
− | ; | + | ;[[第4次スーパーロボット大戦]] |
:[[隠し要素/第4次|隠し要素]]でターン数がかさみ、[[ダバ・マイロード|ダバ]]たちが[[ティターンズ]]に連行されるルートでのみクリスとペアで登場。このルートだと、[[ファティマ]]が手に入る可能性があるので、仲間になる可能性は高い。性能面では大器晩成型で、序盤は頼りないが成長率は高く最終的には近攻撃は[[モビルスーツ|MS]]系トップになる。幸運持ちであるので、使いたい人はこれで[[MAPW]]を用いた大量レベルアップを狙おう。 | :[[隠し要素/第4次|隠し要素]]でターン数がかさみ、[[ダバ・マイロード|ダバ]]たちが[[ティターンズ]]に連行されるルートでのみクリスとペアで登場。このルートだと、[[ファティマ]]が手に入る可能性があるので、仲間になる可能性は高い。性能面では大器晩成型で、序盤は頼りないが成長率は高く最終的には近攻撃は[[モビルスーツ|MS]]系トップになる。幸運持ちであるので、使いたい人はこれで[[MAPW]]を用いた大量レベルアップを狙おう。 | ||
− | :EDの後日談では私立探偵を開業し、クリスと結婚するので原作と比較してある意味では一番報われた作品とも言える<ref>[[SDガンダムシリーズ]]の[[ドラマCD]] | + | :EDの後日談では私立探偵を開業し、クリスと結婚するので原作と比較してある意味では一番報われた作品とも言える<ref>[[SDガンダムシリーズ]]の[[ドラマCD]]にも、バーニィとクリスが探偵事務所を営業しているものが存在する。</ref>。本作にはザクではなく[[ザク改]]が登場する為、そちらに乗っている。ザク改と[[ジェガン]]を選択で廃棄するイベントがあり、そこでザクへの愛着を見せている。 |
− | :; | + | :;[[第4次スーパーロボット大戦S]] |
::『第4次』と同じ扱いだが、声が同じ[[シーブック・アノー|シーブック]]とは違って彼はボイス無しである。 | ::『第4次』と同じ扱いだが、声が同じ[[シーブック・アノー|シーブック]]とは違って彼はボイス無しである。 | ||
− | ; | + | : |
− | :最初から[[ロンド・ベル]] | + | ;[[スーパーロボット大戦F]] |
+ | :最初から[[ロンド・ベル]]隊にいる。初めて声が入った。未だザクオタク設定をこじらせているが、今作はまさかの[[DVE]]でその愛着を主張。[[格闘]]がまずまず高めだが、格闘武器中心で戦わせるにも[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]か[[コウ・ウラキ|コウ]]に任せる方がマシ。[[命中]]率を補える[[精神コマンド]]が無く、[[NT]]や[[聖戦士]]の様な[[特殊技能]]による[[命中]]・[[回避]]補正が大きく物を言う今作では、残念ながらどうやっても第一線での活躍は望めない。 | ||
:しかし、[[宇宙世紀|UC]]系パイロットで唯一[[自爆]]が使えるので、[[リ・ガズィ]]や[[スーパーガンダム]]による[[自爆]]2連発を行えるのはバーニィのみ。[[ライグ=ゲイオス]]や[[ゼイドラム]]の様な大ボス級に確実かつ十分なダメージを与え得る人材の1人として重宝する。原作でのトラップを駆使した戦術を考えればバーニィらしい戦い方と言えるかもしれない。 | :しかし、[[宇宙世紀|UC]]系パイロットで唯一[[自爆]]が使えるので、[[リ・ガズィ]]や[[スーパーガンダム]]による[[自爆]]2連発を行えるのはバーニィのみ。[[ライグ=ゲイオス]]や[[ゼイドラム]]の様な大ボス級に確実かつ十分なダメージを与え得る人材の1人として重宝する。原作でのトラップを駆使した戦術を考えればバーニィらしい戦い方と言えるかもしれない。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
− | :[[シャア専用ザク]] | + | :[[シャア専用ザク]]入手イベントに関わる。[[クワトロ・バジーナ]]が[[シャア・アズナブル]]であることに気づいていなかった。ザク発言が一番凄まじかった時期。 |
:戦闘面はやはり『F』同様使い物にならない。自爆を活かすのならダメージ量重視の[[ガンダム試作3号機|GP-03]]か速さ重視のリ・ガズィかで使い分けたい。[[加速]]に[[ド根性]]に[[ひらめき]]と自爆戦法にまさしくおあつらえ向きだが、[[2回行動]]を覚えるには[[補給装置|補給]]・[[修理装置]]によるレベリングがほぼ必須。 | :戦闘面はやはり『F』同様使い物にならない。自爆を活かすのならダメージ量重視の[[ガンダム試作3号機|GP-03]]か速さ重視のリ・ガズィかで使い分けたい。[[加速]]に[[ド根性]]に[[ひらめき]]と自爆戦法にまさしくおあつらえ向きだが、[[2回行動]]を覚えるには[[補給装置|補給]]・[[修理装置]]によるレベリングがほぼ必須。 | ||
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | : | + | :登場の度にクリスと戦闘させると、[[隠し要素/α|隠し要素]]でルート次第で残り数話となった終盤にフル[[改造]]寸前のザク改で仲間になる。 ……が、正直今更これをどうしろと?と言わざるを得ない状況なので不遇と言える。本気で使うつもりなら、シャア専用ザクに乗せると良い。あるいは、[[ガンダム試作3号機]]に乗せて、[[自爆]]を視野に入れた運用をするのもいいかもしれない。最後に貴重な[[奇襲]]を覚える。仲間にならない時は、アクシズ降伏後にジュドーとの面会を申し出、リィナをジュドーのもとに返す役目を担う。この時クリスもいたが、彼女の方がバーニィに対してどこかで会ったような気がすると思ったのに対し、バーニィは全く気付かなかった。 |
− | + | :;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] | |
− | :; | ||
::[[奇襲]]の代わりに[[捨て身]]を覚え、より一撃の威力に特化した能力となった。パイロット能力も格闘、命中が大幅に上昇している。 | ::[[奇襲]]の代わりに[[捨て身]]を覚え、より一撃の威力に特化した能力となった。パイロット能力も格闘、命中が大幅に上昇している。 | ||
+ | : | ||
;[[第2次スーパーロボット大戦α]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] | ||
− | :『0080』が参戦しないので当然登場しないが、アラドシナリオで[[アラド・バランガ|アラド]]が[[ザクIIF2型]]に乗った際、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]] | + | :『0080』が参戦しないので当然登場しないが、アラドシナリオで[[アラド・バランガ|アラド]]が[[ザクIIF2型]]に乗った際、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]が「ザクでガンダムに挑んだ男を知っている」とバーニィらしき人物のことを口にしている。 |
=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT]] |
:第1話で敵として登場、しかし説得ですぐに味方になる。説得キャラとしては[[インターミッション]]会話も多めなので、仲間になることが前提だったと思われる。能力は格闘が高いが他の能力はスーパー系並み。さすがにただのザク改ではきついので、シャア専用ザクや[[ガンダム試作1号機Fb|GP01Fb]]等に乗せかえよう。 | :第1話で敵として登場、しかし説得ですぐに味方になる。説得キャラとしては[[インターミッション]]会話も多めなので、仲間になることが前提だったと思われる。能力は格闘が高いが他の能力はスーパー系並み。さすがにただのザク改ではきついので、シャア専用ザクや[[ガンダム試作1号機Fb|GP01Fb]]等に乗せかえよう。 | ||
− | :; | + | :;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]] |
::カラー版では無条件で仲間になる。[[熱血]]と[[ド根性]]を必ず覚える。なんとLv22で[[援護]]L5まで育つのが特徴。本作ではスーパー系以上に頑丈なMSやMA([[ニュータイプ]]でなくても扱える[[ハンマ・ハンマ]]や[[ノイエ・ジール]]等)が多数入手できるので、それらに乗り換えて[[援護防御]]用に使ってみるも悪くない。 | ::カラー版では無条件で仲間になる。[[熱血]]と[[ド根性]]を必ず覚える。なんとLv22で[[援護]]L5まで育つのが特徴。本作ではスーパー系以上に頑丈なMSやMA([[ニュータイプ]]でなくても扱える[[ハンマ・ハンマ]]や[[ノイエ・ジール]]等)が多数入手できるので、それらに乗り換えて[[援護防御]]用に使ってみるも悪くない。 | ||
− | ; | + | : |
+ | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]] | ||
:最初から味方。ジオン軍出身しか共通点がない他作品キャラの[[ノリス・パッカード]]を[[サイクロプス隊]]最後の一人として説得、仲間に引き入れ「バーニィを見込んだシュタイナーの目は間違っていなかった」と最大級の賛辞まで貰った。 | :最初から味方。ジオン軍出身しか共通点がない他作品キャラの[[ノリス・パッカード]]を[[サイクロプス隊]]最後の一人として説得、仲間に引き入れ「バーニィを見込んだシュタイナーの目は間違っていなかった」と最大級の賛辞まで貰った。 | ||
:それとは別にザク関連イベントもあり、敵の[[ガンダム]]かシャア専用ザクを撃墜すれば[[フルアーマーガンダム|FAガンダム]]が手に入り、それが第2部で[[高機動型ザク]]と引き換えになる、壮大な「わらしべザク」フラグである。格闘値が高く、[[魂]]か[[奇跡]]を覚えるなど優秀。[[ケンプファー]]か[[グフカスタム]]に乗せれば一騎当千の活躍も夢ではない? | :それとは別にザク関連イベントもあり、敵の[[ガンダム]]かシャア専用ザクを撃墜すれば[[フルアーマーガンダム|FAガンダム]]が手に入り、それが第2部で[[高機動型ザク]]と引き換えになる、壮大な「わらしべザク」フラグである。格闘値が高く、[[魂]]か[[奇跡]]を覚えるなど優秀。[[ケンプファー]]か[[グフカスタム]]に乗せれば一騎当千の活躍も夢ではない? | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]] |
− | : | + | :会話ではよく登場する。格闘と射撃の伸びが良い大器晩成タイプだが、精神コマンドが弱体化されたのが痛い。[[ひらめき]]、[[覚醒]]、魂を覚える精神パターンがあるが、その場合[[必中]]が無いのでリアル系に当たらない。残念。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] |
− | : | + | :『COMPACT2』同様ノリスを説得出来る。最初から[[奇襲]]が使え、獲得[[資金]]が1.5倍になる[[強運]]を持ってるので序盤は[[ガンダムEz-8|Ez-8]]に乗せてボスキラーを任される事も。また、格闘が高いので[[G-3ガンダム]]等の格闘武器を主兵装に出来るMSとの相性も抜群。さらに射撃値も[[シロー・アマダ|シロー]]や[[コウ・ウラキ|コウ]]と同等以上まで伸びるのでシャア専用ザクなど[[射撃]]主体の機体も充分いける。従来通りMAP兵器搭載機で資金稼ぎ要員になるのも手。魂も覚える。ちなみにノリスもほぼ同系統の能力だったりする(奇襲と魂を覚えるのも同じ)。デフォルトで[[援護]]技能がよく成長するのが相違点。一撃が強力な反面奇襲のコストは重く、これ以外の命中補正系精神を持たない事には注意。 |
:今回はリメイクに伴いシャア専用ザクを直接入手できるように変更された。しかし、高機動型は削られたのでレア度では劣る。と言っても第1部では貴重な戦力、しっかりゲットさせよう。 | :今回はリメイクに伴いシャア専用ザクを直接入手できるように変更された。しかし、高機動型は削られたのでレア度では劣る。と言っても第1部では貴重な戦力、しっかりゲットさせよう。 | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦GC]] |
− | : | + | :『COMPACT』以来久しぶりに最初は敵として登場、今回はBODY以外の部位全破壊でイベントが起きて仲間になる(パイロット登録は19話クリア後)。音声も新規収録されている。[[キャラクター事典]]では本来の[[主人公]]のアルを差し置いて先に並んでいたり、ラスボスとの[[戦闘前会話]]まである。また仲間にせず死亡させた場合は原作のビデオレターのイベントが再現されたりと、扱いが良い。『IMPACT』でも再評価による大幅な能力の向上が行われていたが、ついに[[オールドタイプ]]でトップクラスの能力になり、[[精神コマンド]]も後述の通りリアル系の[[エース]]パイロット達と比肩する程のバランスとなった。 |
− | + | :;[[スーパーロボット大戦XO]] | |
− | :; | + | ::『GC』と同様だが、説得で仲間になるようになり、乗機の[[ザク改|ザクII改]]も一緒に入手できるようになった。また、クリスが差し入れてきた鯛焼きを一緒に食べたりなどイベントが増加したり、『GC』では特にイベントもなくしれっとパイロット登録されていたのが[[アイナ・サハリン|アイナ]]と同じタイミングで強制出撃までする。本作の[[精神コマンド]]には[[自爆]]があるが、彼は覚えない。 |
− | :: | + | : |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] | |
− | + | :サイド6での戦闘において、他のサイクロプス隊はシャアの加勢によって逃げ延びたものの、バーニィは[[ホワイトベース隊]]の捕虜となる。[[コネクト・フォース]]への協力の必要性を感じながらも表立って行動がとれなかったシャアらは、これを幸いとバーニィをあくまで表向きの立場は捕虜として、[[ジオン公国]]からのコネクト・フォース参加者とする。 | |
− | : | + | :一応まだジオン軍人であるので、ジオン([[ネオ・ジオン]])との戦闘を拒否し、ジオン(ネオ・ジオン)の登場するステージには出撃させられない。そのため、意識しないとLv差が開きがち。クリスのNT-1とグループ出撃させられるので、グループ出撃対応ステージでLvを上げておきたい。一応特殊部隊所属であったことを反映してか、「機雷解除」というレア技能を所持する。 |
− | ; | + | :クリスが戦闘前会話で主人公扱いされているが、バーニィはされていない。 |
− | :サイド6での戦闘において、他のサイクロプス隊はシャアの加勢によって逃げ延びたものの、バーニィは[[ホワイトベース隊]]の捕虜となる。 | ||
− | |||
− | :一応まだジオン軍人であるので、ジオン([[ネオ・ジオン]])との戦闘を拒否し、ジオン(ネオ・ジオン)の登場するステージには出撃させられない。そのため、意識しないとLv差が開きがち。クリスのNT- | ||
− | : | ||
− | == | + | == パイロットステータスの傾向 == |
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | [[ | + | [[格闘]]こそいくらかは高めだが、他の能力は惨憺たるもので第一線で使うのは不可能であった。ウィンキーソフト時代は[[精神コマンド]]もロクなものがなく、ガンダム系パイロット最弱を争うような有様だった……。 |
− | しかし開発がバンプレストへ変更になると、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では使える時期こそ終盤数話と不遇ではあるが能力が向上。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では[[技量]]こそ平均レベルだが[[命中]]、[[回避]] | + | しかし開発がバンプレストへ変更になると、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では使える時期こそ終盤数話と不遇ではあるが能力が向上。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では[[技量]]こそ平均レベルだが[[命中]]、[[回避]]は大きく向上し、[[格闘]]の上昇に加えて[[射撃]]もこなせるように。ついに『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』では高い[[格闘]]にバランスの良いステータス、そして優秀な[[精神コマンド]]と一線級の能力となった。 |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
− | 過去作品ではバランスが悪く実用的なものが少なかったが[[自爆]]をよく覚えたため、[[ガンダム試作3号機|デンドロビウム]]や[[リ・ガズィ|リ・ガズィ(BWS)]]で無償自爆させるいう役割で使用するプレイヤーが多かった。[[集中]]や[[ひらめき]]がなく[[ド根性]]、[[熱血]]、[[必中]]とスーパー系のような構成も多い。近年では評価の見直しに伴い優遇されており、[[奇襲]]、[[捨て身]] | + | 過去作品ではバランスが悪く実用的なものが少なかったが[[自爆]]をよく覚えたため、[[ガンダム試作3号機|デンドロビウム]]や[[リ・ガズィ|リ・ガズィ(BWS)]]で無償自爆させるいう役割で使用するプレイヤーが多かった。[[集中]]や[[ひらめき]]がなく[[ド根性]]、[[熱血]]、[[必中]]とスーパー系のような構成も多い。近年では評価の見直しに伴い優遇されており、[[奇襲]]、[[捨て身]]などレアなものを習得することもあるが、リアル系主人公の一種のステータスとも言える[[魂]]を覚えることが多い。 |
− | 原作では死亡してしまうにもかかわらず[[幸運]] | + | 原作では死亡してしまうにもかかわらず[[幸運]]を所持することが多い。死亡展開を返上できたから、ということか? |
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]] | ;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]] | ||
154行目: | 151行目: | ||
:'''[[ガッツ]]、[[機雷解除]]、[[サポート]]、[[戦意高揚]]''' | :'''[[ガッツ]]、[[機雷解除]]、[[サポート]]、[[戦意高揚]]''' | ||
− | === [[エースボーナス]] === | + | === 固有[[エースボーナス]] === |
;脱力(攻撃が命中すると敵の気力-10) | ;脱力(攻撃が命中すると敵の気力-10) | ||
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。 | :『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。 | ||
162行目: | 159行目: | ||
:旧シリーズにて。 | :旧シリーズにて。 | ||
;「いつか空に届いて」 | ;「いつか空に届いて」 | ||
− | : | + | :オープニングテーマ。明るい曲調ながらどこか儚さを感じさせる。最終話でバーニィとアルが[[ザク改]]を修理から起動させるまでのシーンで劇中歌としても使用されている。戦闘[[BGM]]としては扱いにくい面があり、『[[IMPACT]]』では大胆なアレンジが行われたが、『[[GC]]([[XO]])』等以後の作品では原曲に準拠した仕上がりとなっている。 |
− | |||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[アルフレッド・イズルハ]] | ;[[アルフレッド・イズルハ]] | ||
− | : | + | :撃墜されて不時着した際に出会う、兄弟のような関係になる。しかし最後は悲しい別れを迎えることになる。 |
;[[クリスチーナ・マッケンジー]] | ;[[クリスチーナ・マッケンジー]] | ||
− | : | + | :お互い淡い想いを抱くが、敵軍の兵士である事を知らずに戦う事になり最後は彼女に討ち取られる。 |
:一方、『コミックボンボン』で連載された[[漫画|漫画版]]では、アルの持っていたクリスの写真を見て「綺麗だな、アルの姉さんか?」と呟くだけで、彼女と直接顔を合わせるシーン自体が無い。 | :一方、『コミックボンボン』で連載された[[漫画|漫画版]]では、アルの持っていたクリスの写真を見て「綺麗だな、アルの姉さんか?」と呟くだけで、彼女と直接顔を合わせるシーン自体が無い。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[シュタイナー・ハーディ]] |
:[[サイクロプス隊]]での上官。「バーニィはウソが下手」とは彼の弁。 | :[[サイクロプス隊]]での上官。「バーニィはウソが下手」とは彼の弁。 | ||
;[[ガブリエル・ラミレス・ガルシア]] | ;[[ガブリエル・ラミレス・ガルシア]] | ||
178行目: | 174行目: | ||
:同僚。 | :同僚。 | ||
;[[アンディ・ストロース]] | ;[[アンディ・ストロース]] | ||
− | : | + | :前任で、彼の死を受け補充要員としてバーニィが配属された。当然原作での面識は無いが、スパロボでは共に戦う機会も多い。 |
− | |||
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
187行目: | 182行目: | ||
:『[[第3次]]』では、[[沖縄]]で海水浴していた彼女達をナンパする。 | :『[[第3次]]』では、[[沖縄]]で海水浴していた彼女達をナンパする。 | ||
;[[ハマーン・カーン]] | ;[[ハマーン・カーン]] | ||
− | :『[[α]]』では、[[ロンド・ベル]] | + | :『[[α]]』では、[[ロンド・ベル]]との最終決戦直前に、彼女からリィナを預かって負けそうになったらロンド・ベルに投降するよう頼まれる。 |
;[[リィナ・アーシタ]] | ;[[リィナ・アーシタ]] | ||
:『α』では、ハマーンから彼女を託される。 | :『α』では、ハマーンから彼女を託される。 | ||
199行目: | 194行目: | ||
:『IMPACT』ではG-3ガンダムとシャア専用ザクを入手した際に、彼女に2機を修理してもらう事に。 | :『IMPACT』ではG-3ガンダムとシャア専用ザクを入手した際に、彼女に2機を修理してもらう事に。 | ||
;[[ヒイロ・ユイ]] | ;[[ヒイロ・ユイ]] | ||
− | :『[[第2次α]]』で彼に'''「ザクでガンダムと戦った男」''' | + | :『[[第2次α]]』で彼に'''「ザクでガンダムと戦った男」'''として語られる。(『第2次α』当時は語られていない後付け設定であるが)[[リーオー]]に誰よりも誇りを持っていたヒイロにとって、ザクで[[ガンダムタイプ]]に戦いを挑むバーニィの姿は感銘を受ける部分があったのかもしれない。 |
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=== スーパー系 === | === スーパー系 === | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
;「当然。俺もあと1機落とせばエースってとこでやられちゃってよ」 | ;「当然。俺もあと1機落とせばエースってとこでやられちゃってよ」 | ||
− | :第3話より。自分を羨望の眼差しで見つめる[[アルフレッド・イズルハ|アル]] | + | :第3話より。自分を羨望の眼差しで見つめる[[アルフレッド・イズルハ|アル]]に対して見栄を張った台詞。実際は新兵ということに加え、初陣はすぐに撃墜されているのでまともな戦闘経験は無い。 |
:後に[[サイクロプス隊]]の面々の前でアルが「バーニィはあと1機で[[エース]]」と発言した為に赤っ恥をかく事に。 | :後に[[サイクロプス隊]]の面々の前でアルが「バーニィはあと1機で[[エース]]」と発言した為に赤っ恥をかく事に。 | ||
:しかし、後にこの嘘を言い通すかのようにバーニィはたった一人で[[NT-1アレックス]]に戦いを挑む。まぁ、バーニィファンのスパロボプレイヤーは本当のエースにしている事であろうが…。 | :しかし、後にこの嘘を言い通すかのようにバーニィはたった一人で[[NT-1アレックス]]に戦いを挑む。まぁ、バーニィファンのスパロボプレイヤーは本当のエースにしている事であろうが…。 | ||
;「最高だね。今頃街は雪で真っ白だろうな」 | ;「最高だね。今頃街は雪で真っ白だろうな」 | ||
:第4話より。連邦軍施設に潜入した際、警備兵との雑談で「シドニー生まれのシドニー育ち」を自称した上での失言。 | :第4話より。連邦軍施設に潜入した際、警備兵との雑談で「シドニー生まれのシドニー育ち」を自称した上での失言。 | ||
− | :作中の暦は12月で、南半球にあるシドニーは当然夏である。この発言によって潜入が露見し、作戦は失敗する事となった<ref>なお、[[宇宙世紀]]におけるシドニーは[[一年戦争]]初期の[[コロニー落とし]] | + | :作中の暦は12月で、南半球にあるシドニーは当然夏である。この発言によって潜入が露見し、作戦は失敗する事となった<ref>なお、[[宇宙世紀]]におけるシドニーは[[一年戦争]]初期の[[コロニー落とし]]でクレーターと化しているが、これは後年の作品において追加された設定である。このため、警備兵は「シドニーは存在しない」事ではなく「季節が違う」事でバーニィの嘘を悟る。</ref>。 |
− | :その程度の事で疑う件について「[[連邦兵]]による[[スペースノイド]] | + | :その程度の事で疑う件について「[[連邦兵]]による[[スペースノイド]]に対する偏見の現れ」とする意見もあるが、サイド6が新型ガンダムのある場所という事情もあるので、それだけ[[スパイ]]対策に躍起になっていた、とも受け取れる。 |
− | + | ;「アル、いいかい? よく聞いてくれ。」<br>「この包の中には、俺の証言を収めたテープや証拠の品が入っている。[[サイド6|このコロニー]]が[[核ミサイル]]の目標になった訳を知る限り喋った」<br>「もし…俺が死んだら、これを警察に届けてくれ。大人が本当だと信じてくれたら、このコロニーは救われると思う。」<br>「俺が直接、警察に自首しようかとも思ったんだが…なんていうか…そうするのは逃げるみたいに思えて…ここで戦うのを止めると…自分が自分では無くなるような…」<br>「連邦が憎いとか…隊長達の仇を討ちたいとか…言うんじゃないんだ…うまく言えないけど…アイツと…ガンダムと戦ってみたくなったんだ…」<br>「俺が兵士だからなのか、理由は自分でもよく分かんない」<br>「''アル、俺はたぶん死ぬだろうが…そのことで…連邦軍の兵士やガンダムのパイロットを恨んだりしないでくれ。彼等だって俺と同じで自分がやるべきだと思ったことをやってるだけなんだ…''」<ref>「死ぬだろうな…」とも聞き取れる。小説は"~が"となっているがアニメは台本や字幕で確認が不可能なのでどちらかは不明。"~な"の方が覚悟の強さを感じ取れる。</ref><br>「''無理かもしれないけど、他人を恨んだり、自分の事を責めたりしないでくれ…''」<br>「これは、俺の最後の頼みだ。」<br>「もし、運良く生き延びて戦争が終わったらさ、必ずこのコロニーに帰ってくるよ。会いに来る、約束だ」<br>「これで、お別れだ」<br>「じゃあな、[[アルフレッド・イズルハ|アル]]。元気で暮らせよ。[[クリスチーナ・マッケンジー|クリス]]によろしくな」 | |
− | ;「アル、いいかい? よく聞いてくれ。」<br>「この包の中には、俺の証言を収めたテープや証拠の品が入っている。[[サイド6|このコロニー]]が[[核ミサイル]]の目標になった訳を知る限り喋った」<br>「もし…俺が死んだら、これを警察に届けてくれ。大人が本当だと信じてくれたら、このコロニーは救われると思う。」<br>「俺が直接、警察に自首しようかとも思ったんだが…なんていうか…そうするのは逃げるみたいに思えて…ここで戦うのを止めると…自分が自分では無くなるような…」<br>「連邦が憎いとか…隊長達の仇を討ちたいとか…言うんじゃないんだ…うまく言えないけど…アイツと…ガンダムと戦ってみたくなったんだ…」<br>「俺が兵士だからなのか、理由は自分でもよく分かんない」<br>「''アル、俺はたぶん死ぬだろうが…そのことで…連邦軍の兵士やガンダムのパイロットを恨んだりしないでくれ。彼等だって俺と同じで自分がやるべきだと思ったことをやってるだけなんだ…''」<ref> | ||
:第6話エピローグ。バーニィの遺言とも言えるビデオレターより。 | :第6話エピローグ。バーニィの遺言とも言えるビデオレターより。 | ||
:このビデオを見たアルは戦争の終わりを告げる学校集会にて「あくまでも戦争は自分達とは別世界の出来事である」という他の生徒達とは異なり、一人大粒の涙を流す。戦争の現実と残酷さを知り、大切な友人を失った少年は大きく成長していく…。 | :このビデオを見たアルは戦争の終わりを告げる学校集会にて「あくまでも戦争は自分達とは別世界の出来事である」という他の生徒達とは異なり、一人大粒の涙を流す。戦争の現実と残酷さを知り、大切な友人を失った少年は大きく成長していく…。 | ||
− | :『GC(XO)』ではバーニィ生存の条件を満たしていない場合、[[DVE]] | + | :『GC(XO)』ではバーニィ生存の条件を満たしていない場合、[[DVE]]で再現される。 |
− | :一方、'''[[小説|小説版]]ではバーニィの「これで、お別れだ」の台詞が無く、彼が奇跡的に命を取り留めた結末の[[伏線]]になっている''' | + | :一方、'''[[小説|小説版]]ではバーニィの「これで、お別れだ」の台詞が無く、彼が奇跡的に命を取り留めた結末の[[伏線]]になっている'''。 |
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== スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | == スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | ||
;「あれ、見てわかんない? ナンパだよ、ナンパ! あ、そこのロングヘアの彼女、かわいいね! あ、オレ、バーナード=ワイズマン。バーニィって呼んでよ」 | ;「あれ、見てわかんない? ナンパだよ、ナンパ! あ、そこのロングヘアの彼女、かわいいね! あ、オレ、バーナード=ワイズマン。バーニィって呼んでよ」 | ||
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』「シーサイド・パニック」にてバーニィがクリスをナンパした時の台詞だが、[[ロンド・ベル]]隊の面々には邪険にされ、[[セイラ・マス|セイラ]]には軟弱者扱いされてしまう。 | :『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』「シーサイド・パニック」にてバーニィがクリスをナンパした時の台詞だが、[[ロンド・ベル]]隊の面々には邪険にされ、[[セイラ・マス|セイラ]]には軟弱者扱いされてしまう。 | ||
− | : | + | :本来のバーニィはクリスとの接し方を見る限り、恋愛に関してどちらかというと奥手な青年である。にも関わらずチャラ男のようなこの発言、どう考えてもキャラクターが崩壊している。 |
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;「ザクのどこが悪いんだよ!」 | ;「ザクのどこが悪いんだよ!」 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦F|F]] | + | :『[[スーパーロボット大戦F|F]]』スーパー系第5話「謎の刺客!敵はガンダム!?」より。何故かDVEになっており、『F』における重篤なザクマニアぶりを象徴している。『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』でも[[ザク]]に乗せていると戦闘中たまにこの台詞が出る。無論、原作ではこんな発言はしていない。 |
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;「ザクだからって、なめるな!」 | ;「ザクだからって、なめるな!」 | ||
− | :ありとあらゆる[[ザク]] | + | :ありとあらゆる[[ザク]]でこのセリフをしゃべる。[[シャア専用ザク]]でも、[[ザクIII改]]でも。もちろんこれも原作では発言していない。 |
− | ; | + | ;「ク、クリス、ああいうのがタイプなのか!? ま、まぁ、人の好みにケチをつけるつもりはないけど‥‥リーダやっぱり年齢の近いほうがなにかと楽しいと‥‥」 |
− | :『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』宇宙ルート「灯火は炎となりて」より。 | + | :『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』宇宙ルート「灯火は炎となりて」より。[[碇ゲンドウ]]への悪印象を話す[[ファンネリア・アム|アム]]と[[ミラウー・キャオ|キャオ]]に「意外とモテるかもよ?」と発言したクリスへの反応。何気ない一言に対してこの動揺ぶりである。 |
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;「RX-78と…ザクのS型だっ! の、乗りたい…」 | ;「RX-78と…ザクのS型だっ! の、乗りたい…」 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部|COMPACT2]]』にて、[[ガンダム]] | + | :『[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部|COMPACT2]]』にて、[[ガンダム]]とシャアザクが敵増援に来た時の一言。C2では乗れないが、『[[スーパーロボット大戦|IMPACT]]』では晴れて搭乗可能。これ以降、ザク好きはなりを潜める。 |
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;「守らなければいけないものがわかっているのに、それを捨てて死ぬのが格好いい軍人なのか! そんなのは間違ってる!」 | ;「守らなければいけないものがわかっているのに、それを捨てて死ぬのが格好いい軍人なのか! そんなのは間違ってる!」 | ||
− | :『COMPACT2([[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]])』第1部地上激動編第21話「嵐の中で輝いて」に於ける[[ノリス・パッカード|ノリス]]を[[説得]] | + | :『COMPACT2([[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]])』第1部地上激動編第21話「嵐の中で輝いて」に於ける[[ノリス・パッカード|ノリス]]を[[説得]]する際の台詞。ザクオタクの汚名を返上した瞬間、ようやくスタッフに本来の人格を理解してもらえたといえる。 |
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;「リアルロボットだって結構いいだろ? ほら、このザクとか特に」 | ;「リアルロボットだって結構いいだろ? ほら、このザクとか特に」 | ||
− | :『IMPACT』第22話「気が付けば『お約束?』」における「[[ナナフシ]] | + | :『IMPACT』第22話「気が付けば『お約束?』」における「[[ナナフシ]]破壊作戦」にて。[[ガンドール]]隊からの応援部隊が[[リアルロボット]]を主軸とした面々だった事に不満を漏らす[[ダイゴウジ・ガイ|ガイ]]へ、愛機の魅力を語る。 |
:そもそも「リアルロボット」という発言そのものが、ややメタフィクショナルであるかのような気がしなくもない。 | :そもそも「リアルロボット」という発言そのものが、ややメタフィクショナルであるかのような気がしなくもない。 | ||
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;「少なくともタイヤキの分くらいは働いてみせるぜ」 | ;「少なくともタイヤキの分くらいは働いてみせるぜ」 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦XO|XO]] | + | :『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』第20話「新たなる宇宙へ」にて追加された強制出撃時での台詞。あの「およげ!たいやきくん」が元ネタ…かどうかは不明。 |
− | :冗談めかした台詞だが、この鯛焼きのおかげで[[ホワイトベース]]に[[民間人]] | + | :冗談めかした台詞だが、この鯛焼きのおかげで[[ホワイトベース]]に[[民間人]]も乗っていることに気づかされている。ちなみに、この鯛焼きは[[砂原郁絵|郁絵ちゃん]]のお手製。 |
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
;[[ザク改]] | ;[[ザク改]] | ||
:バーニィが操縦する[[ザクII]]の最終生産型。劇中終盤、バーニィは本機体で[[NT-1アレックス]]と相討ちに持ち込んだ。 | :バーニィが操縦する[[ザクII]]の最終生産型。劇中終盤、バーニィは本機体で[[NT-1アレックス]]と相討ちに持ち込んだ。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *小説版では結末が変更されており、'''小説版エピローグでは奇跡的に一命を取り留めている'''(ただし、アルはこの事実を知らない)。この事について、作者である結城恭介氏は「批判を受けることも覚悟の上で、あえてこの結末にした」と巻末のコメントで述べている。 |
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== 脚注 == | == 脚注 == |