「トビア・アロナクス」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
+ | | 外国語表記 = [[外国語表記::Tovia Alonax]] | ||
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|機動戦士クロスボーン・ガンダム}} | *{{登場作品 (人物)|機動戦士クロスボーン・ガンダム}} | ||
*{{登場作品 (人物)|機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート}} | *{{登場作品 (人物)|機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート}} | ||
*{{登場作品 (人物)|機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人}} | *{{登場作品 (人物)|機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人}} | ||
− | | 声優 = {{声優 | + | | 声優 = {{声優|山口勝平}} |
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| 種族 = [[種族::地球人]]([[スペースノイド]]) | | 種族 = [[種族::地球人]]([[スペースノイド]]) | ||
| 性別 = [[性別::男]] | | 性別 = [[性別::男]] | ||
− | | 年齢 = [[年齢:: | + | | 年齢 = [[年齢::15]]歳<br />[[年齢::18]]歳(スカルハート、鋼鉄の7人) |
− | | 所属 = [[民間人]] → [[宇宙海賊]][[クロスボーン・バンガード]] | + | | 所属 = [[民間人]] → [[宇宙海賊]][[クロスボーン・バンガード]] |
+ | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|長谷川祐一}} | ||
}} | }} | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[ | + | 『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』シリーズの[[主人公]]。 |
+ | |||
+ | 宇宙海賊[[クロスボーン・バンガード]]の[[モビルスーツ|MS]]パイロット。活発で行動力に溢れた少年であり、高い[[ニュータイプ]]素質を備えている。 | ||
交換留学生として[[木星]]圏を訪れていたが、そこで新生クロスボーン・バンガードと遭遇。[[木星帝国]]の存在とその危険性を知り、新生クロスボーン・バンガードに身を投じた。 | 交換留学生として[[木星]]圏を訪れていたが、そこで新生クロスボーン・バンガードと遭遇。[[木星帝国]]の存在とその危険性を知り、新生クロスボーン・バンガードに身を投じた。 | ||
− | + | 参加当初は留学生としての身分を利用し、帝国への潜入工作に加わっているが、やがて適正を認められてモビルスーツパイロットとなった。木星帝国本拠地の急襲、地球近海での攻防、地球に降下してからの戦闘などで着実にパイロットしての技量を上げてゆく。[[木星戦役]]の終盤、[[ジュピトリス9]]への強襲や[[ディビニダド]]による[[地球]]破壊阻止などに活躍している。 | |
− | + | [[木星戦役]]の後、[[キンケドゥ・ナウ]]から[[クロスボーン・ガンダムX1|X1]]を譲り受け、[[宇宙海賊]]クロスボーン・バンガードの活動を受け継ぎ、名実ともにキンケドゥに代わるクロスボーン・バンガードのエースパイロットとなる。 | |
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− | + | 後年、[[ザンスカール戦争]]を舞台とした『ゴースト』(SRW未参戦)ではある事情から「カーティス・ロスコ」という[[偽名]]を用いている。 | |
− | + | 機械工学科の学生で元々作業用MSの免許を持っており、クロスボーン・バンガードに入る前、[[クロスボーン・ガンダムX1|X1]]を相手にした初出撃時には「砲台代わりにはなる」といって出撃したが、X1のザンバスターの斬撃に諸共に切られたとはいえ咄嗟にビームサーベルを防御用に構えたりと、砲台どころかMSに対しての適性は高い。本来[[エース]]パイロット用と考えられていた[[クロスボーン・ガンダムX3|X3]]を短期間で使いこなしていることや、地上に降下したあと、互いに不慣れな地上での戦いとはいえ数の上で不利なデスゲイルズを相手取った3対1の戦闘で互角に持ち込み、[[キンケドゥ・ナウ]]が到着するまで持ち堪える等、ともかく適応力が抜群に高く「戦う度に強くなる」を地でいく[[主人公]]であった。また、『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』のキャラ辞典における「追い詰められてからが強い」という解説はかなり的確である。ただし、本編最終話にてディビニダドに乗ったドゥガチが戦闘は素人であることから「おれでも……勝てるかもしれない!」と発言するなど、本人は自分の操縦技術はそこまで高くないと考えていたようである。戦闘では、師匠にあたるキンケドゥ譲りの、正攻法に拘らないその場の状況を上手く利用した戦法を好んで使う(これは自分の操縦技術に自信を持っていないという点もある。実際、肝心な時に遠距離狙撃を尽く失敗している)。 | |
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− | + | 「クロスボーン」時代はニュータイプか否かは最後まで明確にされなかったが、「スカルハート」以降は随所で優れたニュータイプ能力を発揮している。もっとも本人は自身のニュータイプ能力をそこまで深く考えてはおらず、ニュータイプを集めようとする[[シェリンドン・ロナ]]に対しては強く批判するなど、ニュータイプを至上とする主義には嫌悪を見せており、最終的には地球での体験から「ニュータイプは宇宙という環境に適応しただけのただの人間」「ニュータイプにならなければ人類が分かり合えないとは思わない」という結論を出している。 | |
− | 後のガンダム作品『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[キラ・ヤマト|キラ]] | + | 後のガンダム作品『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[キラ・ヤマト|キラ]]同様、極力人を殺めないことを心がけているが「無理な場合は諦める」といった心の強さも持っている。また、『鋼鉄の7人』で理由を語るかなり以前の『機動戦士クロスボーン・ガンダム』本編序盤では、不殺を推奨する[[ベラ・ロナ]]に対して「それは偽善じゃないだろうか」と疑問視する場面がある。 |
− | ガンダムシリーズの主役級キャラには案外珍しく、搭乗するモビルスーツが何度も変わっており、成り行きや諸事情から[[バタラ]]や[[ペズ・バタラ]] | + | ガンダムシリーズの主役級キャラには案外珍しく、搭乗するモビルスーツが何度も変わっており、成り行きや諸事情から[[バタラ]]や[[ペズ・バタラ]]など、敵側のモビルスーツにも多数搭乗している。また、他のガンダム主人公と違い(あるいは兄貴分であるキンケドゥ同様)、家族と不仲でなかったことも特徴である(トビア自身の両親はトビアの幼い頃に事故で既に死亡しているが、コロニーの開発事業に従事していた両親をトビアが誇りに思っている節が見受けられ、両親を失ったトビアを引き取った親戚についても「自分を実の子と分け隔てなく、公平に接してくれた」と発言している)。 |
− | + | シェリンドンに何度も自分の元に来るようにと言われたり、番外編でトゥインクに懐かれたりと割と同年代の少女と縁があるのだが、トビア自身は[[ベルナデット・ブリエット]]一筋の上、そういう状況になるとベルナデットは大抵不在なので特に修羅場になったりはしていない。 | |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] |
− | :初登場作品。ほぼ原作通りで、EDでも再び[[宇宙]] | + | :初登場作品。ほぼ原作通りで、EDでも再び[[宇宙]]に上がることを決意している。ただし、初登場時の立場は木星への留学生ではなく火星への移植者である。X3が手に入るまでかなり間があり、その間に乗せる機体が本人の能力と合わせるとやや微妙なものが多いのが難点(リアル系はX2かペズ・バタラが無難か)。X3が原作とは違って壊れなかったために、EDでもX3をそのまま貰っている。他作品とはルートによるが、比較的[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]達[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]組と絡むシナリオが多く、またシャアと対決したときも[[ニュータイプ]]の素質を認められている。 |
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦V]] |
− | + | :久々の参戦。カットインでのノーマルスーツが『スカルハート』及び『鋼鉄の7人』仕様で登場し、音声も新規収録されている。 | |
− | : | + | :第3話のイベントを起こすまでは顔グラフィックが鼻に傷が無い物になっているが、同イベントでビームザンバーが使用できるようになるまでカットインのある武器が存在しないため、カットインは一種類だけになっている。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦X]] | |
− | + | :PVで確認。『F91』時点でのシーブック(キンケドゥ)やセシリー(ベラ)と初共演する。 | |
− | ;[[ | ||
− | : | ||
− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]] | ||
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;[[スーパーロボット大戦V|V]] | ;[[スーパーロボット大戦V|V]] | ||
:射撃も格闘に少し及ばない程度に高く、成長も両方が高く伸びるタイプのため、射撃メインの機体に乗せ換えても十分活躍できる。 | :射撃も格闘に少し及ばない程度に高く、成長も両方が高く伸びるタイプのため、射撃メインの機体に乗せ換えても十分活躍できる。 | ||
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=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
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;[[スーパーロボット大戦V|V]] | ;[[スーパーロボット大戦V|V]] | ||
:'''[[ド根性]]、[[直感]]、[[加速]]、[[鉄壁]]、[[熱血]]、[[魂]]''' | :'''[[ド根性]]、[[直感]]、[[加速]]、[[鉄壁]]、[[熱血]]、[[魂]]''' | ||
− | :MS乗り必須の「[[集中]]」を習得しなくなり、代わりに「鉄壁」で粘る変わり種のラインナップ。 | + | :MS乗り必須の「[[集中]]」を習得しなくなり、代わりに「鉄壁」で粘る変わり種のラインナップ。 |
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) === | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | ||
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:'''[[ニュータイプ]]L8、[[援護攻撃]]L2、[[シールド防御]]L6''' | :'''[[ニュータイプ]]L8、[[援護攻撃]]L2、[[シールド防御]]L6''' | ||
:「魂」を覚えるニュータイプの中で唯一、養成せずに援護攻撃を習得できる。武装追加後のZやZZなど火力の高い機体に乗せ換える事で、総合的な与ダメージ力が抜群に高い存在となれる。 | :「魂」を覚えるニュータイプの中で唯一、養成せずに援護攻撃を習得できる。武装追加後のZやZZなど火力の高い機体に乗せ換える事で、総合的な与ダメージ力が抜群に高い存在となれる。 | ||
− | ;[[スーパーロボット大戦V|V | + | ;[[スーパーロボット大戦V|V]] |
:'''[[ニュータイプ]]L9、[[底力]]L8、[[気力限界突破]]L2''' | :'''[[ニュータイプ]]L9、[[底力]]L8、[[気力限界突破]]L2''' | ||
:スキルの傾向が変わり、単機での戦闘力を高めるラインナップに。ニュータイプながら高LVの底力をデフォルト所持し、「鉄壁」とも相性は良好。 | :スキルの傾向が変わり、単機での戦闘力を高めるラインナップに。ニュータイプながら高LVの底力をデフォルト所持し、「鉄壁」とも相性は良好。 | ||
− | === [[小隊長能力]] === | + | === [[小隊長能力]](隊長効果) === |
− | ; | + | ;獲得経験値+20%、回避率+10% |
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』での能力。 | :『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』での能力。 | ||
− | === [[エースボーナス]] === | + | === 固有[[エースボーナス]] === |
;精神コマンド「熱血」の消費SPが25になる | ;精神コマンド「熱血」の消費SPが25になる | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦V|V]] | + | :『[[スーパーロボット大戦V|V]]』にて採用。…しかし実は同作でのトビアの「熱血」の消費SPは'''30'''で、軽減量はたったの5しかない。 |
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== パイロットBGM == | == パイロットBGM == | ||
;「クロスボーン・ガンダム」 | ;「クロスボーン・ガンダム」 | ||
:『第2次α』で使用。 | :『第2次α』で使用。 | ||
+ | ;「スカルハート見参」 | ||
+ | :『V』で使用。「クロスボーン・ガンダム」のアレンジバージョン。今作ではEXVSシリーズのものが使われている。 | ||
+ | :元々は『SDガンダム Gジェネレーション』シリーズでスカルハート参戦に合わせてトビア用に作られた曲。 | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[ベルナデット・ブリエット]] | ;[[ベルナデット・ブリエット]] | ||
:お互い大切な存在になる。当初はキンケドゥに惚れている様な描写もあった。 | :お互い大切な存在になる。当初はキンケドゥに惚れている様な描写もあった。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[キンケドゥ・ナウ]] |
:兄貴分的な存在。トビアが最も尊敬している人物の1人と思われ、その生き様はトビアにしっかりと受け継がれる。 | :兄貴分的な存在。トビアが最も尊敬している人物の1人と思われ、その生き様はトビアにしっかりと受け継がれる。 | ||
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;[[カラス]] | ;[[カラス]] | ||
− | : | + | :指導教官であったが、カラスが[[木星帝国]]のスパイであったため敵対することに。トビアの戦い方の中にはカラスが用いたものもある辺り、もう一人のトビアの師匠とも言える。 |
;[[バーンズ・ガーンズバック]] | ;[[バーンズ・ガーンズバック]] | ||
:木星帝国の水素採集基地において顔を合わせ、彼から木星の惨状を聞かされる。後に[[死の旋風隊]]として敵対する。 | :木星帝国の水素採集基地において顔を合わせ、彼から木星の惨状を聞かされる。後に[[死の旋風隊]]として敵対する。 | ||
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:『鋼鉄の7人』では協力を要請し、口は悪いながらもなんだかんだで引き受けられた。また、トビアはコックになった彼の料理を褒めていた。 | :『鋼鉄の7人』では協力を要請し、口は悪いながらもなんだかんだで引き受けられた。また、トビアはコックになった彼の料理を褒めていた。 | ||
;[[ローズマリー・ラズベリー]] | ;[[ローズマリー・ラズベリー]] | ||
− | : | + | :死の旋風隊の中では唯一特別な関わりがないが、『ゴースト』ではある場面でトビアの名前を出そうとして止められていた。 |
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;[[クラックス・ドゥガチ]] | ;[[クラックス・ドゥガチ]] | ||
:最終決戦において、[[地球]]で激突する。 | :最終決戦において、[[地球]]で激突する。 | ||
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== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
=== [[ガンダムシリーズ]] === | === [[ガンダムシリーズ]] === | ||
− | + | ;[[ジュドー・アーシタ]] | |
− | + | :『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では共に[[シェリンドン・ロナ|シェリンドン]]に一時拘束される。なお、クロスボーンの後日談である『スカルハート』では彼らしき人物と遭遇している。 | |
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;[[カツ・コバヤシ]] | ;[[カツ・コバヤシ]] | ||
:『第2次α』では彼からベラの焼いた「セシリーのパン」を勧められ、その美味さに驚嘆する。 | :『第2次α』では彼からベラの焼いた「セシリーのパン」を勧められ、その美味さに驚嘆する。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[シャア・アズナブル]] |
− | : | + | :『第2次α』では敵同士。かつての[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]やジュドーと同様にニュータイプとしての素質を認められたが、トビア自身はシャアの暴挙を許せず否定した。 |
+ | ;[[スメラギ・李・ノリエガ]] | ||
+ | :『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では彼女たちに救助され行動を共にしていた。その際、かつてのキンケドゥと同じ「何も知らずに去るか、真実に立ち向かうか」という選択を受けている。 | ||
;[[ハサウェイ・ノア]] | ;[[ハサウェイ・ノア]] | ||
:『V』では同年代の友人だが、自分達の世界の歴史での彼の顛末を知っているため複雑な表情をする場面も。 | :『V』では同年代の友人だが、自分達の世界の歴史での彼の顛末を知っているため複雑な表情をする場面も。 | ||
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;[[バナージ・リンクス]] | ;[[バナージ・リンクス]] | ||
:『V』では[[オードリー・バーン|オードリー]]奪還に臨む彼をアシストした。 | :『V』では[[オードリー・バーン|オードリー]]奪還に臨む彼をアシストした。 | ||
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=== スーパー系 === | === スーパー系 === | ||
;[[ギャリソン時田]] | ;[[ギャリソン時田]] | ||
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』でカラスに襲われた際、[[サウザンスジュピター]]に潜入していた彼に窮地を救われた。 | :『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』でカラスに襲われた際、[[サウザンスジュピター]]に潜入していた彼に窮地を救われた。 | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
=== 機動戦士クロスボーン・ガンダム === | === 機動戦士クロスボーン・ガンダム === | ||
− | ; | + | ;「この戦いが<ruby><rb>宇宙に住む者</rb><rt>スペースノイド</rt></ruby>と<ruby><rb>地球に住む者</rb><rt>アースノイド</rt></ruby>のどうしても避けることのできない戦いだと言うのなら…ぼくは――そんなこと認めないっ!」<br />「ぼくは――両親が信じた未来を信じます!」<br />「ぼくがこの手で!この戦いを終結させてそれを証明してみせるっ!」 |
− | : | + | :イオ戦に臨むトビアの心中の台詞。 |
− | ; | + | ;「なぜか敵は僕の機体にはあまり積極的に攻撃して来ないんです」 |
− | : | + | :イオ基地へ侵攻中の1コマ。この時トビアが乗っていたのは特徴的な…というか、[[ペズ・バタラ|変な外見の機体]]であり、キンケドゥも「相手の気持ちがわかるからあまり近づくな…」と少々呆れ気味であった。 |
− | ; | + | ;「追えるっ! ぼくにはあれが動く先が」<br />「手に取るように見えるっ!」 |
− | : | + | :強敵MA・エレファンテ(SRW未実装)との戦闘中に。ビットによる[[オールレンジ攻撃]]にキンケドゥやザビーネも苦戦する中、トビアはビットの一つを踏み台にMAに突撃、撃破への突破口を開いた。 |
:SRWでは後半が回避台詞に採用されている。 | :SRWでは後半が回避台詞に採用されている。 | ||
− | ; | + | ;「俺は人間だ!人間でたくさんだっ!」 |
− | : | + | :[[ニュータイプ]]至上主義者のシェリンドンに対して。この後、トビアは自身に銃を向けたシェリンドンを殴りつけ、直後にナイフで自分の腕を切りつけ、[[ニュータイプ]]も人間であることを示す(『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では、会話で表現するのが難しいためか「俺達にも、あんたと同じ赤い血が流れていることが!」と言葉で言い返している)。 |
− | ;「[[クラックス・ドゥガチ]] | + | ;「[[クラックス・ドゥガチ]]…あんたがどう思っていようと…俺の方は、戦争をやっているつもりなどなーい!」 |
− | : | + | :[[エレゴレラ]]に奪われたムラマサ・ブラスターをX3のIフィールドで防いだ際の台詞。 |
;「ベルナデットは…返してもらう…いや…」<br />ドゥガチ「きさまの…もの…ではあるまいっ!!」<br />「そうだな ならば海賊らしく…いただいてゆくっ!」 | ;「ベルナデットは…返してもらう…いや…」<br />ドゥガチ「きさまの…もの…ではあるまいっ!!」<br />「そうだな ならば海賊らしく…いただいてゆくっ!」 | ||
:エレゴレラに乗せられていたベルナデットを救い出す際の台詞。『第2次α』では、ドゥガチの台詞と併せて[[DVE]]。 | :エレゴレラに乗せられていたベルナデットを救い出す際の台詞。『第2次α』では、ドゥガチの台詞と併せて[[DVE]]。 | ||
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では、シークレットシナリオ「長き旅路を支えるもの」で、「ならば~」の部分を[[ナイン]]が言って「いただいてゆく」の部分をトビアが言うほか、'''[[ガミラス帝国|ガミラス]]艦隊から旅に必要な資源をかっぱらう際に言っている為、腹筋崩壊する事間違いなし。''' | :『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では、シークレットシナリオ「長き旅路を支えるもの」で、「ならば~」の部分を[[ナイン]]が言って「いただいてゆく」の部分をトビアが言うほか、'''[[ガミラス帝国|ガミラス]]艦隊から旅に必要な資源をかっぱらう際に言っている為、腹筋崩壊する事間違いなし。''' | ||
− | + | ;「神よ――もし、本当におられるのでしたら…」<br />「決着は“人間”の手でつけます。どうか手を――お貸しにならないで――」 | |
− | ; | + | :最終決戦直前の台詞。『第2次α』ではDVE。 |
− | : | + | ;「あなたは、一日に10kmの山道を歩くことができますか?」 |
− | ; | + | :最終決戦前にシェリンドンに宛てた手紙の冒頭文。この後には、「宇宙育ちの自分たちから見れば一日でそれだけの距離を歩けるというのはとんでもない能力であり、「高い空間認識力」などのようなニュータイプ能力も「宇宙という環境に適応したことで得た能力」であって「人間」としては何も変わっていないのではないか」というトビアの考えが述べられている。 |
− | : | + | ;「ふ、ざ……けるなあああっ!」<br />「ふざけんじゃねえぞおっ! そんなわけのわからねえごたくで、これ以上人殺しなんかされて」<br />「''た・ま・る・かーっ!!''」 |
− | ; | + | :かつての恩師であった[[カラス]]の「人類の宇宙進出が敵対者を生み増やす」という暴論にぶち切れて。 |
− | : | ||
:「・」を多用する辺りが長谷川節である。 | :「・」を多用する辺りが長谷川節である。 | ||
− | ; | + | ;「安心したよっ!ドゥガチっ!あんた……まだ人間だっ」<br />「ニュータイプでも新しい人類でも…異星からの侵略者でもない!心の歪んだだけのただの人間だっ!」 |
− | : | + | :本物の[[クラックス・ドゥガチ|ドゥガチ]]が乗る[[ディビニダド]]に対して。 |
=== 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人 === | === 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人 === | ||
;「俺はこの時を!この瞬間を待っていたんだーっ」 | ;「俺はこの時を!この瞬間を待っていたんだーっ」 | ||
− | : | + | :イカロス攻防戦において、インプルース・コルニグス(SRW未登場)の一瞬の隙をバルカンで突いたシーン。 |
− | : | + | :…なのだが、ゲーム『EXTREME VS.』でフルクロスのビーム・ザンバー<ref>本来、X1パッチワークの装備でありフルクロスは装備していないのだが、EXTREME VS.では使用可能。なぜか'''ムラマサ・ブラスターのセーフティ解除後'''でないと使用できない。</ref>による連続攻撃が凶悪な威力を持っており、その始動時の台詞として多くのプレイヤーにトラウマを刻み込んだため、そちらの印象が強くなってしまっている。 |
− | + | :『V』では汎用の攻撃時台詞として採用。 | |
− | + | :さらには『X-Ω』の広告では無印時代のトビアとX3とともにこのセリフが記されていた。 | |
− | + | :本来、上記の戦闘でトビアが搭乗していたのはX1パッチワークなのだが、フルクロス、X3に比べると他媒体への登場が非常に少ない。 | |
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== 迷台詞 == | == 迷台詞 == | ||
− | ; | + | ;「目にもの見せるは必殺奥義!加減なんかきかねえぞおー!!」 |
− | : | + | :ゲーム「SDガンダム G GENERATION」シリーズで[[シャイニングガンダム]]に乗せ、シャイニングフィンガーを使わせた時の台詞。担当声優の山口勝平氏が[[サイ・サイシー]]を演じていることからくる[[声優ネタ]]。 |
+ | ;「決着は…神の手でつける!」 | ||
+ | :こちらはゴッドフィンガーを使わせた時。原作での感慨が色々と台無しである。 | ||
+ | ;「う・ま・い・ぞ?」 | ||
+ | :「鋼鉄の七人」でギリの料理を食べた時の感想。このとき、背景に稲妻と共にクロスボーンの放熱シーンやコロニーレーザー発射のイメージが描かれている。某料理漫画に登場する料理評論家のパロディ。 | ||
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
− | |||
;「教えて下さい、キンケドゥさん…。これが…戦争なんですか…?」 | ;「教えて下さい、キンケドゥさん…。これが…戦争なんですか…?」 | ||
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』第24話「帝王ゴール決死の猛反撃」および「恐竜帝国の逆襲-後編-」より。 | :『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』第24話「帝王ゴール決死の猛反撃」および「恐竜帝国の逆襲-後編-」より。 | ||
;「こんな事して何になるんです! コロニーの人達が待っていた赤い彗星はただの人殺しなんですか!」 | ;「こんな事して何になるんです! コロニーの人達が待っていた赤い彗星はただの人殺しなんですか!」 | ||
− | : | + | :『第2次α』第38話「星の屑、再び」に於ける[[シャア・アズナブル|シャア]]との[[戦闘前会話]]。コロニー育ちのトビアにとってはシャアは待望した英雄であった筈で、シャアからもカミーユやジュドー同様に[[ニュータイプ]]の素質を認められるが、トビアの方はネオ・ジオンの総帥となったシャアのやり口を認める事は無く激怒する。 |
;「イルイ、僕達には神の手助けなんて必要ないんだ!!」<br />「君が人類を…未来を地球に縛り付けると言うのなら、僕はそれを認める訳にはいかない!」 | ;「イルイ、僕達には神の手助けなんて必要ないんだ!!」<br />「君が人類を…未来を地球に縛り付けると言うのなら、僕はそれを認める訳にはいかない!」 | ||
:『第2次α』最終話に於ける[[イルイ・ガンエデン|イルイ]][[説得]]時の台詞。手を貸すどころか管理しようとする『神』。トビアが認めるはずも無かった。 | :『第2次α』最終話に於ける[[イルイ・ガンエデン|イルイ]][[説得]]時の台詞。手を貸すどころか管理しようとする『神』。トビアが認めるはずも無かった。 | ||
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;「あんたは、まだ地球に縛られた存在…ただの人間だよ!」 | ;「あんたは、まだ地球に縛られた存在…ただの人間だよ!」 | ||
− | : | + | :『[[スーパーロボット大戦V|V]]』通常ルート第50話/困難ルート最終話より。未だ地球への憎悪に突き動かされる[[クラックス・ドゥガチ|ドゥガチ]]を、かつてと同じく「ただの人間」と評するが…。 |
;「あんたは!目の前で自分の娘の[[ベルナデット・ブリエット|ベルナデット]]がさらわれても何も思わないのか!」<br />ドゥガチ「娘…?そう言えば、いたな…」<br />「あんたは…もう憎しみ以外の感情を忘れちまったんだな!」<br />「あんたは、ただの人間以下の存在になっちまった!そんな奴を討つ事にためらいはない!!」 | ;「あんたは!目の前で自分の娘の[[ベルナデット・ブリエット|ベルナデット]]がさらわれても何も思わないのか!」<br />ドゥガチ「娘…?そう言えば、いたな…」<br />「あんたは…もう憎しみ以外の感情を忘れちまったんだな!」<br />「あんたは、ただの人間以下の存在になっちまった!そんな奴を討つ事にためらいはない!!」 | ||
:『V』通常ルート第50話より、ドゥガチとの戦闘前会話。憎しみに凝り固まるあまり、遂に娘の存在すら忘れ去ってしまった男に対し怒りを爆発させる。 | :『V』通常ルート第50話より、ドゥガチとの戦闘前会話。憎しみに凝り固まるあまり、遂に娘の存在すら忘れ去ってしまった男に対し怒りを爆発させる。 | ||
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;「あんたは変わってない…! いや、変われなかったんだ! そんな人間が宇宙に出たって、ニュータイプにも、何にもなれないんだよ!」<br />ドゥガチ「若造の言う事かっ!」<br />「若造だから言うんだ! もうあんたの時代じゃないんだよ!!」<br />キンケドゥ「消えろ、ドゥガチ!お前の見た光景は幻だ!」 | ;「あんたは変わってない…! いや、変われなかったんだ! そんな人間が宇宙に出たって、ニュータイプにも、何にもなれないんだよ!」<br />ドゥガチ「若造の言う事かっ!」<br />「若造だから言うんだ! もうあんたの時代じゃないんだよ!!」<br />キンケドゥ「消えろ、ドゥガチ!お前の見た光景は幻だ!」 | ||
:『V』でのドゥガチ撃破時の台詞。今なお地球の滅亡に拘り続け、かつてと全く同じ台詞を言ったドゥガチに対し、[[アデット・キスラー|別作品の富野節を]][[ギャブレット・ギャブレー|彷彿とさせる]][[ウッソ・エヴィン|台詞]]で切り返し、キンケドゥと共に引導を渡した。 | :『V』でのドゥガチ撃破時の台詞。今なお地球の滅亡に拘り続け、かつてと全く同じ台詞を言ったドゥガチに対し、[[アデット・キスラー|別作品の富野節を]][[ギャブレット・ギャブレー|彷彿とさせる]][[ウッソ・エヴィン|台詞]]で切り返し、キンケドゥと共に引導を渡した。 | ||
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== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
− | 劇中[[クロスボーン・ガンダムX2改|X2改]] | + | 劇中[[クロスボーン・ガンダムX2改|X2改]]を除く[[クロスボーン・ガンダム]]に搭乗した唯一の人物となっている。 |
;[[バタラ]] | ;[[バタラ]] | ||
:初遭遇のクロスボーンとの戦いで、X1と戦う。その後、鹵獲機による操縦の習熟や、水素採集基地からの脱出でも搭乗。 | :初遭遇のクロスボーンとの戦いで、X1と戦う。その後、鹵獲機による操縦の習熟や、水素採集基地からの脱出でも搭乗。 | ||
;[[クロスボーン・ガンダムX1]] | ;[[クロスボーン・ガンダムX1]] | ||
− | : | + | :一度だけキンケドゥに頼まれて操縦している。その後危機に陥った際にキンケドゥのコアファイターと自分のコアファイターを交換する形で入れ替わる。 |
:;[[クロスボーン・ガンダムX1改]] | :;[[クロスボーン・ガンダムX1改]] | ||
::破壊されたX3に代わり、キンケドゥから譲り受ける。 | ::破壊されたX3に代わり、キンケドゥから譲り受ける。 | ||
::;[[クロスボーン・ガンダムX1改・改]] | ::;[[クロスボーン・ガンダムX1改・改]] | ||
:::X1改のスクリュー・ウェッブの内1本をシザー・アンカーに換え、胸部にドクロのレリーフを付けた機体。 | :::X1改のスクリュー・ウェッブの内1本をシザー・アンカーに換え、胸部にドクロのレリーフを付けた機体。 | ||
− | :::; | + | :::;クロスボーン・ガンダムX1パッチワーク |
− | :::: | + | ::::戦闘で中破したX1改・改に応急処置としてX3の予備パーツを組み合わせた機体。 |
::::;[[クロスボーン・ガンダムX1フルクロス]] | ::::;[[クロスボーン・ガンダムX1フルクロス]] | ||
− | ::::: | + | :::::X1改・改の応急処置だったX1パッチワークを本格的に修復、改修を行った'''最後のクロスボーン・ガンダム'''。だったのだが… |
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;[[ゾンド・ゲー]] | ;[[ゾンド・ゲー]] | ||
:木星帝国の本拠を探る作戦で、水素採集基地に向かう際、ブースターがついた物に乗っている。 | :木星帝国の本拠を探る作戦で、水素採集基地に向かう際、ブースターがついた物に乗っている。 | ||
;[[クロスボーン・ガンダムX2]] | ;[[クロスボーン・ガンダムX2]] | ||
− | :カラスによって、木星帝国に囚われた後余興として'''生身で戦わされる''' | + | :カラスによって、木星帝国に囚われた後余興として'''生身で戦わされる'''。その際に機転を利かせ奪還し、マザーバンガードに戻る際にコアファイターにブースターや酸素等を詰め込んで脱出する。第2次αでは本体とコアファイター同時に機体ごと奪還した(アラド編のみ無条件。ゼンガー・アイビス編は条件付き。クスハ編では手に入らない)。 |
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;[[ペズ・バタラ]] | ;[[ペズ・バタラ]] | ||
:クロスボーン入隊後は鹵獲されたこの機体を使っていた。バタラ同様敵である[[木星帝国]]製の機体ながらトビア搭乗機は彼の高い資質もあって出番・活躍共にそれなりに多く、実質的に前半の主人公機とも言えなくもない。 | :クロスボーン入隊後は鹵獲されたこの機体を使っていた。バタラ同様敵である[[木星帝国]]製の機体ながらトビア搭乗機は彼の高い資質もあって出番・活躍共にそれなりに多く、実質的に前半の主人公機とも言えなくもない。 | ||
;[[クロスボーン・ガンダムX3]] | ;[[クロスボーン・ガンダムX3]] | ||
− | : | + | :ベルナデットを救うため無断で持ち出し、以降ドゥガチとの最終決戦まで愛機として用いる。 |
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== 脚注 == | == 脚注 == |