「ジャミトフ・ハイマン」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Jamitov Hymem]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Jamitov Hymem]] |
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
− | *{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}} | + | *{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}}([[劇場版 機動戦士Ζガンダム|劇場版]]) |
− | *{{登場作品 (人物)| | + | *{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY}} |
− | | 声優 = {{声優 (登場作品別)|池田勝|機動戦士Ζガンダム}}(『Ζ』前半)<br />{{声優|西村知道 | + | | 声優 = {{声優 (登場作品別)|池田勝|機動戦士Ζガンダム}}(『Ζ』前半)<br />{{声優|西村知道}}(『Ζ』後半以降・SRW) |
− | + | | 種族 = 地球人 | |
− | + | | 性別 = 男 | |
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| 没年月日 = [[宇宙世紀]]0088年1月25日 | | 没年月日 = [[宇宙世紀]]0088年1月25日 | ||
| 年齢 = 老年 | | 年齢 = 老年 | ||
− | | 身長 = | + | | 身長 = 195cm |
− | | 所属 = | + | | 所属 = [[地球連邦軍]]([[ティターンズ]]) |
− | + | | 階級 = 准将([[一年戦争]]時<br/>大将([[グリプス戦役]]時) | |
− | |||
− | | 階級 = | ||
}} | }} | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[ティターンズ]] | + | 「[[ティターンズ]]」の最高司令官。元は[[地球連邦軍]]の財務部門を担当する高官であった。 |
[[宇宙世紀]]0083年の「[[デラーズ紛争]]」終了後、ジャミトフは[[ジオン]]残党狩りと[[地球]]圏の治安維持を名目にしたエリート部隊「ティターンズ」を結成した。しかし、腐敗した連邦の現体制を嫌っていたジャミトフの本当の目的は「ティターンズによる地球圏の支配」であり、事実上ティターンズは地球圏の支配とその権力を確立する為のジャミトフの私兵であった。 | [[宇宙世紀]]0083年の「[[デラーズ紛争]]」終了後、ジャミトフは[[ジオン]]残党狩りと[[地球]]圏の治安維持を名目にしたエリート部隊「ティターンズ」を結成した。しかし、腐敗した連邦の現体制を嫌っていたジャミトフの本当の目的は「ティターンズによる地球圏の支配」であり、事実上ティターンズは地球圏の支配とその権力を確立する為のジャミトフの私兵であった。 | ||
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=== キャラクターの総評 === | === キャラクターの総評 === | ||
− | ジャミトフは表面的には地球至上主義者であるが、実際には[[スペースノイド]]への憎悪や侮蔑を動機とするバスク等とは異なり、[[地球]]環境悪化の大きな要因である過大な人口を、戦争を利用して減少させ管理しようという意図があった。これはかつての[[ジオン公国]]の指導者[[ギレン・ザビ]] | + | ジャミトフは表面的には地球至上主義者であるが、実際には[[スペースノイド]]への憎悪や侮蔑を動機とするバスク等とは異なり、[[地球]]環境悪化の大きな要因である過大な人口を、戦争を利用して減少させ管理しようという意図があった。これはかつての[[ジオン公国]]の指導者[[ギレン・ザビ]]の思想に似ていると指摘されている。また、手段は異なっていたが、「地球環境の保護修復を目指す」という点では政敵のブレックスと大して変わらなかった。 |
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− | [[ニュータイプ]]に関しては、多くの軍高官同様に「特殊能力を持つ単なるミュータント」程度の認識であったが、一方でニュータイプ思想そのものに対しては理解があったようであり、「人の意思と感性の狭隘さを突破するだけで、人はニュータイプになり得る」、すなわち「(いわゆる特殊能力を持たない)[[オールドタイプ]]であっても、意識の持ちよう次第で(本来の意味での)ニュータイプとなる事が可能だ、という信条を持っていた」事が、[[小説|小説版]] | + | [[ニュータイプ]]に関しては、多くの軍高官同様に「特殊能力を持つ単なるミュータント」程度の認識であったが、一方でニュータイプ思想そのものに対しては理解があったようであり、「人の意思と感性の狭隘さを突破するだけで、人はニュータイプになり得る」、すなわち「(いわゆる特殊能力を持たない)[[オールドタイプ]]であっても、意識の持ちよう次第で(本来の意味での)ニュータイプとなる事が可能だ、という信条を持っていた」事が、[[小説|小説版]]『機動戦士Ζガンダム』で描写されている。 |
軍人や政治家としてはそれなりに有能な人物で、[[ジェリド・メサ]]の執念と強運を評価して自身の護衛に任命したり、[[ア・バオア・クー|ゼダンの門]]脱出の際には、自身よりも部下たちの安否を心配するなど、部下思いの面も見せた。アニメ放映から時を置いたアナザーストーリー展開においては、地球「人」至上主義者であるバスクやジャマイカンらの動きにも警戒しており、「[[30バンチ事件]]」の様なコロニーへの毒ガス注入や、[[グラナダ]]への[[コロニー落とし]]、更にはグリプス2の住民を強制退去させて[[コロニーレーザー]]へ改造する等、明らかに世間の反感を増幅させかねない彼等の行動には難色を示している描写も描かれた。 | 軍人や政治家としてはそれなりに有能な人物で、[[ジェリド・メサ]]の執念と強運を評価して自身の護衛に任命したり、[[ア・バオア・クー|ゼダンの門]]脱出の際には、自身よりも部下たちの安否を心配するなど、部下思いの面も見せた。アニメ放映から時を置いたアナザーストーリー展開においては、地球「人」至上主義者であるバスクやジャマイカンらの動きにも警戒しており、「[[30バンチ事件]]」の様なコロニーへの毒ガス注入や、[[グラナダ]]への[[コロニー落とし]]、更にはグリプス2の住民を強制退去させて[[コロニーレーザー]]へ改造する等、明らかに世間の反感を増幅させかねない彼等の行動には難色を示している描写も描かれた。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | 上記の通り、ジャミトフは原作ではバスクほど過激な[[アースノイド]]至上主義者では無い。しかし、SRWシリーズにおいてはそうした内面のニュアンスが反映されることはなく、'''バスクと同様にアースノイド至上主義で地球圏の実権掌握とスペースノイドの粛清を図る完全な悪役に描かれている場合が殆ど'''で、特に[[αシリーズ]] | + | 上記の通り、ジャミトフは原作ではバスクほど過激な[[アースノイド]]至上主義者では無い。しかし、SRWシリーズにおいてはそうした内面のニュアンスが反映されることはなく、'''バスクと同様にアースノイド至上主義で地球圏の実権掌握とスペースノイドの粛清を図る完全な悪役に描かれている場合が殆ど'''で、特に[[αシリーズ]]ではその傾向が強い。 |
+ | 元々アニメでは上項のような深層政治観がほとんど出ない地味な黒幕だったので、戦闘主体のSRWではバスク達寄りに引きずられるのも致し方ないのかもしれない。 | ||
基本的には[[ティターンズ]]或いはそれに近い組織の長として地球圏全体の実権を握ろうと、プレイヤー部隊やその系統の将軍達と激しく対立するが、大抵は原作通りにシロッコ等に[[暗殺]]される結末を迎える。 | 基本的には[[ティターンズ]]或いはそれに近い組織の長として地球圏全体の実権を握ろうと、プレイヤー部隊やその系統の将軍達と激しく対立するが、大抵は原作通りにシロッコ等に[[暗殺]]される結末を迎える。 | ||
なお、『GC(XO)』や『OE』等では'''「本編開始前に拘束されてティターンズ自体結成されない」'''という前代未聞の結末を迎えている。 | なお、『GC(XO)』や『OE』等では'''「本編開始前に拘束されてティターンズ自体結成されない」'''という前代未聞の結末を迎えている。 | ||
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=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) |
− | : | + | :階級は准将であったが、元[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]のメンバーを集め、「DC残党狩り」と称して[[ティターンズ]]を組織し、中将となる。 |
:中盤においてはドレイク軍と結託し、[[ジョン・コーウェン|コーウェン]]中将を[[暗殺]]したり[[ロンド・ベル]]の兵器を接収しようとしたりとするが、ダカールでのブレックス(またはシャア)の演説で野望を阻止された。その後は潜伏先のラサで再起を図ったが、原作と違いシロッコがいなかったためか、[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の手によって最期の場面が無いままに[[暗殺]]されてしまう。 | :中盤においてはドレイク軍と結託し、[[ジョン・コーウェン|コーウェン]]中将を[[暗殺]]したり[[ロンド・ベル]]の兵器を接収しようとしたりとするが、ダカールでのブレックス(またはシャア)の演説で野望を阻止された。その後は潜伏先のラサで再起を図ったが、原作と違いシロッコがいなかったためか、[[ハマーン・カーン|ハマーン]]の手によって最期の場面が無いままに[[暗殺]]されてしまう。 | ||
− | + | ;[[スーパーロボット大戦F]] | |
− | ; | + | :おおまかな位置づけは[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]と一緒。傘下に[[OZ]]のメンバーも加わっている。声が付いたが、ユニットには乗らない。ちなみに後半の方の声を担当した西村知道氏の方を採用している。 |
− | : | + | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
− | ; | ||
:ティターンズとドレイクの密約を暴くべく奔走するロンド・ベルに対し、先んじて地球連邦とドレイクとの同盟を公表することでその意図を摘み取るなど序盤はそれなりに立ち回る。しかし議会の掌握を阻止されたほか、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]の排除に失敗したことで一気に形成を覆される。 | :ティターンズとドレイクの密約を暴くべく奔走するロンド・ベルに対し、先んじて地球連邦とドレイクとの同盟を公表することでその意図を摘み取るなど序盤はそれなりに立ち回る。しかし議会の掌握を阻止されたほか、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]の排除に失敗したことで一気に形成を覆される。 | ||
:今回は[[DVE]]で「シロッコ? 貴様!?」の最期の台詞が入り、[[ウォン・ユンファ]]の手引きで宇宙に上がり再起を図ろうとしたものの、原作どおりシロッコに[[暗殺]]された(ただし、[[クローン]]だが)。 | :今回は[[DVE]]で「シロッコ? 貴様!?」の最期の台詞が入り、[[ウォン・ユンファ]]の手引きで宇宙に上がり再起を図ろうとしたものの、原作どおりシロッコに[[暗殺]]された(ただし、[[クローン]]だが)。 | ||
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
:原作通り[[ティターンズ]]総帥として[[地球連邦軍]]を牛耳りつつあるが、[[ダカール演説]]後はやや影が薄め。 | :原作通り[[ティターンズ]]総帥として[[地球連邦軍]]を牛耳りつつあるが、[[ダカール演説]]後はやや影が薄め。 | ||
− | :; | + | :;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] |
::新規EDルートでティターンズと決着をつけるのだが、ジャミトフの姿は無い。その後も一切登場せず彼に関する説明もないため、シナリオライターに存在を忘れられていたのかもしれない。 | ::新規EDルートでティターンズと決着をつけるのだが、ジャミトフの姿は無い。その後も一切登場せず彼に関する説明もないため、シナリオライターに存在を忘れられていたのかもしれない。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] |
:前作後に衰退していたティターンズを復興させて連邦内部に置ける勢力を拡大し、連邦大統領就任を計ったが、プリベンターにより野望を阻止される。 | :前作後に衰退していたティターンズを復興させて連邦内部に置ける勢力を拡大し、連邦大統領就任を計ったが、プリベンターにより野望を阻止される。 | ||
− | :難ルートのみ9話「愚者の祭典」にて、自らティターンズの総指揮官として[[ドゴス・ギア]] | + | :難ルートのみ9話「愚者の祭典」にて、自らティターンズの総指揮官として[[ドゴス・ギア]]に搭乗し、指揮を執る事になる。ドゴス・ギアの耐久力は高めだが本人自体は気にかけるまでもない能力。 |
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
:『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の[[ロード・ジブリール]]と共に[[賢人会議]]に参加している。だが、その後のクーデターにより、シロッコに[[暗殺]]されてしまう。なお、今作ではブレックスより先に暗殺されている。 | :『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の[[ロード・ジブリール]]と共に[[賢人会議]]に参加している。だが、その後のクーデターにより、シロッコに[[暗殺]]されてしまう。なお、今作ではブレックスより先に暗殺されている。 | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦64]] |
− | :ロームフェラ派の[[OZ]] | + | :ロームフェラ派の[[OZ]]重鎮。現時点では最も原作に近い扱いの作品であり、[[インターミッション]]での会話も多い。 |
− | + | :[[デルマイユ]]とは対照的で、それなりに良識を持った人物として描かれており、OZルートでは派閥抗争前に、互いに警戒しながらも[[マーチウィンド]]のメンバーと同志として会談を行う。しかし、どのようなルートを通っても、最終的に死ぬ事になる。 | |
− | :''' | + | ;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]]) |
− | : | + | :'''なんとバスク共々逮捕・拘束されてる'''という凄い設定でプレイヤーを噴かせた。 |
− | ; | + | :ただ、拘束されているのは確かだが、粛清されただの処刑されただのといった話は出てこないので、収監されているか、あるいは更迭もしくは罷免された可能性が高い。そのため最後まで生存している可能性が高いだけ原作より扱いは良い……のか? |
+ | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] | ||
: | : | ||
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] | ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] | ||
:名前のみ登場。第2章DLCシナリオ「[[30バンチ事件]]」において、コロニーに毒ガスを注入させようという凶行を目論むが、カミーユとクワトロ、そして刹那によって未然に防がれた上に、その事件の首謀者として逮捕・拘束されてしまう。 | :名前のみ登場。第2章DLCシナリオ「[[30バンチ事件]]」において、コロニーに毒ガスを注入させようという凶行を目論むが、カミーユとクワトロ、そして刹那によって未然に防がれた上に、その事件の首謀者として逮捕・拘束されてしまう。 | ||
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=== 関連作品 === | === 関連作品 === | ||
− | ;[[ヒーロー戦記 | + | ;[[ヒーロー戦記]] |
:シロッコがバスクを暗殺するシーンで名前だけ登場する。 | :シロッコがバスクを暗殺するシーンで名前だけ登場する。 | ||
− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
; [[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ; [[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ||
: '''[[根性]]、[[隠れ身]]、[[てかげん]]、[[鉄壁]]、[[気合]]、[[魂]]''' | : '''[[根性]]、[[隠れ身]]、[[てかげん]]、[[鉄壁]]、[[気合]]、[[魂]]''' | ||
− | === [[特殊技能]] === | + | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
; [[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ; [[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ||
: '''[[指揮官]]L2''' | : '''[[指揮官]]L2''' | ||
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=== [[ティターンズ]] === | === [[ティターンズ]] === | ||
;[[バスク・オム]] | ;[[バスク・オム]] | ||
− | :[[ティターンズ]] | + | :[[ティターンズ]]のナンバー2で、実質的に部隊の総指揮をとる。軍人としては「戦術の天才」と呼ばれた事もある人物だが、毒ガスによる1500万人の虐殺を実行するなど過激な手段を平然と用いる彼の扱いには、ジャミトフも苦慮していたようである。 |
:もっとも、バスクも上司たるジャミトフに対して忠実だったわけではなく、時と共に増長していった。バスクは[[ティターンズ]]の悪名の多くを作った人物と言え、それらの責任はなし崩し的にジャミトフに押し付けられてしまっている。 | :もっとも、バスクも上司たるジャミトフに対して忠実だったわけではなく、時と共に増長していった。バスクは[[ティターンズ]]の悪名の多くを作った人物と言え、それらの責任はなし崩し的にジャミトフに押し付けられてしまっている。 | ||
;[[パプテマス・シロッコ]] | ;[[パプテマス・シロッコ]] | ||
− | :[[ティターンズ]] | + | :[[ティターンズ]]内での横暴が目立つようになったバスクを牽制するために登用。利用していたつもりだったが…。 |
;[[ジャマイカン・ダニンガン]] | ;[[ジャマイカン・ダニンガン]] | ||
:ティターンズのナンバー3にあたる軍人(シロッコが頭角を現してからはナンバー4へ格下げで、劇場版では元から)。 | :ティターンズのナンバー3にあたる軍人(シロッコが頭角を現してからはナンバー4へ格下げで、劇場版では元から)。 | ||
114行目: | 99行目: | ||
:終盤、自身の護衛に選ぶ。 | :終盤、自身の護衛に選ぶ。 | ||
;[[フォウ・ムラサメ]] | ;[[フォウ・ムラサメ]] | ||
− | :TV版『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』では、[[キリマンジャロ]]基地で彼女が[[サイコミュ]] | + | :TV版『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』では、[[キリマンジャロ]]基地で彼女が[[サイコミュ]]のテストをしている様子を見ていた。 |
=== [[エゥーゴ]] === | === [[エゥーゴ]] === | ||
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;[[クワトロ・バジーナ]] | ;[[クワトロ・バジーナ]] | ||
:ブレックスと同様に原作でもSRWでも敵対する存在。 | :ブレックスと同様に原作でもSRWでも敵対する存在。 | ||
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;[[アムロ・レイ]] | ;[[アムロ・レイ]] | ||
:原作では特に絡みは無いが、SRWではクワトロ同様に敵対関係にあり、『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』と『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』のデモでも対決している。 | :原作では特に絡みは無いが、SRWではクワトロ同様に敵対関係にあり、『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』と『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』のデモでも対決している。 | ||
;'''メラニー・ヒュー・カーバイン''' | ;'''メラニー・ヒュー・カーバイン''' | ||
:SRW未登場の[[アナハイム・エレクトロニクス]]会長。[[小説|小説版]]『Ζ』によると、士官学校時代の同期。また、「実業家として成功したメラニーの事をジャミトフは嫉妬していた」という。因縁もあったようだが、出番はかなり少ない。 | :SRW未登場の[[アナハイム・エレクトロニクス]]会長。[[小説|小説版]]『Ζ』によると、士官学校時代の同期。また、「実業家として成功したメラニーの事をジャミトフは嫉妬していた」という。因縁もあったようだが、出番はかなり少ない。 | ||
− | :各種関連書籍での情報によると、メラニーも「理由や目的は違えどジャミトフと同じように最終的に地球から人類を追い出すことを考えてた」ようだ。 | + | :各種関連書籍での情報によると、メラニーも「理由や目的は違えどジャミトフと同じように最終的に地球から人類を追い出すことを考えてた」ようだ。 |
=== [[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|0083]] === | === [[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|0083]] === | ||
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=== ガンダムシリーズ === | === ガンダムシリーズ === | ||
;[[ギレン・ザビ]] | ;[[ギレン・ザビ]] | ||
− | : | + | : |
;[[ウォン・ユンファ]] | ;[[ウォン・ユンファ]] | ||
− | :[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]では、[[香港]]で彼の協力を得て[[宇宙]] | + | :[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]では、[[香港]]で彼の協力を得て[[宇宙]]へ上ろうとするが…。 |
;[[トレーズ・クシュリナーダ]] | ;[[トレーズ・クシュリナーダ]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』『[[スーパーロボット大戦α|α]]』『[[スーパーロボット大戦64|64]]』で競演。 | :『[[スーパーロボット大戦F|F]]』『[[スーパーロボット大戦α|α]]』『[[スーパーロボット大戦64|64]]』で競演。 | ||
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=== [[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|0083]] === | === [[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|0083]] === | ||
;「フ…。完璧な囲みは敵に死力を尽くさせますからな」 | ;「フ…。完璧な囲みは敵に死力を尽くさせますからな」 | ||
− | :コリニーが[[シーマ・ガラハウ]] | + | :コリニーが[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]と通信していた事にコーウェンが驚愕した際、側にいた[[ジョン・コーウェン|ジャミトフ]]が語った台詞。そして無言でコーウェンに銃を突き付け、コーウェンを追い落とす。 |
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=== [[機動戦士Ζガンダム|Ζ]] === | === [[機動戦士Ζガンダム|Ζ]] === | ||
− | ; | + | ;「[[パプテマス・シロッコ]]、危険かもしれん」 |
− | : | + | :世捨て人のような暮らし方をしていたにも関わらずシロッコの素早い行動力を見て、称した一言。この懸念は後に現実となる。 |
:なお、上記の台詞は西村知道氏ではなく、池田勝氏が担当していた時のものであり、物静かな印象を受ける。 | :なお、上記の台詞は西村知道氏ではなく、池田勝氏が担当していた時のものであり、物静かな印象を受ける。 | ||
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;「[[赤い彗星]]も地に堕ちたものだな」 | ;「[[赤い彗星]]も地に堕ちたものだな」 | ||
:[[キリマンジャロ]]で[[シャア・アズナブル|シャア]]と対峙した際の台詞。かつて[[一年戦争]]時において[[キシリア・ザビ]]が発した台詞と同一であり、シャアを評する代表的な言葉になっている。 | :[[キリマンジャロ]]で[[シャア・アズナブル|シャア]]と対峙した際の台詞。かつて[[一年戦争]]時において[[キシリア・ザビ]]が発した台詞と同一であり、シャアを評する代表的な言葉になっている。 | ||
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;「シロッコ? 貴様!?」 | ;「シロッコ? 貴様!?」 | ||
:シロッコに[[暗殺]]される直前の台詞。『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では西村知道氏による[[DVE]]で収録されている。 | :シロッコに[[暗殺]]される直前の台詞。『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では西村知道氏による[[DVE]]で収録されている。 | ||
− | ; | + | ;「スペースノイドごときが地球の大地を踏むなど、あってはならんのだ」 |
− | : | + | :『ギレンの野望 ジオン独立戦争記』にて一年戦争時のジャミトフが地上の[[ジオン公国軍]]を破った際に発した台詞で、側に居たバスクも同調する。 |
− | : | + | :ジオンの侵攻による地球環境の悪化を憂慮した故の台詞ともとれるが、[[スペースノイド]]への蔑視は[[バスク・オム|バスク]]と変わりなく、そのスタンスはガンダム関連の[[コンピュータゲーム|ゲーム]]では共通している。 |
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;「頑冥な人々は、地球上で掃討し、無知無能な者は、コロニー開発に追いあげる。それが、地球上から人間を排除する方法なのだ。今となれば、地球に残りたがるエリート意識に凝り固まった選民は、危機に陥った地球に残して、飢えさせれば良いのだ」 | ;「頑冥な人々は、地球上で掃討し、無知無能な者は、コロニー開発に追いあげる。それが、地球上から人間を排除する方法なのだ。今となれば、地球に残りたがるエリート意識に凝り固まった選民は、危機に陥った地球に残して、飢えさせれば良いのだ」 | ||
:[[小説|小説版]]『Ζ』より。ジャミトフにとっては、[[エゥーゴ]]と[[ティターンズ]]の戦乱も「自らの思想を実現させるための道具」でしかない。 | :[[小説|小説版]]『Ζ』より。ジャミトフにとっては、[[エゥーゴ]]と[[ティターンズ]]の戦乱も「自らの思想を実現させるための道具」でしかない。 | ||
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;「歳だ。いつ死んでもよい。私の死ぬまでに、地球圏に対して必須のことをやってみせる」 | ;「歳だ。いつ死んでもよい。私の死ぬまでに、地球圏に対して必須のことをやってみせる」 | ||
:小説版『Ζ』より。[[理想]]の為とはいえ、自らの取ろうとする手段が傲慢かつ危険なものであることはジャミトフ自身も認めるところであり、ティターンズ結成にあたっては親類縁者に累が及ばぬよう、それら全てと訣別した。 | :小説版『Ζ』より。[[理想]]の為とはいえ、自らの取ろうとする手段が傲慢かつ危険なものであることはジャミトフ自身も認めるところであり、ティターンズ結成にあたっては親類縁者に累が及ばぬよう、それら全てと訣別した。 | ||
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− | == | + | == スパロボシリーズの名台詞 == |
− | + | ;(古き良き伝統など無用なものなのだがな。わしももう歳だ。死ぬ前に地球圏にとって必須のことをやって見せる。頑迷な者たちは地上で掃討し、無知無能な者はコロニー再建に追い上げる。それが地球から人間を排除し、地球環境を再生させる方法なのだ。だがそんな手段を講じている間に地球が疲弊しすぎる危機感がある。帝国の侵略により従来の秩序が崩壊した今となっては、戦争を続けるごとによって地球経済に打撃を与え、ついでに地球上のエリート意識にこり固まった選民も排除する財団など過去の遺物にすぎん。時代の要求なのだ。でなければジオンの旗揚げも帝国も侵略も無かった…) | |
− | + | :『[[スーパーロボット大戦64|64]]』における[[デルマイユ]]とのやり取りの後、地球圏の現状とデルマイユを皮肉るモノロ-グ。 | |
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− | :『[[スーパーロボット大戦64|64]]』における[[デルマイユ]] | ||
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;「…バルマー戦役において、SDFは地球圏に何一つ恩恵をもたらしはしなかった」<br />「それどころか、地球圏の防衛という夢想を掲げた彼らによって、我々は未曾有の危機に追い込まれることになったのだ」<br />「だが戦後、地球圏の治安を維持してきたティターンズの領袖でこの私が、連邦政府の大統領へ就任することによって…」<br />「宇宙のシンボルであるこの地球上に新たな秩序を確立する!」 | ;「…バルマー戦役において、SDFは地球圏に何一つ恩恵をもたらしはしなかった」<br />「それどころか、地球圏の防衛という夢想を掲げた彼らによって、我々は未曾有の危機に追い込まれることになったのだ」<br />「だが戦後、地球圏の治安を維持してきたティターンズの領袖でこの私が、連邦政府の大統領へ就任することによって…」<br />「宇宙のシンボルであるこの地球上に新たな秩序を確立する!」 | ||
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』第9話「愚者の祭典」における連邦大統領就任式におけるジャミトフの演説。 | :『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』第9話「愚者の祭典」における連邦大統領就任式におけるジャミトフの演説。 | ||
− | :重力波を招いたSDFを悪者扱いし、その後の治安維持を行ったティターンズを正当化した内容でこの時点では一応の支持を得たが、直後の[[リン・ミンメイ|ミンメイ]] | + | :重力波を招いたSDFを悪者扱いし、その後の治安維持を行ったティターンズを正当化した内容でこの時点では一応の支持を得たが、直後の[[リン・ミンメイ|ミンメイ]]の演説によって覆される事になる。 |
;「私を倒したとて状況は変わらんぞ。いずれ、第二第三のティターンズが現れ、地球をより良い方向に導こうとするだろう」<br />「そして、何よりも地球の繁栄なくして人類に未来はありえん。ティターンズの真の目的はそれだ」 | ;「私を倒したとて状況は変わらんぞ。いずれ、第二第三のティターンズが現れ、地球をより良い方向に導こうとするだろう」<br />「そして、何よりも地球の繁栄なくして人類に未来はありえん。ティターンズの真の目的はそれだ」 | ||
− | :同上。[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]との[[戦闘前会話]]。[[αシリーズ]]におけるジャミトフが上記の台詞を言っても説得力は皆無であるが、皮肉にも後の『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で彼が言うような「[[ブルーコスモス| | + | :同上。[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]との[[戦闘前会話]]。[[αシリーズ]]におけるジャミトフが上記の台詞を言っても説得力は皆無であるが、皮肉にも後の『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で彼が言うような「[[ブルーコスモス|第二第三のティターンズ]]」が現れることに…。 |
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