「紅蓮聖天八極式」を編集中
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唯一にして最大の欠点は、「誰かが乗る」という大前提をすっかり忘れたロイドとセシルが趣味全開で改造した結果、あまりのハイスペックさに扱えるデヴァイサーがブリタニア側にいなくなってしまったこと。乗りこなせるとしたらスザクくらいであろう、との理由からこの機体に対する警戒は緩かったのだが、結果としてそれが仇となり、カレンが脱走した際に奪い返し、そのまま搭乗することになった。 | 唯一にして最大の欠点は、「誰かが乗る」という大前提をすっかり忘れたロイドとセシルが趣味全開で改造した結果、あまりのハイスペックさに扱えるデヴァイサーがブリタニア側にいなくなってしまったこと。乗りこなせるとしたらスザクくらいであろう、との理由からこの機体に対する警戒は緩かったのだが、結果としてそれが仇となり、カレンが脱走した際に奪い返し、そのまま搭乗することになった。 | ||
− | 名前の「聖天八極式」は、奪回時に同乗していた咲世子が、OSの起動画面に出てきた「'''S'''uperlative '''E'''xtruder '''I'''nterlocked '''T'''echnology '''E'''xclusive '''N'''exus '''EIGHT ELEMENTS''' | + | 名前の「聖天八極式」は、奪回時に同乗していた咲世子が、OSの起動画面に出てきた「'''S'''uperlative '''E'''xtruder '''I'''nterlocked '''T'''echnology '''E'''xclusive '''N'''exus '''EIGHT ELEMENTS'''」を縦読みして日本語に訳したもの(さらに言えば「聖天」の部分はカレンによる当て字)。 |
その圧倒的戦闘力は初陣の時点でいかんなく発揮されており、出力6割の状態でコンクエスター含むKMF部隊を一蹴。最終決戦では黒の騎士団の最前線に立ち、ブリタニア側のKMFやC.C.駆るフロンティアを瞬く間に薙ぎ倒し、スザク駆るアルビオンと激突。両腕・頭部を破壊され戦闘不能に陥ったものの、相討ちで放った一撃がアルビオンを破壊した。 | その圧倒的戦闘力は初陣の時点でいかんなく発揮されており、出力6割の状態でコンクエスター含むKMF部隊を一蹴。最終決戦では黒の騎士団の最前線に立ち、ブリタニア側のKMFやC.C.駆るフロンティアを瞬く間に薙ぎ倒し、スザク駆るアルビオンと激突。両腕・頭部を破壊され戦闘不能に陥ったものの、相討ちで放った一撃がアルビオンを破壊した。 | ||
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X}} | ||
:今回は最初から聖天八極式で参戦。原作と異なりランスロット・アルビオンと相討ちになった後は修復をされてないようで、[[アル・ワース]]に召喚されたカレンは本機に乗っている事に驚きを隠しきれなかった。 | :今回は最初から聖天八極式で参戦。原作と異なりランスロット・アルビオンと相討ちになった後は修復をされてないようで、[[アル・ワース]]に召喚されたカレンは本機に乗っている事に驚きを隠しきれなかった。 | ||
− | : | + | :Z3天獄篇と比べるとHPと運動性が低下しENと装甲が上昇、スラッシュハーケンとMVSの威力が低下、輻射波動機構及び輻射波動機構(光輪)からバリア貫通とサイズ差補正無視が削除、輻射波動機構(光輪)は射程が1短くなっていると中々の下方修正を受けている。なお、演出面ではスラッシュハーケン以外のすべての武装に戦闘アニメに変更が入っている。 |
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}} | ||
:第5章21話追加サブミッション「新たなナイトメアフレーム」をクリアすれば運用可能となる。本作では火星圏のコネクト・ステーションにおいて[[ロイド・アスプルンド|ロイド]]率いる技術研究開発チームにより製造される。[[紅蓮弐式]]をベースに、'''[[ラクシャータ・チャウラー|ラクシャータ]]の許可を得た上で'''[[セシル・クルーミー|セシル]]が趣味に走って作ったとのこと。なお完全な新造品のようで、[[紅蓮弐式]]とは別機体の扱い。改造の共有などもない。(ただしOEは同機体が進化したシールドライガーとブレードライガーですら別機体で改造の共有もなし。) | :第5章21話追加サブミッション「新たなナイトメアフレーム」をクリアすれば運用可能となる。本作では火星圏のコネクト・ステーションにおいて[[ロイド・アスプルンド|ロイド]]率いる技術研究開発チームにより製造される。[[紅蓮弐式]]をベースに、'''[[ラクシャータ・チャウラー|ラクシャータ]]の許可を得た上で'''[[セシル・クルーミー|セシル]]が趣味に走って作ったとのこと。なお完全な新造品のようで、[[紅蓮弐式]]とは別機体の扱い。改造の共有などもない。(ただしOEは同機体が進化したシールドライガーとブレードライガーですら別機体で改造の共有もなし。) | ||
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:他にも必殺武器の輻射波動機構だが、「ヒット&アウェイ」の代わりに得たのが「曲射」。壁越しに使うにしては射程が1~4と中途半端な数値であり、気力制限も135とやや高め。その為そもそもこの武装を使う頃には壁や障害物を越え肉薄してることが多い。消費ENもほぼ倍増しており、非常に使いづらい武器となっている。 | :他にも必殺武器の輻射波動機構だが、「ヒット&アウェイ」の代わりに得たのが「曲射」。壁越しに使うにしては射程が1~4と中途半端な数値であり、気力制限も135とやや高め。その為そもそもこの武装を使う頃には壁や障害物を越え肉薄してることが多い。消費ENもほぼ倍増しており、非常に使いづらい武器となっている。 | ||
:カレンの防御・回避系が少ない精神を考えるとできるだけスペックで勝るこちらで出撃したいが、継戦能力のなさを見るに地上ステージでは[[紅蓮弐式]]に分があるかもしれないというぐらい一長一短な性能。まさに原作での性能を意識したかのようなピーキーさではある。ただ爆発力は高いので別機体であることを活かし、戦艦に両方乗せて置いてENが切れ次第乗り換えという運用も考えられる。当然出撃枠を2つ食うのだが。 | :カレンの防御・回避系が少ない精神を考えるとできるだけスペックで勝るこちらで出撃したいが、継戦能力のなさを見るに地上ステージでは[[紅蓮弐式]]に分があるかもしれないというぐらい一長一短な性能。まさに原作での性能を意識したかのようなピーキーさではある。ただ爆発力は高いので別機体であることを活かし、戦艦に両方乗せて置いてENが切れ次第乗り換えという運用も考えられる。当然出撃枠を2つ食うのだが。 | ||
− | :他の[[DLC]] | + | :他の[[DLC]]系機体全般に言えることだが、固定出撃選択時に選ばれることはなく、またカレンの強制出撃ステージでは強制的に[[紅蓮弐式]]の出番となる。[[ランスロット・アルビオン]]と同じくマップでの地上移動時にはエナジーウイングを収納、空・宇宙移動時には展開する。 |
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}} | ||
:2016年10月のイベント「世界の声」より実装。SRおよび大器型SSRアタッカー。エナジーウイングにより飛行可能になったため機動力と汎用性が大幅に向上。アビリティにより攻撃力と攻撃速度が強化されるほか、輻射障壁のバリアも引き続き搭載。必殺スキルの輻射波動機構は範囲型になったことで殲滅力も強化されている。反面、アビリティが攻撃にシフトした分やや打たれ弱くなったこと、輻射波動機構のバリア貫通がなくなったためバリア持ちとの相性が悪くなったこと、宇宙適性が若干低いことが弱点。Ωクロスではものすごく'''揺れる'''。 | :2016年10月のイベント「世界の声」より実装。SRおよび大器型SSRアタッカー。エナジーウイングにより飛行可能になったため機動力と汎用性が大幅に向上。アビリティにより攻撃力と攻撃速度が強化されるほか、輻射障壁のバリアも引き続き搭載。必殺スキルの輻射波動機構は範囲型になったことで殲滅力も強化されている。反面、アビリティが攻撃にシフトした分やや打たれ弱くなったこと、輻射波動機構のバリア貫通がなくなったためバリア持ちとの相性が悪くなったこと、宇宙適性が若干低いことが弱点。Ωクロスではものすごく'''揺れる'''。 | ||
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:2019年1月のイベント「ギャラクシーフルコース」の報酬ユニットでSSRファイターが追加。 | :2019年1月のイベント「ギャラクシーフルコース」の報酬ユニットでSSRファイターが追加。 | ||
:2020年7月のイベント「希望はいつもその胸に」にて水着バージョンの大器型SSRファイターが追加。 | :2020年7月のイベント「希望はいつもその胸に」にて水着バージョンの大器型SSRファイターが追加。 | ||
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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;呂号乙型特斬刀(ろごうおつがたとくざんとう) | ;呂号乙型特斬刀(ろごうおつがたとくざんとう) | ||
:左腕に装備されている短刀で、特殊鍛造合金製。MVSに改造されている。 | :左腕に装備されている短刀で、特殊鍛造合金製。MVSに改造されている。 | ||
− | : | + | :ジグザグ機動はこれで見れる。SRWではMVS(メーザーバイブレーションソード)名義で登録され、本来の名称では未だに登録されていない。 |
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では「押出」特性付き。弐式と比べ攻撃力が100しか増加していないがEN消費が3倍になり、「ガードアーム」特性が消失している。曲芸のような機動をしているせいだろうか。 | :『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では「押出」特性付き。弐式と比べ攻撃力が100しか増加していないがEN消費が3倍になり、「ガードアーム」特性が消失している。曲芸のような機動をしているせいだろうか。 | ||
:『X-Ω』ではアタッカータイプの通常攻撃に採用。 | :『X-Ω』ではアタッカータイプの通常攻撃に採用。 | ||
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:;呂号乙型特斬刀(乱舞) | :;呂号乙型特斬刀(乱舞) | ||
::『X-Ω』ディフェンダー・ファイタータイプの必殺スキル。 | ::『X-Ω』ディフェンダー・ファイタータイプの必殺スキル。 | ||
;小型ミサイル | ;小型ミサイル | ||
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:『OE』では「曲射」「対空」特性付き。 | :『OE』では「曲射」「対空」特性付き。 | ||
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;スラッシュハーケン | ;スラッシュハーケン | ||
:胸部に2基搭載。何故か飛燕爪牙ではない。制作がブリタニアだからだろうか。 | :胸部に2基搭載。何故か飛燕爪牙ではない。制作がブリタニアだからだろうか。 | ||
:『OE』では「飛燕爪牙」表記。「ヒット&アウェイ」「エスケープ」の特性を備える。『X-Ω』ではディフェンダー・ファイタータイプの通常攻撃に採用。 | :『OE』では「飛燕爪牙」表記。「ヒット&アウェイ」「エスケープ」の特性を備える。『X-Ω』ではディフェンダー・ファイタータイプの通常攻撃に採用。 | ||
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;エナジーウイング | ;エナジーウイング | ||
:背部にマウントされた飛行機能。 | :背部にマウントされた飛行機能。 | ||
119行目: | 105行目: | ||
:『OE』では「輻射波動機構(格闘)」表記。「曲射」「ファイヤ」特性が付く。 | :『OE』では「輻射波動機構(格闘)」表記。「曲射」「ファイヤ」特性が付く。 | ||
:『X-Ω』では「輻射波動機構」名義でアタッカータイプの必殺スキルに採用。 | :『X-Ω』では「輻射波動機構」名義でアタッカータイプの必殺スキルに採用。 | ||
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:;輻射波動機構(投擲) | :;輻射波動機構(投擲) | ||
::輻射波動を円盤状にして投げつける。 | ::輻射波動を円盤状にして投げつける。 | ||
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=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
;剣装備 | ;剣装備 | ||
− | : | + | :MSVで[[切り払い]]を発動。 |
;輻射障壁 | ;輻射障壁 | ||
:[[バリア]]。「[[Zシリーズ]]」では気力110以上で発動し、ENを10消費し(『第3次Z』では消費が5に軽減した)全属性の攻撃を1500軽減。 | :[[バリア]]。「[[Zシリーズ]]」では気力110以上で発動し、ENを10消費し(『第3次Z』では消費が5に軽減した)全属性の攻撃を1500軽減。 | ||
166行目: | 149行目: | ||
:初登場時の相手。取り巻きのヴァルキリエ隊を一瞬で全滅させたのち、詰めてきたパーシヴァルを右腕で捕獲してルキアーノごと消し飛ばした。 | :初登場時の相手。取り巻きのヴァルキリエ隊を一瞬で全滅させたのち、詰めてきたパーシヴァルを右腕で捕獲してルキアーノごと消し飛ばした。 | ||
;対[[ランスロット・コンクエスター]] | ;対[[ランスロット・コンクエスター]] | ||
− | : | + | :同じ話の後半戦。ルキアーノの撃破に続いて現れた宿敵・スザクとの対決となったが、常識外の性能とカレンの腕による戦闘力は圧倒的を通り越して絶望的なもので、成す術もなくコンクエスターは破壊されていく。だが、追い詰められたスザクの中に沸き上がったのは、他を凌駕する生への渇望。 |
;対[[ランスロット・アルビオン]] | ;対[[ランスロット・アルビオン]] | ||
− | : | + | :第九世代機同士の激闘。[[ダモクレス要塞|ダモクレス]]での両者の対決が事実上の最終決戦となり、両腕と頭部を破壊されながらも撃破する。'''サンライズのリアルロボットアニメで、「赤」が「白」に勝利した瞬間でもあった。''' |
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *この紅蓮聖天八極式のデザインをみたとき、多くのファンが「赤い蝙蝠翼による超高速戦闘」と併せて『[[真・ゲッター1]]』と同じと思われた。実際の高速演出もゲッターそのままだったり、蝙蝠翼のエナジーウイングで紅蓮を包み込んだりと。なお、スーパーロボット大戦でも『第3次スーパーロボット大戦Z』の小隊採用作品でのメイン真・ゲッター1・サブ紅蓮との相性は「最高」だったりする。 |
== 商品情報 == | == 商品情報 == |