「ヴィヴィアン」を編集中
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
1行目: | 1行目: | ||
{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Vivian]] | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Vivian]] |
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|クロスアンジュ 天使と竜の輪舞}} | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|クロスアンジュ 天使と竜の輪舞}} | ||
− | | 声優 = {{声優|桑島法子 | + | | 声優 = {{声優|桑島法子}} |
− | + | | 種族 = [[アウラの民]] | |
− | |||
− | | | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
| 本名 = '''ミィ''' | | 本名 = '''ミィ''' | ||
− | |||
| 性別 = 女 | | 性別 = 女 | ||
| 年齢 = 15歳 | | 年齢 = 15歳 | ||
− | | 身長 = | + | | 身長 = 145cm<ref>オークションサイト(ヤフオク!、まんだらけオークションなど)で出品された設定資料の画像で判明。</ref> |
− | | 体重 = | + | | 体重 = 38kg<ref>オークションサイト(ヤフオク!、まんだらけオークションなど)で出品された設定資料の画像で判明。</ref> |
− | | スリーサイズ = | + | | スリーサイズ = B73 / W55 / H74<ref>オークションサイト(ヤフオク!、まんだらけオークションなど)で出品された設定資料の画像で判明。</ref> |
| 髪色 = ピンキッシュレッド | | 髪色 = ピンキッシュレッド | ||
| 髪型 = ショートカット | | 髪型 = ショートカット | ||
| 瞳の色 = 黄色 | | 瞳の色 = 黄色 | ||
− | | パーソナルカラー = | + | | パーソナルカラー = ピンク(パイロットスーツ)、イエロー(アウラの民の衣装) |
| 所属組織 = [[アルゼナル]] | | 所属組織 = [[アルゼナル]] | ||
| 所属部隊 = [[パラメイル]]第一中隊 | | 所属部隊 = [[パラメイル]]第一中隊 | ||
| 役職 = 突撃兵 | | 役職 = 突撃兵 | ||
| 趣味 = クイズ | | 趣味 = クイズ | ||
+ | | キャラクターデザイン = 小野早香 | ||
}} | }} | ||
− | |||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[アルゼナル]] | + | [[アルゼナル]][[パラメイル]]第一中隊の隊員。隊の中では年少者でありながら、[[メイルライダー]]として驚異的な腕前を持つ[[エース]]。朗らかで明るい[[性格]]をしており、クイズを出しては勝手に友達認定するなど人懐っこい一面も持つ。 |
− | 他人にクイズを出す事を趣味としている他、一昔前に流行ったゆるキャラの「[[ペロリーナ]] | + | 他人にクイズを出す事を趣味としている他、一昔前に流行ったゆるキャラの「[[ペロリーナ]]」を気に入っておりキーホルダー等のグッズを収集している。しかし、アルゼナルにおいても既に時代遅れとなっており、ヴィヴィアンの他には幼年組ぐらいしか気に入っている者はいない。また、棒付きキャンディを常に舐めている事が多い。 |
− | + | 物語中盤において、ヴィヴィアンの正体がノーマではなく別世界の地球人の末裔である「[[アウラの民]]」である事が発覚する。幼い頃、母親が「偽りの地球」に行くのに付いて行き、はぐれてしまった後、どのような経緯を辿ったのかは不明だがアルゼナルへとたどり着き、当時のアルゼナル上層部の判断でノーマとして扱われるようになった。'''ヴィヴィアンが常に舐めている棒付きキャンディは[[ドラゴン]]化を抑えるための抑制剤が入れられた特製品'''であり、[[焔龍號]]襲撃の際に全部地面に落ちたため舐めなかった事でドラゴン化してしまい、周囲にドラゴンの正体が知られる事となった。後に、アウラ側の地球へ転移した際に[[ドクター・ゲッコー]]による遺伝子操作を受けドラゴン化を完全に抑えられる事となった。その際に行われた遺伝子照合の結果、身元が特定され、[[サラマンディーネ]]の計らいで実母の[[ラミア]]と再会する。当初は育った環境もあって母親という概念も理解していなかったが彼女と自分に何か特別な関わりがあることは感じていた。 | |
なお、アウラの民の特徴である翼と尻尾は正体を知られないように切られており、このためかヴィヴィアンが変身したドラゴンは翼に傷痕があり尻尾の先端も欠けている。また、ヴィヴィアンは真相を知るまでは同胞を殺していたことになるが、その事実についてどう感じたのかについては明らかになっていない<ref>ただし、第12話において[[アンジュ]]の尽力によって[[スクーナー級|ドラゴン]]から人間の姿に戻った時のヴィヴィアンの言動・反応から、自身が無意識に同胞を殺めてしまっていた事実に気付いた可能性は有る。ついでに、アンジュもまた同じ様な懸念を抱いていたが、幸いにも[[アウラの民]]達との間で大きな遺恨となる事は無かった。</ref>。 | なお、アウラの民の特徴である翼と尻尾は正体を知られないように切られており、このためかヴィヴィアンが変身したドラゴンは翼に傷痕があり尻尾の先端も欠けている。また、ヴィヴィアンは真相を知るまでは同胞を殺していたことになるが、その事実についてどう感じたのかについては明らかになっていない<ref>ただし、第12話において[[アンジュ]]の尽力によって[[スクーナー級|ドラゴン]]から人間の姿に戻った時のヴィヴィアンの言動・反応から、自身が無意識に同胞を殺めてしまっていた事実に気付いた可能性は有る。ついでに、アンジュもまた同じ様な懸念を抱いていたが、幸いにも[[アウラの民]]達との間で大きな遺恨となる事は無かった。</ref>。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
− | === | + | === 単独作品 === |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦V]] |
− | :初登場作品。第13話「禁断の海」から登場。後述のエースボーナスから「[[柿小路梅麻呂|おやつ枠]]」とも言われるが、今作のTacPはシステム上稼ぎやすい上に[[強化パーツ]] | + | :初登場作品。第13話「禁断の海」から登場。後述のエースボーナスから「[[柿小路梅麻呂|おやつ枠]]」とも言われるが、今作のTacPはシステム上稼ぎやすい上に[[強化パーツ]]を売却した時の価格は低いので微妙に使い勝手が悪い。むしろ「[[脱力]]」を安価なSPコストで使えることこそがヴィヴィアンの強みだろう。また、「[[幸運]]」を持つため、[[資金]]稼ぎに役立つ。 |
− | |||
− | |||
:今作では焔龍號による[[アルゼナル]]襲撃が無いため、アンジュを保護するため[[神聖ミスルギ皇国]]へと訪れた際に[[アウラ]]の影響を受けた事でドラゴン化する流れになっている。 | :今作では焔龍號による[[アルゼナル]]襲撃が無いため、アンジュを保護するため[[神聖ミスルギ皇国]]へと訪れた際に[[アウラ]]の影響を受けた事でドラゴン化する流れになっている。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== パイロットステータス == | == パイロットステータス == | ||
<!-- === [[能力]]値 === --> | <!-- === [[能力]]値 === --> | ||
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
− | ;[[スーパーロボット大戦V|V | + | ;[[スーパーロボット大戦V|V]] |
:'''[[直感]]、[[てかげん]]、[[幸運]]、[[脱力]]、[[熱血]]、[[かく乱]]''' | :'''[[直感]]、[[てかげん]]、[[幸運]]、[[脱力]]、[[熱血]]、[[かく乱]]''' | ||
− | :直感が'''15'''と全習得者の中で一番低く、脱力もメインパイロットでは最も低い'''35'''<ref>他には、[[誕生日]]を蟹座のO型or天秤座のA型にした場合の主人公が、脱力を35ポイントで使用できる。</ref> | + | :直感が'''15'''と全習得者の中で一番低く、脱力もメインパイロットでは最も低い'''35'''<ref>他には、[[誕生日]]を蟹座のO型or天秤座のA型にした場合の主人公が、脱力を35ポイントで使用できる。</ref>([[サブパイロット]]を含めると[[ミスマル・ユリカ|声が似ている人妻]]が30と低い)だが、原作の境遇を反映してか、幸運の消費SPが'''40'''と全習得者の中で最も多い。 |
− | :脱力の使用回数を増やす意味でも、彼女に[[集中力]] | + | :脱力の使用回数を増やす意味でも、彼女に[[集中力]]や[[SPアップ]]を優先的に回す価値はあるだろう。 |
− | === [[ | + | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
;[[スーパーロボット大戦V|V]] | ;[[スーパーロボット大戦V|V]] | ||
:'''[[メイルライダー]]、[[見切り]]L2、[[プロテクション]]、[[気力+系技能|気力+(ATK)]]''' | :'''[[メイルライダー]]、[[見切り]]L2、[[プロテクション]]、[[気力+系技能|気力+(ATK)]]''' | ||
:最初から見切りをL2まで習得済み。加入したてのアルゼナル組の中ではサリアに次いで回避に期待できる。 | :最初から見切りをL2まで習得済み。加入したてのアルゼナル組の中ではサリアに次いで回避に期待できる。 | ||
− | |||
− | |||
− | === [[エースボーナス]] === | + | === 固有[[エースボーナス]] === |
;各話クリア時、強化パーツ「ペロリーナ人形」を一つ入手。 | ;各話クリア時、強化パーツ「ペロリーナ人形」を一つ入手。 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦V|V]] | + | :『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。原作再現とも呼べるエースボーナス。貰った報酬で買っているのだろうか? |
− | |||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
77行目: | 57行目: | ||
;[[アンジュ]] | ;[[アンジュ]] | ||
:彼女に興味を抱き、一方的ながらも振り向かせようとする。やがてアンジュの心境の変化もあり、互いに歩み寄っていく事となる。 | :彼女に興味を抱き、一方的ながらも振り向かせようとする。やがてアンジュの心境の変化もあり、互いに歩み寄っていく事となる。 | ||
− | :アンジュが脱走して帰還した後も特に態度を変えたりもせず唯一彼女の帰還を歓迎していた。中盤では共に本来の地球へワープした時もしばしの間行動を共にしたりしている<ref>なお、この時は[[アウラの民]]と接触するまではヴィヴィアンはドラゴンの姿のままで行動を共にしており、アンジュが周囲の[[偵察]]に出向く際には[[ヴィルキス]]の代わりに[[ | + | :アンジュが脱走して帰還した後も特に態度を変えたりもせず唯一彼女の帰還を歓迎していた。中盤では共に本来の地球へワープした時もしばしの間行動を共にしたりしている<ref>なお、この時は[[アウラの民]]と接触するまではヴィヴィアンはドラゴンの姿のままで行動を共にしており、アンジュが周囲の[[偵察]]に出向く際には[[ヴィルキス]]の代わりに[[スクーナー級|ドラゴン化したヴィヴィアン]]に搭乗(?)している。</ref>。 |
:[[パラメイル]]第一中隊メンバーの中で最初から最後までアンジュに好意的な態度だったのは、ヴィヴィアンだけだったりする。 | :[[パラメイル]]第一中隊メンバーの中で最初から最後までアンジュに好意的な態度だったのは、ヴィヴィアンだけだったりする。 | ||
;[[サリア]] | ;[[サリア]] | ||
:ルームメイト。彼女の愛読書(ヴィヴィアン曰く'''「男と女が[[キスシーン|チュッチュする]]本」''')を盗み見た事もある。 | :ルームメイト。彼女の愛読書(ヴィヴィアン曰く'''「男と女が[[キスシーン|チュッチュする]]本」''')を盗み見た事もある。 | ||
;[[エルシャ]] | ;[[エルシャ]] | ||
− | : | + | :彼女に「ヴィヴィちゃん」と呼ばれるなど互いに仲が良い…が、[[次回予告]]や『[[スーパーロボット大戦V|V]]』[[中断メッセージ]]では地獄突きを食らった事も。 |
;[[ヒルダ (クロスアンジュ)|ヒルダ]] | ;[[ヒルダ (クロスアンジュ)|ヒルダ]] | ||
:同僚。あまり絡みはないがお互い幼い頃に離れ離れになった母親がいる。しかし、再会した際のそれぞれの母親の反応は真逆であった。 | :同僚。あまり絡みはないがお互い幼い頃に離れ離れになった母親がいる。しかし、再会した際のそれぞれの母親の反応は真逆であった。 | ||
− | |||
− | |||
;メアリー、マリカ、ノンナ | ;メアリー、マリカ、ノンナ | ||
:新兵達から憧れの的として見られている。 | :新兵達から憧れの的として見られている。 | ||
95行目: | 73行目: | ||
;[[サラマンディーネ]] | ;[[サラマンディーネ]] | ||
:アウラの民の指導者の一人。彼女の仲介で母ラミアと再会する。最終話エンディングでカラオケ合戦に興ずる。 | :アウラの民の指導者の一人。彼女の仲介で母ラミアと再会する。最終話エンディングでカラオケ合戦に興ずる。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[ナーガ]]、[[カナメ]] |
− | : | + | :「真なる地球」にアンジュ達と共に転移して来た際に彼女達に保護される。最終話エンディングのカラオケ合戦で興ずる。 |
;[[ラミア (クロスアンジュ)|ラミア]] | ;[[ラミア (クロスアンジュ)|ラミア]] | ||
:生き別れた実の母親。再会した当初は幼い頃の記憶を殆ど失っていたため母親という存在の実感が沸かず「お母さんさん」と呼んでいたが、[[エンブリヲ]]の起こした時空融合による落下物から彼女を庇い負傷したことをきっかけに母への愛情がはっきり芽生え「お母さん」と呼ぶようになる。 | :生き別れた実の母親。再会した当初は幼い頃の記憶を殆ど失っていたため母親という存在の実感が沸かず「お母さんさん」と呼んでいたが、[[エンブリヲ]]の起こした時空融合による落下物から彼女を庇い負傷したことをきっかけに母への愛情がはっきり芽生え「お母さん」と呼ぶようになる。 | ||
115行目: | 93行目: | ||
:『V』では彼に懐いており、ヴィヴィアンが初めてドラゴンとしての正体を現した時もいち早くヴィヴィアンの正体に気付きシンに銃を下げるよう呼びかけるなど、何かと恩もある。 | :『V』では彼に懐いており、ヴィヴィアンが初めてドラゴンとしての正体を現した時もいち早くヴィヴィアンの正体に気付きシンに銃を下げるよう呼びかけるなど、何かと恩もある。 | ||
:それ故か、困難ルートエンディングで今後の身の振り方を考えた際には[[ソレスタルビーイング]]への参加も考えた程。 | :それ故か、困難ルートエンディングで今後の身の振り方を考えた際には[[ソレスタルビーイング]]への参加も考えた程。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 名(迷)台詞 == | == 名(迷)台詞 == | ||
;「ふ~ん…ねぇサリアサリア、クイズ!」<br/>「誰が最初に死ぬのかな?」 | ;「ふ~ん…ねぇサリアサリア、クイズ!」<br/>「誰が最初に死ぬのかな?」 | ||
− | :第2話より。[[アンジュ]]が新たに配属される事を聞いて[[ココ]]と[[ミランダ]] | + | :第2話より。[[アンジュ]]が新たに配属される事を聞いて[[ココ]]と[[ミランダ]]に向けて。この台詞の直前、二人は緊張した面持ちを見せていた。 |
− | : | + | :ヴィヴィアンとしては緊張をほぐすためのジョークだったのかも知れないが、結果として彼女達を怯えさせて戦死してしまう原因を作ってしまい、[[サリア]]から折檻を受けることになる。 |
:なお、『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞|クロスアンジュ]]』の放送当時、上記の台詞を聞いて「[[死亡フラグ]]的に考えて'''多分、(死ぬのは)ヴィヴィアンじゃないのかな?」'''と思った視聴者もいただろう。 | :なお、『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞|クロスアンジュ]]』の放送当時、上記の台詞を聞いて「[[死亡フラグ]]的に考えて'''多分、(死ぬのは)ヴィヴィアンじゃないのかな?」'''と思った視聴者もいただろう。 | ||
:そう考えたのは、当時死亡フラグの権化扱いされていた声優ご本人もそうだったらしく…(後述)。 | :そう考えたのは、当時死亡フラグの権化扱いされていた声優ご本人もそうだったらしく…(後述)。 | ||
;「サリア、クイズの答え! 最後まで生き残ったのはアンジュでしたぁ~っ」 | ;「サリア、クイズの答え! 最後まで生き残ったのはアンジュでしたぁ~っ」 | ||
:第3話より。負傷したアンジュの部屋から出てサリアに向けて。 | :第3話より。負傷したアンジュの部屋から出てサリアに向けて。 | ||
− | : | + | :出題時と同じ調子で正解を発表したが、取り返しのつかない事態が起こった後であるため今度はサリアも怒ることすらなく「静かにして」と切り捨てる。無論、他の隊員も誰一人として反応しなかった。この時までは悪い意味で空気が読めない言動が少し目立っていた。 |
;「サリアは~、いつものアレ読んでる方がいい顔してるぞ?」<br/>「ほれ、引き出しの二段目に入ってる、『男と女が[[キスシーン|チュッチュする]]本』!」<br/>「『さぁ! 見せてごらん、キミの全てをー!』『あぁん、そんな事ぉ~』」 | ;「サリアは~、いつものアレ読んでる方がいい顔してるぞ?」<br/>「ほれ、引き出しの二段目に入ってる、『男と女が[[キスシーン|チュッチュする]]本』!」<br/>「『さぁ! 見せてごらん、キミの全てをー!』『あぁん、そんな事ぉ~』」 | ||
− | : | + | :第4話より。指導教本を読みふけり根を詰めるサリアに対して。『男と女がチュッチュする本』とは、何とも生々しい表現である。 |
;「じゃあ、エルシャとサリアはあたしの侍女って事だねぇ!」 | ;「じゃあ、エルシャとサリアはあたしの侍女って事だねぇ!」 | ||
:第6話。アルゼナルへと潜入してきたモモカの事で話題となり、「侍女って何ぞ?」と質問し、サリアからお世話をする人と説明を受け、エルシャに自分の顔に付いていたケチャップを拭き取ってもらった直後の発言。当然二人から「違います!」と突っ込まれた。 | :第6話。アルゼナルへと潜入してきたモモカの事で話題となり、「侍女って何ぞ?」と質問し、サリアからお世話をする人と説明を受け、エルシャに自分の顔に付いていたケチャップを拭き取ってもらった直後の発言。当然二人から「違います!」と突っ込まれた。 | ||
146行目: | 116行目: | ||
:この時、機体ごと押し潰されそうになっている仲間もいる中で「極限まで装甲を削った機体」であるレイザーを強引に動かしていることからも、ヴィヴィアンはその底抜けに明るい性格からか、「死ぬ」という事象を重く捉えることが出来ていなかったと推察できる。 | :この時、機体ごと押し潰されそうになっている仲間もいる中で「極限まで装甲を削った機体」であるレイザーを強引に動かしていることからも、ヴィヴィアンはその底抜けに明るい性格からか、「死ぬ」という事象を重く捉えることが出来ていなかったと推察できる。 | ||
;「おかえり~! アンジュ~!」 | ;「おかえり~! アンジュ~!」 | ||
− | : | + | :第10話。入浴中に「永久語り」を歌うアンジュの声が聴こえてきて。エルシャからアンジュは脱走犯だからサリアに怒られると釘を刺され、湯の中に潜って声を出した。アンジュが脱走を起こしても変わらず彼女の帰還を歓迎していることがわかる。 |
;「うわぁ~、ひどぅい! …まぁ、いっかぁ」<br/>「アンジュ…綺麗な[[歌]]だった…にゃ~」 | ;「うわぁ~、ひどぅい! …まぁ、いっかぁ」<br/>「アンジュ…綺麗な[[歌]]だった…にゃ~」 | ||
:第11話より。[[焔龍號]]襲撃の後、しっちゃかめっちゃかになった自室を見て。いつも舐めていた棒付きキャンディは無事ではあったものの、全て床に落ちてしまっていた。 | :第11話より。[[焔龍號]]襲撃の後、しっちゃかめっちゃかになった自室を見て。いつも舐めていた棒付きキャンディは無事ではあったものの、全て床に落ちてしまっていた。 | ||
161行目: | 131行目: | ||
;「ポ…ポテチ…」 | ;「ポ…ポテチ…」 | ||
:第13話より。アルゼナル襲撃の最中、医務室からミスルギの兵士たちに連れ去られるヴィヴィアン。そこに[[タスク]]が介入。兵士たちが一掃された後、タスクに保護される中つぶやいたうわ言。 | :第13話より。アルゼナル襲撃の最中、医務室からミスルギの兵士たちに連れ去られるヴィヴィアン。そこに[[タスク]]が介入。兵士たちが一掃された後、タスクに保護される中つぶやいたうわ言。 | ||
− | ; | + | ;「ぎぃやあぁぁぁぁぁ~」 |
− | : | + | :第14話より。生まれて初めて「[[タスク|男]]と[[アンジュ|女]]がチュッチュする」現場を直に目撃した際のリアクション。ちなみにドラゴン姿のままである。 |
− | |||
− | |||
;「さーて、ここでクイズです。あたしはどうやって人間に戻ったのでしょうかー?」<br />「ブー! 残念! 正解は…ん、えーっと何だっけ?」 | ;「さーて、ここでクイズです。あたしはどうやって人間に戻ったのでしょうかー?」<br />「ブー! 残念! 正解は…ん、えーっと何だっけ?」 | ||
− | : | + | :第15話より、気絶したアンジュの前に現れて。この後[[ドクター・ゲッコー]]から遺伝子治療により人間の姿に戻れた事を説明される。 |
;「グゥレイトォ!」 | ;「グゥレイトォ!」 | ||
− | :同上。[[タスク]]の股間に顔を突っ込んだアンジュに対して。[[ディアッカ・エルスマン|何かどこかで聞いたことがあるような台詞である]] | + | :同上。[[タスク]]の股間に顔を突っ込んだアンジュに対して。[[ディアッカ・エルスマン|何かどこかで聞いたことがあるような台詞である]]。 |
;「いや、だからあたしはヴィヴィアン…ん? この匂い知ってる。エルシャの匂いみたい。あんた誰?」<br />ラミア「お母さんよ」<br />「お母さん…さん? 何それ?」 | ;「いや、だからあたしはヴィヴィアン…ん? この匂い知ってる。エルシャの匂いみたい。あんた誰?」<br />ラミア「お母さんよ」<br />「お母さん…さん? 何それ?」 | ||
:同上。ラミアと再会して。アルゼナルで育ったためか他人行儀ではあったが、ラミアを微かに覚えていた事が伺える。 | :同上。ラミアと再会して。アルゼナルで育ったためか他人行儀ではあったが、ラミアを微かに覚えていた事が伺える。 | ||
179行目: | 147行目: | ||
:元いた地球に帰って来た途端にエンブリヲ側についたサリア、エルシャ、クリスの3人と彼女達が操るラグナメイルに苦戦し、ワイヤーで身動きが取れなくされたアンジュのヴィルキスに対して生身で上空から飛び降り、ワイヤーに掴まって爆薬を仕掛け、また飛び降りてタスクに拾ってもらうという離れ業を成し遂げる。常識離れした加勢のやり方にさすがに驚かされた。 | :元いた地球に帰って来た途端にエンブリヲ側についたサリア、エルシャ、クリスの3人と彼女達が操るラグナメイルに苦戦し、ワイヤーで身動きが取れなくされたアンジュのヴィルキスに対して生身で上空から飛び降り、ワイヤーに掴まって爆薬を仕掛け、また飛び降りてタスクに拾ってもらうという離れ業を成し遂げる。常識離れした加勢のやり方にさすがに驚かされた。 | ||
;「あ、そうだ! 向こうのみんな羽と尻尾あったんだけどぉ…あたしなんで無いの?」<br/>マギー「バレるから切ったよ」<br/>「うわーっ! ひでー!!」 | ;「あ、そうだ! 向こうのみんな羽と尻尾あったんだけどぉ…あたしなんで無いの?」<br/>マギー「バレるから切ったよ」<br/>「うわーっ! ひでー!!」 | ||
− | : | + | :第18話より。偽りの地球へと帰還し、アウローラにて[[アルゼナル]]の仲間と再会した後に。 |
:まるで他人事のような反応に後輩からは笑いが起こる。しかしながら、真実を伏せたまま同胞との戦いに駆り出されたことも併せて本来なら激怒してもおかしくないのだが…。ヴィヴィアンはそういった感情には縁が無いようだ。 | :まるで他人事のような反応に後輩からは笑いが起こる。しかしながら、真実を伏せたまま同胞との戦いに駆り出されたことも併せて本来なら激怒してもおかしくないのだが…。ヴィヴィアンはそういった感情には縁が無いようだ。 | ||
;「頑張ってね~!」 | ;「頑張ってね~!」 | ||
186行目: | 154行目: | ||
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | == スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | ||
=== 中断メッセージ === | === 中断メッセージ === | ||
− | ;「うん! | + | ;「うん! ルプス・ビームライフルにぃー、パラエーナ・プラズマ収束ビーム砲にぃー…せっかく『スーパーロボット大戦』に出るんだから、豪華仕様にするんだ~!」 |
− | :『[[スーパーロボット大戦V|V]]』の[[中断メッセージ]]「ヴィヴィアンのパワーアップ計画」より。搭乗機体の[[レイザー]]に付けるための欲しい装備品としてこれらを挙げる。原作劇中にもあった[[フリーダムガンダム|装備ネタ]] | + | :『[[スーパーロボット大戦V|V]]』の[[中断メッセージ]]「ヴィヴィアンのパワーアップ計画」より。搭乗機体の[[レイザー]]に付けるための欲しい装備品としてこれらを挙げる。原作劇中にもあった[[フリーダムガンダム|装備ネタ]]であるが、直後にサリアから「パラメイルでは装備できない」と突っ込まれ…(下記参照)。 |
− | : | + | :さりげなく「'''バ'''ラエーナ」が「'''パ'''ラエーナ」と[[誤字|誤植]]されているが、音声ではちゃんと前者で正しくなっている。なおヴィヴィアンの中の人が演じた[[ステラ・ルーシェ|別のキャラ]]は、その[[フリーダムガンダム|バラエーナを装備する機体]]に(結果的に)殺害されてしまっているのだが…。 |
;「がーん! 大ショック! じゃあ、[[マイトガイン|動輪剣]]や[[ΖΖガンダム|ハイ・メガ・キャノン]]も駄目か~!?」 | ;「がーん! 大ショック! じゃあ、[[マイトガイン|動輪剣]]や[[ΖΖガンダム|ハイ・メガ・キャノン]]も駄目か~!?」 | ||
:'''コレである'''。とりあえず、スパロボを大きく誤解している…というか[[換装武器|そういうのはOGシリーズでないと無理]](それでもハイメガキャノンみたいな内蔵武器はどうしようもないが…)。 | :'''コレである'''。とりあえず、スパロボを大きく誤解している…というか[[換装武器|そういうのはOGシリーズでないと無理]](それでもハイメガキャノンみたいな内蔵武器はどうしようもないが…)。 | ||
194行目: | 162行目: | ||
<!-- 原作にあった天空剣は[[ボルテスV]]の製作協力を日本サンライズ時代にしていたため、一応サンライズ関連作品ではある。 --> | <!-- 原作にあった天空剣は[[ボルテスV]]の製作協力を日本サンライズ時代にしていたため、一応サンライズ関連作品ではある。 --> | ||
;「ぎゃーん! ばたっ!」 | ;「ぎゃーん! ばたっ!」 | ||
− | : | + | :『V』の中断メッセージ「必殺のエルシャ」より。[[エルシャ]]に「もう寝るように」と注意されてもスパロボを続けようとした為に彼女から「地獄突き」食らって。 |
− | : | + | :なお、「ばたっ!」の部分がSEではなく、'''ヴィヴィアン自身の口で言っている'''。 |
=== 戦闘台詞 === | === 戦闘台詞 === | ||
;「ヴィヴィアン、ブゥゥメランッ!」 | ;「ヴィヴィアン、ブゥゥメランッ!」 | ||
:ブーメランブレード「ブンブン丸」使用時の台詞パターンの一つ。[[ゲッター1|どこかで聞いたような響きである]]。 | :ブーメランブレード「ブンブン丸」使用時の台詞パターンの一つ。[[ゲッター1|どこかで聞いたような響きである]]。 | ||
− | ; | + | ;「タイヘンなヘンタイなんかに負けるかー!」 |
+ | ;「つよーい!でもきもーい!」 | ||
:[[エンブリヲ]]相手の特殊戦闘台詞。 | :[[エンブリヲ]]相手の特殊戦闘台詞。 | ||
;「いや~ん、タスクったらケ・ダ・モ・ノ~!」 | ;「いや~ん、タスクったらケ・ダ・モ・ノ~!」 | ||
212行目: | 181行目: | ||
;「クイズです…。どうして、みんなはアンジュを捜してくれるの?」 | ;「クイズです…。どうして、みんなはアンジュを捜してくれるの?」 | ||
:『V』第15話アンジュ捜索ルート「孤島の出会い」より。ヒルダ達の嫌がらせによって遭難したアンジュを親身になって探す[[ミスリル]]や[[ソレスタルビーイング]]の姿に、これまでの常識が変わる程の衝撃を受けた。 | :『V』第15話アンジュ捜索ルート「孤島の出会い」より。ヒルダ達の嫌がらせによって遭難したアンジュを親身になって探す[[ミスリル]]や[[ソレスタルビーイング]]の姿に、これまでの常識が変わる程の衝撃を受けた。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
;(あたしはあたし…か…)<br>(ありがとう、アンジュ! あたし、頑張るよ!) | ;(あたしはあたし…か…)<br>(ありがとう、アンジュ! あたし、頑張るよ!) | ||
:『V』第31話西暦世界ルート「永遠の自由」に於ける初戦闘時の戦闘前会話。原作とは違い、自身がドラゴンであるという事実を知った後にもドラゴンとの戦端が開かれてしまう。 | :『V』第31話西暦世界ルート「永遠の自由」に於ける初戦闘時の戦闘前会話。原作とは違い、自身がドラゴンであるという事実を知った後にもドラゴンとの戦端が開かれてしまう。 | ||
226行目: | 189行目: | ||
;「そこでクイズです! あいつに相応しい名前は何でしょう!」 | ;「そこでクイズです! あいつに相応しい名前は何でしょう!」 | ||
:『V』第50話通常ルート「終わりなき戦い」/困難ルート「決戦の青き星々」の、「クロスアンジュ」女性陣による[[エンブリヲ]]との戦闘前会話の一部より。 | :『V』第50話通常ルート「終わりなき戦い」/困難ルート「決戦の青き星々」の、「クロスアンジュ」女性陣による[[エンブリヲ]]との戦闘前会話の一部より。 | ||
− | : | + | :下劣な欲望のままに多くの人間、特に女性の尊厳や心身を踏み躙り、辱め、弄び続けた正真正銘「女の敵」に対して付けられた呼び名は「'''[[ヒルダ (クロスアンジュ)|史上最悪のクズ野郎]]'''」「'''[[サラマンディーネ|存在が許されない最低人間]]'''」、そして「'''[[アンジュ|ただの下衆]]'''」であった。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 搭乗・関連機体 == | == 搭乗・関連機体 == | ||
;[[レイザー]] | ;[[レイザー]] | ||
:専用パラメイル。極限まで軽量化を施した機体。 | :専用パラメイル。極限まで軽量化を施した機体。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[スクーナー級]] |
− | : | + | :一時的にこの姿になってしまった事がある。作中の他のドラゴンにはないコミカルな動きと表情をし、ファンからは「'''[[俗語・俗称|ヴィヴィゴン]]'''」と呼ばれる事も。 |
== 余談 == | == 余談 == | ||
*ヴィヴィアンは[[機動戦士ガンダムSEED|福田己津央氏が]][[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|関わっている作品]]かつ[[死亡フラグ|担当が桑島法子氏]]である故か、放送当時は[[フレイ・アルスター|視聴者の多くが]][[ナタル・バジルール|生存を絶望視]][[ステラ・ルーシェ|した]]。 | *ヴィヴィアンは[[機動戦士ガンダムSEED|福田己津央氏が]][[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|関わっている作品]]かつ[[死亡フラグ|担当が桑島法子氏]]である故か、放送当時は[[フレイ・アルスター|視聴者の多くが]][[ナタル・バジルール|生存を絶望視]][[ステラ・ルーシェ|した]]。 | ||
**ヴィヴィアンを演じた桑島氏もまた『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]』の台本を読んだ際に'''「私(が演じる役)、死ぬんだ…」'''と思い、'''「いつ(ヴィヴィアンは)死んじゃうんですか?」'''と訊いた逸話がある。 | **ヴィヴィアンを演じた桑島氏もまた『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]』の台本を読んだ際に'''「私(が演じる役)、死ぬんだ…」'''と思い、'''「いつ(ヴィヴィアンは)死んじゃうんですか?」'''と訊いた逸話がある。 | ||
− | ** | + | **劇中では確かに幾度か危ない目に遭いながらも、無事に最終話まで生還。さらに生き別れになっていた実の両親と再会する等、ヴィヴィアンは劇中人物の中でも特に幸せな結末を迎えている。福田氏の作品の視聴者(と桑島氏)は、ある意味報われた瞬間なのかもしれない。 |
*ヴィヴィアンはその天真爛漫とした[[性格]]もあってか、視聴者からは'''「[[モモカ・荻野目|モモカ]]と並んで作中で一二を争う良心を持つキャラクター」'''として高い評判を得ている。 | *ヴィヴィアンはその天真爛漫とした[[性格]]もあってか、視聴者からは'''「[[モモカ・荻野目|モモカ]]と並んで作中で一二を争う良心を持つキャラクター」'''として高い評判を得ている。 | ||
**ちなみに、凶暴な表情が描かれた[[資料]]も存在する等、初期設定ではもう少し好戦的な性格になる予定だった様子。この辺り、視聴者から和み役として良好な評判を得た[[ディアッカ・エルスマン|彼]]と通ずるものがある。 | **ちなみに、凶暴な表情が描かれた[[資料]]も存在する等、初期設定ではもう少し好戦的な性格になる予定だった様子。この辺り、視聴者から和み役として良好な評判を得た[[ディアッカ・エルスマン|彼]]と通ずるものがある。 | ||
− | |||
− | |||
<!--== 商品情報 ==--> | <!--== 商品情報 ==--> | ||
<!-- == 資料リンク == --> | <!-- == 資料リンク == --> |