「ワイズマン」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
+ | | 外国語表記 = [[外国語表記::Wiseman]] | ||
| 登場作品 = [[ボトムズシリーズ]] | | 登場作品 = [[ボトムズシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ}} | *{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ}} | ||
*{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ 幻影篇}} | *{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ 幻影篇}} | ||
| 声優 = {{声優|柴田秀勝|SRW=Y}} | | 声優 = {{声優|柴田秀勝|SRW=Y}} | ||
− | | 初登場SRW = | + | | 初登場SRW = [[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
− | | SRWでの分類 = [[ | + | | SRWでの分類 = [[NPC]] |
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'''ワイズマン'''は「[[ボトムズシリーズ]]」の登場キャラクター。 | '''ワイズマン'''は「[[ボトムズシリーズ]]」の登場キャラクター。 | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
[[アストラギウス銀河]]の戦乱を陰で操っていた、謎の存在。 | [[アストラギウス銀河]]の戦乱を陰で操っていた、謎の存在。 | ||
− | 元々は古代[[クエント人]] | + | 元々は古代[[クエント人]]の中に突如出現した、「異能者」と呼ばれる<ruby><rb>突然変異種</rb><rt>ミュータント</rt></ruby>。それまでのクエント人を凌駕する強靭な肉体とコンピュータへの高い適応能力を持っていたが、同時に高い野心も持っていた彼らはアストラギウス銀河の支配を企て、それを善しとしないクエント人との内戦の末、銀河辺境の各地へ追放された。新たな異能者の出現を恐れたクエント人はテクノロジーを自ら放棄、古代クエント文明は終焉を迎える。 |
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− | + | 一方、追放された異能者たちは、流された星系の文明を発展させるという気の遠くなるような手段と年月をかけてクエント星へ帰還を果たすが、その頃には彼等の肉体は限界に達しており、生き永らえるべく地底に眠る巨大コンピュータシステムに自らの意識を転送・集積させた。こうして自我を持った巨大コンピューターシステムは、自らを'''「<ruby><rb>賢者</rb><rt>ワイズマン</rt></ruby>」'''と名乗り、クエントの地下に潜みつつ、「神」と呼ばれるに相応しい数々のテクノロジーを以ってして、アストラギウス銀河の戦乱を影で操ってゆくことになる。 | |
− | + | 後に彼らは、自らの力と知識を受け継ぐ後継者として[[異能生存体]]たるキリコを選んだのだが、当初の彼は戦うことしか知らない兵士だった。そこでワイズマンは、生死の境をさまよったキリコの脳にいくつかの処置を施した上で、プロトワンと邂逅させた。それによってキリコは人を想うということと、生きることに対する意味を見出した(ワイズマンいわく「当たり前の人間になった」)。 | |
− | + | だが、キリコの中ではそれ以上に支配に対する意識が強まり、結果として現在の「支配を徹底的に拒む」という人格が出来上がった。そのため、後継者として迎え入れたキリコに完全に欺かれたワイズマンは、中枢部を破壊され消滅することとなった<ref>なおその破壊方法だが、巨大コンピュータの部品を素手で引き出しか何かのようにいくつも引っ張り出すという、どことなくシュールな光景であった(更にキリコを追って来たフィアナも途中から参加している)。更に余談であるが、これの元ネタは名作SF映画『21世紀宇宙の旅』におけるHAL9000である。ちなみに再世篇ではより分かりやすくするためか、ATで破壊していく描写に改変されている。</ref>。 | |
端的に言ってしまえば、'''キリコの運命をコントロールしようとした'''時点で[[死亡フラグ|末路は決定していた]]といえる。 | 端的に言ってしまえば、'''キリコの運命をコントロールしようとした'''時点で[[死亡フラグ|末路は決定していた]]といえる。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
− | :初登場作品。物語中盤より行動を開始。 | + | :初登場作品。物語中盤より行動を開始。[[ヴェーダ]]のプロテクトを突破し、[[ホワイトファング]]の宣戦布告を全国中継させる、[[アロウズ]]の隠蔽していた虐殺行為を暴露し「ワイズマン・ショック」を引き起こす、地球のネットワークを混乱させる等、原作と比べると大々的に活動している。彼もまた[[黒の英知]]に触れた一人であり、これらの混乱を引き起こしたのも、いずれ訪れる「絶望」に備え、「神」である自らが戦争をコントロールすることで地球全体の発展を促すためであった。その思想はある意味では[[ヴィンデル・マウザー]]に近い。最期は原作通りキリコに欺かれ、消滅したと思われるが…。NPCではあるが、「修羅」の後半ステージで無人の[[ブラッドサッカー]]を操作しているため、戦闘すると喋る([[邪真ドラゴン]]の早乙女博士と同じ)。ちなみに原形質保存中枢のシステムは[[アーカーシャの剣]]と同様の産物らしい。 |
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | ||
− | : | + | :未登場だが、C.C.やシャッコから「神」という名で語られている。また、モンテウェルズに対して「神託」を与えた際の効果音が再世篇で尖兵と会話した際のSEと同じであり、存在が示唆されている。そして天獄篇予告では、マーティアル教団にてキリコと対面したと思しき場面が……。 |
− | + | :原作を知っていれば予想するのはたやすい展開であるが、「黒の英知」に触れたクエントの神は、「触れ得ざる者」に何を語るのだろうか? | |
− | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | |
− | ; | ||
:中盤にて再登場、自らの力を以って[[アストラギウス銀河]]の人間を[[地球]]へ転移させた事をその目的とともに告白。 | :中盤にて再登場、自らの力を以って[[アストラギウス銀河]]の人間を[[地球]]へ転移させた事をその目的とともに告白。 | ||
− | : | + | :さらに時獄篇で力尽きたフィアナを蘇生させ、彼女を使いキリコを従わせようとするが結局はフィアナを奪い返される結果に終わった。 |
− | : | + | :結局は再世篇同様、彼を従属させることは出来なかったものの、結果だけ見ればキリコにとって、'''前作で誰もが(それこそプレイヤーですら)死んだと思われたフィアナを蘇生させた恩人'''なのも事実ではある。 |
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] |
− | :『ボトムズ』の原作再現が『[[ | + | :『ボトムズ』の原作再現が『[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]]』までであるため直接登場はしないが、[[惑星モナド]]での戦いにおいて[[アムロ・レイ|アムロ]]や[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、[[ヴァサージ]]らが何かを感じ取っており、短距離転移させられた[[ノル・バーコフ|バーコフ]]が「あれは何だ」と何かを見て怯えていた事から、干渉していた事が伺える。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦T]] | |
− | + | :『ボトムズ』の時系列が『[[装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル|ビッグバトル]]』からなので既に倒されている…と思いきや、第50話において登場。地球の[[月]]にある原形質保存装置に転移しており、生き延びていたことが語られる。 | |
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− | ;[[スーパーロボット大戦T | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[キリコ・キュービィー]] | ;[[キリコ・キュービィー]] | ||
− | : | + | :彼に様々な形で「試練」を与え、自らの後継者に相応しいかどうか見定めていた。最終的に彼を後継者に指名、キリコもこれを受諾するがそれは演技であり、最終的には彼によって3000年の時間をすべて無に帰される。 |
− | : | + | :しかし、後になって再び邂逅し、神の子を託す。 |
;[[フィアナ]] | ;[[フィアナ]] | ||
:彼女とキリコを遇わせた事が、ワイズマンの唯一にして最大の誤算であった。天獄篇ではキリコを従わせるために、死んでしまった彼女を自身の力で蘇生させたが、結局これも失敗に終わった。 | :彼女とキリコを遇わせた事が、ワイズマンの唯一にして最大の誤算であった。天獄篇ではキリコを従わせるために、死んでしまった彼女を自身の力で蘇生させたが、結局これも失敗に終わった。 | ||
− | ; | + | ;アルベルト・キリィ |
:彼に[[秘密結社]]を作らせ、「神の手足」として動かしていた。 | :彼に[[秘密結社]]を作らせ、「神の手足」として動かしていた。 | ||
;[[ジャン・ポール・ロッチナ]] | ;[[ジャン・ポール・ロッチナ]] | ||
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== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
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;[[リボンズ・アルマーク]] | ;[[リボンズ・アルマーク]] | ||
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』において、「ワイズマン・ショック」によって彼の計画を狂わせる。変革の導き手であるはずの彼をワイズマンは「これからの過酷な未来を知らず、自分が支配する箱庭に満足してるだけの存在」と的確に評している。 | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』において、「ワイズマン・ショック」によって彼の計画を狂わせる。変革の導き手であるはずの彼をワイズマンは「これからの過酷な未来を知らず、自分が支配する箱庭に満足してるだけの存在」と的確に評している。 | ||
;[[アロウズ]] | ;[[アロウズ]] | ||
− | : | + | :『第2次Z再世篇』では、ヴェーダのプロテクトを突破して、これまでの非人道的行為を全世界に向けて暴露する「ワイズマン・ショック」を引き起こし、崩壊の一因となる。 |
;[[ズール皇帝]]、[[ロージェノム]] | ;[[ズール皇帝]]、[[ロージェノム]] | ||
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』でのキリコとの戦闘前会話にて、ワイズマンと面識があることを示唆する発言をしている。ワイズマンの[[異能生存体|捜し求めている力]]のことも知っているようである。 | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』でのキリコとの戦闘前会話にて、ワイズマンと面識があることを示唆する発言をしている。ワイズマンの[[異能生存体|捜し求めている力]]のことも知っているようである。 | ||
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;[[ディーヴァ保安局高官]] | ;[[ディーヴァ保安局高官]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』ではアストラギウス銀河に流れ着いた彼等から地球に関する知識を得る一方、彼等が元は地球人類であった記憶を抹消した。 | :『[[スーパーロボット大戦T|T]]』ではアストラギウス銀河に流れ着いた彼等から地球に関する知識を得る一方、彼等が元は地球人類であった記憶を抹消した。 | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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;ワイズマン「かつてお前が戦場で生死をさまよっていた時、私はいくつかの操作をお前に施した。意識の底に…」<br />例えばフィアナもその一つだ。彼女との出逢いは、私によって運命付けられていたのだ」<br />キリコ「嘘だ!」<br />ワイズマン「では何故フィアナの名を知っていたのだ。希望の無かったお前に初めて生きる意味が生まれ、愛と共に力と支配に対する認識が芽生えた。私はお前をまず、当たり前の『人間』にしてやったのだ」<br />キリコ「嘘だ!」<br />ワイズマン「いや、思った以上にお前は変わった。愛よりも支配に対する欲求が強まり、今はこの私をさえ殺そうとしている。考えられぬことではない、お前はフィアナを撃ったのだから。お前は全てを思い出せ。犯した罪の呵責に苦しみ悶えるのだ、永遠に。キリコ! 罪に堪えることは無い、誇るべきなのだ。私の後を継ぎ、戦争を司れ。罪を超越できるのは、完全な支配だ。キリコよ、例え殺しても神は罪を犯したことにはならない。神だけは」<br />キリコ「やめろ!」 | ;ワイズマン「かつてお前が戦場で生死をさまよっていた時、私はいくつかの操作をお前に施した。意識の底に…」<br />例えばフィアナもその一つだ。彼女との出逢いは、私によって運命付けられていたのだ」<br />キリコ「嘘だ!」<br />ワイズマン「では何故フィアナの名を知っていたのだ。希望の無かったお前に初めて生きる意味が生まれ、愛と共に力と支配に対する認識が芽生えた。私はお前をまず、当たり前の『人間』にしてやったのだ」<br />キリコ「嘘だ!」<br />ワイズマン「いや、思った以上にお前は変わった。愛よりも支配に対する欲求が強まり、今はこの私をさえ殺そうとしている。考えられぬことではない、お前はフィアナを撃ったのだから。お前は全てを思い出せ。犯した罪の呵責に苦しみ悶えるのだ、永遠に。キリコ! 罪に堪えることは無い、誇るべきなのだ。私の後を継ぎ、戦争を司れ。罪を超越できるのは、完全な支配だ。キリコよ、例え殺しても神は罪を犯したことにはならない。神だけは」<br />キリコ「やめろ!」 | ||
:クエント遺跡の最深部で自分を裏切ったキリコに対し、彼のトラウマ曲である「レッドショルダーマーチ」を流しながら。悪足掻きと言ってはそれまでの台詞ではあるが、反応からも分かるようにそれなりの効果があった。しかし、それでもキリコは抗い続ける。 | :クエント遺跡の最深部で自分を裏切ったキリコに対し、彼のトラウマ曲である「レッドショルダーマーチ」を流しながら。悪足掻きと言ってはそれまでの台詞ではあるが、反応からも分かるようにそれなりの効果があった。しかし、それでもキリコは抗い続ける。 | ||
− | : | + | :再世篇でも再現されたものの、原作のように仲間を失わず原作に存在しない仲間を得たキリコはほとんど意に介さなかった。 |
;「や…め…ろ…キ…リ…コ…」<br />「わ…た…し…は…こ…わ…い…」 | ;「や…め…ろ…キ…リ…コ…」<br />「わ…た…し…は…こ…わ…い…」 | ||
:キリコの破壊工作を受けたワイズマンは次第に言葉が不明瞭になり、同じ台詞を繰り返すだけの「壊れた機械」そのものとなって、やがて機能を停止した。 | :キリコの破壊工作を受けたワイズマンは次第に言葉が不明瞭になり、同じ台詞を繰り返すだけの「壊れた機械」そのものとなって、やがて機能を停止した。 | ||
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=== 幻影篇 === | === 幻影篇 === | ||
;ワイズマン「キリコ、待っていたぞ。30年間、お前と再び会える時を待っていた」<br />キリコ「ワイズマンか。お前は死んだはずではなかったのか」<br />ワイズマン「完全な死ではない。爆発の最後の一瞬に、この星にシステムと我が民を転移させたのだ。私の跡を継ぐ者の誕生を予感したからだ」<br />「キリコよ、お前はここで我が後継者の養育をするのだ。そして、アストラギウス銀河の統治のシステムを復活させる」<br />「キリコよ、30年の歳月は復活にとっては十分過ぎるほどの時間だ。だが、それはシステムとしての復活に過ぎない」<br />「真の後継者の誕生は、やはり私を補完するにはお前が必要だ。私はこの子に、アストラギウス銀河の未来を託す」<br />「それまではキリコ、お前が銀河の秩序となるがよい」 | ;ワイズマン「キリコ、待っていたぞ。30年間、お前と再び会える時を待っていた」<br />キリコ「ワイズマンか。お前は死んだはずではなかったのか」<br />ワイズマン「完全な死ではない。爆発の最後の一瞬に、この星にシステムと我が民を転移させたのだ。私の跡を継ぐ者の誕生を予感したからだ」<br />「キリコよ、お前はここで我が後継者の養育をするのだ。そして、アストラギウス銀河の統治のシステムを復活させる」<br />「キリコよ、30年の歳月は復活にとっては十分過ぎるほどの時間だ。だが、それはシステムとしての復活に過ぎない」<br />「真の後継者の誕生は、やはり私を補完するにはお前が必要だ。私はこの子に、アストラギウス銀河の未来を託す」<br />「それまではキリコ、お前が銀河の秩序となるがよい」 | ||
− | : | + | :幻影篇の最終局面で再びキリコと対峙して。当然のごとくキリコはこの申し出を蹴り、ワイズマンは再び消える。しかし、「神の子」は紛れもない赤ん坊であったため、さすがのキリコも放っておくことは出来ず、引き取ることになる。キリコの選択如何に関わらず「神の子」を押し付けるというその在り様を、ロッチナは「神はサイコロを振らず。強かだ」と評した。 |
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== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
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;「我等の文明は時空さえも超える。お前もその力の一端を見たはずだ、惑星モナドで」<br />「あの星を消滅させたのは我等の文明の力…」<br />「あの時の次元境界線の歪曲がアストラギウス銀河の一部をこの世界に転移させる契機となったのだ」 | ;「我等の文明は時空さえも超える。お前もその力の一端を見たはずだ、惑星モナドで」<br />「あの星を消滅させたのは我等の文明の力…」<br />「あの時の次元境界線の歪曲がアストラギウス銀河の一部をこの世界に転移させる契機となったのだ」 | ||
:星団ルート第43話「修羅」にて、ワイズマンが語ったアストラギウス銀河の人間が第2次Zの世界に転移した真相。 | :星団ルート第43話「修羅」にて、ワイズマンが語ったアストラギウス銀河の人間が第2次Zの世界に転移した真相。 | ||
− | ;「その力を受け継ぐ事になるお前は世界を導く…。戦争という手段によって」<br />「それは人に絶え間ない緊張と欲望の渇きを与え、それによって人類は未来へと進む…。進化と言う名の道を通り」<br />「[[イノベイター|誤解なき相互理解]]、[[ゲッター線|進化の光]]、[[螺旋力|螺旋の力]]…。いずれは全てをねじ伏せ、[[次元力|原理の力]]すら使いこなす日が来る」<br /> | + | ;「その力を受け継ぐ事になるお前は世界を導く…。戦争という手段によって」<br />「それは人に絶え間ない緊張と欲望の渇きを与え、それによって人類は未来へと進む…。進化と言う名の道を通り」<br />「[[イノベイター|誤解なき相互理解]]、[[ゲッター線|進化の光]]、[[螺旋力|螺旋の力]]…。いずれは全てをねじ伏せ、[[次元力|原理の力]]すら使いこなす日が来る」<br />「その日が人類の夜明け。黒の英知に記された絶望を越える時なのだ」 |
:黒の英知に記録された絶望を越える為に、アストラギウスの神は時空をも超える力をキリコに受け継ごうとした。だが…。 | :黒の英知に記録された絶望を越える為に、アストラギウスの神は時空をも超える力をキリコに受け継ごうとした。だが…。 | ||
− | ;「キリコ… お前は…私にとっての夢だった」<br />「わずか3000年前に始まったささやかな支配も遥かな時の彼方にいつしか人智を超えた人生を、絶対と永遠を獲得できるのではないかと思った…だが、悲しい事にそこへ到達するのは私ではない…」<br />「私は…不完全な神だった…。だから、お前に全てを託そうとした」<br />「黒の英知の語る絶望の未来を超えるために」<br />「終末の時を知り、[[バアル]]共ももうすぐ動き始める…」<br />「それを超えるためには人間は進化しなければならなかった」<br />「その萌芽を、私はこの世界で感じ…かねてからの計画…お前への全ての継承を実行に移そうとした」<br />「世界に私という影の支配者の存在を明かす事で人類は恐怖と不安に苛まれる。そして、それは戦争へとつながっていく」<br /> | + | ;「キリコ… お前は…私にとっての夢だった」<br />「わずか3000年前に始まったささやかな支配も遥かな時の彼方にいつしか人智を超えた人生を、絶対と永遠を獲得できるのではないかと思った…だが、悲しい事にそこへ到達するのは私ではない…」<br />「私は…不完全な神だった…。だから、お前に全てを託そうとした」<br />「黒の英知の語る絶望の未来を超えるために」<br />「終末の時を知り、[[バアル]]共ももうすぐ動き始める…」<br />「それを超えるためには人間は進化しなければならなかった」<br />「その萌芽を、私はこの世界で感じ…かねてからの計画…お前への全ての継承を実行に移そうとした」<br />「世界に私という影の支配者の存在を明かす事で人類は恐怖と不安に苛まれる。そして、それは戦争へとつながっていく」<br />「絶え間ない戦争は人類の進化を促す…。それが奴等の襲来とどちらが速いかは私にとっても賭けだった」<br />「たとえ間に合わなかったとしても私の知識と力はお前が受け継ぐ…」<br />「因果律を超えた不死の力を持つ異能生存体であるお前ならば…きっと…生き残ってくれる…」 |
− | : | + | :「修羅」クリア時。バアル及び「根源の災厄」に対する対抗策として、戦争による人類の進化を促し、それでも間に合わなかった時のためにキリコを後継者としようとしたらしい。だが、その男にはそんなものよりもよほど大切なものがあったことを、アストラギウスの神は知らなかったのだ。 |
;「全ては黒の英知が示す絶望の未来から人間と我が意思を生き残らせるため…」<br />「[[イノベイド|神を気取る変革の導き手達]]がその過酷な未来を知らず、箱庭の世界に満足しつつある今…世界は焔に包まれる必要がある…」<br />「生き…残るために…生きる…。それが…黒の…英知の…継承者に…課せられた…使命…」<br />「キリコ…。愚か…で…小さな…生命よ…。お前は…取り返しの…つかない…罪を…」<br />「わた……し……は……こわ………い………こ……わ………い………」 | ;「全ては黒の英知が示す絶望の未来から人間と我が意思を生き残らせるため…」<br />「[[イノベイド|神を気取る変革の導き手達]]がその過酷な未来を知らず、箱庭の世界に満足しつつある今…世界は焔に包まれる必要がある…」<br />「生き…残るために…生きる…。それが…黒の…英知の…継承者に…課せられた…使命…」<br />「キリコ…。愚か…で…小さな…生命よ…。お前は…取り返しの…つかない…罪を…」<br />「わた……し……は……こわ………い………こ……わ………い………」 | ||
:「継承者」達について。「黒の英知」は時空を超えて存在する知恵であり、「[[御使い|根源の災厄]]」を示すもの。それを持つ、あるいは知る者達は生きなければならない……それは果たして何を意味するのか。全てを語ることなくワイズマンはキリコによって討たれたが、「その時」がやって来るのは、決して遠い未来の話ではなかった……。 | :「継承者」達について。「黒の英知」は時空を超えて存在する知恵であり、「[[御使い|根源の災厄]]」を示すもの。それを持つ、あるいは知る者達は生きなければならない……それは果たして何を意味するのか。全てを語ることなくワイズマンはキリコによって討たれたが、「その時」がやって来るのは、決して遠い未来の話ではなかった……。 | ||
142行目: | 102行目: | ||
:神と戦う使命に従わせるために蘇生されたフィアナに動揺したキリコに対して。 | :神と戦う使命に従わせるために蘇生されたフィアナに動揺したキリコに対して。 | ||
:前半の台詞は天獄篇予告で先行公開されている。 | :前半の台詞は天獄篇予告で先行公開されている。 | ||
− | ;「何故だ!? | + | ;「何故だ!? 何故、お前も私に従わない!私にお前の力が加われば、真戦に勝利し、絶望の未来を越える事も夢ではないのだぞ!」 |
:キリコに反抗されただけでなく、神の目として利用してきたロッチナからも自身の限界を指摘されて狼狽した時の台詞。 | :キリコに反抗されただけでなく、神の目として利用してきたロッチナからも自身の限界を指摘されて狼狽した時の台詞。 | ||
− | == | + | == 搭乗機体・関連機体 == |
;[[ラビドリードッグ]] | ;[[ラビドリードッグ]] | ||
:後継者になった(フリをした)キリコに与えた。 | :後継者になった(フリをした)キリコに与えた。 | ||
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;[[ブラッドサッカー]] | ;[[ブラッドサッカー]] | ||
− | : | + | :再世篇ではキリコに神の制裁を与えるべく無人の機体を操っている。 |
;[[地上戦艦]] | ;[[地上戦艦]] | ||
− | : | + | :天獄篇とTではこちらを無人化して操っている。 |
== 余談 == | == 余談 == |