「ニア・テッペリン」を編集中
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|錦織敦史}} | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|錦織敦史}} | ||
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}} | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}} | ||
− | | SRWでの分類 = [[パイロット]]<br | + | | SRWでの分類 = [[パイロット]]<br>[[サブパイロット]] |
}} | }} | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[カミナ]]が死亡した後、荒れていた[[シモン]] | + | [[カミナ]]が死亡した後、荒れていた[[シモン]]の前に現れた謎の美少女。瞳の中に花を持つ箱入り姫。第2部(9話~15話)以降のキーキャラクター。名前の由来は「near(近い)」から。 |
常に敬語だが常識に乏しく、よく質問をする。語彙もあまり豊富ではなく、場の空気を読む能力に欠けるが、それだけに思ったことははっきりと口にし、自分の意見や信念を決して曲げない強い意志を持っている。その正体は螺旋王[[ロージェノム]]の娘であったが、自我を持ったと判断され廃嫡された姫。出自から最初は[[グレン団|大グレン団]]に疑われるが、彼女の純粋で真摯な心は次第に荒くれ揃いの大グレン団にも認められ、特にシモンとは激闘の中でお互い大事な人になっていく。 | 常に敬語だが常識に乏しく、よく質問をする。語彙もあまり豊富ではなく、場の空気を読む能力に欠けるが、それだけに思ったことははっきりと口にし、自分の意見や信念を決して曲げない強い意志を持っている。その正体は螺旋王[[ロージェノム]]の娘であったが、自我を持ったと判断され廃嫡された姫。出自から最初は[[グレン団|大グレン団]]に疑われるが、彼女の純粋で真摯な心は次第に荒くれ揃いの大グレン団にも認められ、特にシモンとは激闘の中でお互い大事な人になっていく。 | ||
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なおロージェノムは人間であるため、実の娘である彼女も獣人ではなく人間である。しかし、その正体は、[[アンチスパイラル]]が作り出した仮想生命体(人獣問わずあらゆる生命体のDNAに潜伏し、アンチスパイラルの呼び声によって覚醒するまでは、通常の生命体として存在する。通常の生命体と違い、DNAの末端に至るまで支配されている)。ムガンの襲来時にメッセンジャーとして覚醒、シモンの前から姿を消す。以降は敵対者として何度となくムガンと共に現れたが、その時の語り口は天真爛漫な元のニアとはまるで異なる冷たく無機質なものだった。カテドラル・テラ([[カテドラル・ラゼンガン]])の制御を取り戻したタイミングに前後し、シモンの叫びを聞いて己を取り戻すも、螺旋力の解析のためアンチスパイラルの本星へ召還される。その後『螺厳篇』(TV版「回天編」)最終局面で救出され、大グレン団と共にアンチスパイラルとの決戦に臨み、見事に勝利を収めた。 | なおロージェノムは人間であるため、実の娘である彼女も獣人ではなく人間である。しかし、その正体は、[[アンチスパイラル]]が作り出した仮想生命体(人獣問わずあらゆる生命体のDNAに潜伏し、アンチスパイラルの呼び声によって覚醒するまでは、通常の生命体として存在する。通常の生命体と違い、DNAの末端に至るまで支配されている)。ムガンの襲来時にメッセンジャーとして覚醒、シモンの前から姿を消す。以降は敵対者として何度となくムガンと共に現れたが、その時の語り口は天真爛漫な元のニアとはまるで異なる冷たく無機質なものだった。カテドラル・テラ([[カテドラル・ラゼンガン]])の制御を取り戻したタイミングに前後し、シモンの叫びを聞いて己を取り戻すも、螺旋力の解析のためアンチスパイラルの本星へ召還される。その後『螺厳篇』(TV版「回天編」)最終局面で救出され、大グレン団と共にアンチスパイラルとの決戦に臨み、見事に勝利を収めた。 | ||
− | + | 仮想生命体は生体エネルギーをアンチスパイラルに依存しているため、彼らが滅びると消えてしまう。それはニアも例外ではなく、シモンとの結婚式の直後にタイムリミットを迎え、消滅してしまった。遺された指輪はヨーコからシモンに渡され、花に満たされた墓標に手向けられた(劇場版では旅に出たシモンが、ギミー・ダリーに託したコアドリルの代わりに首から下げている)。 | |
第3部では日記を付けており、時折その光景が登場している。最終決戦後の結婚式直前に、ヨーコにその日記を渡している。 | 第3部では日記を付けており、時折その光景が登場している。最終決戦後の結婚式直前に、ヨーコにその日記を渡している。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
:初登場作品。担当声優の福井裕佳梨氏も当作品でスパロボ初参加。[[日本]]ルート第34話から[[ダイグレン]]のサブパイロットとして加わる。「大グレン団突撃」使用時に[[カットイン]]が挿入されるが、ニアが艦長であるかのような印象を持ってしまうほど目立っている。支援系の[[精神コマンド]]を豊富に持っているが、最大SPの低さがネックとなってどれかひとつしか使えないことが多い。また初期レベルが10と低く、ダイグレンに修理装置の類はないので活用するにはある程度戦う必要がある。 | :初登場作品。担当声優の福井裕佳梨氏も当作品でスパロボ初参加。[[日本]]ルート第34話から[[ダイグレン]]のサブパイロットとして加わる。「大グレン団突撃」使用時に[[カットイン]]が挿入されるが、ニアが艦長であるかのような印象を持ってしまうほど目立っている。支援系の[[精神コマンド]]を豊富に持っているが、最大SPの低さがネックとなってどれかひとつしか使えないことが多い。また初期レベルが10と低く、ダイグレンに修理装置の類はないので活用するにはある程度戦う必要がある。 | ||
:なお、原作でのショートカット姿は採用されていない。 | :なお、原作でのショートカット姿は採用されていない。 | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
:プロローグで登場した後は暗黒大陸ルートで何度か顔を出し、38話で「メッセンジャー・ニア」名義で敵対。原作とは異なりアンチスパイラルがシモンと直接対決を行って一時撤退したため、召還されずに自由を取り戻し大グレン団に残っている。これによりシモン達はアンチスパイラルは倒れたと思っていたが…。 | :プロローグで登場した後は暗黒大陸ルートで何度か顔を出し、38話で「メッセンジャー・ニア」名義で敵対。原作とは異なりアンチスパイラルがシモンと直接対決を行って一時撤退したため、召還されずに自由を取り戻し大グレン団に残っている。これによりシモン達はアンチスパイラルは倒れたと思っていたが…。 | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
:中盤でシモンからプロポーズを受けるが、直後に再びメッセンジャー化してしまう。その後最終局面において救出され、最終話のイベント後のみ[[天元突破グレンラガン (ガンメン)|天元突破グレンラガン]]のサブパイロットとなる。 | :中盤でシモンからプロポーズを受けるが、直後に再びメッセンジャー化してしまう。その後最終局面において救出され、最終話のイベント後のみ[[天元突破グレンラガン (ガンメン)|天元突破グレンラガン]]のサブパイロットとなる。 | ||
:本作終了時点ではまだ消滅せずに済んでいるが、余命幾許も無いことが示唆されている。 | :本作終了時点ではまだ消滅せずに済んでいるが、余命幾許も無いことが示唆されている。 | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
:先行きが不安視されていたが、エンディングまで生き残り無事結婚式を挙げることが出来、ゲートトラベラーとして旅立つヒビキ達の見送りにも姿を見せている。 | :先行きが不安視されていたが、エンディングまで生き残り無事結婚式を挙げることが出来、ゲートトラベラーとして旅立つヒビキ達の見送りにも姿を見せている。 | ||
:今回は『時獄篇』と異なりNPC限定で、天元突破のサブはロージェノム固定となっている。 | :今回は『時獄篇』と異なりNPC限定で、天元突破のサブはロージェノム固定となっている。 | ||
=== VXT三部作 === | === VXT三部作 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦X]] |
:物語開始前にシモンのプロポーズを断っており、旅に出てしまった彼を追いかけて自身も旅をしていた。 | :物語開始前にシモンのプロポーズを断っており、旅に出てしまった彼を追いかけて自身も旅をしていた。 | ||
:本作では第51話でロージェノムが抜けた後限定のサブパイロット扱い。 | :本作では第51話でロージェノムが抜けた後限定のサブパイロット扱い。 | ||
56行目: | 56行目: | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] |
:シモンとの出会い、そしてメッセンジャーとして敵対などほぼ原作通りの展開をなぞる一方、[[鉄のラインバレル (原作漫画版)|他作品]]のキャラである[[九条美海|美海]]に(いい意味で)影響を与える役割を果たした。 | :シモンとの出会い、そしてメッセンジャーとして敵対などほぼ原作通りの展開をなぞる一方、[[鉄のラインバレル (原作漫画版)|他作品]]のキャラである[[九条美海|美海]]に(いい意味で)影響を与える役割を果たした。 | ||
:最終局面でシモン達に救出され、バイストン・ウェルでの戦いにて天元突破ソルバーニアに搭乗して戦ったが、時獄篇と同じく余命幾許も無いことが示唆されている。 | :最終局面でシモン達に救出され、バイストン・ウェルでの戦いにて天元突破ソルバーニアに搭乗して戦ったが、時獄篇と同じく余命幾許も無いことが示唆されている。 | ||
:本作では天元突破ソルバーニアのパイロットとして単独で扱えるようになった。 | :本作では天元突破ソルバーニアのパイロットとして単独で扱えるようになった。 | ||
− | ; | + | ; [[スーパーロボット大戦X-Ω]] |
:ソルバーニアのパイロット。通常参戦パイロットでは極めて珍しく、'''季節限定グラフィックしか存在しない'''<ref>他は[[グレース・マリア・フリード|マリア]]のみ。期間限定も含めると[[大場真来梓]]や[[遠藤シズナ]]や[[香坂アヤノ]]、戦艦を除外した場合は[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]も該当する。</ref>。 | :ソルバーニアのパイロット。通常参戦パイロットでは極めて珍しく、'''季節限定グラフィックしか存在しない'''<ref>他は[[グレース・マリア・フリード|マリア]]のみ。期間限定も含めると[[大場真来梓]]や[[遠藤シズナ]]や[[香坂アヤノ]]、戦艦を除外した場合は[[テレサ・テスタロッサ|テッサ]]も該当する。</ref>。 | ||
84行目: | 84行目: | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[シモン]] | ;[[シモン]] | ||
− | : | + | :外界で初めて出会った「人間」。ニアはシモンの荒んだ心を解きほぐし、シモンはニアの為に再起した。そして……。 |
;[[カミナ]] | ;[[カミナ]] | ||
:会ったことはないがシモンから話を聞いており、「アニキさん」と呼ぶ。 | :会ったことはないがシモンから話を聞いており、「アニキさん」と呼ぶ。 | ||
95行目: | 95行目: | ||
:尋問を受けるが、ニアの独特のノリでそれ所では無くなってしまう。 | :尋問を受けるが、ニアの独特のノリでそれ所では無くなってしまう。 | ||
;[[ロージェノム]] | ;[[ロージェノム]] | ||
− | : | + | :父。捨てられたとはいえ父への信頼や情愛は最後までニアの心から消えなかった。そして、彼もまた…。 |
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== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
134行目: | 130行目: | ||
:シモンと会って初めて地上の人間を見た時の感想。当初は本当に世間知らずであり、「~ってなんですか?」が出たが最後、怒涛の質問攻めが始まることに。 | :シモンと会って初めて地上の人間を見た時の感想。当初は本当に世間知らずであり、「~ってなんですか?」が出たが最後、怒涛の質問攻めが始まることに。 | ||
;「みなさん、たーんと召しあがれ」 | ;「みなさん、たーんと召しあがれ」 | ||
− | : | + | :料理を振舞ったときの台詞で、話のタイトルになっている。しかしその料理を口にした大グレン団は…。 |
;「皆さん、ごきげんよう」 | ;「皆さん、ごきげんよう」 | ||
:ニアといえばコレ、度々使われる。 | :ニアといえばコレ、度々使われる。 | ||
149行目: | 145行目: | ||
;「やだ」 | ;「やだ」 | ||
:シモンの「一緒になろう」とのプロポーズを断った台詞。「人は同じ人にはなれない」という天然ボケな理由らしいが、すぐにキヤルとキヨウに説得されてプロポーズを受けた。 | :シモンの「一緒になろう」とのプロポーズを断った台詞。「人は同じ人にはなれない」という天然ボケな理由らしいが、すぐにキヤルとキヨウに説得されてプロポーズを受けた。 | ||
− | |||
;「迎えに来てくれるのですか…?」 | ;「迎えに来てくれるのですか…?」 | ||
− | : | + | :第22話。アンチスパイラルのメッセンジャーへと覚醒するも、シモンに自我が完全に消滅していない事を告げられ、助ける事も宣言。それまでの「メッセンジャー」から「ニア」へと戻ったのだった。 |
;「シモン、あなたはあなたのなすべきことをする為にここにきた。そうでしょ?」 | ;「シモン、あなたはあなたのなすべきことをする為にここにきた。そうでしょ?」 | ||
− | : | + | :最終決戦、攻撃を躊躇うシモンに対する台詞。ロージェノムと同じように、自らの命を躊躇無く捧げた。 |
;「人の心は無限!その大きさに私も賭けた!」 | ;「人の心は無限!その大きさに私も賭けた!」 | ||
:最終決戦時、天元突破グレンラガンのサブパイロットとして戦っていた際の台詞。ロージェノムと同じく人間の可能性を信じたニアは戦う。愛する者と共に育った地球を守るために。 | :最終決戦時、天元突破グレンラガンのサブパイロットとして戦っていた際の台詞。ロージェノムと同じく人間の可能性を信じたニアは戦う。愛する者と共に育った地球を守るために。 | ||
− | ; | + | ;「馬鹿ね、消えたりしないわ。そのために戦ってきたんですもの」 |
− | : | + | :最終回、シモンとの結婚式の時の台詞。指輪交換が終わり、互いの愛を誓った瞬間、彼女は光となって消えていった…。 |
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == |