「ギャバン」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
+ | | 外国語表記 = GAVAN | ||
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|宇宙刑事ギャバン}} | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|宇宙刑事ギャバン}} | ||
| 俳優 = {{声優|大葉健二|SRW=Y}} | | 俳優 = {{声優|大葉健二|SRW=Y}} | ||
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銀河連邦警察に所属する[[警察官|宇宙刑事]]の一人。 | 銀河連邦警察に所属する[[警察官|宇宙刑事]]の一人。 | ||
− | [[地球]]担当の宇宙刑事だったバード星人ボイサーと、地球人一条寺民子との間に地球で生まれた星間混血児。「ギャバン」とはバード星人としての本名<ref>後年の作品では、「ギャバン」をコードネームとして与えられた後輩捜査官が登場している。これは本編後もギャバン/一条寺烈が数々の功績を残し、結果的に「ギャバン」という名がエース捜査官として認知されるようになったためと理由が描かれている。</ref>。地球では母の苗字から'''「一条寺 烈(いちじょうじ・れつ)」'''と名乗り<ref name="retsu"> | + | [[地球]]担当の宇宙刑事だったバード星人ボイサーと、地球人一条寺民子との間に地球で生まれた星間混血児。「ギャバン」とはバード星人としての本名<ref>後年の作品では、「ギャバン」をコードネームとして与えられた後輩捜査官が登場している。これは本編後もギャバン/一条寺烈が数々の功績を残し、結果的に「ギャバン」という名がエース捜査官として認知されるようになったためと理由が描かれている。</ref>。地球では母の苗字から'''「一条寺 烈(いちじょうじ・れつ)」'''と名乗り<ref name="retsu">ただしギャバンは地球生まれなので、出生時の名前だった可能性もある。</ref>、救った少年の縁で紹介されたアバロン乗馬クラブで働いている<ref>ただし、宇宙刑事の任務を優先する為に仕事をサボりがちであり、それが理由で月給を'''たった3000円'''しか貰えなかった事もあった。</ref>。 |
4歳の頃に母を地球に残し、宇宙刑事としての訓練を受けるために父と共に[[宇宙]]へ旅立つ。成長した彼は銀河連邦警察の捜査官となるが、父は宇宙犯罪組織[[マクー]]の捜査中に失踪してしまう。捜査官として成長したギャバンに、ボイサーの親友でもある銀河連邦警察のコム長官は地球担当の宇宙刑事として、マクーの地球での活動阻止とボイサー捜索の任務を与える。生まれ故郷であり亡き母の故郷である地球に捜査官として帰還したギャバンは、マクーとの死闘を繰り広げていく。 | 4歳の頃に母を地球に残し、宇宙刑事としての訓練を受けるために父と共に[[宇宙]]へ旅立つ。成長した彼は銀河連邦警察の捜査官となるが、父は宇宙犯罪組織[[マクー]]の捜査中に失踪してしまう。捜査官として成長したギャバンに、ボイサーの親友でもある銀河連邦警察のコム長官は地球担当の宇宙刑事として、マクーの地球での活動阻止とボイサー捜索の任務を与える。生まれ故郷であり亡き母の故郷である地球に捜査官として帰還したギャバンは、マクーとの死闘を繰り広げていく。 | ||
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}} | ||
− | : | + | :スパロボ初参戦作品。2018年9月のイベント「ぶっちぎり魂が繋いだ宇宙の絆」より実装。SR・SSRアタッカーでSSRは大器型。同イベントにてボイス付きパイロットパーツも実装され、俳優・大葉健二氏は本作でスパロボ初参加となる。肖像権が絡むためか烈としては登場せず、常時コンバットスーツを装着している。 |
− | |||
:2019年4月のイベント「激突!宇宙海賊×地獄」の報酬ユニットとしてSSRブラスターが登場。報酬ユニット専用パイロットパーツに対応した初のユニットとなる。 | :2019年4月のイベント「激突!宇宙海賊×地獄」の報酬ユニットとしてSSRブラスターが登場。報酬ユニット専用パイロットパーツに対応した初のユニットとなる。 | ||
:大器型アタッカーは2019年9月にレアリティ覚醒ユニットとしても追加。[[マジンガーZ]](ディフェンダー)に続く2機目の覚醒可能な大器型ユニットとなった。 | :大器型アタッカーは2019年9月にレアリティ覚醒ユニットとしても追加。[[マジンガーZ]](ディフェンダー)に続く2機目の覚醒可能な大器型ユニットとなった。 | ||
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=== 関連作品 === | === 関連作品 === | ||
;[[スーパーヒーロー作戦]] | ;[[スーパーヒーロー作戦]] | ||
− | : | + | :関連作品を含めれば初の参戦作品。早い段階でパーティキャラとなり、ラストバトルまで同行する。 |
:戦闘中は常に蒸着後の姿となる。 | :戦闘中は常に蒸着後の姿となる。 | ||
:;スーパーヒーロー作戦 スペシャルディスク(予約特典) | :;スーパーヒーロー作戦 スペシャルディスク(予約特典) | ||
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;シルバービーム | ;シルバービーム | ||
:同じく指先から放つ破壊光線。作中ではレーザーZビームとの違いは不明瞭であったが、書籍によれば「威力で劣る代わりに即射性で勝る」との事。 | :同じく指先から放つ破壊光線。作中ではレーザーZビームとの違いは不明瞭であったが、書籍によれば「威力で劣る代わりに即射性で勝る」との事。 | ||
− | : | + | :それでも再生ベム怪獣を3体同時に撃破していた。 |
:『X-Ω』ではブラスタータイプの通常攻撃として採用。 | :『X-Ω』ではブラスタータイプの通常攻撃として採用。 | ||
;レーザーブレード | ;レーザーブレード | ||
:コンバットスーツの左腕に内蔵されている剣で、両拳を合わせることで出現させる。普段は金属製の剣だが、エネルギーを注入すると発光し、触れた者を瞬時に感電させる。 | :コンバットスーツの左腕に内蔵されている剣で、両拳を合わせることで出現させる。普段は金属製の剣だが、エネルギーを注入すると発光し、触れた者を瞬時に感電させる。 | ||
:コム長官曰く「[[気力]]・体力は勿論、精神を極限まで絞り込まないと使いこなせない武器」。 | :コム長官曰く「[[気力]]・体力は勿論、精神を極限まで絞り込まないと使いこなせない武器」。 | ||
− | :現在使用しているのは柄に黄色と黒の縞模様が入った日本刀のような形状の物だが、ごく初期の頃はバード星の紋章をあしらった装飾が施された西洋剣のような形状の物を使用していた<ref>この西洋剣型の方は撮影中のアクシデントで折れてしまったため日本刀型に変更されている。</ref><ref> | + | :現在使用しているのは柄に黄色と黒の縞模様が入った日本刀のような形状の物だが、ごく初期の頃はバード星の紋章をあしらった装飾が施された西洋剣のような形状の物を使用していた<ref>この西洋剣型の方は撮影中のアクシデントで折れてしまったため日本刀型に変更されている。</ref><ref>西洋剣型の方は後にレーザーブレード・オリジンという設定が追加されて再登場している</ref>。 |
:『[[スーパーヒーロー作戦]]』では、ブレードを発光させる行動が「レーザーブレード起動」という特殊能力として採用。使用すると以後その戦闘中では攻撃力がアップするほか、ギャバンダイナミック使用時の消費TPが軽減される。 | :『[[スーパーヒーロー作戦]]』では、ブレードを発光させる行動が「レーザーブレード起動」という特殊能力として採用。使用すると以後その戦闘中では攻撃力がアップするほか、ギャバンダイナミック使用時の消費TPが軽減される。 | ||
;ギャバンバリヤー | ;ギャバンバリヤー | ||
84行目: | 84行目: | ||
==== 必殺技 ==== | ==== 必殺技 ==== | ||
;ギャバンパンチ | ;ギャバンパンチ | ||
− | : | + | :暑さ10cmの鋼鉄をも貫くパンチ。 |
:『X-Ω』ではアタッカー・ディフェンダータイプの通常攻撃として採用。 | :『X-Ω』ではアタッカー・ディフェンダータイプの通常攻撃として採用。 | ||
;ディメンションボンバー | ;ディメンションボンバー | ||
:両腕を伸ばして空中を飛び、パンチを浴びせる技。 | :両腕を伸ばして空中を飛び、パンチを浴びせる技。 | ||
;スパイラルキック | ;スパイラルキック | ||
− | : | + | :飛び蹴り技。 |
;ギャバンダイナミック | ;ギャバンダイナミック | ||
:発光させたレーザーブレードで敵を脳天から真っ二つにする必殺技。中盤以降は斬撃寸前に空中回転を加える事で威力を増した。後輩たちが巨大怪獣を同スケールのマシンで倒すのに対し、ギャバンはドルで戦った後自らの手でトドメを刺す。 | :発光させたレーザーブレードで敵を脳天から真っ二つにする必殺技。中盤以降は斬撃寸前に空中回転を加える事で威力を増した。後輩たちが巨大怪獣を同スケールのマシンで倒すのに対し、ギャバンはドルで戦った後自らの手でトドメを刺す。 | ||
− | :『X- | + | :『X-Ω』ではアタッカー・ディフェンダータイプの必殺スキルおよびΩスキルとして採用。 |
=== [[合体攻撃]] === | === [[合体攻撃]] === | ||
;ギャバンマーベラスダイナミック | ;ギャバンマーベラスダイナミック | ||
− | : | + | :映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』で登場したゴーカイレッド、カンゼンゴーカイオーとの合体技。ドルの頭にギャバンとゴーカイレッド、背中に[[カンゼンゴーカイオー]]を乗せた状態で、ギャバンダイナミック、ゴーカイスラッシュ、カンゼンドリルによる同時攻撃を行う。 |
− | |||
=== 移動タイプ === | === 移動タイプ === | ||
116行目: | 115行目: | ||
=== サポートアビリティ === | === サポートアビリティ === | ||
;背中を見せない男 | ;背中を見せない男 | ||
− | : | + | :クリティカル率大アップ、クリティカル倍率アップ。 |
:ネーミングは挿入歌「チェイス!ギャバン」の歌詞の一節より。 | :ネーミングは挿入歌「チェイス!ギャバン」の歌詞の一節より。 | ||
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:銀河連邦警察最高責任者であり、ボイサーの親友である。元宇宙刑事で剣術にも秀でており、ギャバンの特訓相手を務める事も有った。ミミーの父親。 | :銀河連邦警察最高責任者であり、ボイサーの親友である。元宇宙刑事で剣術にも秀でており、ギャバンの特訓相手を務める事も有った。ミミーの父親。 | ||
;伊賀電 / シャリバン | ;伊賀電 / シャリバン | ||
− | : | + | :銀河連邦警察の後輩。『ギャバン』終盤において共闘し、[[続編|次回作]]『宇宙刑事シャリバン』においても彼をサポートする。 |
;沢村大 / シャイダー | ;沢村大 / シャイダー | ||
:銀河連邦警察の後輩。ギャバン本人の競演は最終回特別編のみだが、PS2『宇宙刑事魂』や漫画『宇宙刑事ギャバン 黒き英雄』では登場してシャリバン(電)と3人で共闘した。 | :銀河連邦警察の後輩。ギャバン本人の競演は最終回特別編のみだが、PS2『宇宙刑事魂』や漫画『宇宙刑事ギャバン 黒き英雄』では登場してシャリバン(電)と3人で共闘した。 | ||
− | : | + | :『スーパーヒーロー作戦』ではギャバン自らが宇宙刑事にスカウトしたという設定になっており、シャリバンを加えた3人で行う合体攻撃技「宇宙刑事連続斬り」も登場した。 |
;アラン | ;アラン | ||
:ギャバン同様「ベテラン」の部類に入る宇宙刑事。 | :ギャバン同様「ベテラン」の部類に入る宇宙刑事。 | ||
;大山小次郎 | ;大山小次郎 | ||
:歴代宇宙刑事との親交を持つ地球人。彼からは'''「烈ちゃん(れっちゃん)」'''と呼ばれている。 | :歴代宇宙刑事との親交を持つ地球人。彼からは'''「烈ちゃん(れっちゃん)」'''と呼ばれている。 | ||
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;ハンターキラー | ;ハンターキラー | ||
:元宇宙刑事。ボイサーを手土産にマクーに寝返った。ギャバンの宿敵の1人。 | :元宇宙刑事。ボイサーを手土産にマクーに寝返った。ギャバンの宿敵の1人。 | ||
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;十文字撃 / ギャバンtypeG | ;十文字撃 / ギャバンtypeG | ||
:シャトル事故の際に烈に救われ、烈の本名「ギャバン」をコードネームとして名乗ることになった宇宙刑事。『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』にて大ベテラン捜査官となった烈と共演。同じコードネーム故かコンバットスーツもデザインは大部分が共通している。『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』では彼にレーザーブレ―ドオリジンを託して戦闘員と戦った。 | :シャトル事故の際に烈に救われ、烈の本名「ギャバン」をコードネームとして名乗ることになった宇宙刑事。『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』にて大ベテラン捜査官となった烈と共演。同じコードネーム故かコンバットスーツもデザインは大部分が共通している。『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』では彼にレーザーブレ―ドオリジンを託して戦闘員と戦った。 | ||
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;[[ゴーカイレッド|キャプテン・マーベラス / ゴーカイレッド]] | ;[[ゴーカイレッド|キャプテン・マーベラス / ゴーカイレッド]] | ||
:烈は幼少期の彼を救った事が有り、『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』にて再会した。マーベラスにとってギャバンは父親のような存在であり、彼の前では誰にも見せたことの無い穏やかな笑顔を見せている。 | :烈は幼少期の彼を救った事が有り、『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』にて再会した。マーベラスにとってギャバンは父親のような存在であり、彼の前では誰にも見せたことの無い穏やかな笑顔を見せている。 | ||
;曙四郎 / バトルケニア、青梅大五郎 / デンジブルー | ;曙四郎 / バトルケニア、青梅大五郎 / デンジブルー | ||
− | :それぞれ『バトルフィーバーJ』、『電子戦隊デンジマン』の登場戦士であり、大葉が演じた人物。映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』にて共演。なお、烈より彼らの方が先輩戦士<ref>『バトルフィーバー』は1979年、『デンジマン』は1980年、『ギャバン』は1982年に放映された作品である。</ref> | + | :それぞれ『バトルフィーバーJ』、『電子戦隊デンジマン』の登場戦士であり、大葉が演じた人物。映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』にて共演。なお、烈より彼らの方が先輩戦士<ref>『バトルフィーバー』は1979年、『デンジマン』は1980年、『ギャバン』は1982年に放映された作品である。</ref>という事もあってか敬語で話している。映画本編では彼等がギャバンと間違えられるという中の人ネタの他に、二人のレンジャーキーがマクー空間を開く力となっている。物語終盤では3人の共演を果たし、3人同時変身を披露した(これはシャイダーの最終回特別編で見せたギャバン、シャリバン、シャイダーの同時変身のオマージュと思われる)。 |
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
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:また、同作で地球を訪れたのは、ウルトラマンの調査も兼ねていた。 | :また、同作で地球を訪れたのは、ウルトラマンの調査も兼ねていた。 | ||
− | === | + | === その他の特撮番組 === |
;早川健 / 快傑ズバット | ;早川健 / 快傑ズバット | ||
:『スーパーヒーロー作戦』にて共演。初対面の際、烈は彼を'''ビーズ星担当の宇宙刑事アラン'''と間違えた。同じ宮内洋氏が演じていることから来る「中の人ネタ」である。 | :『スーパーヒーロー作戦』にて共演。初対面の際、烈は彼を'''ビーズ星担当の宇宙刑事アラン'''と間違えた。同じ宮内洋氏が演じていることから来る「中の人ネタ」である。 | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
− | ;「''蒸着!''」<br | + | ;「''蒸着!''」<br>「宇宙刑事、ギャバン!!」 |
:変身時に叫ぶ決め台詞。 | :変身時に叫ぶ決め台詞。 | ||
:なお、[[バンクシーン|変身バンク]]は上記の台詞を放ったと同時にスーツとなったギャバンが映し出された後、'''「宇宙刑事ギャバンがコンバットスーツを蒸着するタイムは、わずか0.05秒に過ぎない! では、蒸着プロセスをもう一度見てみよう!」'''と、[[声優:政宗一成|政宗一成]]氏の[[ナレーション]]が掛かって宇宙刑事ギャバンへの[[変身]]の詳細が描かれている。ちなみに0.05秒は蒸着後の決めポーズまで込みである<ref>銃を撃たれた瞬間に蒸着して弾丸をキャッチする場面で、'''しっかり決めポーズをしてからキャッチしている'''。</ref>。 | :なお、[[バンクシーン|変身バンク]]は上記の台詞を放ったと同時にスーツとなったギャバンが映し出された後、'''「宇宙刑事ギャバンがコンバットスーツを蒸着するタイムは、わずか0.05秒に過ぎない! では、蒸着プロセスをもう一度見てみよう!」'''と、[[声優:政宗一成|政宗一成]]氏の[[ナレーション]]が掛かって宇宙刑事ギャバンへの[[変身]]の詳細が描かれている。ちなみに0.05秒は蒸着後の決めポーズまで込みである<ref>銃を撃たれた瞬間に蒸着して弾丸をキャッチする場面で、'''しっかり決めポーズをしてからキャッチしている'''。</ref>。 | ||
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;「よろしく勇気!」 | ;「よろしく勇気!」 | ||
:印象的なフレーズの多い番組主題歌の歌詞からの引用。『宇宙刑事ギャバン ベストヒット曲集』の語りや、他作品への客演などで口にしている。 | :印象的なフレーズの多い番組主題歌の歌詞からの引用。『宇宙刑事ギャバン ベストヒット曲集』の語りや、他作品への客演などで口にしている。 | ||
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;「お父さん、お母さん、これから地球へ行ってマクーと対決します。護って下さい…」 | ;「お父さん、お母さん、これから地球へ行ってマクーと対決します。護って下さい…」 | ||
:第1話で地球に向かう途上、両親の写真が収められた[[ペンダント]]を見詰め想いを馳せる<ref>この演出は、当時大葉が所属していた「ジャパンアクションクラブ(現・ジャパンアクションエンタープライズ)」の創設者・千葉真一のゲスト出演を示唆するものである。</ref>。 | :第1話で地球に向かう途上、両親の写真が収められた[[ペンダント]]を見詰め想いを馳せる<ref>この演出は、当時大葉が所属していた「ジャパンアクションクラブ(現・ジャパンアクションエンタープライズ)」の創設者・千葉真一のゲスト出演を示唆するものである。</ref>。 | ||
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;「マクー! 人の命を…何だと思ってるんだ!!」 | ;「マクー! 人の命を…何だと思ってるんだ!!」 | ||
:第28話より。モニカを殺害したハッコツダブラーに向け、怒りに満ちた叫びを上げる烈。 | :第28話より。モニカを殺害したハッコツダブラーに向け、怒りに満ちた叫びを上げる烈。 | ||
− | ; | + | ;「大きくなったなぁ。立派な男になった!」<br>マーベラス「海賊だぜ?」<br>「見た目じゃない!いい男だ。嬉しいよ」 |
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:『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』にて。かつて救った少年の成長を目の当たりにした事で喜びをあらわにした。 | :『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』にて。かつて救った少年の成長を目の当たりにした事で喜びをあらわにした。 | ||
− | ; | + | ; 「ただ能力だけを複製したブートレグが、人間の心を持った俺に勝てるわけがない!!」 |
− | : | + | : 『ゴーカイジャーVSギャバン』にて。アシュラーダが送り込んだ刺客ロボット『ギャバンブートレグ』との決戦。お互いレーザーブレ―ドを展開して切り結ぶが一瞬の隙をつき剣を跳ね飛ばして腹部にレーザーブレ―ドを刺して言った一言。完全ともされたロボットであったブートレグ(海賊版)でも人としての心を持ったギャバンの一撃にかなうはずはなく最後はギャバンダイナミックで一刀両断されて破壊された。 |
== 迷台詞 == | == 迷台詞 == | ||
227行目: | 216行目: | ||
;「な~んだ! そういう訳だったのか! 長官、一思いに結婚させてやりますか!」 | ;「な~んだ! そういう訳だったのか! 長官、一思いに結婚させてやりますか!」 | ||
:第17話より。コム長官から「ミミーが恋をした」と聞かされて。この後「それは乱暴すぎる」との返答に「'''じゃあ別れさせるんですね?'''」と両極端な意見を吐く。 | :第17話より。コム長官から「ミミーが恋をした」と聞かされて。この後「それは乱暴すぎる」との返答に「'''じゃあ別れさせるんですね?'''」と両極端な意見を吐く。 | ||
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== スパロボ シリーズの名台詞 == | == スパロボ シリーズの名台詞 == | ||
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;サイバリアン | ;サイバリアン | ||
:ドルギラン内部に格納されている赤い専用マシン。形状はサイドカーに近いが、側車に人を載せる事はできない。 | :ドルギラン内部に格納されている赤い専用マシン。形状はサイドカーに近いが、側車に人を載せる事はできない。 | ||
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:『スーパーヒーロー作戦』では敵全員に体当たりを浴びせる「サイバリアンスピン」が、ギャバン自身の全体攻撃技として採用されている。 | :『スーパーヒーロー作戦』では敵全員に体当たりを浴びせる「サイバリアンスピン」が、ギャバン自身の全体攻撃技として採用されている。 | ||
;高次元戦闘車ギャビオン | ;高次元戦闘車ギャビオン | ||
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:映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』に登場。 | :映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』に登場。 | ||
:ザンギャックと宇宙警察の技術で作り上げた[[アンドロイド]]で、[[偽物|全盛期のギャバンの能力をコピーしており、姿もコンバットスーツを模している。]] | :ザンギャックと宇宙警察の技術で作り上げた[[アンドロイド]]で、[[偽物|全盛期のギャバンの能力をコピーしており、姿もコンバットスーツを模している。]] | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *ネーミングの由来はフランス映画の名作に名を遺した名優、ジャン・ギャバン(1904-1976)に因んだものだが、元ネタが「Gabin」であるのに対し本作では「GAVAN」と綴りを変えている。 |
− | * | + | *「蒸着」という変身時のコールは、素材の表面に蒸発させた金属などで皮膜をつくる技法(アルミ蒸着フィルムなどの製法)そのものの用語であり、実際にアップ用のコンバットスーツはFRP素材に対しアルミを真空蒸着して作られた。 |
**変身シーン自体も、体に金属粒子が吹き付けてコンバットスーツ姿になっていくような演出になっている。 | **変身シーン自体も、体に金属粒子が吹き付けてコンバットスーツ姿になっていくような演出になっている。 | ||
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*その「メタルヒーロー」の名に相応しい煌びやかかつスタイリッシュなデザインは現在でも高い人気を誇り、'''米国の映画『ロボコップ』の[[主人公]]「ロボコップ」のデザインに引用されている'''程。 | *その「メタルヒーロー」の名に相応しい煌びやかかつスタイリッシュなデザインは現在でも高い人気を誇り、'''米国の映画『ロボコップ』の[[主人公]]「ロボコップ」のデザインに引用されている'''程。 | ||
**その『ロボコップ』のロボット刑事設定は、メタルヒーローシリーズ第8作目『機動刑事ジバン』の制作に大きな影響を与えた。両方共に[[サイボーグ]]の設定も共通している。 | **その『ロボコップ』のロボット刑事設定は、メタルヒーローシリーズ第8作目『機動刑事ジバン』の制作に大きな影響を与えた。両方共に[[サイボーグ]]の設定も共通している。 | ||
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*イベントショーにおいては『特捜戦隊デカレンジャー』のドギー・クルーガー/デカマスターの親友とされていた。その後『スペース・スクワッド』など映像作品でもドギーと共演する機会は増えたものの、特にその設定には触れられていない。なおドギー役の稲田徹氏はこの設定で『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』への登場を熱望したとの事。 | *イベントショーにおいては『特捜戦隊デカレンジャー』のドギー・クルーガー/デカマスターの親友とされていた。その後『スペース・スクワッド』など映像作品でもドギーと共演する機会は増えたものの、特にその設定には触れられていない。なおドギー役の稲田徹氏はこの設定で『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』への登場を熱望したとの事。 | ||
**そのショーにおける設定では、数々の功績により'''「宇宙警視総監」'''に出世している。 | **そのショーにおける設定では、数々の功績により'''「宇宙警視総監」'''に出世している。 | ||
− | * | + | *ギャバンの髪型と演技、特に二枚目半というキャラクター性は、大葉がファンである寺沢武一の漫画『COBRA』の主人公・コブラを意識したものになっている。 |
− | **『シャイダー』最終回のスペシャルにゲスト出演した際は、映画『コータローまかりとおる!』の天光寺輝彦役での出演が決まり、天光寺や当時出演していた時代劇「影の軍団」での役作りのために'''スキンヘッド'''の姿で登場した。劇中では後輩二人に突っ込まれ「ちょっとな」と照れ笑いをしている<ref> | + | **『シャイダー』最終回のスペシャルにゲスト出演した際は、映画『コータローまかりとおる!』の天光寺輝彦役での出演が決まり、天光寺や当時出演していた時代劇「影の軍団」での役作りのために'''スキンヘッド'''の姿で登場した。劇中では後輩二人に突っ込まれ「ちょっとな」と照れ笑いをしている<ref>設定上は「弛んでいたのでコム長官に渇を入れられて丸坊主にされた」。</ref>。 |
− | **『スペース・スクワッド | + | **『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』では金髪で登場。撮影当時大葉が金髪に染めていたのをそのまま生かしたためだが、彼は雑誌『宇宙船』でのインタビューにおいて、ギャバンの髪の色は本来金髪であり、地球赴任の際に日本人に合わせて黒く染めていたと解釈していると語っている。なお『コブラ』の主人公も金髪。 |
− | * | + | *『忍風戦隊ハリケンジャー』では「シュリケンジャーゲスト」と称される歴代の戦隊OBが、正体不明の6人目の戦士・シュリケンジャーの変身者(変装)として多数登場し、大葉もその一人として登場した。この時歴代OBは自身が過去に演じた戦隊ヒーローを元にした変身ポーズを披露する中、彼だけはバトルケニア、デンジブルーではなく蒸着のポーズで変身<ref>ギャバンが大葉の代表的キャラクターであるのと同時に、スーパー戦隊の初期作品であるバトルフィーバー隊には明確な変身ポーズがなく、デンジマンはアイテムが指輪で目立たないことなども影響している。</ref>している。 |
== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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[[Category:登場人物か行]] | [[Category:登場人物か行]] | ||
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[[Category:宇宙刑事ギャバン]] | [[Category:宇宙刑事ギャバン]] |