スレイプニール
(KG-6 スレイプニールから転送)
スレイプニール | |
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外国語表記 | Sleipnir[1] |
登場作品 | アルドノア・ゼロ |
デザイン | I-IV |
初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | カタフラクト |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | KG-6 |
頭頂高 | 13.5m |
動力 | ガスタービンエンジン |
OS | ASIMOV |
所属 | 地球連合軍 |
パイロット |
界塚伊奈帆 網文韻子 カーム・クラフトマン |
概要編集
地球連合軍が開発した量産型カタフラクト。オレンジ系統のカラーリングが特徴で、脚部には推進・滑空用の大型安定翼を持つ。「タクティカルスーツ」や「宇宙仕様」といった様々なオプション・換装用装備も開発されている。
現在の軍の主力は後継機のアレイオンに刷新され一線を退いているが、日本の公立高校ではカタフラクトの兵科教練が必修科目になっており、主に訓練用として使われている[2]。界塚伊奈帆は使い勝手が良い本機を愛用しており、軍属となってからもアレイオンよりこちらに乗り続けている。なお芦原高校には複数機配備され、伊奈帆達は計3機を持ち出し、ニロケラスを撃退した。その後、3機中1機はアルギュレ戦で大破、韻子はアレイオンに乗り換え、カームは整備士に転向している。
歩兵との戦闘及び下方からの被弾を想定している為、胸部上面にはあまり装甲が施されておらず、その関係からアレイオンよりも防御力に劣るが、軽量で小回りが効くという利点がある。
伊奈帆は第2クール以後もアセイラムを探すためにオレンジ色のまま運用して戦果を上げ続けたため、ヴァース側には地球軍のエース機として認識され、後には「噂のオレンジ色」などと称されるようになった。
換装形態編集
- タクティカルスーツ
- 制式装備。通称「パジャマ」。いわゆる追加装甲。伊奈帆が使用したのはリアクティブアーマー(通称「アップリケ」)タイプのもの。対アルギュレ戦で使用。
- コンフォーマルパワーアシスト
- 前半最終決戦の揚陸城突入にて使用されたパワーローダー。小型ミサイルの他、打撃武器になる鈍器状の腕部が特徴。ローラーダッシュ機能搭載。本来は後方の武器運搬用装備[3]。
- 宇宙仕様
- 制式装備。肩部に軌道変更用の8基のワイヤーユニット、脚部に移動用のキッカーユニットを装着した形態。足先には着艦用のアレスティングフックを備える。キッカーユニットは燃料カートリッジを消費して使用する。
- 最終決戦仕様
- 対タルシス用に用意された装備。機体を覆うシールドユニットに加え、肩部にもキッカーユニットが増設されている。多数の長刀が特徴。
登場作品と操縦者編集
単独作品編集
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。序章ワールド5第1話より加入。韻子の乗機は最初からアレイオンに[4]、カームは非戦闘要員になっているため、参戦は伊奈帆機のみ。正式名称は「KG-6 スレイプニール」と形式番号まで含む。タイプ表記上はバランス型となっているが照準値が改造で大きく伸び、最終的に命中特化型に近いスペックとなる。更に『精密射撃』のアビリティ「ASIMOV」により照準値が上昇していき、パイロットの伊奈帆の精神コマンドも照準値・命中率を上昇させるものが揃っている。
- 総合的には命中特化型を超えるほど高い照準値を有するものの、通常攻撃の射程が2と短いため他の命中特化型ユニットのような運用ができない点が課題となる。照準値以外のステータスは他のバランス型と比べやや劣るため正面からの撃ちあいは不得手。デフォルト所持している狙撃によるアウトレンジ戦法も活用したい。
- 『トラップ・アタック』は全ステータスにデバフを与える強力なもの。当てた際に発動する覚醒と支援パーツの覚醒を組み合わせることで無理やり重ね掛けすることも可能。
- ゲームシステムの関係で攻撃回避・攻撃命中タイプのアレイオン2機に装甲で勝り、韻子機には運動性で劣るという原作の設定とは逆の性能になっている。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
基本武装編集
- 75mmマシンガン
- 射撃用の主力武器。AP弾など状況に合わせて各種弾丸を撃ち分けられる。予備マガジンはバックパックにマウントされる。
- 『DD』では実弾属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「ブレイクアタックI」で、サブアビリティは「照準値アップI」。
- 75mmハンドガン
- 近距離射撃用装備。マシンガンと弾丸は共通。
- 『DD』では実弾属性のR必殺技。メインアビリティは「見切りI」で、サブアビリティは「ダメージアップI(実弾)」。
- グレネードランチャー
- マシンガンのアンダーバレルに装備可能なオプション装備。グレネードの弾倉はバックパックの両脇にマウント可能。
- 120mmライフル
- 身の丈ほどある狙撃用の装備。ニロケラス戦で韻子が使用。
- 格闘用ナイフ
- 近接戦用の装備。
- 『DD』では斬撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「全力攻撃II」で、サブアビリティは「照準値アップII」。
- ワイヤーアンカー
- 腕部袖口に内蔵されたワイヤーアンカー。主に移動の補助に用いられる。
選択式装備編集
- 203mmグレネードライフル
- レバーアクション方式を採用した大型の榴弾発射用装備。第2クールの対エリシウム戦で使用。攻撃ではなくエリシウムの能力で分子運動が凍結した空間を温め、敵に接近する目的で用いられた。
- 小型ミサイル
- コンフォーマルパワーアシストの装備。パワーローダーに多数内蔵。
- 無反動銃
- 宇宙仕様の装備。宇宙戦用の長砲身火器。銃身下部にはワイヤーカッターと放熱ブレードが搭載されている。
- 長刀
- 最終決戦仕様の装備。機体の全高に及ぶほどの長い刀。鞘ユニットとのセット。使い捨て前提で多数が装備された。
- シールド
- 最終決戦仕様の装備。長刀と合わせて攻防両面が強化された。
必殺技編集
- 精密射撃
- 『DD』で実弾属性のSSR必殺技として登場。牽制したのち、ライフルで狙撃する。
- メインアビリティは「ASIMOV」で、攻撃力が増加する。さらに戦闘回数に応じて照準値が増加する。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(実弾)」。
- トラップ・アタック
- 『DD』で実弾属性のSSR必殺技として登場。アルギュレ戦の再現。牽制射撃の後、ワイヤーで自機と敵機を固定。大型安定翼のブースターで敵機を移動させ、港のクレーンでコンテナをぶつける。トドメに銃撃を行う。なお、クレーンは原作では韻子が操作をしている。クレーンの演出があるため使用時は背景が港になる。
- メインアビリティは「脚部大型安定翼」。攻撃力・照準値が上昇し、トラップ・アタックの命中時に攻撃力・防御力・照準値・運動性が低下する弱体効果を与える。さらに自身に「覚醒」が発動する。サブアビリティは「ダメージアップIII(実弾)」。
合体攻撃編集
- コンフォーマルパワーアシスト
- 『DD』で実弾属性のSSR必殺技として登場。スレイプニールとアレイオン(韻子機・ユキ機)の3機による合体攻撃。
- コンフォーマルパワーアシストに換装したスレイプニールと、2機のアレイオンによる連携攻撃。
- なお本編第3章Part1では韻子とユキが別働隊として動いていたため、無名の兵士のアレイオンとの連携攻撃(セリフがあるのは伊奈帆のみ)といった特殊な仕様となっている。
- メインアビリティは「追加兵装(CPA)」で、気力が10上昇する毎に攻撃力・照準値・防御力が上昇し、コンフォーマルパワーアシストの必殺技威力が増加する。また、気力130以上のとき、戦闘時のみ敵ユニットの防御力・運動性を減少させる。コンフォーマルパワーアシスト命中時、移動力が減少する弱体効果を敵ユニットに付与する。サブアビリティは「照準値アップIII」。
サイズ編集
- M
関連機体編集
- アレイオン
- 地球連合軍の主力量産型カタフラクト。後継機であり、ほぼ同じ姿をしている。スレイプニールよりも装甲は強化されているが、反面機動性が低くなっている。
余談編集
商品情報編集
脚注編集
- ↑ MECHANIC、アルドノア・ゼロ、2022年1月16日閲覧。
- ↑ オレンジ色のカラーリングも本来は訓練機である事を示すもの。
- ↑ https://twitter.com/i4longman/status/510912293794627584
- ↑ ニロケラス戦まではユニスが居合わせているのもあってそもそも戦闘に参加せず、その後でアレイオンを調達して参戦する流れになっている。
- ↑ https://twitter.com/i4longman/status/1545541592114958336